PMSは現代病?! - 横浜 婦人科 ポートサイド女性総合クリニック ~ビバリータ~

10.05.23 PMSは現代病?!

PMSは現代病?!

「月経前症候群(PMS)」」は、排卵後から月経の直前の時期にかけて、さまざまな体調不良や精神的な症状が出て、月経が来たとたんにそれらの症状がすっかり消えてしまう病気です。排卵後から2週間近く具合が悪い人もいれば、月経直前の1日だけ寝込んでしまうという人もいます。

 

最近ようやく女性誌などでも特集が組まれたり、ネットで検索すれば目にすることも増えてきたPMSですが、実は一昔前までは婦人科の教科書にすら載っていませんでした。

昔はこういった病気が全くなかったのかと言うとそうではありません。おそらく「なんだか毎月同じ時期に極端に体調が悪くなるな」とか「生理前だけ性格が変わってしまうみたいだな」と感じていた人はいたはずです。ただ、PMSという病気の概念がなかったので病院で相談しても「精神的なもの」とか「我慢が足りない」といったことで取り合ってもらえなかったのではないかと考えられます。

 

また、昔は月経が来るようになったら数年で子どもを産み始め、立て続けに何人も産んでいたので、妊娠・授乳期間の無月経が頻繁にありました。月経回数が少ない分、月経前の症状に悩まされることも少なかったわけです。

現代は、晩産化・少子化のために一生のうちに迎える月経の回数が極端に増えました。その上、ハードワークや様々なジェンダープレッシャーにさらされているので、ストレスのせいでPMSになる女性は急増しています。そういった意味で、PMSは現代病と言えるでしょう。

 

PMSかどうかの目安は、体調や気分の変化があっても日常生活が普通に送れているか・仕事に影響が出ていないかなど。月経前には誰もが多少体調が悪くなったりイライラしやすくなったりしますが、それらの変化が極端で日常生活に支障をきたしてしまうレベルになるとPMSと言えます。月経が来たとたんにケロっと治ってしまうのが特徴なので、基礎体温をつけながら体調の変化を記録するとPMSなのか自分でも見当をつけやすくなるでしょう。

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清水(旧姓:須藤) なほみ
ポートサイド女性総合クリニック
~ビバリータ~ 院長
歌って踊れる産婦人科医
 
「全ての女性は美しくなる権利がある」をコンセプトに、女性の美と健康をサポートするために女性医療を皆様のもとにお届けしています。
5歳から始めたクラシックバレエは、ミュージカルとの出会いでコンテンポラリーダンスに変身しました♪
 
所属学会:日本産婦人科学会・日本思春期学会・日本性感染症学会・日本不妊カウンセリング学会
 
日本家族計画協会認定思春期保健談員
不妊カウンセリング学会認定カウンセラー