つわり~体験談版~

 私の場合、つわりの症状が出始めたのは、ちょうど6週0日からでした。それまでは胸の張りやむくみはあっても、気持ち悪さは全くなかったので安心していたのですが、その日の診療が終わる辺りから車酔いのような症状が出てきたんです。
 翌日には吐きたいのに吐けないといった気持ち悪さになり、普段の食事が摂れなくなってしまいました。
 幸い、つわりの期間中一度も吐く事はなかったんですが、食欲はかなり落ちましたね。
 時期的に7月の終わりから8月にかけての最も暑い頃だったので、暑さによる気持ち悪さも加わって、2~3週間はちょっとバテ気味でした。水分をこまめに摂ろうとしても、いつものように水が飲めず、朝起きた時は低血圧でフラフラ・・・という感じです。
 野菜ジュースが比較的飲みやすかったので、ちょこちょこと口にするように心がけていました。
 6週から7週の2週間くらいが気持ち悪さのピークで、その時期は冷奴と梅干が主食に。おそうめんも食べられなくはないのですが、めんつゆのわずかな甘みすら吐き気を誘うんですよね。
 空腹になっても気持ち悪さがひどくなるので、仕事の時は、一口大の塩がきいた梅ムスビをラップに包んで白衣のポケットに入れておき、2時間おきくらいにつまみ食いするようにしていました。
 8週に入ると症状はだいぶ落ち着いてきて、あっさりしたものなら少しずつ食べられるようになってきましたが、甘いものは臭いすら受け付けず・・・甘いものが食べられるようになったのは10週を過ぎてからでした。
 つわりの期間中、トータルで3キロほど体重が減ったので、勤務先のナースたちにはちょっと心配されていたようです。
 つわりの時期は臭いにも敏感になって、タバコや香水の臭いはもちろんのこと、トイレの芳香剤や洗濯洗剤の臭いも一切受け付けず。自分が使っているシャンプー・リンスは無香料なので問題なかったんですが、主人が使っているものがフローラル系の香料だったのでお風呂上りの主人にも近づけなくなって困りました(笑)
 臭いで一番辛かったのは、実は患者さんの香水やタバコの臭いです。診療しながらハンカチで覆うわけにもいかず、不自然に遠ざかるわけにもいかず・・・きっと待合室にいらっしゃる妊娠初期の方も同じ思いをなさっているはずですから、病院を受診する時には香水は控えていただくように注意を促した方がいいなと改めて感じました。
 私の場合はつわりの期間が3~4週間ですんだので、つわりの程度としては軽い方ですね。
 ちょうど症状が出始めた週末が専門医試験だったので、試験の日だけは吐き気止めを飲みましたが、それ以外は点滴も薬も必要なくやり過ごす事ができました。

プロフィールD.JPG
清水(旧姓:須藤) なほみ
ポートサイド女性総合クリニック
~ビバリータ~ 院長
歌って踊れる産婦人科医
 
「全ての女性は美しくなる権利がある」をコンセプトに、女性の美と健康をサポートするために女性医療を皆様のもとにお届けしています。
5歳から始めたクラシックバレエは、ミュージカルとの出会いでコンテンポラリーダンスに変身しました♪
 
所属学会:日本産婦人科学会・日本思春期学会・日本性感染症学会・日本不妊カウンセリング学会
 
日本家族計画協会認定思春期保健談員
不妊カウンセリング学会認定カウンセラー