生理痛の治療 - 横浜 婦人科 ポートサイド女性総合クリニック ~ビバリータ~

10.04.26 生理痛の治療

生理痛の治療

月経困難症の治療は、薬による治療と手術による治療に大きく分けられます。

はっきりとした原因がなくて痛い場合や、原因となっている病気に対して手術などの積極的な治療を行わない場合は、治療の目的は「痛みを軽くすること」。つまり、生活改善を行ったり薬を上手に活用して痛みを和らげていくわけです。

 

どんな病気にも言えることですが、まず大事なのは生活改善なんですね。ストレスをためない・良質な睡眠をとる・体に害のある食品を口にしない・体を冷やさない・・・こういった日々の積み重ねを無視してどんな治療を行っても根本的な解決にはなりません。

特に、女性にとって大敵の「冷え」を改善することは生理痛だけでなくあらゆる婦人科の病気の改善につながると思っていいでしょう。体の内部を冷やさないためには、薄着をしない・毎日寝る前にきちんと湯船につかる・冷たい飲み物や体を冷やす食品を摂り過ぎない・発酵食品や精製していない食品を食べる・定期的に運動をするといったことを心がけるといいですよ。生理痛はあるけれどそこまでひどくないという人は、生活改善だけで痛み止めが必要なくなってしまうこともあります。

 

手っ取り早く痛みを抑える方法は、痛み止めを「早めに」飲むことです。「早め」というのは、しっかり痛みが出てしまってからでは痛み止めの効果が充分に発揮されないから。「ちょっと痛いかな~」くらいの時に早めに1錠飲んでしまえば、その後何度も追加で飲まなくてもすむことが多いんですよ。

痛みをギリギリまで我慢してから痛み止めを飲むと、すでに痛みの伝達物資が大量に放出された後なので焼け石に水ということになってしまいます。ただし、痛み止めはあくまで痛みを「抑えている」だけの対症療法に過ぎません。根本的な治療ではないということを分かった上で上手に活用してくださいね。

 

体質的に冷えや血行不良がある人は、体を温めたり血液の流れを良くするような漢方が有効なこともあります。婦人科でよく使うのは、「当帰芍薬散」や「桂枝茯苓丸」などですね。

これらの漢方は滞った悪い血を押し流してくれる働きがあるんです。これらと、子宮の収縮を和らげるような漢方を組み合わせて痛みをコントロールしていくこともあります。

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清水(旧姓:須藤) なほみ
ポートサイド女性総合クリニック
~ビバリータ~ 院長
歌って踊れる産婦人科医
 
「全ての女性は美しくなる権利がある」をコンセプトに、女性の美と健康をサポートするために女性医療を皆様のもとにお届けしています。
5歳から始めたクラシックバレエは、ミュージカルとの出会いでコンテンポラリーダンスに変身しました♪
 
所属学会:日本産婦人科学会・日本思春期学会・日本性感染症学会・日本不妊カウンセリング学会
 
日本家族計画協会認定思春期保健談員
不妊カウンセリング学会認定カウンセラー