妊娠中のトラブル~貧血~

 女性は月経があるために貧血気味の方も多いのですが、妊娠中は特に貧血になりやすくなります。
 妊娠すると、体をめぐっている血液の量を増やすために、血液が薄まった状態になります。なので、普段は貧血ではない方でも貧血傾向になる場合があります。
 軽い貧血であれば食事で鉄分が多いものを摂ったり、サプリメントで改善する事が可能です。
 食事は、赤身の魚や肉類・アサリやシジミなどの貝類・緑黄色野菜・プルーンなどを積極的に摂るといいでしょう。
 サプリメントでは「ヘム鉄」や「葉酸」が含まれているものがお勧めです。
 血液検査で「ヘモグロビン」の値が10以下になっているようであれば、鉄剤による治療が必要です。
 特に、妊娠後期は貧血が進行しやすいので、出産直前に貧血があるようであればきちんと治療しておいた方が安心です。出産時の出血は、多いと500mlを超えてしまう事がありますので、出産前に貧血だと産後はさらに貧血になってしまうからです。
 妊娠したら、例え普段貧血でなくても、鉄分の多い食品を積極的に摂って、バランスのいい食事を心がけることが、貧血予防につながります。

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清水(旧姓:須藤) なほみ
ポートサイド女性総合クリニック
~ビバリータ~ 院長
歌って踊れる産婦人科医
 
「全ての女性は美しくなる権利がある」をコンセプトに、女性の美と健康をサポートするために女性医療を皆様のもとにお届けしています。
5歳から始めたクラシックバレエは、ミュージカルとの出会いでコンテンポラリーダンスに変身しました♪
 
所属学会:日本産婦人科学会・日本思春期学会・日本性感染症学会・日本不妊カウンセリング学会
 
日本家族計画協会認定思春期保健談員
不妊カウンセリング学会認定カウンセラー