妊娠中のトラブル~むくみ~

 妊娠中は黄体ホルモンという月経前に増える女性ホルモンが普段の何倍も出るため、どの期間もむくみやすくなります。また、循環する血液の量を増やすためにいつもより血液が薄まった状態になるのでさらにむくみが出やすい状態になります。
 特に、妊娠後期は、大きくなった子宮が血管を圧迫して血液やリンパの流れが悪くなりやすいので、夕方になると足がむくむという方は多いですね。
 
 基本的に、夕方や夜にかけてむくみが出るけれど、一晩寝れば元に戻っている場合は心配ありません。寝る時に足を少し高くして寝るようにしたり、お風呂上りに足の裏や足首から膝裏に向けてなで上げるようにマッサージするといいですよ。
 マッサージの時に、むくみに効果的なアロマオイルを使うとさらにスッキリします。
 入浴時に、シャワーで熱めのお湯と水を交互にふくらはぎに当てて水圧と温度差でマッサージするのも効果的です。
 昔は「妊娠中毒症」の症状の中に「むくみ」が入っていました。なので、妊婦健診の時に毎回足のすねを押されてむくみをチェックされるんです。
 今は「妊娠高血圧症」という名称に変わり、血圧と尿蛋白がチェックポイントとなったため、むくみがあるというだけでは異常とは言えないこともあります。
 注意しなければいけないむくみは、朝になっても全くひかなかったり、手や顔までパンパンに腫れたようになる場合です。手が握りにくいようなむくみがあり、体重が急激に増えていたり尿量が減っている場合は病院に相談するようにしましょう。
 むくみがあまりにも辛いという場合は、「サロン・ド・ビバリータ」でマタニティーマッサージを受けていただくことも可能です。
 サロンのマタニティーメニューは、私自身が妊娠してから様々な「プチ不調」が出て困った時に、どこにも駆け込めるところがなくて「妊娠初期から気軽に通えるサロンが欲しい」と思って加えたものです。少しでもマタニティライフを快適にするお手伝いができたらいいなと思います。

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清水(旧姓:須藤) なほみ
ポートサイド女性総合クリニック
~ビバリータ~ 院長
歌って踊れる産婦人科医
 
「全ての女性は美しくなる権利がある」をコンセプトに、女性の美と健康をサポートするために女性医療を皆様のもとにお届けしています。
5歳から始めたクラシックバレエは、ミュージカルとの出会いでコンテンポラリーダンスに変身しました♪
 
所属学会:日本産婦人科学会・日本思春期学会・日本性感染症学会・日本不妊カウンセリング学会
 
日本家族計画協会認定思春期保健談員
不妊カウンセリング学会認定カウンセラー


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