横浜 婦人科 ポートサイド女性総合クリニック ~ビバリータ~

不妊症

17.10.01 男性不妊の原因が女性側にある?!

  一般的に「男性不妊」というと男性側に何らかの医学的原因があって妊娠が成立しないとされていますが、実はこの「男性不妊」という状態を「女性側が原因で」作り出しているケースが結構あるのです。
 通常、不妊の原因は、男女両方にあるケースと男性側の身にあるケースを合わせると、約半数が男性側にも何らかの原因があるとされています。男性側の医学的異常としては、精子が少ないまたはいない・精子の運動率が悪い・性 行為そのものや射 精が行えない、などです。これらは一見すると「男性側の体の問題」のように見えますが、この状態を作り出しているのが実は女性側の潜在意識であるということはしばしば起こりうることなのです。もちろん「潜在意識」が引き起こすことなので、本人たちには自覚がありません。なので、気づかずに男性不妊という状態を生み出してそれを保とうとしてしまうことがあるのです。

 例えば、しばしば見受けられるのが、「本当は性 行為そのものが嫌い」「夫との性的相性が悪い」というケースです。妊娠を目指すという理由がなければ、できれば夫婦生活はしたくないのだけれど、妊娠したいので嫌々夫婦生活を行っているという場合、潜在意識はできるだけ「やりたくないことはやらないで済ませる」方法を考えますので、性 行為を行わなくても妊娠できる方法を選択しようとします。
 男性不妊であれば、人工授精や体外受精・顕微授精が必要になりますので、ある意味全く性 行為を行わなくても妊娠できるのです。しかも、その原因が「男性側にある」ということになると、自分が「本当は性 行為をしたくない」と言わなくても性 行為をせずに済みますし、相手に原因があるのだから自分が責められずに済むわけです。性 行為を行わずに妊娠したいと思っている女性にとって、「男性不妊」という状態がメリットだらけであることがお分かりでしょうか?
 これ以外にも、例えば相手の男性の浮気が心配で、自分以外の女性に対しての性欲は押さえておきたいとか、そもそも生殖能力を持っておいてほしくないという気持ちにまで発展すると、やはり相手の男性としての機能を抑制することになります。また、現在のパートナーではなく、過去のパートナーが浮気性で辛い思いをした過去があるとか、過去のパートナーが自分以外の女性との間に子どもを作ったことがあるなど、何らかの「過去の体験」が原因となって、現在のパートナーの男性としての機能も抑えたいという気持ちが働く場合もあります。

 これらの「女性側の潜在意識」が生み出す男性不妊に対しては、男性本人のカウンセリングよりもむしろ女性側のカウンセリングの方が有効だったりします。

 また、女性の潜在意識だけでなく、もちろん男性本人の潜在意識が「精子を作らない」という状態を作り出す場合もありますので、2人そろってカウンセリングを受けてみるのもよいでしょう。
 男性側が自分の機能を抑える原因として、多く見受けられるのは「自分はまだそれほど子どもを望んでいないけれど相手の女性が強く望んでいるので仕方なく対応しようとしている」というケースです。経済的にまだ安定していないので子どもを養う自信がないとか、もっと夫婦二人の時間を楽しみたいと思っているとか、そもそも子どもを望んでいないとか、理由は様々ですが妊娠に対する夫婦間の「温度差」があってそれを妻に正直に言えていない場合に、「無言の抵抗」として精子を作らないということを行う場合があるのです。特に、男性側の方が年齢が若いと、どうしても妊娠に対する「リミット感」の差が男女で生じてしまい、こういったすれ違いが起きてしまいがちです。

 いずれも、「無言の抵抗」や「間接的表現」として「男性不妊」という状況を作り出すのではなく、ちゃんと言葉に出して伝えたいことを伝えたり、「今本当に子どもが欲しいのか」「どのような家族理想なのか」夫婦でしっかり話すことで、「男性不妊」をしておく必要性がなくなります。
 妊活カウンセリングでは、このように、「妊娠しないままでいる」のはなぜなのかを様々な角度から見つめ直して、妊娠しないメリット・妊娠するデメリットなどをクリアにしていきます。クリニックでカウンセリングを受けられた方で、本当に心底妊娠を望んでいる方は、大体3~4か月もあれば妊娠なさっています。一般的な不妊治療と並行してカウンセリングを受けることも有効ですので、もし上記のようなケースに心当たりがあれば、よかったらカウンセリングを試してみてくださいね。
 
 

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17.07.16 「高齢」の呪縛は誰がかけたもの?

  今日は自宅のすぐ近くで学会が開催されているので、受けたいセクションだけをちょこっと受講してきました。自転車で会場と自宅を往復できてしまうので、助かりますね。
 受けてきたのは「NIPTについて今後の課題を議論する」というパネルディスカッションだったのですが、改めて出生前診断や、高齢妊娠について考えたくなる内容でした。NIPTとは無侵襲的出生前遺伝学的検査(Noninvasive prenatal genetic testing)の略で、母体の血液を採取することで、そこにわずかに含まれている胎児の染色体も一緒に採取して異常がないかどうかを調べるという検査です。正確には「胎児の染色体」ではなくて「胎盤」の染色体なので、胎児自身の体に流れている血液の成分が、母体の採血で採取できるわけではありません。

 以前から行われていた「クワトロテスト」や「トリプルマーカー」と比べて検査の精度が高いことから、「新型出生前診断」として話題になったこともありました。現在は、検査を受けられる対象や、検査を行える施設を限定した「臨床研究」という位置づけで、検査の機会が提供されています。要するに、誰でもどこでも受けていい検査ではないですよ、という位置づけなのです。
 NIPTの臨床研究については、「NIPTコンソーシアム」のページをご参照ください。

 シンポジウムの中では、主に検査の精度について、つまり「疑陽性」や「疑陰性」や「判定不能」の結果が出たケースについて発表されていましたが、パネルディスカッションでの議論の中心は「限定的な検査にすべきか広く誰もが受けられる検査にすべきか」といった内容でした。特に印象に残ったのは、「『偽陽性』が出た場合、本来は正常に産まれるはずの命が失われることになる」という指摘でした。検査の精度的に、「本当は異常がないのに陽性と出る」割合がゼロではありません。たとえ頻度は低くても、「間違って」染色体異常ありという結果が出る場合もあるのです。検査を受けて「異常あり」の結果を受けた方の90%以上が妊娠を中断するという選択をなさっていました。つまり、異常があることが分かったけれど妊娠を継続するという選択をする人はほとんどいないのです。だからこそ、「異常がないのに陽性」と出てしまうことは大きな問題と言えるでしょう。
 検査を受けた人の「なぜ検査を受けたか」の理由の9割以上は「高齢妊娠だから」というものでした。年齢とともに染色体異常のリスクは上がります。なので、染色体異常がないかどうかをあらかじめ調べておきたいという理由で検査を受けるという方がいらっしゃいます。検査を受けた方がいいかどうかは、事前の遺伝カウンセリングをきちんと受けて、「万が一異常が出た場合にどうするのか」も含めて夫婦でしっかり話し合ってから個々に決めることです。医師も含めて、当事者以外が「受けた方がいい」「受けない方がいい」ということを示すべきではありません。検査を受けることによって「知らないでいる権利」を一部放棄することになる、ということも含めて、当事者が選択することなのだと思います。


 ただ、検査理由のほとんどが「高齢妊娠」であること、そして、年齢を理由に受けた人の9割は正常であるという結果であることを合わせて考えると、「年齢」の捉え方を考え直すべきではないのかと改めて感じました。
 高齢妊娠した方や、高齢で妊娠を目指す方は、ぜひ下記の質問の答えをしっかり導いてほしいと思います。

  「あなたはなぜその年齢まで妊娠しないという選択をしてきたのですか?」

 人によっては「仕事に夢中になっていたら40過ぎていた」「たまたまパートナーが見つからなかった」「病気の治療をしていたらこの年になった」「今まで結婚する気にならなかった」「なんとなくこの年になってしまった」などなど、どちらかというと積極的理由で妊娠する年齢を引き上げたわけではないという方もいらっしゃるでしょう。というか、「好きでこの年になったんじゃないわよ」という方がほとんどかもしれません。 
 それでもあえて、この質問に答えることに意味があるのです。「なぜわざわざ今の年齢で妊娠した(妊娠を目指した)か?」です。

 高齢であることを気にする方のほとんどが、「この年まで妊娠しなかった」ことに罪悪感や後悔など、何らかのネガティブな解釈を持っていることがほとんどです。
 妊娠を目指したい理由を書いてもらっても「年も年なので・・・」という方は非常に多くいらっしゃいます。年齢を気にして出生前診断を受ける場合も、ベースは同じ思考回路が働いている可能性が高いのです。

 私たち産婦人科医にとっては、年齢と妊娠率や、高齢妊娠のリスクについて正確な情報を提供することも大切なお仕事のひとつです。なので、年齢について色々語ってしまいますが、それらの情報は10代や20代の方たちに「今のうちに知っておいて!今なら間に合うから!」ということで伝えているのです。高齢妊娠の方や高齢で妊娠を目指す方に対して「その年齢まで妊娠しなかったこと」を後悔させたりそれを責めたりしているわけではありません。
 高齢妊娠だから何かあったらどうしよう・・・という思いで出生前検査を検討するなら、検査をしない方がよいと言えます。今の年齢まで妊娠をしないという選択をした理由をきちんと考え、「これからの妊婦生活をより安心できるものにしたいから」という理由で受けるのなら、検査の意味があるでしょう。

 あなたはまだ「年齢の呪縛」を大事に持ち続けますか?それとも、上記の質問にサクッと答えて、さっさと手放しますか?
 
 

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17.05.02 2人目がなかなか来てくれないとお悩みのあなたへ

 

 妊娠のご相談を受けていると、1人目はスムーズに妊娠したのに2人目がなかなか来てくれない、というケースも少なくありません。医学的には、1人目と2人目の大きな違いは数年加齢を重ねているという点ですが、その他にも「上の子がいるからタイミングが合わせにくい」「育休明けたばかりで体力も気力も妊活に集中できない」など、環境要因も足を引っ張ってしまうことがあるようです。


 私は、2人目を希望してピルをやめた最初の排卵で妊娠したのですが、「絶対に」妊娠したいとか、子どもは複数「いなければいけない」とは思っていませんでした。1人いるから絶対じゃないけど、間に合ううちにもう1人来てくれたら嬉しいな~、くらいのスタンスだったんですね。後から色々学ぶうちに、それがすんなり妊娠できた要因の1つになっていたことに気づきました。


 2人目がなかなか来てくれない要因の1つに「何故2人目が欲しいのか」の理由が挙げられます。特に「1人いるんだからいいじゃない」と言われた時に「カチンとくる」人は要チェックです。

 2人目に限らず、なかなか赤ちゃんが来てくれない要因に「妊娠したい理由」がズレているケースは非常に多いのです。特に、2人目の場合、この理由が「外的基準」になっていることが多々あります。
 例えば「兄弟がいないとかわいそうだから」「子どもは複数いた方がいいから」「親が(義理の親が)二人目はまだなのかとせかすから」「周りは2~3人産んでいる人ばかりだから」「1人目の時に『満足のいくお産』ができなかったから」「1人目は完全母乳で育てられなかったから2人目こそは完全母乳で育てたい」「1人目は男の子だったから2人目は女の子が欲しい」・・・などなど。
 これらの理由一つ一つが「なぜ妊娠の妨げになるのか」の説明は長くなるので割愛します。もし、自分が該当していて「なぜダメなの?」と思った方はカウンセリングを受けることをお勧めします。

 「なぜ妊娠したいのか?」の理由が、妊娠を妨げているかどうかを簡単に見分ける方法があります。
 それは、それらの理由を書き出してみて「未来の赤ちゃんになってみて」その理由を眺めてみるという方法です。赤ちゃんの立場に立ってみてそれらの理由を見た時、「あ、すぐにでもこのお母さんの所に行きたい!」と心底思えたかどうかが答えになります。もし、ちょっとでも躊躇したり、「今は行きたくないな」と思ったら、それが今あなたのところに赤ちゃんが来ていない理由です。

 どうでしたか?あなたの「妊娠したい理由」を見て、未来の赤ちゃんはどう感じているでしょうか?どうすれば未来の赤ちゃんが「すぐにお母さんのところに行きたい!」と思ってくれるかが分からないという方は、妊活カウンセリングを受けてみるといいでしょう。きっと、今赤ちゃんが踏みとどまっているストッパーを外すお手伝いができると思います。



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17.02.17 未妊の方向けチェックシート

未妊の方向けのチェックシートです。

クリニックの診療の中でも、ご妊娠を希望されている方につけていただいていますが、つけただけで「妊娠を妨げている自分の中にある隠れた意図」に気付いて、すぐにご妊娠なさる方もいらっしゃいます。


1)あなたが妊娠したいと思った理由は何ですか?

□結婚したら妊娠すべきものだと思っていたから

□子どもは産んでおいた方がいいと思っていたから

□親が「孫の顔が見たい」というから

□子どもを育てたいと思ったから

□夫が子どもを希望したから

□年齢的に早く妊娠しないとまずいと思ったから

□「妊娠できないかもしれない」という不安をなくしたかったから

□「産んでない」うしろめたさをなくしたかったから

□「産んであげられなかった赤ちゃん」に対しての罪悪感をなくしたかったから

□妊娠して今の職場から離れたかったから

□子どもを持つことで「自分の役割」を得たかったから

□子どもが好きだから

□自分の遺伝子を残したいと思ったから

□夫の遺伝子を残したいと思ったから

□「産んで一人前」だと思っていたから


2)結婚するまでの過程で起こりうる困ったことは?

□定期的に性交渉をしなければいけない

□毎月夫に協力してもらわなければいけない

□通院のために仕事を休んだりペースダウンしなければいけない

□妊娠を希望していることを職場にふせておかなければいけない

□たばこやお酒などの嗜好品を我慢しなければいけない

□定期的に婦人科に通わなければいけない

□薬の副作用を我慢しなければいけない

□検査や治療の痛みを我慢しなければいけない


3)妊娠・出産したら起こりうる困ったことは?

□つわりなどの体調不良が出るかもしれない

□陣痛に耐えなければいけない

□分娩時に思わぬトラブルが起きるかもしれない(多量出血や緊急手術など)

□仕事や趣味などが思うようにできなくなるかもしれない

□食事や生活に気を付けなければいけなくなる

□体形が崩れるかもしれない

□夫に「女」として見てもらえなくなるかもしれない

□夫のことを「男」として見れなくなるかもしれない

□自分を子ども扱いして欲しいのにしてもらえなくなるかもしれない

□セックスレスになるかもしれない

□今の夫との子どもを欲しいとは思っていない

□産後うつや育児ノイローゼになるかもしれない

□職場で同僚や男性におくれをとるかもしれない

□「自分のための時間」が無くなるかもしれない

□子どもを愛せないかもしれない

□子どもを産んでも育てる自信がない

□子どものことを最優先しなければいけなくなる

□授乳しなければいけなくなる

□中絶経験による「私は子どもを産む資格がない」という罪悪感を持ち続けられなくなる


4)妊娠しないメリットは?

□「本当は子どもは欲しくない」と言わなくて済む

□定期的に性交渉する口実ができる

□妊娠による体調不良を経験しなくて済む

□仕事や趣味を続けられる

□「自分は妊娠しにくい体質である」という信じ込みを証明できる

□親や夫の希望を叶えるために妊娠することに対して無言で抵抗できる

□たばこやお酒を我慢しなくて済む


5)出産しないメリットは?

□陣痛を経験しなくて済む

□分娩によって命や健康を失うリスクを抱えなくて済む

□体形を維持できる

□おしゃれや趣味を楽しみ続けられる

□仕事を好きなように続けられる

□自分の時間を持てる

□育児に時間をかけなくて済む

□育児にお金をかけなくて済む

□産後の心身の不調を経験しなくて済む

□孫の顔を見せに親に会いに行かなくて済む

□孫の顔を見せに義理の親に会いに行かなくて済む










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16.09.08 妊娠のタイムリミットは何歳まで?

  一時期「卵子の劣化」が話題になり、年齢が上がると妊娠が難しくなるということが一般の方にも浸透してくれるようになったのかな、と思われましたが・・・どうやらまだまだ情報は行き届いていないようです。
 最近、立て続けに、40代半ばまたは閉経間際の方から「これから妊娠を希望しているんですが」というご相談を受けています。医師の立場からすると、かなり面食らうくらいのご年齢の方からの相談です。でも、何件も続くので、「こちらの常識は一般の方の常識とは異なるんだ」ということを受け入れざるを得なくなってきました。

 「何歳になったら妊娠は『不可能』になります」という明確な線引きをすることはできません。それは「個体差」が大きいからです。
 クリニックで経験した自然妊娠の最高年齢は47歳でした。でも、それはとてもとてもまれなケースと言わざるを得ません。また、ホルモンを測定したら30代後半で「閉経」の状態になっている方もいらっしゃいます。
 なので、そういった個体差があることを前提に、大まかな目安として40歳を過ぎると妊娠率はかなり下がり、43歳くらいには不妊治療の治療成績のグラフがほぼゼロを示していますよ、というお話をするしかありません。

 でもその情報を受け取るのが45歳では遅いですよね?せめて20代のうちにそういった知識は知っておき、その上で「自分はどうしたいのか」を年齢と自分の価値観と環境を総合的に吟味しながら、「産む・産まない」の選択をしていってほしいなと感じます。
 私は「産んだ方がい」なんてこれっぽっちも考えていません。私自身は自分の人生の中で「子どものいる人生」を選択したいと思ったから、子どもを産みました。でも、「子どもがいない人生なんて考えられない」とも思いません。お一人様時間がたっぷりあって、それはそれで充実した人生になるだろうなと感じています。
 私にとっては、数ある選択肢のうちに一つを選んだにすぎず、その選択が逆であったとしても、人生の幸福度は同じになりうるわけです。

 ただ、ほんのちょっとの「知識」を持っていなかったがゆえに、本当は選びたかった人生を「選択するチャンスを失う」ということが、まだ起きているのだなと感じることがあります。自分の人生を主体的に選び取るためには、やはり必要な知識は必要です。
 もっと学校教育や会社の新人研修の中で、こういった「女性のライフプランの立て方」についての教育がなされてもいいのではないかと感じる今日この頃です。


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15.12.22 「赤ちゃんを迎えに行くワークショップ」を開催します

  3か月間かけて学んできた「シークレット・スライト・オブ・ランゲージ」の講座を、昨日無事卒業しました。
 この手法は、普通のカウンセリングとは異なり、クライアントさんに「変化を起こす」方法です。ビジネスでも日常的な人間関係でも、自己実現でも、体調不良の改善でも、テーマを問わず活用できる魔法のツールなのです。


 早速この手法を応用して、赤ちゃんがほしいと思っている方向けのワークショップを開催することにしました。
 このワークショップに参加すると、一般的には下記のような結果や効果が得られます。
   
   妊娠する方法について具体的に知ることができて今後の選択がしやすくなる
   妊娠する目的が本来の方向とずれていないかをチェックし正しい方向に修正できる
   出産後の姿を明確にすることで目標に到達しやすくなる
   妊娠・出産に対するネガティブなイメージを受け入れやすいイメージに一瞬で書き換えられる
   妊娠までの過程に感じているデメリットを明確にして妊娠を妨げている要因をなくす
   妊娠すると起こりうる困ったことを明確にして妊娠を妨げている要因をなくす
   出産すると起こりうる困ったことを明確にして妊娠を妨げている要因をなくす
   妊娠しないことによるメリットを明確にして妊娠を妨げている要因をなくす
   出産しないことによるメリットを明確にして妊娠を妨げている要因をなくす
   パートナーシップの背景にある問題を明確にして夫婦間のコミュニケーションがとりやすくなる
   夫に自分の気持ちを上手に伝えられるようになり夫の協力が得やすくなる
   「自分は妊娠しにくい」という根拠のない信じ込みをなくしスムーズに妊娠することができる
   なぜ今までは妊娠しなかったのかが明らかになり今後はスムーズに妊娠することができる
   周囲からのプレッシャーや意見が気にならなくなり自分らしさを保つことができる

 これから妊娠を考えている方から、すでに長期間通院している方まで、幅広く有効な内容です。
 パートナーの方とのご参加や、男性のみのご参加も大歓迎です。
 詳細は下記をご参照下さい。
 
 ~そうか!こうすれば簡単に赤ちゃんを迎えにいける!!~
  赤ちゃんを迎えに行くワークショップ


  講師:清水なほみ
  日時:1月31日(日) 14:00~15:30
  場所:ポートサイド女性総合クリニック(http://www.vivalita.com)
  参加費:3000円(当日お支払いください)
  お問い合わせ・お申し込み:info@vivalita.com

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15.11.23 妊娠したい方向けのメタファー

 この週末のシークレット・スライト・オブ・ランゲージの講座では、後半メタファーについて学びました。メタファーは、私が一番得意とするカウンセリング技法かもしれません。もともとタッチフォーヘルスを学ぶ中で、メタファーについて初めて知って、診療の中でもちょくちょく取り入れたりしていたんですよね。今回の講座では、メタファーの使い方をさらに細かく学んで応用範囲を広げていきました。
 練習の中で、いくつかメタファーを作っていったんですが、講師の先生からもほかの参加者の方からも、お褒めの言葉をいただいたメタファーができたので、せっかくなのでシェアさせてくださいませ。不妊症の方は、寝る前にこれを読むか、誰かに読んでもらうといいですよ。深い意味は考えなくていいので、ただそのままを読むだけでOKです。


 風水的に、赤ちゃんを授かりたいときにはベッドサイドにザクロを置くといいんだようです。
 ザクロって、赤い実がたくさん実るんですよね。
 実を食べたことあります?
 実より種がしっかりあって、食べるときは種を入れておく受け皿があった方がいいかもですね。
 種をまいてみたら、ザクロの実が実るかもしれませんよ。

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15.10.29 妊娠したいのにできない本当の理由

  シークレット・スライト・オブ・ランゲージの視点で「病気」を見ると、病気も無意識のうちに本人が望んだ結果なのだということがよくわかります。
 病気の場合、その病気になる「メリット」が存在することが多いように感じています。実は、先々週末から1週間次女が体調不良で保育園をお休みしていたのですが、それを見ていた長女はずっと自分もお熱を出して保育園をお休みしたいと言っていました。そして、見事に(?)先週末からお熱を出してこの3日間保育園をお休みしています。長女にとっての病気になる「メリット」は、保育園をお休みできるし、お母さんは妹より自分を優先して優しくしてくれるし、ご飯を食べなくてもアイスクリームがもらえるし、いいことだらけなわけです。でも、頭痛と口内炎による痛みが辛いらしく、「明日にはお熱治る?」と言うので、「保育園休めるけど頭痛いのと、元気になって保育園行くのとどっちがいい?」と聞いたら、「元気になって保育園お休みするのがいい!!」とのこと・・・(笑)

 妊娠したいのになかなか妊娠しない場合や、不妊治療を行っているのに治療が思うように進まない場合も、同じことが言えます。
 不妊の場合、まず最初にチェックした方がいいのは「何のために妊娠したいと思っているのか」です。妊娠が「目標」ではなく「手段」になっていないかをしっかり見極める必要があります。例えば、「パートナーの心をつなぎとめたい」とか「親を喜ばせたい」とか「産んでないという劣等感を払しょくしたい」とか「妊娠できないかもという不安をなくしたい」とか「過去に産んであげられなかった罪悪感を消したい」といった、妊娠を何らかの手段にしようとしている場合、そもそもゴールの設定が「妊娠」ではないのでうまくいきません。
 私が長女の妊娠を目指し始めた時、実は末期がんの父親を看病しているところでした。「花嫁の父」という大役を終えた後、父の次の「楽しみ」を作りたいと思って、早く「孫が生まれるよ」と伝えたくて焦って妊娠を目指していたんですよね。でも、その時は全然卵が育たなくなって結局妊活をいったん中断せざるを得なくなりました。父が亡くなってちょうど1年後に、長女が誕生したのです。

 次にチェックした方がいいのが、「妊娠・出産によってもたらされるデメリット」です。女性は妊娠したら「今まで通りの生活」は続けられなくなることがあります。産後も、体調が十分に回復しなかったり、思うように職場に復帰できなかったり、育児のストレスにさらされたり、ちょっと考えただけでも多くのデメリットが挙げられてしまうのではないかと思います。特に、妊娠経験や出産経験がある方は、初めての方よりもそのデメリットを強く感じる可能性があります。最初の妊娠でつわりがひどくて辛い思いをしたとか、お産が大変でその後体調不良が続いたといったケースでは、「また同じことが繰り返されるのか」という恐怖が潜在的に残るからです。
 何にデメリットを感じているのかは、夫婦でシェアし合うということがとても重要になります。特に女性側の感じていることを、パートナーに知ってもらうだけでも、具体的な解決方法を2人で探してみたり、「理解してもらえた」という安心感がそのデメリットを薄めてくれる効果が期待できます。

 そして、もう1つ忘れてはいけないのが「妊娠・出産しないことによるメリット」のチェックです。不妊治療を続けている方の中に、よくよくお話を伺うと「私はそんなに子どもが好きではないんですけれど、夫がどうしても子どもがほしいというので」という方もいらっしゃいます。この場合、「不妊治療までしたけど妊娠できなかったの」という結果を提示することで、「本当は子どもは欲しくないの」と言わなくて済むわけです。
 また、人工授精を繰り返している方で、「夫とのセックスが嫌」という方もいらっしゃいました。人工授精だと、セックスしなくても妊娠は目指せるんですよね。治療中であることが、セックスを断る口実にもできます。もし私が、この方を今担当していたら、「妊娠中や産後は医師から堂々と『セックス禁止』って言ってもらえますよ」とささやくかもしれません。
 
 妊娠できない本当の理由を探すポイントは、他にもいくつかあるのですが、まずは重要な3つのポイントを挙げてみました。
 もし、自分ではうまく原因が探し出せない、または原因は分かったけどどうしたらいいのか分からない、という場合は健康サロン(http://www.vivalita.com/salon/healthcare.html)でカウンセリングも承っていますので、お気軽にご相談ください。ご予約・お問い合わせはメール(info@vivalita.com)でお願いいたします。

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15.07.03 妊活セミナーについてのアンケートにご協力ください

8月または9月に、妊活WOMANさんとコラボで妊活初心者向けセミナーを開催したいと考えています。

開催日程を検討中なのですが、できるだけ参加ご希望の方がいらっしゃりやすい日程に設定できたらと思いまして、開催日時についての簡単なアンケートを行うことにしました。

現在妊活中の方、これから妊活を始めようと考えている方、ぜひご協力くださいませ。

http://sns-real.com/ninkatsu/289.aspx

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14.07.21 妊娠を目指すなら基礎体温は必須?

 婦人科を受診すると「まずは基礎体温をつけましょう」と言われた経験のある方は、多いのではないかと思います。基礎体温は、ホルモンの状態や排卵の有無を簡単に非侵襲的に調べる方法として気軽に取り入れられるため、患者様ご本人も自主的につけていらしたり、診察の現場でも「とりあえず」で勧められることもしばしばあるようです。
 また基礎体温をつけることが、規則正しい睡眠を心がけたり、自分の体の状態と向き合うきっかけになる場合もあります。基礎体温のつけ方だけでも、その方の性格や生活のスタイルがある程度把握できます。

 ただ、基礎体温が2相に分かれているからと言って「絶対に排卵している」と言い切れない場合もありますし、年齢や状況と治療目的によっては、基礎体温が必ずしも必要とは限らないケースも多々あります。
 不妊治療を希望される方には、基本的には基礎体温をつけるようにお勧めしていますが、2人目妊娠をご希望の方にはあまり無理につけるようにと言わないようにしています。
 なぜなら、私自身が2人目の妊娠を目指す時に、2歳の娘を見ながら基礎体温を毎日つけるなんて絶対に無理だったからです。自分ができないことを、患者様に強要するなんてできません。

 2人目や3人目を目指す場合、上のお子さんがまだ小さいと睡眠のリズムが不規則だったり、早朝から子どもに起こされたりで、「起き上がる前に5分感じっとして体温計を加えるなんて無理!」というのが実際だと思います。
 私自身は、最初から基礎体温をつけることは諦めて、排卵日近くに2日に1回超音波検査をして卵胞を確認し、排卵日の2~3日前と排卵日直前にタイミングを合わせるようにしました。

 妊娠を目指す場合、基礎体温はつけられるならつけた方がよいのですが、次のような条件を満たしていれば無理につける必要はないと考えています。
  

  *きちんと排卵していることが確認できている
  *黄体機能が正常であることが確認できている
  *月経周期がほぼ安定している又は排卵を確認できるまで月に2~3回超音波検査を受けに通院できる

 

 排卵の確認は、超音波検査とホルモンの検査を組み合わせれば可能です。排卵の時期に成熟卵胞があり、その数日後にその卵胞がきちんと黄体になっている(未破裂黄体化のう胞になっていない)ことが確認でき、ホルモン基礎値にも黄体機能にも異常がなければ、ほぼ排卵周期と思っていいでしょう。月経周期が安定してればなおさらです。
 月経不順がある場合は、検査した時にたまたま排卵していて、そのほかの周期は無排卵ということもありうるので、毎月卵胞確認をした方が確実ではあります。

 黄体機能は、通常「基礎体温が上がったら採血に来てくださいね」と言われますが、超音波検査で排卵直前の卵胞が確認できれば、その4~5日後には高温期に入っているはずなので、基礎体温をつけていなくても採血の時期を見測ることが可能です。

 月経周期が安定している方の場合は、基礎体温をつけなくても「一番妊娠しやすい時期」がだいたい特定できます。
 排卵してから次の月経が来るまでが14日間というのは、ほぼ個人差なく決まっているのです。なので、28日周期の方であれば月経初日から14日目くらいが排卵日であると予測できます。
 効率よく妊娠を目指すには、排卵日当日より2~3日前からタイミングを合わせておくことが重要なので、月経周期が28日なら月経初日から11~14日目の期間に集中的にタイミングを合わせれば、基礎体温とにらめっこする必要はありません。
 月経周期が毎月40日くらいなのであれば、チャンスは月経初日から23~26日目くらいということになります。

 月経周期が不安定な場合は、毎月の卵の育つペースがまちまちなので、基礎体温をつけずに自分でタイミングを合わせることは難しくなってきます。
 毎月排卵するタイミングが異なるので、超音波検査で卵胞の育ち具合を時間を追って見ていき、卵胞が16㎜以上になってきたらその日から3日間くらいタイミングを合わせ続けるか、卵胞が18㎜を超えた段階で排卵誘発の注射をして、注射当日と翌日にタイミングを合わせるといったことが必要になってきます。
 


 いずれにしても、一定の条件を満たせば、基礎体温がなくても妊娠を目指すことは可能です。
 「基礎体温もつけられないなんて、ダメな私・・・」なんて、申し訳なく思う必要はありません。
 自分にできる方法で、できる範囲で、自分の体と向かい合っていけばいいのではないでしょうか。

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10.11.25 不妊治療の第1ステップ・タイミング法

 ひとくちに「不妊治療」と言っても、タイミング法や漢方治療から体外受精といった高度な生殖補助医療まで幅があります。年齢や不妊の原因によって、タイミング法から徐々にステップアップしてもいい場合もあれば、いきなり体外受精が必要な場合もあるんですね。

 タイミング法というのは、排卵日の見当をつけて妊娠の可能性が高い時期を狙って夫婦生活を持つという方法です。精子の寿命が3~4日間くらいで卵子の寿命が約24時間なので、排卵日の3日前と排卵日当日にタイミングを合わせるのが一番効率がいいと言われています。
 ただ、お仕事の都合などでなかなかこの通りに夫婦生活を持てないということもありますから、排卵4日前~排卵日のどこかでチャンスを作るつもりでいればいいでしょう。

 排卵日を予測する方法は次のようなものがあります。
  基礎体温をつける
  排卵日チェッカーで調べる
  超音波検査で卵胞の大きさを調べる
 上から順に、下に行くほど確実な方法になります。

 月経周期がある程度安定している方は、周期から14日を引いた日数が大体の排卵のタイミングになりますので、例えば30日周期の方でしたら月経初日を月経周期1日目として16日目辺りが排卵日ということになります。
 周期にばらつきがあったり、基礎体温をつけてもよく分からないという方は、普段そろそろ排卵日かなと思っているタイミングで一度超音波検査を受けてみるといいでしょう。

 超音波で卵巣を見れば、どのくらい排卵の準備が進んでいるかが確認できますので、よりピンポイントで排卵日を予測する事が可能です。

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10.10.19 不妊が心配な時はまずご相談下さい

 「不妊の相談」にいらっしゃる患者様には、すでに妊娠を目指してから2年以上たっている本当の「不妊症」の方と、まだ妊娠を目指し始めて間もないあるいはこれから妊娠を目指したいのだけど「何となく不妊症じゃないか心配」という方がいらっしゃいます。
 どちらの場合も、まずは不妊症の基本的な検査を行ってその後の治療方針を決めていきます。

 「不妊症」の定義に当てはまらなくても、より効率よく妊娠を目指したいと思ったら、早い段階で婦人科に行くのは選択の一つとしてありなんですよ。
 もちろん、30歳以下でまだ年齢的にそれ程あせる必要がない方の場合、月経が順調で特に婦人科の病気をしたことがなければ、まずは基礎体温をつけながら1年くらい自然に任せても全然問題ありません。
 人によっては、病院で検査を受けたり、排卵の時期のタイミング指導を受けたりすること自体がプレッシャーになってしまうという方もいらっしゃいますからね。

 ただ、一度も婦人科検診を受けたことがない方や、月経不順の方は、妊娠したいなと思ったら一度はきちんと検査を受けておいた方が安心です。
 また、35歳以上の方は、「自然」にこだわりすぎるあまり1年や2年を無駄に過ごしてしまうということはできれば避けた方がいいでしょう。

 不妊の相談をしたからといってすぐにあれこれ治療をしなければいけないわけではありません。
 検査で大きな異常がないかを確認し、タイミング法だけで様子を見れそうなのか、排卵誘発剤を使った方がいいのかなどの「見通し」を立てていくことが大事なんです。

 いきなり検査をしたり、治療の選択をするのはちょっと・・・でも、不妊症について気になる、という方には「不妊カウンセリング」も行っています。
 不妊カウンセリングは、不妊症の検査や治療にはどのようなものがあって、どういったタイミングで何を行っていったらいいのかをお話しする特殊外来です。
 お話しのみの場合自費診療になりますが、まずは話だけ聞きたいという場合もお気軽にご相談くださいね。

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10.06.10 妊娠したいと思ったらすべきこと

 外来に「不妊の相談」と言っていらっしゃった方に、「避妊しなくなって何年ですか?」と伺うと「半年くらい」という答えが返ってくることも結構あるんです。医学的に「不妊」というのは、妊娠を目指しても1年以上妊娠しない状態をいいます。以前は「2年以上たっても妊娠しない場合」を不妊としていましたが、妊娠を目指し始める年齢が上がってきていることなどを考慮して、「1年」に変更されました。普通は、避妊をしなければ1年で85%、2年で90%の人が妊娠します。なので、1年経っても妊娠しない15%の人が不妊ということになっています。

 最近は、妊娠を目指し始める年齢が高くなっているせいか、「不妊症が増えている!」なんて脅されてしまっているせいか、ちょっとうまくいかないとすぐに「不妊症なんじゃないか」と焦ってしまうようです。もちろん、年齢によっては1年も様子をみていたら妊娠可能年齢を通り越してしまうこともありますから、スタートがゆっくりだった方はのんびりしすぎてもいけないのですが。
 中には、「結婚したのに妊娠しないんです」と相談にいらっしゃって、よくよくお話を伺うと、実は夫婦生活を持っていなかった、というレアケースもあったりします。

 妊娠したいなと思ったら、自分で出来ることは、まず基礎体温をつけることです。不妊治療の最初に挙げられているタイミング法というのは、基礎体温で排卵のリズムをつかんで、排卵のタイミングを狙ってチャンスを持つという方法です。基礎体温をつけ続けていると、ちゃんと排卵していれば、月経と月経のちょうど真ん中辺りで、体温が上がる日があります。一般的には、そのちょっと前の体温が一番下がった日が排卵日なんて言われていますが、体温が上がってから排卵することもあります。
 そもそも、基礎体温をつけてみれば分かりますが、何処が「一番低い」のかは、その日が過ぎてみないと分かりませんから。ただ、つけ続けていると、だいたい何日目で体温が上がるのか、自分のリズムがつかめてきます。そうしたら、そろそろかな、という日と高温期に入った日にチャンスを持てばいいわけです。もちろんそれ以外の日も夫婦生活を持った方が、より妊娠率はたかまります。もし、数か月つけてもイマイチ排卵日が分からないという場合は、ちゃんと排卵しているのか、早いうちに一度婦人科で相談してみた方がいいですね。


 病院で超音波検査をすれば、正確な排卵日が予測できるのですが、病院に行かずよりピンポイントで排卵日を予測したい人にお勧めなのが、最近は薬局でも手に入る「排卵日チェッカー」です。これは、尿中に出るLHという排卵命令のホルモンの濃度を調べる検査です。ちょうど妊娠判定用のスティックと同じ様に、尿をかけてしばらくすると線が現れる仕組みになっています。この排卵日チェッカーを、そろそろかなという日の前日くらいから連日で使用して、途中で「陽性」の反応が出たら、その日から翌日くらいが排卵日と予測できるんです。
 
 病院にかからずに出来ることはここまでですが、これ以外にもっと大切なのが、日々の生活習慣の見直しです。体重オーバーであれば、妊娠前に健康体重くらいまではコントロールしておく方が安全ですし、タバコは完全に禁煙を目指すべきです。それから、腰周りが冷えて血流が悪い状態だと、妊娠しづらくなってしまいますから、冷え症を改善する工夫もしてみてくださいね。

 そして何より、一度も婦人科検診を受けたことの無い方は、検診をして何も異常が無いことを確認してから、妊娠を目指してほしいと思います。
 妊娠を目指したらしばらくは病院にかからず、基礎体温をつけながら様子をみる方がほとんどだと思いますが、「そろそろ」と思った段階で病院に相談しに行った方がベターなケースもあります。例えば、甲状腺の病気などの内科疾患を治療中の方や、握りこぶし大以上の大きさの子宮筋腫がある方など。それから、年齢的に1年も無駄にしたくないという方は、これから妊娠を目指し始めるという時に言ったん婦人科を受診しましょう。


 女性には、妊娠可能な年齢にどうしてもリミットがついて回ります。これは、卵巣にあらかじめ寿命があるためで、医学の技術を総動員すればある程度は伸ばせるものの、やはり限界はあります。最近は35歳以上の、いわゆる高齢初産なんて全然珍しくなくなりましたが、医学的には30歳を過ぎると妊娠率は徐々に下がっていき、35歳以降はその下がり方が急下降になっていきます。

 35歳を過ぎたら、半年経って妊娠しなければ病院で相談したほうがベターでしょう。40歳を超えると自然妊娠はかなり難しくなってきますから、38歳を過ぎて妊娠を目指し始める時は、最初から病院でサポートしてもらった方が効率はいいと言えます。40歳以降で妊娠を目指し始める場合は、あらかじめ高度な不妊治療も視野に入れて、不妊専門の病院へ相談しに行くことをお勧めします。

 クリニックでは、「とりあえず相談だけしてみたい」という方には、不妊カウンセリング(自費でのカウンセリングになります)をお勧めしております。受診していきなり検査や治療を受けるのではなく、ご自身にとってのベストな「妊活法」を知りたいという方は、お気軽にご相談ください。 

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10.06.09 妊娠前に必要なメンテナンス

 将来の妊娠のために、今しておくべきこと、実はいろいろあります。今のうちにしておいた方がいいメンテナンスと、そろそろ妊娠を考えたいと思ったときにしておくべきことを挙げてみました。

1)本当に妊娠を望むまできちんと避妊をする
 当たり前の事ですが、自分で「妊娠したい」と思うまではピルか子宮内避妊具でしっかり避妊しましょう。避妊は女性が自分の手で確実に行うべきものです。最近の中絶手術は、ちゃんとした病院で受けさえすれば非常に安全に受けられるようにはなってきていますが、リスクを負わないにこした事はありません。

2)妊娠を目指すまではコンドームを必ず使う
 コンドームは確実な避妊にはなりませんが、性感染症予防のためには不可欠です。コンドームを外していいのは妊娠を目指す時だけと考えておきましょう。逆に、いざ妊娠を目指すようになったら、コンドームを外す前に「妊娠前検診」の1つとして、ご夫婦で性感染症を一通り調べておく事をお勧めします。

3)毎年婦人科検診を受ける
 20歳を過ぎたら子宮頚がん検診は必須です。それに加えて、1年に1回は超音波の検査を受けて、内膜症や子宮筋腫や卵巣腫瘍がないかどうかチェックしておくといいでしょう。普通の癌検診だけではこれらの病気は発見しにくいんです。超音波検査は非常に多くの情報を得られるので、少々お金がかかってもぜひ毎年受けてくださいね。何もなければ毎年安心できますし、万が一何か病気が見つかっても、早期に対処したり予防的治療を早く開始する事によって、将来の不妊のリスクを下げる事ができます。

4)生活習慣病対策をしておく
 妊娠前からコレステロールが高かったり糖尿病予備軍だったりすると、妊娠をきっかけにそれらが悪化して母子ともに危険な状態になることもあります。また、糖尿病に気付かずにコントロールが悪い状態で妊娠すると、約2割と言う高い確率で奇形が発生するとのデータもあります。特に、血縁の方に糖尿病・高脂血症・高血圧、の方がいる場合は、毎年一般の健康診断を受けて、日々の食事や生活習慣にも気をつけておきましょう。

5)適正体重を維持する
 生活習慣病予防にも通じますが、体重は少なすぎても多すぎてもよくありません。適正体重を維持する事で、ホルモンバランスが悪くなるのも防ぐ事ができますし、妊娠してからの体重管理もしやすくなります。いざ妊娠したいと思ったときに焦らなくてすむように、自分でうまくコントロールできなければお早めに専門家に相談してみてくださいね。

6)風疹抗体価を確認しておく
 妊娠中に風疹に罹ると、「先天性風疹症候群」といって胎児に重篤な奇形が出てしまうことがあります。風疹に罹った事のある方や予防接種をしたことのある方は、妊娠中に風疹にかかる心配がありません。自分が風疹に罹った事があるかどうかはっきりしない方は、一度抗体価を測っておくことをお勧めします。もし抗体がなければ、妊娠を目指す前に予防接種を受けておけば安心ですよ。

7)レントゲン検査と薬の服用は注意しておく
 すでに妊娠を目指している方の場合ですが、後からいらない不安を抱えなくてすむように、妊娠を目指している間はやたらとレントゲン検査を受けたりを飲んだりしないようにしておきましょう。と言っても注意が必要な時期は決まっていますから、そこを外せばいいわけです。レントゲン検査の場合、受けるなら月経周期の10日までが原則です。月経が始まって10日までなら、まだ排卵前ですから、その後妊娠しても放射線の影響は全く心配ありません。ちなみに、例え妊娠に気付かずに、歯や胸のレントゲンをとっても胎児には影響ないといわれています。お薬は、次の月経の予定日を過ぎても月経がこなかったら、そこから飲むのをやめれば問題ありません。次の月経予定日より前、つまり妊娠3週までのお薬は、胎児に影響があれば妊娠は成立しないので心配ありません。

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10.06.08 不妊症とは

 最近は35歳以上の初産婦さんも珍しくなくなってきましたが、生物学的に最も妊娠・出産に適している年齢は、実は25~26歳です。30歳を過ぎると妊娠率は徐々に低下していき、35歳を過ぎると急激に下がっていきます。初婚年齢がどんどん上がるにつれて、妊娠を目指すに当たっては不利な条件がどうしても増えてきてしまいます。

  子宮内膜症や子宮筋腫などの婦人科合併症が増える

  糖尿病や高血圧などの内科的合併症が増える

  性感染症による不妊のリスク

  ホルモンのアンバランス

  卵子そのものの劣化などなど・・・・

 性感染症や内膜症やホルモンのバランスに関しては、日頃のメンテナンスや心がけで予防することができますが、加齢に伴う変化は自分ではどうする事もできません。不妊外来に通っている方の最も大きな原因は「加齢」、つまり年齢とともに卵子が妊娠に適さない状態になってしまうわけです。

 医学的に「不妊症」と定義されているのは、2年間普通に妊娠を目指しても妊娠に至らない場合とされています。だいたい、避妊をせずに普通にチャンスを持てば、1年間で85%・2年間で90%の方が妊娠します。つまり、不妊症の検査をして例え何も異常がなくても、2年間妊娠にいたらなかったらその時点で「不妊症」という診断になるんです。


 最近は、年齢的なこともあって、まだ2年経っていないけれど不妊治療を開始したいとご希望される方も増えてきました。確かに、35歳を越えて妊娠を目指し始めた場合、ある程度効率よく妊娠する方法を考えた方が賢明といえます。 

 別にお薬を使うだけが不妊治療ではなくて、漢方で体質を改善しながら基礎体温をつけてチャンスのタイミングを見ていく「タイミング法」も治療のひとつですから、1年経っても妊娠しない場合は早い時期に1度病院で相談してみるといいでしょう。

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10.06.07 不妊症の検査

 不妊に関する検査には色々なものがあります。

 病院によって若干メニューは異なってくると思いますが、代表的なものをご紹介していきましょう。

1)基礎体温
 「検査」ではありませんが、非常に重要なデータです。妊娠を目指すなら最低でも3~4ヶ月は続けてつけてみましょう。

2)ホルモン検査
 血液検査でホルモンのバランスを調べます。調べるホルモンは、主に、LH・FSH・プロラクチン・卵胞ホルモン・黄体ホルモン、です。基礎値を調べるには、月経周期の3~5日目に採血をします。黄体ホルモンだけは、高温期に入って1週間目くらいに測るのが理想的です。

3)合併症の検査
 血液検査で、甲状腺機能異常・糖尿病・自己免疫疾患などがないか、おりものの検査でクラミジア感染症がないかを調べます。検査の時期は、月経周期のいつでもかまいません。

4)超音波検査
 子宮の形・大きさ・筋腫やポリープの有無、卵巣の状態を調べます。これも、月経周期のどの時期でもできますが、できれば排卵のちょっと前に診て、「卵胞」という卵の元がどのくらい育っているかを確認できると排卵の時期がある程度予測しやすくなります。

5)子宮卵管造影検査
 子宮の出口から細いチューブを子宮内に入れ、造影剤を流して子宮の形及び卵管の通り具合を調べるレントゲン検査です。レントゲンを使う検査なので、必ず月経後から次の排卵まで(低温期)に行ないます。卵管の通りが悪い場合、検査をすると同時に、造影剤で圧力をかけて卵管を通す治療にもなりますので、毎月ちゃんと排卵があるのになかなか妊娠しないという場合は、この検査を早めに受けておいた方がいいでしょう。
 造影剤の圧力で腹痛を感じる方は、かなりの頻度でいらっしゃいます。特に、卵管が詰まっていたりすると痛みを生じやすいのですが、卵管の通り具合は超音波では分かりませんので、不妊期間が2年以上の方は早めに受けておいた方がいい検査です。

6)フーナーテスト
 排卵の時期にしか行ないません。朝チャンスを持って、すぐに受診していただき、頚管粘液(排卵の時期の増えるおりもの)の中の精子の運動具合を調べる検査です。頻度はそれほど多くないのですが、女性の頚管粘液と男性の精子の相性が悪く、精子が子宮内にたどり着く前に運動できなくなってしまう事があります。
 このテストで、精子の運動が悪くなっている場合、人工授精の対象となります。

7)精液検査
 男性側の検査で、泌尿器科でも産婦人科でもどちらでも受けることができます。不妊症の中で約3割は男性側に原因がありますので、この検査も早い時期にしておいた方がいいですね。中には、なかなかご主人の理解が得られずに検査を受けていただけないというケースもあるのですが、不妊治療は夫婦の二人三脚ですから、ぜひ2人できちんと向かい合っていただきたいな、と思います。

 これ以外にも、必要に応じて、ホルモン負荷テストや腹腔鏡検査をする事があります。検査は保険がきくものと自費のものがありますので、受診前にあらかじめ確認しておくといいでしょう。

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10.06.06 不妊症の治療

不妊症の治療には次のようなものがあります。

 

1)タイミング法

 排卵の時期(月経開始から12日~15日くらい)に超音波で卵巣の中の卵(卵胞)の育ち具合を確認し、排卵のタイミングをより正確に予測して夫婦生活のタイミングを合わせる方法です。

 

2)内服薬による排卵誘発

 クロミッドやセキソビットという飲み薬を使って排卵を促す方法です。月経の3日目~5日目から5日間服用します。

 セキソビットの方がクロミッドより排卵を促す力は弱めなので、元々の排卵障害の程度に合わせて使い分けていきます。

 セキソビットの場合多胎になるリスクはほとんどありませんが、クロミッドでは双胎になる確立がわずかに高くなります。

 

3)内服薬と注射薬による排卵誘発

 クロミッドのみでは十分に卵が育たない場合や、卵は育つけれど排卵しない場合に注射を追加して排卵を促す方法です。卵を育てる注射はクロミッドに比べて作用が強いので、卵が複数育ってしまったり、育ちすぎて卵巣全体が腫れてしまったりする(卵巣過剰刺激症候群)ことがあります。

 

4)注射薬による排卵誘発

 クロミッドでは卵の発育が見られない場合に、月経の3~5日目から連日注射を行うことによって排卵を促していく方法です。

 クロミッドのみに比べて多胎になるリスクや卵巣過剰刺激症候群になるリスクが高くなります。

 

5)人工授精

 精液を洗浄・濃縮して、子宮内へ直接注入する方法です。精子の数が少なかったり精子の運動率が悪い場合は人工授精の対象になります。

 また、精液検査に異常がなくても、妊娠率を上げるために体外受精に進む前の段階として行うこともあります。5回以上繰り返しても累積の妊娠率はあまり上がらないため、通常は5~6回までを目処に行っていきます。

 

6)体外受精・顕微授精

 卵巣を刺激して一度に複数の卵を育て、卵巣から採ってきた卵子に精子を受精させて、受精卵を子宮内に戻す方法です。精子が非常に少ない場合や運動率が悪い場合、顕微鏡下で卵子に直接精子を注入する顕微授精を行います。

 体外受精による妊娠率は施設によって異なりますが、1回で約30%です。

 

 一般的には、1の方法から順により効率のいい方法へと徐々に段階を上げていく「ステップアップ」という方法をとります。ただし、年齢的にあまりのんびりできなかったり、元々排卵障害や卵管閉塞などの異常があったりした場合は、必ずしも1から順に段階を追っていかず、いきなり体外受精を選択することもあります。

 

 基礎体温できちんと排卵が確認でき、不妊検査で何の異常もなかった場合、まずは6ヶ月くらいを目処にタイミング法で様子をみます。それでも妊娠に到らない場合、例え自力で排卵していても弱い排卵誘発剤を使うことによって妊娠率が上がるため、内服薬による排卵誘発を6ヶ月行っていきます。それでも妊娠しなければ、人工授精を5~6回行い、最終的には体外受精へと進んでいきます。

 不妊検査で排卵障害やホルモン異常があった場合は、すぐに排卵誘発剤を使ったり、ホルモン異常に対する治療を行います。また、筋腫や子宮内のポリープなど、明らかに不妊の原因となっている病気が見つかった場合はそちらの治療を先に行います。

 

 子宮卵管造影検査で、卵管がつまっている=卵管閉塞という結果だった場合は、ステップアップではなく初めから体外受精を選択するしかなくなります。

 精液検査で異常があった場合も、人工授精または体外受精や顕微授精が初めから必要になります。

 

 どの治療をどのくらい続けるかは、年齢や不妊期間によって異なってきますが、大切なのは漫然と治療を続けるのではなく、適切なタイミングで次のステップに進んでいくことです。

 もちろん、絶対に自然妊娠でなければ受け入れられないという場合は、あえて人工授精や体外受精を行わず、自然に任せるという方法も選択肢の一つです。ただし、その場合は「やっぱり早い段階で体外受精をしておけばよかった」と後から後悔しないように、年齢的なリスクなどきちんと理解した上で納得して選択していくことが重要になってきます。

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10.06.05 不妊治療のゴールは?

 不妊治療の現場にいると、どんなにがんばっても赤ちゃんを授かれないケースに遭遇することもあります

 特に、年齢的なタイムリミットを越えてしまっていると、どうにもならないこともあるんですね。
 不妊カウンセリング学会の講義でそういった事例を聞く中で、不妊治療のゴールは「妊娠」ではない、そんなふうに感じたことがありました。
 何というか、「妊娠」しても解決しないものが根っこにあるというか、妊娠しなくてもそれを解決すればゴールが見えるというか・・・

 講義を聞く中で、不妊で悩む方に必要なのは「受け入れと選択」なんだという事に気づきました。
 妊娠しにくいという事実・妊娠できないという事実・妊娠しない自分・妊娠を目指せないパートナー・理解の無い周囲・子どもがいない未来・・・色々否定してきているものを「受け入れる」。そして、「今のままの自分でいいんだ。今のままの自分で十分完璧で何も欠けてはいないんだ」という「自己受容」がなにより大事なんです。

 これって、不妊に限らず、自己否定に陥っているケース全てにいえることなんだとは思います。自分は何かが「欠けている」という認識から、「このままでいいんだ」という認識へ変わっていく、そのプロセスをサポートする必要があるんだと思います。
 「女は産んで一人前」とか「子育てを経験していないと人として未成熟」なんて周りからのプレッシャーは、単なる価値観の押し付けです。そんな声が気にならなくなるくらい、「私は私!」と思えること、これが一番大事なのかなと感じたんですよね。

 そしてもう一つ、「自分で選択した」という実感。これが大事なんです。
 「自然妊娠が望めない」のではなく「積極的に赤ちゃんを迎えにいく」という選択をする。
 「産めない」のではなくて「産まない」という選択をする。
 「子どもがいない人生」ではなく「子どもを作らない人生」を選択する。

 人生の中で、思い通りにならないことなんて、妊娠・出産だけじゃなくてもたくさんあるじゃないですか。それでも、最終的な結論は「自分で選択したんだ」という実感が、自分の人生を積極的に主体的に生きるという意味で必須なんです。
 仕方なく、今の人生を余儀なくされたのではなく、きちんと自分の意思で自分の手で「選び取った」と胸を張れる。そう思えるようになるまで治療や相談にお付き合いしていくことが、不妊治療には必要なんだなと思います。

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清水(旧姓:須藤) なほみ
ポートサイド女性総合クリニック
~ビバリータ~ 院長
歌って踊れる産婦人科医
 
「全ての女性は美しくなる権利がある」をコンセプトに、女性の美と健康をサポートするために女性医療を皆様のもとにお届けしています。
5歳から始めたクラシックバレエは、ミュージカルとの出会いでコンテンポラリーダンスに変身しました♪
 
所属学会:日本産婦人科学会・日本思春期学会・日本性感染症学会・日本不妊カウンセリング学会
 
日本家族計画協会認定思春期保健談員
不妊カウンセリング学会認定カウンセラー