あなたは病気をやめられない人?あっさりやめられる人?~その8~ - 横浜 婦人科 ポートサイド女性総合クリニック ~ビバリータ~

18.09.28 あなたは病気をやめられない人?あっさりやめられる人?~その8~

あなたは病気をやめられない人?あっさりやめられる人?~その8~

 病気をやめる8つのポイントの7番目は「日常の大半を脳の報酬系を動かしているか苦痛系を動かしているか」です。 

 脳には、喜びや情熱を感じる「報酬系」という部位と、苦痛や不安を感じる「苦痛系」という部位があります。私たちは、無意識のうちに、日々これらのどちらかの部位を動かして生活しています。

 報酬系が動くと、リラックスしたり愛情を感じたりするホルモンが分泌されるため、一言で言うと「病気になりにくい体」を作っていきます。一方、苦痛系が動くと、他のポイントでも出てきてコルチゾールやアドレナリンなど「逃げるか戦うか」のホルモンが分泌されます。そのため、体は緊張状態になり、免疫力は落ち、トータルで「病気をやめにくい体」を作ることになります。

 

 例えば、今日一日を朝起きた時から振り返ってみてください。

 「あ~、もう朝か~、起きなきゃ」→「○○しなきゃ」と言っている時はすべて脳の苦痛系が刺激されています

 「歯を磨かなきゃ。虫歯になったら困るし」→「虫歯になる」という問題を回避するためにしているので苦痛系が刺激されます

 「また満員電車か。あ~しんどいな」→それを「辛いこと」と捉えているので苦痛系が刺激されます

 「やばい。あの仕事午前中に終わらせとかないと上司に嫌味を言われる」→上司からの嫌味を避けようとしているので苦痛系が刺激されます

 「あ~今日もくたくた。飲まないとやってられないや」→「ストレス解消」のためにお酒を飲んでいるので「自分はストレスいっぱい」という状態を証明することになり苦痛系が刺激されます

 

 どうでしょうか?ざっと挙げてみると、一日のうち大半を、脳の苦痛系を刺激していませんか?心から「やりたい」と思うことを「楽しい」と感じてやっている時間は、1日のうちの何%くらいだったでしょうか?

 「気晴らしにパーッと飲む」という、「やりたくてやっている」と思っていることでさえ、脳にとっては苦痛系を刺激するものだったりするのですから、ほとんど報酬系が動かせていないことに気づくかもしれません。


 では、「苦痛系刺激いっぱい」の毎日から、どのように「報酬系が刺激され続ける」毎日に変換していけばよいのでしょうか?

 1つは、やりたくないことはやめてやりたいことをやる、という癖を習慣づけることです。「○○すべき」という不必要な信じ込みから、やらなくてもいいのにやりたくないことをやっていないか、チェックしてみましょう。例えば、「トイレは毎日掃除すべき」だと信じ込んで、「今日はしんどいな~」という日まで頑張って掃除したりしていませんか?毎日掃除した方が自分の気持ちがスッキリするから「したくて掃除をする」のであれば、それをやめる必要はありません。でも、本当は3日で1回でも十分なのに、「毎日でなければならない」という根拠のない不必要なルールに縛られて行っているとしたら、直ちにやめた方がいいでしょう。


 もう1つのやり方は、嫌々やっていることや惰性でやっていることに「それを行う意味をつけ直す」という方法です。

 例えば、前述の歯磨きは、誰もが毎日するのが当たり前のように行っていますよね?それを「虫歯になったら嫌だから」という「問題回避」の理由から、「口の中をすっきりさせてパフォーマンスを上げるため」といった「目的志向」の理由に書き換えてしまうのです。脳はその理由に「根拠があるかどうか」は判断しません。つまり、無理矢理のこじつけでもよいのです。

 それを、日常の行動を15分おきに書き出して、すべての行動に対して「目的志向」の理由をつけていきます。

  起きる→今日も一日○○という生きる目的を達成するために目覚める

  朝食を食べる→食べ物からエネルギーをもらってパワフルに活動するために食べる

  排泄をする→不必要なものをするっと手放して身軽に行動できるようにする

  駅まで歩く→ウォーキングで軽く体を動かし血行を良くして筋肉の働きを目覚めさせる

・・・・といった具合です。これらの理由が「つじつまが合っているかどうか」を考える必要はありません。なんでもいいから「主体行動」で「目的志向」な理由を設定して、それらを生きる目的の遂行につなげていくのです。

 リストアップし終わったら、脳が完全にその理由になじむまでの2~3週間、各行動を起こす前にこの理由を言葉に出して宣言してから行っていきます。状況的に声に出すとまずい場合は、小声でつぶやくか心の中で唱えてもいいでしょう。2~3週間程度継続すれば、脳が勝手に理由をインプットしてくれますから、永遠に唱え続ける必要はありません。

 このように、日常生活の動作全てに「報酬系を刺激する仕掛け」をセットしていくと、一日のうちのほとんどを苦痛系を刺激していた状態から、報酬系だらけの状態にシフトしていきやすくなるのです。


 「そんな簡単なことで病気をやめられたら苦労しないわ」と思われるかもしれません。でも、この方法を診療の中で何人もの患者様にお伝えしてきていますが、実際にきちんと実践した方は2~3人だけです。だから、こういった話を聞いても多くの方はまだ病気をやめずにいたりするのです。

 あなたは実践派ですか?知っただけで終わる派ですか?


 次の記事では、最後のチェックポイントである「自由を求める方向性が間違っていないか」について解説していきますね。


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清水(旧姓:須藤) なほみ
ポートサイド女性総合クリニック
~ビバリータ~ 院長
歌って踊れる産婦人科医
 
「全ての女性は美しくなる権利がある」をコンセプトに、女性の美と健康をサポートするために女性医療を皆様のもとにお届けしています。
5歳から始めたクラシックバレエは、ミュージカルとの出会いでコンテンポラリーダンスに変身しました♪
 
所属学会:日本産婦人科学会・日本思春期学会・日本性感染症学会・日本不妊カウンセリング学会
 
日本家族計画協会認定思春期保健談員
不妊カウンセリング学会認定カウンセラー