おりものが臭う・色が濃い・茶色い・量が増えた・・・全部要注意!
性病検査はどんな時に必要?(横浜市の婦人科)
最近、性感染症の検査で異常が出る方が少々増えてきています。中には、「ちょっと痒いだけ」という症状で念のため調べてみたらクラミジアが陽性だったというケースもあるので(通常クラミジア感染で痒みは出ません)、症状の有無にかかわらず定期的な検査をお勧めしたいところではあるのですが。
職業的に定期検診が必要なケースを除くと、なにも症状がないのに性感染症の検査を定期的に受けています、という方はまれでしょう。通常は、かゆみやおりものの異変など、何か気になる症状が出て初めて婦人科にいらっしゃいます。
女性の性病で最も多いのは「クラミジア」(横浜市の婦人科)
女性の性感染症の中で最も頻度が高いのは「クラミジア頚管炎」ですが、実はクラミジアに感染していても6~7割の方は無症状というデータもあるくらい、自覚症状が出にくい感染症です。
症状が出るとしたら、下記のような症状が一般的です。
おりものの臭いが強くなった
おりものの量が増えた
おりものの色が濃くなった
おりものに血液が混ざる
腹痛や性交痛が気になる
これらの症状が少しでも気になったら、様子を見るのではなく直ちに婦人科を受診しましょう。
また、性感染症を予防する方法はコンドームを「最初から最後まで正しくしよう」するしかありません。
たとえパートナーが1人だけでも、結婚していても、相手が感染していたらうつるのです。
妊娠を希望している時以外は、必ずコンドームを「正しく」使いましょう。また、妊娠をする場合は、「コンドームを外す前に」お互いに一通りの性感染症の有無をチェックしておくことをお勧めします。