【横浜の婦人科女医が解説】ピルで転院を考えるのはどんな時?他院からのご相談で多いケースをご紹介します

【横浜の婦人科女医が解説】ピルで転院を考えるのはどんな時?他院からのご相談で多いケースをご紹介します

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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「今の病院でピルを処方してもらっているけれど、このまま続けてよいのだろうか」

「副作用がつらいのに同じ薬しか処方してもらえない」

「もっと相談しながら治療を続けたい」

当院には、このようなお悩みで他院からご相談や転院を希望される方が増えています。

ピルは長期間服用することも多いお薬です。

だからこそ、

  • 自分に合った種類を選ぶこと
  • 無理なく継続できること
  • 気軽に相談できること

が大切です。

今回は、横浜で婦人科をお探しの方へ向けて、当院で実際によくいただくご相談をご紹介します。

 

当院で増えている「ピルの転院相談」

当院は横浜駅から徒歩圏内にあり、女性医師が診療を行っています。

そのため、

  • 生理不順
  • 月経困難症
  • PMS
  • 避妊
  • 月経移動

などを目的にピルを服用されている方から、転院相談を受ける機会が増えています。

その中でも特に多いケースをご紹介します。

 

★★今のピルで副作用が続くのに変更してもらえない

ピルを飲み始めた頃には、

  • 吐き気
  • 頭痛
  • 不正出血

などが起こることがあります。

これらは通常1~2か月程度で改善することがほとんどです。

しかし3か月以上続いている場合は、別のピルの方が合っている可能性があります。

実際に当院でも、

「何か月も頭痛が続いているのに同じ薬しか出してもらえない」

というご相談を受けることがあります。

ピルにはさまざまな種類があり、相性にも個人差があります。

当院では保険適用のLEP製剤、自費ピル、ミニピルを含め、患者様の状態に合わせて選択しています。

 

★★治療目的なのに自費ピルしか処方されていない

生理痛や月経困難症の治療目的であれば、保険適用となるピルを使用できる場合があります。

ピルは数か月ではなく、何年も継続することが少なくありません。

そのため、

治療効果だけでなく経済的な負担を軽くすることも大切です。

当院では、

症状や保険適用条件を確認した上で、できるだけ負担の少ない方法をご提案しています。

 

★★毎月通院しなければならない

転院相談で意外と多いのが、

「毎回1シートしか処方してもらえない」

というお悩みです。

飲み始めの時期は安全確認のため短期間処方が望ましいことがあります。

しかし、

副作用もなく症状も安定している場合には、

  • 保険ピル:3シート
  • 自費ピル:6シート

まで処方可能です。

当院では、患者様の通院負担を減らし、治療を継続しやすくすることも重要と考えています。

また、状況によってはオンライン診療にも対応しています。

 

★★半年ごとに血液検査や超音波検査を受けるよう言われた

ピルを服用している方から、

「毎回検査を受けないと処方できないと言われた」

というご相談を受けることがあります。

子宮内膜症や子宮・卵巣の病気がある場合は定期検査が必要になることがあります。

一方で、

病変がない場合や避妊目的の場合は、

日本産科婦人科学会のガイドラインでも、

ピル処方に必要なのは

  • 問診
  • 血圧測定
  • 体重測定

が基本とされています。

当院では、職場健診などの結果も活用し、不要な検査負担をできるだけ減らしています。

 

★★医師に相談できず受付で薬を受け取るだけ

ピルの服用中は、

  • 不正出血
  • 頭痛
  • むくみ
  • 気分の変化

など、気になることが出てくる場合があります。

そのような時に、気軽に相談できる環境は大切です。

当院では、

毎回必ず医師または看護師が体調を確認し、不安なことがあれば相談できる体制を整えています。

 

★★40歳を過ぎたらピルは飲めないと言われた

これは誤解されやすいポイントです。

確かに年齢とともに血栓症リスクは上昇します。

しかし、

40歳以上=絶対に服用できない

というわけではありません。

ガイドラインでは「禁忌」ではなく「慎重投与」とされています。

当院でも、

  • 喫煙しない
  • 高血圧がない
  • その他の血栓症リスクが低い

など条件を満たす方には、十分な説明を行った上で40歳以降も継続処方しています。

 

横浜でピルについて相談できる婦人科をお探しの方へ

ピル治療は、

単に薬を処方するだけではありません。

  • 本当にそのピルが合っているか
  • 他の選択肢はないか
  • 費用負担は適切か
  • 続けるべきかやめるべきか

を定期的に見直すことも大切です。

当院では女性医師が診察を担当し、一人ひとりのお悩みに合わせて治療方針をご提案しています。

今の治療に疑問や不安がある方は、転院するかどうかを決める前でも構いません。

まずはお気軽にご相談ください。

 

 

よくあるご質問(FAQ)

当院では毎月のように「今のピルが合わない」「もっと相談しながら治療を続けたい」といった転院相談をいただいています。実際によくいただく質問をまとめました。

 

Q:ピルだけ処方してもらうために転院することはできますか?

はい、可能です。

現在服用中のピルが合わない場合や、処方内容について相談したい場合など、ピル治療のみを目的とした転院も珍しくありません。

当院では現在の服用状況や体調を確認したうえで、継続処方や変更をご提案しています。

 

Q:他院で処方されているピルと同じものを処方してもらえますか?

多くの場合、可能です。

副作用がなく症状も安定している場合は、同じピルを継続して処方できます。

一方で、

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 不正出血

などの症状が続いている場合は、別の種類への変更をご提案することもあります。

 

Q:今飲んでいるピルが合わない場合は変更できますか?

はい。

ピルには複数の種類があり、人によって合う・合わないがあります。

当院では、

  • 保険適用のLEP製剤
  • 自費の低用量ピル(OC)
  • ミニピル

などから患者様に適したものをご提案しています。

 

Q:ミニピルについて相談できますか?

もちろん可能です。

ミニピルはエストロゲンを含まないため、

  • 片頭痛がある方
  • 40歳以上の方
  • 血栓症リスクが気になる方

などに選択肢となることがあります。

現在服用中のピルが合わない方もお気軽にご相談ください。

 

Q:月経困難症なのですが、保険でピルを処方してもらえますか?

月経困難症や子宮内膜症などの治療目的であれば、保険適用となる場合があります。

診察のうえ、症状や既往歴を確認し、保険適用の対象になるか判断いたします。

 

Q:ピルを飲んでいると毎回血液検査が必要ですか?

通常は必要ありません。

日本産科婦人科学会のガイドラインでは、ピル処方に必要な基本的な確認項目は、

  • 問診
  • 血圧測定
  • 体重測定

とされています。

ただし、

  • 子宮内膜症がある場合
  • 他の病気がある場合
  • 長期間採血をしていない場合

などは検査をおすすめすることがあります。

 

Q:40歳を過ぎてもピルを飲むことはできますか?

40歳以上でも服用できる場合があります。

年齢だけで一律に中止するのではなく、

  • 喫煙の有無
  • 高血圧
  • 肥満
  • 血栓症の既往

などを総合的に判断します。

当院でも、リスクが低い方には十分な説明を行ったうえで継続処方しています。

 

Q:ピルは何シートまでまとめて処方してもらえますか?

症状が安定している場合は、

  • 保険適用のピル:最大3シート
  • 自費ピル:最大6シート

まで処方可能です。

副作用や体調変化がないことを確認したうえで判断しています。

 

Q:ピルを飲んでいても医師に相談できますか?

はい。

当院では、薬だけをお渡しするのではなく、毎回医師又は看護師が体調の変化やお困りごとがないか確認しています。

不正出血や頭痛など、気になる症状がある場合は遠慮なくご相談ください。

 

Q:横浜で女性医師にピルの相談をしたいのですが可能ですか?

はい。

当院では女性医師が診療を担当しています。

生理痛や生理不順、PMS、避妊、月経移動など、ピルに関するお悩みについてお気軽にご相談ください。

 

Q:転院する場合、紹介状は必要ですか?

多くの場合は必要ありません。

お薬手帳や現在服用中のピルの名称が分かるものをご持参いただければ診療可能です。

ただし、治療中の病気がある場合や詳細な経過確認が必要な場合は、紹介状をお願いすることがあります。