HPVワクチン
横浜市外に住民票がある方のHPVワクチン公費接種も受け付けています
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当院は横浜市のHPVワクチン接種協力医療機関です
HPVワクチンのキャッチアップ接種は、無料になる期限が来年3月末までです。
3回の接種に6か月間かかりますので、3回とも無料で接種するためには9月末までに1回目の接種を開始する必要があります。
詳細は、横浜市のホームページからも確認ができます。
基本的に、「住民票がある自治体の病院」で接種することになっていますが、学生さんなど、「住民票は実家だけど現住所が横浜市にある」というケースでも当院での接種が可能です。
この場合は、公費負担での接種ですが、いったん料金を自己負担していただき、後日住民票がある自治体から接種にかかった費用が還付される流れになります。
まずは、現在住民票がある自治体に問い合わせていただき、手続きの方法をご確認ください。
自治体から当院への書類が送られてくるので、当院で還付されるために必要な書類を発行いたします。
キャッチアップ接種とは、本来公費負担で(無料で)HPVワクチンを接種できるはずだった方が、接種のチャンスを逃してしまったことに対して、再度対象年齢を拡大して公費負担にしますよ、という制度です。
キャッチアップ対象の方は、令和7年3月31年までに接種を完了すれば、HPVワクチンが無料で接種できます。
HPVワクチン公費接種に関して、改めて確認しておきたいポイントは以下の4点です。
*9価ワクチンも公費対象となる
*キャッチアップ接種対象者も9価ワクチンが無料で接種可能になる
*15歳未満であれば9価ワクチンの接種回数は2回にできる可能性がある
*原則これまでに2価や4価を1~2回接種している場合は、その後も同じ種類の接種が推奨されているが、「接種医とよく相談した上で」交互接種(2回目や3回目の接種を9価にする)が可能となる見込み
自費で接種すれば、1回3万円前後かかるワクチンが無料で接種できるチャンスですので、対象年齢の方は、期間中に接種することをお勧めします。
当院でも、公費接種・自費接種ともに承っております。
ワクチンについて、まずは相談してみたいという方は、ワクチン相談外来(自費相談)も設けておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
★ワクチンについてのご予約はお電話でのみ承っております
予約専用電話045-440-5577
日付:2024年10月3日 カテゴリー:HPVワクチン
ASC-US(アスカス)で「がん」の診断になることはある?【横浜で評判の婦人科】
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「ASC-US(アスカス)」はどういう意味?(横浜の婦人科・女医が解説)
会社の健診などでうけた子宮頚がん検診の結果で「ASC-US」だった場合、通常は「早めに婦人科を受診しましょう」と書かれています。その後の検査はどうすればよいのか、急いで受診した方がいいのか、気になりますよね。
「ASC-US」は「アスカス」と読みます。
日本産科婦人科学会のガイドラインでは、細胞診(子宮頸がんの検診で行う検査)で「ASC-US」だった場合は
1)すぐに精密検査(コルポスコピー検査+組織診)
2)HPV検査を追加
3)6か月後に再度細胞診検査
のいずれかを行うことになっています。
当院では、まずHPV検査を行って、「陽性」だった方のみ精密検査を行っています。HPVが陰性であれば、1年後に細胞診を再検査すればよいからです。
HPV検査というのは、HPVの中で子宮頸がんの原因となりうる「ハイリスクタイプ」に感染していないかどうかを調べる検査です。
HPVには100種類以上の「型」があり、そのうち約15種類の「型」が子宮頸がんの原因となります。代表的なのは、16型や18型ですが、31型や52型でも子宮頸がんになることがあります。
HPVが陽性だと危険?
細胞診がASC-USで、HPVが陽性だった場合、それが直ちに「がんである」という意味ではありません。
HPVがどのくらい悪さをしているのか、細胞の変化がどの程度かを確認するために、精密検査として「組織診」を行います。少しまとまった細胞をかじりとる検査で、多少の痛みと出血を伴います。
この組織診の結果によって、その後の流れが決まっています。
軽度異形成(CIN1)だった場合→4~6カ月ごとに細胞診を行う
中等度異形成(CIN2)だった場合→3か月ごとに細胞診を行うか治療に進む
高度異形成(CIN3)またはそれ以上だった場合→治療に進む
「ASC-US」で「がん」になることは?
検診で「ASC-US」を指摘された時点で、「これは『がんですよ』という意味なのだろうか」という心配が出てきがちですが、精密検査の結果で返ってくるのはほとんどが軽度異形成~中等度異形成です。
ただ、まれに、細胞診が「ASC-US」だったけれど精密検査では「上皮内癌」だったというケースもあります。
なので、「ASC-US」は「軽い変化の可能性が高いけれど『放置してよい』という意味ではない」と理解していただくのがよいかと思われます。
検診で何らかの異常を指摘された場合は、ご自身の心身の状態と向かい合う「チャンス」です。そのままにせずに早めに婦人科を受診して適切な検査や治療を受けるようにしましょう。
ご予約はこちらから
日付:2024年10月3日 カテゴリー:HPVワクチン,子宮頚がん
HPVワクチン・シルガード9はいつまで有効?(横浜駅近くの婦人科でワクチン接種可能)
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9価のHPVワクチン「シルガード9」が発売されてから、当院でも延べ300名以上の方が接種してくださっています。
2023年4月以降は、9価ワクチンも公費接種の対象になっていますから、公費が使える年齢の方は無料期間中に9価ワクチンを接種した方がよいですね。
各自治体によって多少異なりますが、多くの自治体は2025年3月の接種分までをキャッチアップ接種として公費対象にしています。
ワクチンは、半年かけて3回接種しますから、3回とも全部公費にするためには今年の9月には接種を開始しなければ間に合いません。対象年齢の方はお急ぎくださいませ。
公費接種の対象年齢を過ぎても、ワクチンを接種する意味はあるのか?という疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
HPVワクチンの効果は、HPVに感染する前に接種すれば何歳であっても十分な効果が期待できます。例えば、30歳であってもHPVに一度も感染したことがなければ10代で接種するのと同様の効果を得ることが可能です。つまり、性行為の経験がなければ何歳であってもワクチン接種をする意味があると言えます。
逆に、性行為の経験があると、接種する意味がなくなるのか?というと、必ずしもそうとは限りません。
海外のデータでは、性行為の経験があっても26歳までは接種が推奨されています。また、別の研究では45歳まではワクチン接種の効果があるというデータもあります。
もちろん、性行為開始前に接種した方が、より十分な予防効果が得られますから、年齢は関係なく、現時点でまだ感染リスクがない方は早めに接種しておくことをお勧めします。
ワクチンを接種するかどうか迷っているという方や、副反応や効果についてまずは相談してみたいという方向けに、ワクチン相談外来(自費相談)も設けておりますので、もっと詳しく話を聞きたいという方はよろしかったらご活用ください。
予約専用電話 045-440-5577
日付:2024年9月27日 カテゴリー:HPVワクチン
HPVワクチンの公費接種を承っています
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横浜市から、HPVワクチン公費接種のキャッチアップ接種についてお知らせが順次配布されています。
キャッチアップ接種とは、本来公費負担で(無料で)HPVワクチンを接種できるはずだった方が、接種のチャンスを逃してしまったことに対して、再度対象年齢を拡大して公費負担にしますよ、という制度です。
厚生労働省の「積極的接種勧奨を控える」という発表を受けて接種を控えてしまっていたために、無料接種ができる年齢が過ぎてしまった方に対して、各自治体が「再度無料になります」というお知らせと問診票を配布しています。
横浜市も、厚生労働省の方針に準じていたため、ずっと積極的接種勧奨を控えていたのですが、現在は該当年齢の方に随時お知らせが届ているはずです。
2023年1月時点で公費接種の対象となるのは、HPVワクチンの中の2価と4価のみでした。
9価ワクチンであるシルガード9は、公費の対象になっていませんでしたが、2023年4月1日から公費対象となりました。。
予防できる範囲が広いのは、9価ワクチンですので、無料で接種できるうちに接種した方がいいですね。特に、キャッチアップ対象年齢の方は、できるだけ早期に接種しておくことをお勧めします。。
ワクチンでHPVの16型と18型を予防できることは、「子宮頸がんで子宮や命を失う」ことを予防するという意味では、とても重要です。また、9価を接種することで、子宮頸がんの原因となるHPVの9割は予防できることになります。
そのため、がんの前段階である「異形成」の発生リスクも減らすことが可能になります。
自費で接種すれば、1回2~3万円前後かかるワクチンが無料で接種できるチャンスですので、対象年齢の方は、期間中に接種することをお勧めします。
当院でも、公費接種・自費接種ともに承っております。
ワクチン接種は、産婦人科ではなくても可能ですが、子宮頚がんについて詳しく説明が聞けるのは、産婦人科です。
若い方が産婦人科に行くのは、ちょっと抵抗があるという場合もあるでしょう。お産を扱っていない「婦人科」のみのクリニックの方が、受診のハードルは下がるかもしれません。
ワクチンについて、まずは相談してみたいという方は、ワクチン相談外来も設けておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
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日付:2023年6月24日 カテゴリー:HPVワクチン
4月1日から9価のHPVワクチンも公費になります
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横浜市から、令和5年度のワクチン公費接種に関する正式なお知らせが発表されました。
横浜市のホームページからも確認ができます。
これまで、2価ワクチンと4価ワクチンのみが公費接種の対象となっていましたが、新たに9価ワクチンも公費対象になります。
対象年齢は、これまでの公費接種対象であった小学6年生~高校1年生と、キャッチアップ接種の対象となった平成9年4月2日生まれ~平成18年4月1日生まれの女性です。(注:平成18年4月2日生まれ~平成20年4月1日生まれの方は、高校2年生になっていても、令和7年3月31日までは公費接種の対象のままになります)
キャッチアップ接種とは、本来公費負担で(無料で)HPVワクチンを接種できるはずだった方が、接種のチャンスを逃してしまったことに対して、再度対象年齢を拡大して公費負担にしますよ、という制度です。
キャッチアップ対象の方は、令和7年3月31年までに接種を完了すれば、HPVワクチンが無料で接種できます。
令和5年度のHPVワクチン公費接種に関して、これまでと異なるポイントは以下の4点です。
*9価ワクチンも公費対象となる
*キャッチアップ接種対象者も9価ワクチンが無料で接種可能になる
*15歳未満であれば9価ワクチンの接種回数は2回にできる可能性がある
*原則これまでに2価や4価を1~2回接種している場合は、その後も同じ種類の接種が推奨されているが、「接種医とよく相談した上で」交互接種(2回目や3回目の接種を9価にする)が可能となる見込み
自費で接種すれば、1回3万円前後かかるワクチンが無料で接種できるチャンスですので、対象年齢の方は、期間中に接種することをお勧めします。
当院でも、公費接種・自費接種ともに承っております。
9価ワクチン用の問診票は、6月あたりに横浜市から配布される予定ですが、現在手元にある2価と4価ワクチン用の問診票で、9価ワクチンを接種することが可能です。
4月1日以降のお日にちで、早めに接種を開始したい場合、現時点でご予約を承ることができます。
問診票が配布されますと、予約が混みあうことが予測されますので、余裕をもってご予約なさりたい場合は、4~5月のご予約をお勧めします。
ワクチンについて、まずは相談してみたいという方は、ワクチン相談外来も設けておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
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日付:2023年6月24日 カテゴリー:HPVワクチン
9価のHPVワクチン「シルガード9」の接種を承っています
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新しい子宮頸がんワクチン、9価のHPVワクチンが発売されて2年が経過しました。当院でも、発売されてすぐに接種を開始しましたが、これまでに大きな副反応は出ていません。
9価のHPVワクチンである「シルガード9」は、HPV6型・11型・16型・18型・31型・33型・45型・52型・58型の9種類のHPVタイプを予防できるワクチンです。
予防できるHPVの型が増えるということは、予防できる子宮頸がんの範囲が広くなるということです。16型と18型が関与しているケースは、子宮頸がん全体の約65%です。シルガード9で予防できる9種類のうち、6型と11型を除く7種類が子宮頸がんの原因となる型ですが、この7種類のいずれかが関与しているケースは、子宮頸がん全体の88%以上になります。
つまり、9価ワクチンを接種すると、子宮頸がんになる可能性が88%減るということになります。
もちろん、100%ではないので、ワクチンを接種していても子宮頸がん検診を定期的に受けることが重要です。
日本人は、50番台の感染が多いことが指摘されています。実際に当院でHPV型別分類(タイピング)検査を行うと、31番や58番が陽性で出てくるケースが多いのです。これらの型が予防できるメリットは、非常に大きいと言えるでしょう。
26歳以上の方は、すでに公費負担の対象年齢を過ぎているため、どの種類を接種するにしても、すべて自己負担となります。なので、より予防可能な範囲が広い方を接種することをお勧めします。
現在25歳以下の方は、キャッチアップ接種を含めて無料で接種が可能な年齢です。2023年4月1日から、無料の対象になるHPVワクチンは2価と4価に加えて9価の3種類になりました。
無料接種の対象期間中に、9価ワクチンを接種することが、将来の子宮頸がんを予防する最適な方法と言えるでしょう。
ちなみに、いずれのワクチンも3回の接種が必要でしたが、4月1日からは15歳未満の方に限って9価ワクチンは2回接種も可能になりました。詳細は、医師にご確認ください。
ワクチンの種類についてですが、基本的に初回に接種したものと同じ種類を2回目と3回目も接種することになっています。
ただし、途中で9価が無料対象になることが決まったため、1回目を公費負担で4価を接種した方が、2回目と3回目を公費になるを待って9価を接種することも可能になりました。
現在すでに、2価や4価を接種した方で、2回目や3回目の接種をどうすればいいのか迷っている方は、まずはワクチン相談外来でご相談いただくことも可能です。
接種効果という意味では、1回目のみ2価または4価を接種しており、2回目以降の接種がまだという方は、2回目と3回目を9価にすることで予防範囲を広げられる可能性があります。
動画でも解説しています→https://youtu.be/f_kV_wiOSpc
日付:2023年6月19日 カテゴリー:HPVワクチン
9価HPVワクチン(シルガード9)が公費対象になります
★★9価のHPVワクチンが公費接種対象に★★
10月4日に厚生労働省は、9価のHPVワクチン「シルガード9」を公費接種の対象にすると発表しました。
明確な時期はまだ発表されていませんが、2023年4月以降の早い時期から、「シルガード9」が定期接種対象になるようです。
★★★詳細はこちらをお読みください★★★
現在は、小学6年生から高校1年生までの女性に対して、2価と4価のHPVワクチンが公費で接種できるようになっています。
公費期間が過ぎてしまうと、自費になるため、公費対象年齢のうちにこれらのワクチンを接種する必要があります。
ただし、現在は、「キャッチアップ接種」も各自治体が行っており、高校2年生以上の人も公費接種の対象になっています。
なので、現在高校1年生の人も、慌てて接種しなくてよい可能性があります。
キャッチアップ接種の対象年齢や対象薬剤は、各自治体が取り決めています。
まずは、お住まいの自治体が、通常の公費接種と、キャッチアップ接種に関して、どのような取り決めをしているかを確認した方が良いでしょう。
自治体によっては、厚生省の決定を待たずに、自主的に9価ワクチンを公費対象としたり、払い戻し対象に含めていたりもします。
今の年齢と、自治体の補助範囲によっては、正式に9価ワクチンが公費対象になるのを待って、HPVワクチン接種を行った方が良い場合もあります。
厚生省の発表を参考にすれば、少なくとも現在中学3年生以下の年齢の方は、現時点で2価や4価ワクチンを公費で接種するより、9価ワクチンが正式に公費対象になるのを待って、9価ワクチンを接種した方がよいでしょう。
一番悩むのが、現在キャッチアップ接種の対象の方で、9価ワクチンを接種したいと考えている方かもしれません。
年齢的には、できるだけ早く接種を開始した方がよいと言えますが、9価ワクチンもキャッチアップ接種の助成対象になるのであれば、9価ワクチンが定期接種になってから、キャッチアップ接種を受けた方がお得です。
ただし、9価ワクチンが定期接種になっても、キャッチアップ接種に使えるのは2価と4価のみのままである可能性があります。
その場合は、来年4月を待たずに、現時点でキャッチアップ接種を受けるか、自費で9価ワクチンを受けることになります。
キャッチアップ接種の対象の方で、9価ワクチンがキャッチアップ接種の対象になるかどうかの発表まで、「HPVへの感染リスクを作らない可能性が高い」という方は、少なくとも来年4月まで接種開始を保留にしてもよいかもしれません。
日付:2022年12月24日 カテゴリー:HPVワクチン
子宮頚がんワクチン(HPVワクチン)接種費用の払い戻しについて
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横浜市では、現在、積極的接種勧奨を差し控えていた時期に無料接種対象であった年齢の方を、再度無料接種対象とする「キャッチアップ接種」を行っています。
詳細は横浜市のホームページをご覧ください。
また、それに伴いまして、キャッチアップ接種の対象者で、すでに自費でHPVワクチンを接種した方への払い戻しが行われます。
当院で、自費で接種なさった方で、払い戻しのための領収書が必要な方は、再発行も可能ですのでお申し付けください。
払い戻しについての詳細は、こちらのページをご参照ください。
日付:2022年12月20日 カテゴリー:HPVワクチン
9価HPVワクチンが公費対象になります
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★★9価のHPVワクチンが公費接種対象に★★
10月4日に厚生労働省は、9価のHPVワクチン「シルガード9」を公費接種の対象にすると発表しました。
追加の通達が、次のような内容で出されています。
現在は、小学6年生から高校1年生までの女性に対して、2価と4価のHPVワクチンが公費で接種できるようになっています。
公費期間が過ぎてしまうと、自費になるため、公費対象年齢のうちにこれらのワクチンを接種する必要があります。
ただし、現在は、「キャッチアップ接種」も各自治体が行っており、高校2年生以上の人も公費接種の対象になっています。
なので、現在高校1年生の人も、慌てて接種しなくてよい可能性があります。
来年の4月以降に、キャッチアップ接種対象の方も含めて、9価のHPVワクチンが無料接種できるようになるのであれば、ワクチン接種そのものを急ぐ必要性がない方は、全員来年4月以降を待って接種した方がいい可能性が高くなります。
ワクチン接種を急いだ方がいい方というのは、「すでにセクシャルデビューをしている人」「近いうちにセクシャルデビューをする可能性が高い人」です。
HPVは性交渉によって感染するものなので、ワクチンの効果を十分に得るためには、HPVへ接触する前、つまり性交渉前に接種することが最も重要になります。
セクシャルデビューの有無によって、ワクチン接種のタイミングをどのように考えたらいいのかを、産婦人科医師の高橋幸子先生がわかりやすくチャートにしてくださいました。
こちらのチャートも参考にして、ワクチン接種のタイミングを検討してみるとよいでしょう。
日付:2022年12月17日 カテゴリー:HPVワクチン
HPVは自然排出されません
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読むだけでプチ不調が改善する本、出版しました!
「読んだだけで脳の動きが変わりました」
「自分の症状のところを読んだら『ストーン』と納得がいきました」
「テンポがよくてスイスイ読めるのに、すごい効果です!」
多くの方からこんなご感想をいただいています。
あなたも自分の口グセチェックしてみませんか?
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先日、HPVワクチンと子宮頸がん予防についての講演会の中で、HPVの自然史について新たな見解が述べられていました。「HPVは一度感染すると自然に体から排出される(消える)ことはない」というものです。
ネットにもよく、HPVは一度感染しても「免疫によって自然排出される」と書いてあるものをよく見かけるのですが、以前からこの説にかなり疑問を持っていました。
なぜなら、過去にHPVに感染したことのある人が、いったん検査で陰性化しても、その後新たな感染機会がないにもかかわらず再度陽性になるケースを何例も経験していたからです。
私自身も、何度か子宮頸部細胞診とHPV検査を組み合わせて検査を継続していますが、HPVが陽性になる時期と細胞診に異常が出る時期がずれていたり、いったん陰性化したHPVが、感染機会が全くないにも関わらず再度陽性になったりしています。
このことからも、検査でHPV陰性=ウイルスが体からいなくなった、というわけではないということがわかります。
検査で「陰性」となるのはあくまでウイルスの活動性が潜伏状態になったことを示しているにすぎず、ウイルスは体内に残っているのです。そして、何らかの原因でウイルスの活動性が再燃した時に検査をすると「陽性」になる可能性が高いと考えられます。
つまり、HPVにいったん感染したら、それはその先一生細胞に変化が起きてくるリスクを抱えることになるということです。
もちろん、感染した人の中で子宮頸がんに進んでいく人の割合は1000人に1人くらいですから、大部分の人が感染しても何ともなく過ごすことは可能です。
でも、HPVに感染する前にワクチンで感染そのものをブロックすることができれば、そもそもそのようなリスクを抱えることがなくなるわけです。
例え子宮頸がんにまではならなくても、HPV感染が明らかになったり、いったん「異形成」と診断されると、その先「がんになるかもしれない」という不安を抱え続けることになります。
そして、子宮頸がんになる人や子宮頸がんで亡くなる人が増えていることも事実です。
それを予防する方法があるのに、しかも、90%という高い割合で予防できるにもかかわらず、それを選択しないのは何のためなのか、それぞれが改めて考える時期に来ているのではないでしょうか?
厚生省が、HPVワクチンの積極的接種勧奨を差し控えるとしていた期間に、公費負担で接種可能だった方たちが、再度無料で接種可能になっています。
対象年齢の方には、各自治体から問診票とキャッチアップ接種のお知らせが届いていると思います。
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必要だと思われた方は、ぜひご相談ください。
日付:2022年10月23日 カテゴリー:HPVワクチン