ピルの値段や相場はどれくらい?ピルの種類別に1ヶ月の料金とオンライン処方が可能なクリニックを紹介

ピルの値段や相場を1か月あたりの料金とオンライン処方が可能なクリニックを紹介

ピルの値段や相場はいくら?

ピルの初診費用はいくらかかるの?

結論、自費の場合は1ヶ月のピルの値段は低用量では2,900円~利用可能です。

中用量・アフターピルは4,000円~15,000円程と種類により様々です。

また自費の場合、ピルの初診費用は1,000円~3,000円が相場です。

※当記事で紹介している10社のクリニックの料金から算出

ピルは効果や副作用が種類によって異なるため市販では販売されておらず対面診療かオンライン診療が必要です。

また、服用目的によって保険適用で処方される場合があります。

当記事では、ピルの1ヶ月あたりの値段とオンライン処方が可能なクリニックを紹介します。

【おすすめのオンラインピル3社】

※タブを切り替えると詳細を確認できます。

  • 初月に
    かかる料金
  • 1か月の
    料金で比較
  • ピル単体の
    料金で比較
メデリ
メデリのバナー
LINEで
無料診察予約
送料のみ:¥550ピルの代金:¥2,980
※定期便の場合送料無料
¥2,980

クリニック名 料金 料金 料金
スマルナ
スマルナのバナー
公式アプリをDL
診察料:¥1,500
ピルの代金:¥2,980
ピルの代金:¥2,980
送料無料
¥2,980
エニピル
エニピルのバナー
WEB完結で
ピル処方を申し込む
診察料:¥2,200
ピルの代金:¥2,330
送料:¥550
ピルの代金:¥2,330
送料:¥550
¥2,330

この記事がおすすめな人

  • ピルの値段や1か月あたりの相場が知りたい方
  • オンラインピルの処方できるクリニックを探している方
  • ピルの費用を抑えたい方
目次

ピルの1ヶ月あたりの値段は約2,900円から15,000円!種類別の値段と効果を解説

ピルの1ヶ月あたりの値段は約2,900円~15,000円

ピルの1ヶ月あたりの値段は約2,900円から15,000円以上必要になります。

低用量ピル 約2,900円~
中容量 約4,000円~
超低用量 約6,400円~
アフターピル 1回約5,000円~15,000円

※当記事で紹介している10社のクリニックの料金から算出(全て自費の場合の料金であり保険適用の場合は異なります)

一概にピルといっても複数の種類があり、利用するクリニックによってピルの値段が異なります。

自費の場合でクリニックによってピルの値段に違いがある理由はクリニック側がピルの値段を設定できるからです。

保険診療の場合は厚生労働省が定めた値段になるので、どの病院や薬局で処方してもらっても同じ値段です。

ここでは、ピルの種類別の値段と効果について説明していきます。

低用量ピルは1か月あたり約2,900円で避妊や生理痛改善に効果的

低用量ピルは1ヶ月あたり約2,900円から服用することができ、ピルの中でも比較的低価格です。

値段相場/1シート 2,900円~
服用方法 毎日同じ時間に1錠を服用
服用目的 避妊
生理痛改善
PMS治療
肌荒れ・ニキビ対策
主な副作用 軽い吐き気
眠気下腹部痛
不正出血胸の張り
むくみ

※記載金額は自費でのピル購入に限った値段

基本的に月経がはじまった日から毎日同じ時間に1錠を服用することで避妊や生理痛改善・ニキビ対策に効果が期待できます。

一方服用するとホルモンバランスの変化によって一時的に副作用が出る方もいます。

1~3カ月ほどでホルモンのバランスが整い症状の多くは治まっていきます。

症状が悪化したり症状が続く場合は、ピルを処方してくれたクリニック・医師に相談するようにしましょう。

中用量ピルは1か月あたり約4,000円で生理不順や月経困難の改善が見込める

中容量ピルは1ヶ月あたり約4,000円で始められます。

値段相場/1シート 4,000円~
服用方法 求める効果により異なる
服用目的 緊急避妊
生理不順(生理日移動)
月経困難症治療
主な副作用 頭痛
吐き気
不正出血
血栓症 など

※記載金額は自費でのピル購入に限った値段

中容量ピルはホルモン配合量が多く、月経困難症の改善や避妊目的で処方されます。

ただ副作用が強い傾向があるため不正出血や吐き気、頭痛などが発症する可能性も知っておきましょう。

また、月経困難症や月経過多などの治療目的の場合は保険適用になる場合があります。

保険適用の場合は1か月分が数百円なので、避妊や月経移動目的でない場合は保険適用で処方してもらった方が負担は少なくて済みます。

中容量ピルの服用方法は目的によって異なるので医師の診療を受けてから服用するようにしましょう。

超低用量ピルは1か月あたり約6,400円前後で生理痛や子宮内膜症に処方

超低用量ピルは1か月あたり約6,400円前後で始められます。

※保険適用薬を自費で処方した場合の値段です。保険診療であれば700円~2,500円です。

値段相場/1シート 自費:6,400円~ 保険:700円~
服用方法 毎日同じ時間に1錠を服用
服用目的 PMS治療
生理回数の抑制
肌荒れ・ニキビ対策
主な副作用 不正出血
吐き気・頭痛
胸の張り など

※記載金額は自費でのピル購入に限った値段

超低用量ピルは、月経困難症や子宮内膜症の治療を目的として処方されることが一般的です。

いずれも治療薬のため、本来は保険で処方が可能な薬剤です。

保険適用の処方で3割負担の方であれば、フリウェルULDやドロエチが700円~800円、ヤーズフレックスやジェミーナが2500円です。

ただし治療目的での処方以外では保険適用とならないため自費になる場合もあります。

超低用量ピルにも血栓症(血液が詰まってしまう病気)のリスクがあります。

血栓症リスクが高い方は服用ができないことがあるため、医師に相談してから服用するようにしましょう。

アフターピルの値段は1回約5,000円から15,000円で緊急的に妊娠を防ぐ薬

アフターピルは1回約5,000~15,000円で緊急的に妊娠を防ぐ薬として服用します。

値段相場/1シート 5,000円~15,000円
服用方法 性行為後72時間以内に服用
服用目的 緊急避妊
主な副作用 吐き気
少量の出血
乳房の張り
劣等感
肌荒れ など

※記載金額は自費でのピル購入に限った値段

性行為後72時間以内に服用することで75%程度の避妊効果が期待できます。

しかし、服用するピルの種類により効果が期待できるタイミングの時間が異なる場合があるので注意する必要があります。

またアフターピルを服用後、吐き気や少量出血といった副作用がある可能性も知っておきましょう。

ピル処方が受けられるオンラインクリニック10選!値段や対応時間について解説

ピルが届くまでのステップ

ピルの処方が受けられるオンラインクリニックを紹介します。

今回は以下のポイントでオンラインクリニックを選びました。

オンラインクリニックを選んだポイント

  • ピルの値段
  • 初診料
  • オンライン診療の対応時間
  • 最短お届け日
  • オンライン診療のツール
クリニック名 低用量ピルの値段 オンライン診療料金 オンライン診療時間 最短お届け日 ツール
メデリ
メデリのバナーLINEで無料診療予約はこちら
総額:2,970円 無料 10:00~22:00(土日含む) 翌日 LINE
DMMオンラインクリニック
DMMオンラインクリニックのバナー 公式サイトはこちら
総額:3,179円 無料 平日:8:00~22:00
土日祝:8:00~21:00
当日
※別料金
ビデオツール
クリニックフォア
クリニックフォアの画像 公式サイトはこちら
総額:2,783円 1,650円 平日:~20:00
土日:診療可能
翌日 ビデオチャット
電話での診療も可能
スマルナ
スマルナのバナー 公式サイトはこちら
総額:2,980円 1,500円 24時間 翌日 アプリ
webサイト
オーククリニック
公式サイトはこちら
総額:2,200円 550円 平日:10:00~16:00 午後4時までの決済完了で
翌日
電話
オンライン
AnyPill
エニピルのバナー 公式サイトはこちら
総額:2,563円 2,200円 10:00~00:00(土日祝含む) 翌日 オンライン
ケイ・レディースクリニック新宿
公式サイトはこちら
総額:3,300円 1,000円 11;00~12:30
14:00~18:30
※日曜、祝日の受付17:30まで当日
※別料金アプリ
翌日 ビデオチャット
ココカラウィメンズクリニック
公式サイトはこちら
総額:2,550円 2,200円 10:00~13;30
15:30~18:30
要問合せ アプリ
(診療1回につき/300円(税抜)
イースト駅前クリニック
公式サイトはこちら
総額:2,700円 無料 10:00~14:00
15:00~19:00
翌日 アプリ
MY PILL ONLINE CLINIC
公式サイトはこちら
総額:2,590円 1,650円 8:00~20:00(土日祝含む) 翌日 電話

※記載金額は自費でのピル購入に限った値段

メデリは初月0円で値段を抑えてスタートできるオンラインクリニック

おすすめポイント

  • 低用量ピルが初月0円※で始められる
  • 産婦人科医が診療を担当
  • 再診が何度でも無料で受けられる

※別料金で送料550円が必要

1か月あたりの
低用量ピルの値段
総額:2,970円
診療料 無料
診療時間 10:00~22:00
(土日含む)
お届け日 最短翌日
オンライン診療 LINE

※記載金額は自費でのピル購入に限った値段

メデリでは、低用量ピルが初月0円※なので、初回にかかる費用を抑えて低用量ピルの服用が始められます。

メデリのオンラインでは産婦人科医が診療を担当するため周りに相談しにくいことや悩みを専門医に相談できます。

また、再診が何度でも無料で受けれるため気軽に相談できるのもポイントです。

診療から処方までLINEで完結できるので、クリニックに通う必要もなく忙しい方におすすめです。

メデリは当日診療が可能なので、ピルを飲むか迷っている方はまず公式ページからLINE追加をして専門医に相談してみてください。

メデリ公式サイトはこちら

DMMオンラインクリニックは土日祝でも診療が可能で予定に合わせてはじめやすい

おすすめポイント

  • 土日祝でも診療が受けられる
  • 初診もオンラインでの対応が可能
  • 全国各地に発送できる
1か月あたりの
低用量ピルの値段
総額:3,179円
診療料 無料
診療時間 平日:8:00~22:00
土日祝:8:00~21:00
お届け日 最短当日
オンライン診療 ビデオツール

※記載金額は自費でのピル購入に限った値段

DMMオンラインクリニックは土日祝日もオンライン診療を行っているため緊急で必要な時も安心して相談できます。

初めての処方の方でも病院までいかなくてもオンライン診療でピル処方まで完結できます。

また、全国一律送料550円で自宅やコンビニへの配送が可能で家族にばれたくない方なども気軽に予約できます。

一度の診療で毎月決まった日に届く定期発送サービスなど様々な定期便があるので自分に合ったピルを探したい方におすすめです。

DMMオンラインクリニック公式サイトはこちら

クリニックフォアは最短当日発送でピルを早く手に入れたい方におすすめ

おすすめポイント

  • 最短当日発送でピルを早く手に入れることができる
  • 多種の日本製ピルを扱っている
  • アフターサポートが充実している
1か月あたりの
低用量ピルの値段
総額:2,783円
診療料 1,650円
診療時間 平日:~20:00
土日:診療可能
お届け日 最短翌日
オンライン診療 ビデオチャット
電話での診療も可能

※記載金額は自費でのピル購入に限った値段

クリニックフォアでは最短当日発送なので緊急の場合でもすぐピルを手に入れることができます。

また、プライバシーに考慮したシンプルな封筒で「お品物」として届けてくれるので家族にピルの服用を知られたくない方にもおすすめです。

ピルの種類も多く扱っており低用量ピルは8種類を取り扱っています。

そのためオンライン診療で自分にあったピルを処方してもらえます。

ピルのお届け後のアフターサポートも手厚く、服用したピルの種類や期間はLINEアカウントで一括管理してくれます。

ピルの種類が豊富でアフターサポートも欲しいという方におすすめなクリニックです。

クリニックフォア公式サイトはこちら

※提供:クリニックフォア

スマルナは匿名発送でプライバシーに配慮した配送方法

おすすめポイント

  • プライバシーに配慮した匿名発送を実施
  • 薬剤師や助産師へ無料で相談できる
  • 3シートずつ決済プランにすると1シートあたり2,780円
1か月あたりの
低用量ピルの値段
総額:2,980円
診療料 1,500円
診療時間 24時間
お届け日 翌日
オンライン診療 アプリ
webサイト

※記載金額は自費でのピル購入に限った値段

スマルナでは発送時にプライバシーに配慮してピルを届けてくれます。

送り主は担当医の名前で記載されていたり、品名は雑貨などで配送されます。

また、定期プランを使用することで1シートあたりのピルの値段を抑えることができ費用を抑えたい方におすすめです。

ピルを飲み始める前や服用中の疑問を薬剤師や助産師に無料で相談することができます。

不安なまま服用することなく相談後にピル服用ができるので、ぜひ公式ページから診療を受けてみてください。

スマルナ公式サイトはこちら

オーククリニックはピルを最大6か月分まとめて処方が可能

おすすめポイント

  • 最大6か月分をまとめて処方できる
  • 午後4時までに決済完了で当日発送可能
1か月あたりの
低用量ピルの値段
総額:2,200円
診療料 550円
診療時間 平日:10:00~16:00
お届け日 翌日
※午後4時までの決済完了
オンライン診療 電話
オンライン

※記載金額は自費でのピル購入に限った値段

オーククリニックでは初回の1シートの処方後、最大6シートをまとめて処方可能です。

ピルを買いに行く時間がない方やまとめて購入しておきたい方におすすめです。

午後4時までに決済完了で当日発送も可能なため早くてもとにピルが必要な方も利用しやすくなっています。

オーククリニック公式サイトはこちら

AnyPillは問診票を回答後30分以内に医師のオンライン診療を受けられる

おすすめポイント

  • 問診票を回答後30分以内にオンライン診療が受けられる
  • 365日毎日10時から24時まで診療受付が可能
1か月あたりの
低用量ピルの値段
総額:2,563円
診療料 2,200円
診療時間 10:00~00:00
(土日祝含む)
お届け日 翌日
オンライン診療 オンライン

※記載金額は自費でのピル購入に限った値段

Anypillでは予約なしでも問診票を回答後30分以内にオンライン診療が可能で、隙間時間に利用しやすいクリニックです。

朝10時から夜12時まで365日いつでも診療を受付可能です。

ピルのお届けの際も、荷物名や送り名は中身がピルとわからないよう配慮した発送になっているのにも特徴です。

隙間時間でオンライン診療からピルのお届けまで完了できるので忙しい方におすすめです。

Anypill公式サイトはこちら

ケイ・レディースクリニック新宿はメールで医師に事前相談ができる

おすすめポイント

  • 悩みや不安を事前にメールで相談可能
  • 郵便局留めでピルを発送してもらえる
1か月あたりの
低用量ピルの値段
総額:3,300円
診療料 1,000円
診療時間 11:00~12:30
14:00~18:30
※日曜、祝日の受付17:30まで
お届け日 当日
※別料金
オンライン診療 アプリ

※記載金額は自費でのピル購入に限った値段

ケイ・レディースクリニックでは事前に悩みや服用についてメールでいつでも相談できるため服用後のサポートも重視したい方にもおすすめです。

また、郵便局留めにも対応しているため自宅に届くことがなく家族に知られないようピルを受け取れます。

自宅受け取りの場合も、ポストインのため在宅している必要もありません。

ケイ・レディースクリニック新宿公式サイトはこちら

ココカラウィメンズクリニックは女性の健康を幅広くサポート

おすすめポイント

  • 学生向けプランが用意されている
  • 金銭面でサポートできる体制がある
1か月あたりの
低用量ピルの値段
総額:2,550円
診療料 2,200円
診療時間 10:00~13:30
15:30~18:30
お届け日 要問合せ
オンライン診療 アプリ
診療1回につき/300円(税抜)

※記載金額は自費でのピル購入に限った値段

ココカラウィメンズクリニックでは、学生に向けて1シート2,250円からピルを処方しています。

またアフターピルが金銭的に購入できない学生向けに「ヤッぺ法」といった緊急避妊を処方してもらえる場合があります。※
※医師の診断を受け必要だと判断された場合のみ

その場合、総額支払は5,000円以下で緊急避妊を処方してもらえます。

金額の負担が大きく諦めようと思っている方も一度クリニックに相談してみてください。

ココカラウィメンズクリニック公式サイトはこちら

イースト駅前クリニックは16歳から診療可能で未成年でも相談しやすい

おすすめポイント

  • 16歳からの診療が可能
  • 初診と再診料が無料なのでコストを抑えられる
1か月あたりの
低用量ピルの値段
総額:2,700円
診療料 無料
診療時間 10:00~14:00
15:00~19:00
お届け日 翌日
オンライン診療 アプリ

※記載金額は自費でのピル購入に限った値段

イースト駅前クリニックでは、16歳から診療が可能なため未成年でも相談しやすいクリニックです。

しかし未成年の診療には親の同意書が必要になることを知っておきましょう。

また、初診料と再診料が無料なためかかる費用はピル代だけです。

相談する人がいない方やコストを抑えたい方は一度イースト駅前クリニックに相談してみてください。

イースト駅前クリニック
公式サイトはこちら

MY PILL ONLINE CLINICは産婦人科医師が直接電話で診療

おすすめポイント

  • 産婦人科医師に診療してもらえる
  • 土日祝日の夕方以降でも診療が可能
1か月あたりの
低用量ピルの値段
総額:2,590円
診療料 1,650円
診療時間 8:00~20:00
(土日祝含む)
お届け日 翌日
オンライン診療 電話

※記載金額は自費でのピル購入に限った値段

マイピルでは、必ず産婦人科の医師が診療と処方まで担当してくれます。

診療で小さな疑問から自分の体質や悩みを相談できるのも女性にとって嬉しいポイントです。

土日祝日も診療をしてもらえるのでどんなライフスタイルの方でも気軽に利用できるクリニックです。

MY PILL ONLINE CLINIC
公式サイトはこちら

ピル処方のクリニックは値段や種類と服用する目的で選ぶ

ピル処方のクリニックを選ぶ際はピルの値段だけでなく総額費用で比較することをおすすめします。

ピルの値段はクリニックにより扱っている種類や値段が異なります。

そのため、ピルの値段だけで決めてしまうと診療代や通院費などピル代以外の負担が多くなってしまう場合があるからです。

また、ピルの種類も様々で服用する目的により異なるので診療したクリニックや医師と十分に相談するようにしましょう。

ピルの値段は診療料を含めた総額の費用で比較する

ピルの値段は総額の費用を比較することでコストを抑えることができます。

以下の項目を確認しましょう。

ピル代以外の費用

  1. 診療代
  2. 通院費
  3. 検査代

ピルを処方してもらうためには必ず医師の診療が必要です。

クリニックによっては初診料や再診料が必要であったり検査が必要な病院も多いためピル処方代以外の料金で大きく費用が変わります。

事前にピルの値段だけでなく診療代や通院費なども確認することをおすすめします。

オンライン診療では通院が必要ないため通院費がかからず対面の病院に比べて価格設定が安い場合もあります。

ピルを服用したいが金銭面や時間がないから後回しになってしまっている方は、ぜひオンラインピル処方を検討してみてください。

ピルの種類が目的や体に合っているかを確認

ピルを選ぶときは、自分のニーズに合ったピルを処方してもらうことが重要です。

様々な目的にあわせたピルの種類があるので、ピル選びで困っている方はピルを服用する目的を考えてみましょう。

主なピル処方の目的

  • 生理痛を緩和したい
  • 生理不順を改善したい
  • 避妊したい
  • 生理前の気分の落ち込みを軽減したい
  • 生理日をずらしたい など

服用するピルの働きと自分の目的がマッチしているか医師と相談しながら処方してもらうようにしましょう。

予算や通院のしやすさなど、続けやすいかどうかも一緒に考えるようにしましょう。

ピルの値段はなぜ高いの?保険適用で購入できる条件と治療内容を解説

ピル処方で保険が適用される条件は治療目的の場合とピル処方による治療が必要と医師に診断された場合です。

ピル処方の保険適用条件

  • 治療目的の場合
  • ピル処方による治療が必要と医師に診断された場合

治療を目的とする症状は主に月経困難症や子宮内膜症などの症状があてはまります。

ピルによる治療が必要と医師に診断されると保険適用の値段で処方してもらえます。

しかしクリニックによっては保険適用に対応していない場合があるので、保険適用の有無も確認することをおすすめします。

以下見出しでは保険適用について解説します。

避妊目的で処方される場合保険適用されない

治療目的としない避妊や肌荒れ防止の場合は保険が適用されません。

保険適用されない目的

  • 避妊
  • 肌荒れ防止 など

また、医師の診療でピルによる治療が必要だと診断されない症状の場合は自費でピルを処方してもらう必要があります。

自費は一般的に全額負担になりますが、クリニックによってピルの値段や診療代が異なるため自分で値段を抑えることができます。

そのため、保険が適用されなかった場合はクリニックごとの総額料金で比較して費用を抑えるようにしましょう。

治療目的で処方されるピルは保険適用される場合がある

治療を目的でのピル処方は保険が適用される場合があります。

保険適用される治療目的

  • 月経困難症(お腹が張る・頭痛・脱力感・吐き気・腰痛・下腹痛 など)
  • 子宮内膜症
  • 月経前症候群(PMS)など

主に月経困難症や子宮内膜症、月経前症候群(PMS)といった症状で医師に治療が必要と判断された場合に保険が適用される場合があります。

症状や病気に心あたりがある方は、医師の診断を受けて保険が適用されるか相談することをおすすめします。

保険診療の場合は、その病院に初めて受信する場合は初診料(3割負担なら約1000円)、2回目以降なら再診料(3割負担なら約400円)かかります。

症状に応じて、超音波検査や血液検査を行う場合もありますが、ピルの処方のためだけに必要なのは問診と体重・血圧の測定です。

人間ドックや健康診断で検査を受けていれば、その結果を持って受診すると検査費用を抑えることができます。

ただし、ピル代以外の診療などの別料金がかかる可能性があることも知っておきましょう。

ピルは市販では購入できない!処方時の注意点や服用可能な年齢を解説

ピルは市販やインターネットで購入することができません。

ピルは医師の診療が必要で「医療用医薬品」に分類されており、医師の診療および薬剤師からの説明を受けたうえで購入する必要があります。

以下ではピルの購入方法から注意点や服用可能な年齢を解説していきます。

ピルを購入するには対面診療かオンライン診療が必要

ピルを購入するには対面診療かオンライン診療をしてもらうことが必要です。

インターネット上には医師の診療を受けずに海外から個人輸入で購入できる通販サイトも存在します。

通販サイトなどは安全性が低く品質基準が日本とは異なります。

また、クリニック処方では副作用が出た際に服用している薬をもとにすぐに治療してもらえる点も大きいです。

クリニックに通院する時間がない場合や緊急に必要な場合はオンライン診療を受けることをおすすめします。

ピルを正しく使用するためにも、医師の診療を受けたうえで正規の方法で購入するように心がけましょう。

ピルは高校生でも生理が始まっていれば服用が可能

ピルは生理が始まったら飲むことができる薬です。

クリニックにより親の同意書が必要になる場合があるので事前に確認することをおすすめします。

高校生は思春期から女性ホルモンの分泌量が増える成熟期に身体が変化していくタイミングです。

低用量ピルはホルモンバランスを整えたり、生理痛の緩和やニキビ防止が期待でき女性の身体にとって嬉しい効果があります。

生理痛や生理不順といった悩みがある方は医師に相談してみてください。

血栓症を持つ人や肥満・高血圧の方はピルを処方できない場合がある

ピルの処方をする場合に病気はないか、副作用のリスクが高くないかなどの確認があります。

なかでも、血栓症を持つ人や肥満(BMI25以上)、高血圧の方などはピルの処方をしてもらえない場合があります。

ピル服用時に注意が必要な人の特徴

  • 40歳以上
  • タバコを1日15本以上吸う方
  • コントロールできていない高血圧
  • 妊娠または妊娠している可能性がある
  • 血栓症になったことがある
  • 心筋梗塞や肝機能障害がある
  • 前兆を伴う片頭痛がある

上記のうち年齢要因以外に該当する方はピルが飲めません。

また、他のリスクはないが年齢が40歳以上の方は医師と十分に相談してからピルを服用するように注意しましょう。

ピルを使用するにあたって知っておきたい3つの質問

ピルを服用するにあたって知っておきたい質問をまとめました。

ピルを使用するにあたって知っておきたい3つの質問
ピルはなぜ市販で購入できないの? 医師の診療かオンライン診療が必要
ピルはなぜ保険適用外なの? 治療目的の場合は保険適用される場合があります
ピルの副作用はどれくらい? 個人差はありますが、一般的に服用後1~3カ月以内と考えられています。

ピルに関して気になることがある方はぜひ参考にしてください。

Q.ピルはなぜ市販で購入できないの?
A.

ピルが市販で購入できない理由はピル処方には必ず対面診療かオンライン診療が必要だからです。

ピルは「医療用医薬品」に分類されており、医師の診療および薬剤師からの説明を受けたうえで購入する必要があります。

インターネット上には医師の診療を受けずに海外から個人輸入で購入できる通販サイトも存在しますが、安全性が低く品質基準が日本とは異なります。

また、クリニック処方では副作用が出た際に服用している薬をもとにすぐに治療してもらえる点も大きいです。

クリニックに通う時間がない、家の近くにクリニックがないという方はオンラインピル処方を検討してみてください。

Q.ピルはなぜ保険適用外なの?
A.

避妊目的や月経移動の目的で服用する場合は保険適用外です。

また処方される薬が、保険適用外の種類(トリキュラー・ラベルフィーユ・マーベロン・ファボワール)の場合も保険適用になりません。

主な保険適用条件は以下の条件になります。

主な保険適用条件

  • ピルの服用目的が治療の場合
  • 医師からピル処方での治療が必要と診断された場合

月経困難症や子宮内膜症などと判断されるかつ医師からピル処方での治療が必要と診断されれば保険適用になります。

また、クリニックやピルの種類によって保険適用できないものもあります。

保険適用で購入したい場合は医療機関で診療を受けてみてください。

Q.ピルの副作用はどれくらい?
A.

個人差はありますが、一般的に服用後1~3カ月以内と考えられています。

主な副作用

・吐き気・頭痛・むくみ・不正出血
・けだるさ・めまい・嘔吐・腹痛
・むかつき・下痢・乳房の痛み など

しかしピルを服用し3カ月以上症状が続く場合や悪化している場合は、ピルを処方したクリニックや医師に相談しましょう。

ピルの副作用で注意が必要なものが、血栓症です。

以下の症状がある場合はクリニックか医師に相談することをおすすめします。

注意が必要な症状

  • ふくらはぎの痛みや変色
  • 激しい頭痛
  • 胸の痛みや息苦しさ
  • 激しい腹痛
  • 手足や口のしびれ
  • 目が見えにくくなる(視野欠損)