デヴィ夫人の「不妊の原因は9割9分堕胎手術」は全く根拠がありません

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デヴィ夫人が番組内で「不妊の原因は9割9分堕胎手術」と発言したことが話題になっているようですが、この発言には全く根拠がありません。

 

人工妊娠中絶手術も、稽留流産に対する手術も、子宮内を「ソウハ」する方法で行われるケースがほとんどです。この「ソウハ」術によって子宮内が傷ついてしまったり、術後に感染が起きたりすると、子宮内が着床に適さない状態になることがあります。

 

なので、手術によって妊娠しにくくなる可能性は「ゼロではない」のですが、実際に手術が原因で不妊になっているケースはごくごく稀です。

 

妊娠したことが1度もない人が多数不妊症になっていることからも、手術歴の有無と不妊はほぼ関係ないと言えるでしょう。

 

 

この「ソウハ」という方法が子宮に負担になる手術であることは指摘されており、最近では、より安全な「吸引法」や、薬剤による中絶手術ができるようにすべきであるという意見もあります。中絶手術は、女性が最終的に妊娠を継続するかどうかを「自分で決める」ために必要な権利であり、女性の健康を守るためには必要な場合もあります。なので、中絶を「禁止」するのではなく、「より安全に」行えるようにするという視点が必要なのです。

 

もちろん、予定外に妊娠することがないように、より確実な避妊方法を選択することは重要です。でも、どの避妊方法も避妊効果が100%ではない以上は、「中絶」という選択肢は必要なのです。

 

 

不妊症の原因は多岐にわたり、原因が一つだけではなかったり、女性側の要因ではない場合もあります。

 

心理学的に読み解くと、過去の中絶手術の経験が「心理的ストッパー」になって妊娠しにくくしているケースもありますから、中絶手術や流産の経験が「絶対に不妊症の原因になっていない」とも言い切れないかもしれません。

大事なことは、たとえ過去に手術の経験があっても、その経験が自分の人生の中で「何のために必要だったのか」を紐解いて、未来につなげるということです。デヴィ夫人の発言にいちいち反応するまでもなく、自分にとっての「妊娠・出産」がどのような位置づけなのかしっかりと考えてみることをお勧めします。