HPVワクチン・シルガード9はいつまで有効?
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9価のHPVワクチン「シルガード9」が発売されてから、当院でも延べ100名以上の方が接種してくださっています。大半が、公費接種期間が過ぎてしまった若い方です。
現在は、25歳までの方へのキャッチアップ接種が始まったので、料金的な負担を考慮して、自費の9価ワクチンではなく、無料になる4価ワクチンを選択なさる方もいらっしゃいます。
キャッチアップ接種の対象年齢を過ぎた方は、「公費の対象でない(自己負担が発生する)のであれば、予防できるウイルスの種類が多い方がいいので」という理由で、9価ワクチンを選択されます。
中には、公費対象の年齢だけど、予防敵る範囲の広さから、自費で9価ワクチンを希望される方もいらっしゃいます。
2023年4月以降は、9価ワクチンも公費接種の対象になりますから、公費が使える年齢の方は無料で9価ワクチンを接種した方がよいですね。
公費接種の対象年齢を過ぎても、ワクチンを接種する意味はあるのか?という疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
HPVワクチンの効果は、HPVに感染する前に接種すれば何歳であっても十分な効果が期待できます。例えば、30歳であってもHPVに一度も感染したことがなければ10代で接種するのと同様の効果を得ることが可能です。つまり、性行為の経験がなければ何歳であってもワクチン接種をする意味があると言えます。
逆に、性行為の経験があると、接種する意味がなくなるのか?というと、必ずしもそうとは限りません。
海外のデータでは、性行為の経験があっても26歳までは接種が推奨されています。また、別の研究では45歳まではワクチン接種の効果があるというデータもあります。
もちろん、性行為開始前に接種した方が、より十分な予防効果が得られますから、年齢は関係なく、現時点でまだ感染リスクがない方は早めに接種しておくことをお勧めします。
ワクチンを接種するかどうか迷っているという方や、副反応や効果についてまずは相談してみたいという方向けに、ワクチン相談外来(自費相談)も設けておりますので、もっと詳しく話を聞きたいという方はよろしかったらご活用ください。
予約専用電話 045-440-5577