「アナ雪」に学ぶ親の刷り込みと解消法

 

 「アナと雪の女王」は娘のお気に入りのひとつなので、もう何度もDVDを見てはいるのですが、地上波で再度見て、改めて作品に込められたメッセージに感動しました。

 人によって感動ポイントは違うと思うんですが、超個人的なツボは、やっぱりエルサの「もう力を抑えなくていいんだ~」と歌い上げるあのシーンです。「ウィキッド」の中にも、エルファバが同じように「自分の力は悪いものではないんだ。抑えなくていいんだ」と歌い上げるシーンがあるんですが、この歌を聞いた時も号泣でした・・・私自身が小さい時から「自分の力を抑えるように」「人が自分と同じようにできると思ってはダメだ」と教えられて育てられてしまったので、その呪縛から解放された時の気持ちはものすごく共感できるんですよね。

 「アナ雪」のエルサも、ある意味親の刷り込みによって自分の「力」の解釈が間違ってしまったわけです。「力」は危険なもの、人を傷つけるもの、だから隠さなければいけない・・・そんな刷り込みがあったせいで、エルサは「恐れ」から力を使ってしまうようになったんですよね。
 でも、エルサの親は決して我が子を傷つけようとしたり貶めようとしたわけではありません。そこには、我が子を守りたいという「愛」しかなかったはずです。でも、親も万能ではありませんから、間違ったことを教えてしまうこともあるわけです。
 エルサはまず自分の力を開放することでその呪縛から逃れ、そしてアナから受け取った「愛」によって、「力を『愛から使えば』大丈夫」ということを学び直しました。

 私たちは、多かれ少なかれ何らかの形で親から色んな刷り込みを受けています。中には、そんな親の「呪縛」によって傷ついたり、大人になって苦しんだり、親を恨んだりしている人もいるかもしれませんね。
 私の母親はよくこういっていました。「贅沢ばっかりしていたら、あなたたちが結婚するころには手作りの人参ケーキで結婚式をあげなきゃいけない時代になるかもしれないのよ」と。今の私の立場と知識でこの言葉を聞いても、「まあ、そういう生き方もあるかもね」くらいにスルーしてしまいますが、子どもって、親を通して社会を見るわけじゃないですか。私はそのことに、本田晃一さんのコンサルを受けることで気づかせて頂いて、「親を許す」ということを徹底的にやっていったので、例えばこの母親からの「貧乏体質」の刷り込みも解消することができました。本田晃一さんの言葉を借りると、「大人は自分を再教育できる」のです。
 どうやって親の呪縛から逃れるのかというと、実は簡単なんです。例えば、前述の母親の言葉は、「贅沢ばかりして将来お金に困るということのないように今のうちから堅実に生きなさい」という「愛」から発された言葉なんですよね。言っている内容が「正しいか間違っているか」は置いといて、「ああ、お母さんは私にお金に困らないようにって心配してくれてたんだ。ありがたいな~」という部分だけを受け取ればいいのです。

 「親を許す」ということをやっていた時、初めはうまくいきませんでした。なぜなら、「許す」=相手の行動や言葉が「正しい」と認めること、だと勘違いしていたからです。「許す」という作業の中に、「相手を認める」とか「相手を正当化する」といったことは全く必要ありません。

 正しいか間違っているかは、どっちでもいいんです。大事なことは、そこにある「愛」に気付くことです。親が本当はどういうつもりでその言葉を発したのか、その行動をとったのか、その「真実」が重要なのではなく、それを「自分がどう解釈するか」なんですね。
 まだ親の呪縛から逃れられずにもやもやしている人がいたら、まずはそこにどんな愛があったのかを「勝手に解釈」してみることをお勧めします。それでも、どうしてももやもやが解消されない時は、こうつぶやいてみるのです。「ああ、お母さん(お父さん)も、さみしかったんだな(辛かったんだな)(愛されたかったんだな)」。最後の「○○だったんだな」は、今自分が感じている感情を当てはめてみてくださいね。 

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清水(旧姓:須藤) なほみ
ポートサイド女性総合クリニック
~ビバリータ~ 院長
歌って踊れる産婦人科医
 
「全ての女性は美しくなる権利がある」をコンセプトに、女性の美と健康をサポートするために女性医療を皆様のもとにお届けしています。
5歳から始めたクラシックバレエは、ミュージカルとの出会いでコンテンポラリーダンスに変身しました♪
 
所属学会:日本産婦人科学会・日本思春期学会・日本性感染症学会・日本不妊カウンセリング学会
 
日本家族計画協会認定思春期保健談員
不妊カウンセリング学会認定カウンセラー