切迫流産・切迫早産~体験談版~

 何事もなく臨月を迎えて無事出産できた後だから言えることですが、私の場合16週のいわゆる「安定期」に入ってすぐに「切迫流産」の症状が出始めて、週数が進んでも臨月に入るまでずっと「切迫早産」の状態でした。
 切迫流産と切迫早産の違いは週数だけです。21週6日までが「切迫流産」で、22週0日から35週6日までが「切迫早産」なんですね。
 切迫流産や切迫早産の症状は、出血・子宮の収縮・子宮口が開く・子宮頚管長が短くなるですが、私はこのうち「子宮の収縮」だけが続いていました。
 幸い、一度も出血することはなく、子宮の出口も閉じていて子宮頚管長も保たれていたので入院する事はありませんでしたが、ちょっと無理をするとすぐに子宮がキュ~ッと収縮してお腹が硬くなるので30週を過ぎるまではかなりヒヤヒヤでした。
 20週くらいからは、仕事中だけでなく夜寝ている時も収縮を感じる事があったので、張り止めの薬(ウテメリン)を処方してもらっていました。
 このウテメリンという薬は、副作用で手が震えたり動悸がしたりするので、患者様の中には飲むのを嫌がってしまう方もいらっしゃいます。私も、飲んでいる間はずっと心拍数が1分間に90回くらいだったので動悸や息切れが結構ありましたが、子宮が強く収縮する事の方が怖かったんですよ・・・
 切迫の治療の基本は「安静」なんですが、仕事を休むわけにはいかないので、とにかく仕事以外はできるだけ横になっておくようにしていました。
 日曜日なんて、朝からずっとベッドかソファーの上で過ごしたりしていましたね。無事に臨月まで保てたのは、私が必要以上に動かなくていいように、家事を全てやってくれた主人と、日々の診療の手助けをしてくれているスタッフのおかげです。

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清水(旧姓:須藤) なほみ
ポートサイド女性総合クリニック
~ビバリータ~ 院長
歌って踊れる産婦人科医
 
「全ての女性は美しくなる権利がある」をコンセプトに、女性の美と健康をサポートするために女性医療を皆様のもとにお届けしています。
5歳から始めたクラシックバレエは、ミュージカルとの出会いでコンテンポラリーダンスに変身しました♪
 
所属学会:日本産婦人科学会・日本思春期学会・日本性感染症学会・日本不妊カウンセリング学会
 
日本家族計画協会認定思春期保健談員
不妊カウンセリング学会認定カウンセラー