日々の雑記

 

女性アスリートの生理痛や生理不順【横浜のスポーツドクター】

アスリートやダンサーやバレリーナに多い生理の不調

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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10代の頃は、ホルモンバランスがまだ整っていなかったり、骨盤内の臓器が成長途中であることから、生理不順や生理痛などで悩む方は比較的多くいらっしゃいます。

運動習慣の有無と生理痛のつらさは、医学的にはあまり関連はなく、ハードな運動をしているアスリートやバレリーナの方でも、生理が重いという方は少なくないのです。

また、トレーニングがハードすぎたり、体重や体脂肪率が少なすぎると、ホルモンのバランスは乱れやすくなります。特に、体重を気にする必要がある競技をされている方や、見た目を気にするいわゆる「審美系」の競技をされている方は、たとえ体重がそこまで少なすぎる状態ではなくても「利用可能なカロリー」が不足しているために生理が止まってしまうことがあります。

 

なぜカロリー不足で生理が止まるのか?

体重が少なすぎるために生理が止まることを、医学的には「体重減少性無月経」と言います。

医学的には、BMI(体重kgを身長mの二乗で割ったもの)が17.5を下回ると「痩せすぎである」と判断します。BMIが16を下回ると、生理だけではなく体の他の機能もうまく働けなくなる可能性があると認識します。

体重が減る、または少なすぎるということは、消費しているカロリーに対して、摂取しているカロリーが足りないということです。

「カロリー不足」は、「脳」にとっては「このままの状態が続くと生命が危険にさらされるかもしれない」と感じてしまう「大問題」です。つまり、「どうにかして生命維持を優先しなければならない!!」という認識になります。

生理は、卵巣から「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」という二つのホルモンが出ることによって、子宮が反応して起きます。卵巣からホルモンが出るためには、「脳の司令塔=下垂体」から、「ホルモンを出しなさい」という命令が来なければいけません。

「今は生理を来させている場合じゃない!まず命を守らなければ!」と脳が認識してしまうと、卵巣に対しての命令を一時的に差し控えてしまうのです。そのため、卵巣もお休み状態となり生理が止まります。

 

生理が止まったままだと何が問題なのか?

10代の方や、特にスポーツやダンスをする方はの中には、「生理なんて来ない方が楽でいい」と思われる方もいらっしゃいます。

実際、大会や舞台に生理が当たってしまったり、練習の時にもナプキンの不快感や漏れを気にしながら過ごすより、全く生理が来ない方が表面上は楽でしょう。

生理が来ない状態が続いても、多くの場合、自覚症状として本人が「つらい」と感じる症状はほとんど出ません。かなり長期間ホルモン不足の状態が続いたり、二次的に甲状腺機能に支障が出ると、「疲れやすい」「冷えやすい」「便秘がち」「眠りが浅い」などの不調が出てくることがあります。

自覚的につらくないので、「このままでいいや」と思ってしまうかもしれませんが、生理が止まっているということは、この時期に体内になければならない女性ホルモンが「ほとんどない」という状態にさらされています。

女性ホルモンは、ただ生理を来させるだけではなく、骨を作ったり、血管をしなやかにしたり、脳の働きを助けたり、精神状態を安定させたり…とても多くの役割を持っています。

特に、10代後半は、「一生涯の骨の丈夫さ」を決める重要な時期になります。だいたい20歳くらいまでに骨を作り、一生のうち最も骨が丈夫な時が20歳くらいになります。これを「最大骨量」と言います。

一番骨を作る時に、生理が止まっていると、骨を作るために必要な女性ホルモンがありませんので骨が作られません。そのまま20歳を迎えると、「若いのに骨密度が低い」という状態になります。

例えば、無月経を放置して、ずっと女性ホルモン不足の状態が続いたせいで、正常に生理がある人より骨密度が20%低くなってしまったら、閉経後に10%骨密度が下がっただけで骨折リスクがとても高い状態になってしまうのです。

実際、マラソンの選手で、減量の影響で生理が止まったのに、放置して鍼知り続けていたら、疲労骨折を何度も繰り返してしまい、最終的には競技人生をあきらめざるを得なかった、というケースもあります。

「生理が来ない」という状態が3か月以上続いたら、すぐに婦人科を受診しましょう。

 

「体重を増やせ」と言われるのが嫌な人へ

体重減少性無月経の方が受診なさると、ほとんどの医師は「まず体重を増やしましょう」と言います。医学的には、それが最も重要だからです。

でも、競技のために、あるいは舞台のために、あるいはコンクールのために、頑張って減らした体重を戻せと言われても、それを受け入れがたいと思われる方もいらっしゃいます。

目の前の成果しか見えていない場合、どうしても「体重を増やしましょう」というアドバイスは、聞き入れがたくなるかもしれません。

医学的に大事なことは、「体重を増やす」ことよりも、「体が正常に機能して、やりたい競技が長く続けられるために必要な栄養とカロリーを摂取する」ことです。

いくら体重を増やすことが必要だからと言って、トーで立つバレリーナさんがBMI22になったら、今度は関節への負荷が大きくなりすぎるかもしれません。

 

どのような競技なのか、「今」適切な体重はどのくらいで、医学的に許容できる体重はどのくらいで、どうすれば必要なカロリーは摂りつつ、適した体重にコントロールできるのか?

そして、パフォーマンスと生理のバランスのとり方は、どうすればいいのかをご相談していくのが、婦人科医による女性アスリートサポートです。

アスリートの方だけではなく、ダンス・バレエ・新体操・チアを頑張っている方を応援させていただいております。お気軽にご相談ください。

日付:2026年7月12日  カテゴリー:日々の雑記

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横浜市の子宮頚がん検診無料クーポン対象年齢について【横浜駅近くの産婦人科】

がん検診が無料で受けられるチャンスです!

横浜市の子宮頚がん検診は、20歳以上の横浜市に住民票がある方が受けられます。

現在は、

20歳~29歳および61歳以上の方⇒2年ごとの細胞診(自己負担額1360円)

30歳~60歳の方⇒5年ごとのHPV検査(自己負担額2000円)

が横浜市の補助を使って受けられる子宮頚がん検診です。

いずれも、横浜市と契約している医療機関で受けることが可能です。

当院も提携医療機関になっておりますので、がん検診をご希望の方はネットまたはお電話でご予約ください。

 

これらの補助以外に、これまでは「4月の時点で20歳の人」に「無料クーポン」が配布されていました。

2026年度では、2005年4月2日~2006年4月1日生まれの方が無料クーポンの対象です。

 

さらに、2026年度も昨年度に引き続き、がん検診を受けていない方や以前クーポンが届いた時は内診が困難な状態であったためクーポンが使用できずに期限が過ぎてしまった方を対象に、「これまで一度も横浜市の子宮頚がん検診を受けていない21歳~24歳の人」にも無料クーポンが配布されることになっています。

 

 

無料クーポンが届いたらすぐにご予約ください!!

無料クーポンは、6月末ごろの発送予定とのことですので、7月中には届くと思われます。

クーポンが届く前でも、下記の条件に当てはまる方は無料で子宮頚がん検診が受けられます。

<無料になる条件>

 *生年月日2001年4月2日~2005年4月1日

 *これまでに一度も横浜市の補助を使って子宮頚がん検診を受けていない

 

クーポンが届いた後は、クーポンの提出が必ず必要になります。

クーポンを待たずに早めに無料検診を受けたい方は、ご自身が対象に当てはまっているかをご確認の上ご予約ください。

また、クーポンが配布された後(8月以降)は必ずクーポンをご持参ください。

 

 

子宮頚がん検診は痛いの?

 

初めて子宮頚がん検診を受ける方は、「どんなことをするの?」「痛いのでは?」とご不安が強いかと思われます。

子宮頚がん検診は、子宮の出入り口の細胞をブラシでこすり取る検査です。クスコという器具を入れて、子宮の出入り口を見えやすくして検査をします。検査にかかる時間は「数秒間」です。

 

小さなクスコを使って、リラックスした状態で受けていただければあっという間に終わりますし、それほど痛みを感じることもありません。

緊張が強かったり、検査の時に力が入ってからだが内診台から持ち上がってしまうと、見たい場所が見えなくなり、時間もかかるし痛みも出やすくなります。

 

できるだけリラックスして受けていただけるようにお声かけしながら検査をいたしますのでご安心ください。

 

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・横浜市ホームページ

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日付:2026年7月11日  カテゴリー:日々の雑記

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【横浜で小学生からのピル外来】生理痛は我慢しなくていい

【小学生からのピル外来】生理痛は我慢しなくていい|つらい月経痛が学校やスポーツに与える影響と治療について【横浜駅徒歩圏内・女医】

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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「小学生なのに生理痛がつらそう…」

「学校を休むほど痛がっている」

「痛み止めばかり飲んでいて大丈夫?」

「小学生で婦人科に行ってもいいの?」

近年、このようなご相談が増えています。

実は、生理痛(月経痛)は大人だけの問題ではありません。

 

小学生・中学生でも、生理痛によって

 

学校生活

勉強・受験

部活動

スポーツ

習い事

 

に大きな影響が出てしまうことがあります。

しかし、

 

「まだ小学生だから仕方ない」

「生理痛は我慢するもの」

と思って、つらい症状を抱えたまま過ごしているお子さんも少なくありません。

当院に受診なさる小学生の方で、最も多いお悩みは生理不順ですが、生理痛のご相談も増えてきています。

 

「小学生なのに婦人科を受診していいのかな?」と迷われることもあるようですが、何歳であっても生理に関するご相談は婦人科で承ります。

 

この記事では

小学生の生理痛はどのくらい多いのか

生理痛が学業やスポーツへ与える影響

小学生でもピルや黄体ホルモン剤は使えるのか

小学生が婦人科を受診しても大丈夫なのか

どんな検査をするのか

について、わかりやすく解説します。

 

 

小学生でも生理痛は珍しくありません

 

初経(初めての生理)は、早いお子さんでは小学校高学年から始まります。

初経から数か月は無排卵であることも多く、出血量も少なめだったり、月経痛もそれほど気にならないと言う方もいらっしゃいます。

 

一方で、初経から月経が重くて

「お腹が痛くて学校に行けない」「体育がつらい」「部活を休んでしまう」

という小学生も少なくありません。

当院でも、生理痛のご相談にいらっしゃる方の最少年齢は10歳です。もちろん、10歳で月経が開始している方はまだ少ないので、かなり少数ではありますが、初経から寝込むほど生理痛が辛いという方もいらっしゃいます。

 

生理痛は、子宮を収縮させる「プロスタグランジン」という物質の影響で起こります。

特に、プロスタグランジンの量が多かったり、プロスタグランジンへの感受性が強い場合は、痛みが強く出ることがあります。

 

 

生理痛が勉強やスポーツに与える影響

 

実は、生理痛はお子さんにとって大きな問題です。

 

例えば、次のようなシーンで困ったことはないでしょうか?

テスト中にお腹が痛くて集中できない

体育や部活で本来の力が出せない

スポーツの大会を欠席してしまう

塾に行けない

朝起きられない

 

特にスポーツを頑張っているお子さんでは、

バレーボール

バスケットボール

チアダンス・チアリーディング

ダンス

陸上

水泳

などのパフォーマンスに大きな影響が出ることがあります。

本来できるはずの勉強やスポーツが、生理痛によって妨げられてしまうのは、お子さんにとって非常にもったいないことです。

先日いらした小学6年生は、初めて生理が来た時から生理が重く、部活のバスケットボールを頑張りたいのに生理のたびに休まなければいけなくなるというご相談でした。

例え痛みがそこまでひどくなくても、大事な試合に生理が重なったりすると、いつもの力が発揮できなくなります。これは、頑張っている本人にとっては、とても悔しいことだと思われます。

 

 

生理痛は「我慢するもの」ではありません

 

以前は「生理痛は女性なら仕方ない」「生理痛は病気ではない」と扱われていたこともありました。

しかし現在では、「生理痛は適切にコントロールできる症状」という考え方が一般的になっています。

さらには、「重すぎる生理痛は『内膜症予備軍』である可能性がある」ので、早期に治療を開始した方がよいという考えもあります。

 

特に、

毎月学校を休む

痛み止めが効かない

腹痛以外に吐き気や頭痛も伴う

出血量が多くて貧血になる

 

という場合は、我慢せず婦人科で相談した方がよいでしょう。

 

小学生でもピルは使える?

 

生理痛のコントロールによく使われるのがピルやミニピルです。

「小学生でピルを飲んで大丈夫なの?」

と心配される保護者の方は多いです。

 

結論から言うと、

 

小学生や中学生でも、「禁忌=その薬を飲んではいけない人」に当てはまらなければ、ピルや黄体ホルモン剤(ミニピル)を安全に使用することができます。

 

実際に、

鎮痛剤の効果が不十分な腹痛や腰痛

内膜症による器質性月経困難症

出血量が多く痛みも強い

 

場合には、治療としてホルモン剤を使用することがあります。

 

 

小学生で使う際に大切なこと

 

ただし、小学生の場合は

 

「身長への影響」

 

に配慮が必要な場合があります。

女性ホルモンは骨の成長にも関係するため、

 

 

年齢

身長の伸び

初経からの期間

 

などを考慮しながら治療を選択します。

 

そのため、

いきなり強い治療をする

全員に同じ薬を出す

ピル一択で治療する

 

というわけではありません。

お子さん一人ひとりに合わせて、

 

痛みの程度

成長段階

生活への影響

を見ながら治療を考えていきます。

 

 

ミニピル(黄体ホルモン剤)という選択肢

 

場合によっては、

黄体ホルモン剤(ミニピル系)

を使用することもあります。

 

ピルとの違いは、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」が含まれていないという点です。

エストロゲンによる吐き気や頭痛の心配がなく、また血栓症リスクも上がりません。

そのため、片頭痛があってピルが飲めない方でも、安心して使うことができます。

 

ミニピル(黄体ホルモン剤)も、ピルと同様に

生理痛軽減

出血コントロール

 

などを目的に使われます。

お子さんの状態によって、

 

低用量ピルや超低用量ピル

黄体ホルモン剤

を使い分けます。

 

 

小学生が婦人科を受診しても全く問題ありません

 

「婦人科は大人が行く場所では?」

と思われる保護者の方も多いですが、

 

小学生・中学生が婦人科を受診することは全く珍しくありません。

 

実際には、

 

 

生理痛

生理不順

月経量の異常

PMS

などで受診されるお子さんはたくさんいます。

 

最近では、

ユースフレンドリークリニック

という考え方も広がっています。

これは、

 

思春期の子どもたちが安心して相談できる医療環境

 

を大切にする考え方です。

 

 

小学生の婦人科検査は怖くありません

 

「婦人科の検査って痛そう…」

「恥ずかしい検査をするのでは?」

と不安に思う方も少なくありません。

 

小学生で生理痛のご相談にいらした場合、

一般的には

 

「経腹超音波検査」

 

を行います。

これは、お腹の上からゼリーをつけて見る超音波検査で、内科で行うエコー検査と同じものです。

 

また、性行為の経験がない方に、内診は基本的に行いません。

小学生や中学生では、通常は内診(膣からの診察)は行いません。

 

そのため、

 

痛い検査

恥ずかしい検査

をするわけではありませんので安心してください。

 

 

小中学生の診察では保護者の方が一緒に入れます

 

当院では、

 

診察室

検査室

 

に保護者の方が同席可能です。

 

そのため、

「子ども一人では不安」

という場合でも安心して受診していただけます。

 

 

女性性医師が診察するので安心

 

婦人科受診に不安を感じるお子さんは少なくありません。

当院では女性医師が診察を担当し、

 

怖くない説明

年齢に合わせた言葉

無理をしない診察

 

を心がけています。

 

「こんなことで受診していいのかな?」と思わなくて大丈夫です

実際には、

 

 

生理痛

生理不順

月経量が多い

生理の日を調節したい

 

などで受診される小学生・中学生はたくさんいます。

 

むしろ、

 

「もっと早く相談すればよかった」

 

とおっしゃる保護者の方も少なくありません。

 

 

横浜駅徒歩圏内なので遠方からも通いやすい

 

ポートサイド女性総合クリニックは

横浜駅から徒歩圏内にあります。

そのため、

 

横浜市内

川崎

湘南エリア

都内方面

 

 

などからも通院しやすい立地です。

学校帰りや保護者の方のお仕事帰りにも受診しやすくなっています。

 

 

まとめ|小学生の生理痛も我慢しなくて大丈夫

 

小学生・中学生でも、

 

 

強い生理痛

生理の量が多い

生理不順

PMSがひどい

 

といったお悩みがある場合、婦人科で相談して大丈夫です。

 

生理痛は

「我慢するもの」ではなく

「コントロールできる症状」

です。

 

当院では、

女性医師が診療

ユースフレンドリーな対応

保護者同席可能

な環境で診療を行っています。

 

「婦人科は初めてで不安」というお子さんも、安心してご相談ください。

日付:2026年7月10日  カテゴリー:日々の雑記

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山瀬まみさんが患った「子宮体がん」はどんな病気?【横浜駅近く女医の婦人科】

山瀬まみさんが「子宮体がんで全部ごっそりとった」のはなぜ?

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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昨年、タレントの山瀬まみさんが、子宮体がんで手術したことを公表されました。「ごっそり全部取った」とのことですので、子宮体がんの手術の中でも、一番広範囲に手術をする方法で治療を受けられたようです。

子宮体がんは比較的おとなしいがんが多く、早期に発見すれば子宮と卵巣を摘出するのみで完治するケースも多いので、できるだけ早期に発見することが大事です。

以前、閉経後にごく少量1回だけ不正出血があったという方が、「念のため」検査を受けにいらっしゃいました。超音波検査でも子宮内はきれいで、診察時は出血もおりものもなかったのですが、子宮の奥の細胞をこすり取る検査で「クラスⅤ(明らかながん細胞がある)」という結果でした。

幸い、かなり初期の子宮体癌でしたので、子宮と卵巣をとる手術だけで完治しました。リンパ節郭清もせず、抗がん剤治療も行わなかったので、術後の安静期間が過ぎたら、また元気に趣味のテニスを楽しまれていました。

 

子宮頚がんと子宮体がんの違いは?

子宮頚がんも子宮体がんも、同じ「子宮」という臓器に発生するがんですが、原因をはじめ様々な特性の違いがあります。

子宮頚がんは、子宮の出入り口=子宮頚部に発生するがんで、原因のほとんどはHPVへの感染です。20代の若い方でも発症することがあり、30代~40代が好発年齢となっています。初期にはほとんど症状がなく、早期発見のためには定期検診が必須です。子宮頚がんのリスクとなるのは、HPVへの感染と喫煙です。

一方、子宮体がんは子宮の奥=子宮内膜に発生するがんで、主な原因は卵胞ホルモンと黄体ホルモンのアンバランスや、卵胞ホルモンへの過剰な暴露です。ウイルス感染は関係なく、ホルモンバランスが乱れやすい40代後半から増え始め、50~60代が好発年齢です。子宮体がんのリスクとなるのは、月経不順(PCOS)・肥満・未産・エストロゲンだけのホルモン補充などです。

 

子宮体癌の自覚症状はある?

子宮頚がんはほとんど自覚症状がありませんが、子宮体がんは不正出血やおりものの異常で見つかることがあります。子宮体癌と診断された方の9割は、不正出血を自覚していたというデータもありますので、「不正出血があるかどうか」は注意しておくべき症状と言えるでしょう。

不正出血がなければ、絶対に子宮体がんが「ない」とは言い切れませんが、特に閉経後に不正出血があった場合は、たとえごく少量でも無視しない方がよいです。

ピンク色や茶色いおりものがつく場合や、水っぽいおりものが常に出る場合も検査を受けたほうがいいでしょう。

 

逆に、何も症状がないのに「年に1回子宮体がん検診を受ける」ことは、推奨されていません。症状がなくても定期的に「検診」として子宮体がん検査を行うのは、ホルモン補充療法中の方や乳がんのホルモン治療中の方など、何らかのホルモン剤を使用しているケースに限られます。

 

子宮体がんはなぜ発生する?

子宮体がんは、2つの女性ホルモンのうち、「卵胞ホルモン(エストロゲン)」が過剰になったり優位に働き、「黄体ホルモン(プロゲステロン)」が不足した時に発生しやすくなります。

これは、卵胞ホルモンが、子宮体がんの元になる子宮内膜を増殖させる(厚くさせる)作用を持っており、卵胞ホルモンが子宮内膜の増殖を抑える(薄く保つ)作用を持っているからです。

正常なホルモンバランスで排卵周期であれば、生理周期の前半に卵胞ホルモンの作用で子宮内膜が作られ、排卵後に黄体ホルモンがしっかり出ることによって子宮内膜をはがして生理の出血として排出されます。つまり、黄体ホルモンが子宮内膜を「お掃除」する役割を持っています。

 

生理不順で、無排卵や黄体ホルモン不足の状態が長く続くと、子宮内膜が異常に増殖しやすくなり、子宮体がんのリスクが上がります。実際、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で、月経不順を放置してしまうと、子宮体がんの発生リスクが上がるというデータもあります。

また、脂肪が多いと、卵巣以外から分泌される卵胞ホルモンの量が増えるため、肥満の方も子宮内膜が異常に増殖しやすくなります。

 

子宮体がんの早期発見のために受けたほうがいい検査

子宮体がんの検査は「検診」として受けるものではありません。

つまり、子宮頚がん検診のように、何も症状がないのに定期的に受けるという検査ではないのです。

 

前述のような、子宮体がんを疑う症状があった場合や、超音波検査で子宮内膜が異常に厚くなっていたり、内部が凸凹していて不整な場合などに検査を行います。

まずは、超音波検査で子宮内膜の厚みや均一さを確認し、子宮内膜細胞診を行います。

これらの検査で、子宮体がんが疑わしいという結果だった場合は、子宮内膜組織診を追加して、より多くの細胞をとって検査を行います。

 

子宮体がんの検査は、子宮の奥まで検査用のブラシなどを入れて行うため、痛みや出血を伴います。

また、閉経後の年数が長い方や、未経産の方は、子宮の出入り口が細くなりすぎて、子宮体がん検査用の器具が奥に入らないことがあります。

 

子宮体がんを予防するには?

子宮体がんは、エストロゲン過剰+プロゲステロン不足の状態が長く続いてしまうとそのリスクが上がります。

そのため、生理不順の場合はピルや黄体ホルモン剤で定期的に出血を来させたり、子宮内膜を「薄く保つ」ことが、将来の子宮体がんのリスクを減らすことになります。ピルは、6カ月以上継続的に服用すると、子宮体がんのリスクを半減してくれます。

 

また、肥満や糖尿病は子宮体がんのリスク因子になりますので、適切な体重を保ち糖質コントロールを意識した食事を心がけることも重要です。

 

以前は、子宮頚がんと子宮体がんの割合が9:1くらいでしたが、最近は6:4くらい、つまり子宮体がんが増えてきています。

できるだけリスク因子を減らすとともに、少しでも不正出血やおりものが気になったら、婦人科で検査を受けるようにしましょう。

 

日付:2026年7月10日  カテゴリー:日々の雑記

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HPVワクチンについてよくある質問

患者様や保護者の方からよく頂くご質問についてまとめました

Q:本当に副作用は大丈夫だと言えるのですか?

A:ワクチンも「薬剤」なので副反応が全くないとは言い切れません。ごくまれに副反応が発生する場合があり、それが例え1万分の1の確率であっても、あなたが1万人に1人に該当することもあり得ます。ただ、統計学的には、ワクチン未接種の方と接種後の方の健康状態には大きな差がないという結果が出ています(名古屋スタディ参照)。風邪薬やサプリメントでも、健康被害が出ることはあります。そのリスクは気にせず、ワクチンだけを「特別に」恐れてしまうのはなぜなのかを考えてみるとよいかもしれません。

 

 

Q:これまでに重篤な副作用が出た人はいますか?

A:当院で2025年にHPVワクチンを接種した方は、延べ369名でした。このうち、重篤な副作用が出た方はいらっしゃいません。接種後に、迷走神経反射で気分不良や一時的な意識消失がみられた方が、2名いらっしゃいましたが、いずれも数分で回復なさり、その後の体調に問題はありませんでした。当院では、ワクチン接種前に血圧を測定させていただき、血圧が低めの方には「ベッドに横になった状態での接種」「接種後の安静時間を延長」「いきなり立ち上がらず段階的に安静解除」という対策をとらせていただいております。

 

 

Q:ワクチンを接種しなくても子宮頚がんになる人はそれほど多くないのではないですか?

A:日本では年間約1万人(人口10万人対16.4人)が子宮頚がんに罹患し、約2,700人(人口10万人対4.4人)が亡くなっています。特に20〜30歳代の若年層で罹患率・死亡率ともに増加傾向にあり、20代女性のがんの過半数を占めています。「年間1万人」が多いと感じるのか、「それほどでもない」と感じるのかは個人の判断となります。しかし、オーストラリアでは「ほぼ撲滅される可能性が高い」と言われている子宮頚がんが、日本ではまだ年間1万人「も」発生していることは、患者様の健康を守る立場としては憂慮すべき事態と考えています。

 

Q:検診を毎年受けていれば大丈夫なのではないですか?

A:検診は、がんになる前に「早期発見」することで、「進行した癌によって命を落とす」ことを予防するためのものです。がんになる前又は早期のがんの段階で治療を行うことにも大変意味があります。しかし、「子宮の手術が必要になる」ことを防ぐことができるわけではありません。高度異形成や上皮内癌に対して行う「円錐切除」という手術は、子宮頚部の長さが短くなるため、不妊や早産のリスクを作ることになります。また、子宮全摘を行えば、将来の妊孕性(妊娠できる可能性)がなくなります。たとえ手術が必要な段階まで進行しなくても、「異形成」というグレーゾーンの段階と診断されると、定期的な組織診が必要になったり、「いつか癌になるかもしれない」という不安を抱えたまま過ごさなければならなくなります。異形成を予防するためには、ワクチンが必要です。

 

Q:性行為の経験があるとワクチンを接種する意味がなくなりますか?

A:ワクチンはHPVへの感染前に接種することが重要です。そのため、感染リスクが発生する前、つまり、性行為の経験がないうちに接種することが推奨されています。ただ、たとえ性行為の経験があっても、短期間で数種類のHPVに同時に感染してしまうリスクは低いため、ワクチンの効果が「ゼロ」になるわけではありません。海外のデータでは、26歳までの接種であれば一定の効果はあるという結果も出ています。公費で接種できる年齢には上限がありますので(高校1年生まで)、できるだけ早く接種することをお勧めします。

日付:2026年7月10日  カテゴリー:日々の雑記

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ピルの副作用に関するよくある質問【横浜駅近くの産婦人科】

1)吐き気

Q:吐き気が辛いので飲むのをやめてもいいですか?

A:ピルによる吐き気は、ホルモンを外から取り入れる事に体が慣れるまでの一時的なものです。飲み続ける事によって軽くなっていきますので初めは少し我慢して飲み続けてみてください。2週間たっても吐き気が治まってこない場合は、種類を変更することによって軽くなる場合もありますのでご相談ください。

 

Q:吐き気止めを飲んでもいいですか?

A:ピルと一緒に飲んでもかまいません。

 

Q:吐き気を軽くする方法はありませんか?

A:ピルを半分に割って12時間ごとに半分ずつ飲む分割投与という方法があります。ただし分割投与の場合は避妊効果は不確実になりますので、避妊目的の場合は他の避妊法を併用してください。

 

Q:吐いてしまったのですが。

A: ピルを飲んでから3時間以内に吐いてしまった場合は追加服用が必要です。次の日の分を追加で飲んでください。3時間以上経っていればピルの成分は吸収されていますので追加服用の必要はありません。

 

 

2) 不正出血

Q:生理の1日目からピルを飲み始めたら、生理がいつもより早く終わったのですが。

A: ピルには生理の出血を止めようとする作用がありますので、途中で出血が終わってしまう場合があります。異常ではありませんのでそのまま飲み続けてください。

 

Q:ピルを飲み始めてからずっと、少量の出血が続くのですが。

A:ピルの飲み始め、特に1シート目の場合、生理がすっきり終わらずに少量の出血がだらだらと続く事があります。たいてい休薬期間中の消退出血によっていったんリセットされますので、2シート目以降からは起こりにくくなります。気にせずに飲み続けてください。ただし、子宮頚がん検診やクラミジアの検査を受けたことがない場合は、不正出血の原因がピル以外にないことを確認するために検査を受けることをお勧めします。

 

Q:ピルを飲み始めてだいぶ経つのに、いきなり不正出血がありました。

A:飲み忘れがあったり相互作用のある薬を飲んだりした場合、ホルモンの血液中の濃度が下がった事による不正出血が起こることがあります。また、きちんと飲んでいても突然不正出血が起こったりすることはありますので、定期検診で特に異常を指摘されていなければそのまま様子をみても大丈夫です。検査を受けた事がない場合は、一度受診してください。

 

 

3) 乳房の張り

Q:ピルを飲み始めてから、胸が張って痛いのですが。

A:ピルの飲み初めによくみられる副作用の一つです。生理前に胸が張るのと同じ様に、ホルモンの影響で一時的に胸が張ることがあります。たいていは飲み続けるうちに体が慣れてあまり張らなくなりますが、同じ状態が続くようなら他の種類のピルに変えてみる方法もあります。

 

Q:胸の張りと乳癌は関係ありますか?

A:胸が張るとしこりがあるように感じることがありますが、乳癌とは関係ない場合がほとんどです。定期的に乳癌検診を受けていれば心配ありません。検診を受けた事がなければ、一度受診してください。

 

 

4) 手足のしびれ

Q:ピルを飲み始めてから手や足がしびれるように感じるのですが。

A: ピルの飲み始め時々見られる副作用です。気にせず飲み続けていただいて問題ないものがほとんどですが、ごく稀に血栓症の症状として現れている事がありますので、ひどいしびれが続く場合や押さえると痛い場合・皮膚に変色が見られる場合はまずは受診してください。

 

 

5) 頭痛

Q:ピルを飲み始めて頭痛が続いているのですが。

A: ピルの飲み始めによくみられる副作用の一つです。たいていは飲み続けているうちに軽くなりますので、そのまま飲み続けてください。痛みがひどい場合は痛み止めを併用していただいても大丈夫です。吐いてしまうほどの頭痛が続く場合は受診してください。

 

Q:毎回休薬中に頭痛が起こるのですが。

A: 血液中のホルモン濃度が低くなることによって起こる頭痛です。連続投与が可能なタイプにして、連続服用することで、休薬の回数を減らすことが出来ます。また、休薬中に少量の女性ホルモンを追加することによって改善する場合もありますので、受診の際に医師に相談してみてください。

 

6) 血栓症

Q:ピルを飲んでいると血栓症になりやすいのですか?

 

A:血栓症は、非喫煙者で健康な人の場合発症率は10万人に5人と言う非常に稀な病気です。ピルを飲む事によって2~3倍にリスクは高くなりますが、重大な血栓症が起こる確率は非常に低いと言われています。喫煙によって血栓症のリスクは高くなりますので、タバコを吸われる方には禁煙をおすすめしています。

 

Q:血栓症を予防する方法はありますか?

A:確実な禁煙が一番重要です。また、健康体重を超えると血栓症のリスクは高くなりますので、体重コントロールも心がけてください。日常的にできることは、こまめに水分補給をすることと、一定時間ごとに身体を動かして血流を滞らせないようにすることです。

 

   

7)癌

Q:ピルによって癌になりやすくなると聞いたのですが。

A:ピルを飲む事によって子宮頸癌のリスクが増加するという報告がありますが、ピルが直接癌を引き起こすわけではありません。HPVというウイルスへの感染が、発癌につながっているのではないかと考えられています。

 乳癌に関しては、以前はピルによってリスクがわずかに上がるのではないかと言われていましたが、最新のデータによるとリスクは全く上昇しないとの報告です。定期的な検診はピルを飲んでいなくても必要ですので、1年に1回は受けるようにしてください(乳癌は40歳以上、子宮頸癌は20歳以上)。

 また、卵巣癌や子宮体癌は、逆にピルの服用によってそのリスクを半分以下に減らす事が出来ます。

 

 

8) その他

Q:ピルを飲み始めて返ってうつ状態になったような気がします。

A:ピルに含まれているホルモンとの相性によっては、うつ状態になることがあります。「男性ホルモン作用」の少ないタイプのピルに現れやすい副作用ですが、ピルの種類を変えることによって改善する事もありますので、受診時に医師にご相談ください。

 

Q:ピルを飲み始めてかえってニキビが増えてしまったのですが。

A:ピルの種類との相性は個人差が大きく、人によってはピルを飲んだ事によってニキビがでやすくなることもあります。ほとんどが一時的なものなので、まずは3ヶ月続けて飲んでみてください。それでも改善しなければ、ピルの種類を変えて様子をみることもできますので医師にご相談ください。

 

Q:体重が増えてしまったのですが。

A:ピルの直接的な作用で脂肪が増える事はありませんが、むくみによる体重増加はみられる事があります。むくみがひどい場合はピルの種類を変えるか、むくみを改善する漢方薬を併用できます。また、ピルによって食欲が増進して知らず知らずのうちに食べ過ぎている場合もありますので、毎日の食生活を見直してみてください。

 

Q:眠たくて仕方がないのですが。

A:稀ですが、飲み初めに見られる副作用の一つです。そのまま飲み続けていただく事によって気にならなくなる場合がほとんどですが、日常生活に支障があるほどの眠気の場合服用時間を寝る前の時間帯にずらしてみてください。

 

Q:お乳が出てきたのですが。

A:絞ってにじむ程度のお乳であれば、飲み初めの副作用が考えられます。プロラクチン(乳汁分泌ホルモン)が高くなっている場合もありますので、一度血液検査でホルモンの値を調べるようにしてください。

日付:2026年7月9日  カテゴリー:日々の雑記

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妊娠検査薬が陰性でも妊娠していることはある?性交後2週間・生理が来ない場合を婦人科医が解説

妊娠検査薬が陰性でも妊娠していることはある?性交後2週間・生理が来ない場合を婦人科医が解説【横浜駅近くの婦人科】

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分の女性専用クリニック。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

「妊娠検査薬が陰性だったから妊娠していないと思ったのに、その後陽性になった」

実はこのようなケースは珍しくありません。

「生理が来ない」
「妊娠検査薬は陰性だった」
「でも妊娠の可能性が心配」

という方は非常に多くいらっしゃいます。

特に

  • 生理不順がある
  • 排卵日がわからない
  • フライング検査をした

という場合は注意が必要です。

この記事では

  • 妊娠検査薬が陰性なのに妊娠していることはあるのか
  • 性行為から何日後なら妊娠を否定できるのか
  • 妊娠検査薬はいつから正確なのか
  • 生理が来ないのに陰性の場合はどうすればよいのか

について婦人科医が詳しく解説します。

 

妊娠検査薬が陰性だったのに妊娠していたことはある?

結論から言うと、

あります。

妊娠検査薬が陰性だったにもかかわらず、その後陽性になるケースは実際にあります。

妊娠検査薬は非常に正確な検査ですが、

妊娠しているかどうか

ではなく、

尿中のhCGホルモンが一定量以上あるかどうか

を調べている検査です。

そのため、

妊娠していても

  • 検査時期が早すぎた
  • 排卵日がずれていた
  • 生理不順だった

場合には陰性になることがあります。

 

妊娠検査薬はどういう仕組み?

妊娠すると、

受精卵が子宮に着床した後に

hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)

というホルモンが分泌されます。

このhCGが尿中に増えてくると

妊娠検査薬が陽性になります。

つまり、

着床直後はまだhCG量が少ないため

妊娠していても陰性になることがあります。

 

妊娠検査薬はいつから正確?

非常に多い質問です。

妊娠検査薬は

「性交後何日」

ではなく

「排卵後何日」

で考える必要があります。

目安は次の通りです。

タイミング    判定の信頼性
性交後1週間    判定できない
性交後2週間    陰性でも妊娠の可能性あり
性交後3週間    かなり信頼できる
性交後4週間    ほぼ確実

そのため

性交後2週間で陰性でも妊娠を完全には否定できません。

 

 

フライング検査で陰性になる理由

フライング検査とは

推奨される時期より早く妊娠検査薬を使うことです。

例えば

  • 生理予定日前
  • 生理予定日当日

などです。

この時期は

まだhCGが十分増えていないことがあります。

その結果、

妊娠していても陰性になります。

 

 

性行為から2週間後に陰性なら妊娠していない?

実は

必ずしもそうではありません。

例えば

性行為が排卵日の5日前だった場合、

受精が成立するのは数日後になる可能性があります。

その場合、

性交後2週間の時点では

まだ妊娠4週未満で、

妊娠検査薬が反応しないことがあります。

 

 

性行為から3週間後に陰性なら?

一般的には

最後の性行為から3週間以上経過して陰性なら、妊娠していない可能性が高い

と考えられます。

ただし、

検査薬によって感度が異なるため、

不安が残る場合は1週間後に再検査をおすすめします。

 

 

生理が来ないのに妊娠検査薬が陰性の場合

これは婦人科で非常によくある相談です。

妊娠していないのに生理が来ないのは「生理不順」や「無月経」です。

原因として

  • 年齢的な卵巣機能の低下
  • ストレス
  • 排卵の遅れ
  • 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
  • 急激な体重変化

などがあります。

つまり

生理が来ない=妊娠

とは限りません。

 

 

妊娠検査薬が陰性でも婦人科受診をおすすめするケース

以下の場合は受診をおすすめします。

  • 生理が1か月以上来ない
  • 妊娠検査薬が陰性でも体調不良が続く
  • 強い腹痛がある
  • 不正出血がある
  • 妊娠を希望している

 

 

生理が遅れるたびに不安になる方へ

生理不順がある方では、

毎回

「妊娠したかも」

という不安を抱えてしまうことがあります。

そのような場合は、

生理不順の治療と避妊を兼ねて

低用量ピル

を使用する選択肢もあります。

ピルによって

  • 生理周期が安定する
  • 避妊効果が得られる
  • 生理痛も改善する

というメリットがあります。

 

 

よくある質問

Q 妊娠検査薬が陰性だったのに妊娠していたことはありますか?

あります。検査時期が早すぎると陰性になることがあります。

Q 性行為から2週間後に陰性なら大丈夫?

まだ早い可能性があります。3週間後に再検査をおすすめします。

Q 生理予定日1週間後でも陰性でした

周期が安定していれば妊娠の可能性は低くなりますが、生理不順の場合は再検査が必要です。

Q 最後の性行為から3週間後に陰性なら?

妊娠していない可能性が高いです。

 

 

横浜で妊娠の不安や生理不順を相談するなら

ポートサイド女性総合クリニックでは

などを行っています。

女性医師が丁寧に診察いたしますので、

「妊娠しているか心配」
「生理が来ない」

という方も安心してご相談ください。

 

 

まとめ

妊娠検査薬が陰性でも、

検査時期によっては妊娠している可能性があります。

特に

  • 性行為から2週間
  • フライング検査
  • 生理不順

の場合は注意が必要です。

最後の性行為から3週間以上経過しても陰性で、生理が来ない場合は婦人科で相談しましょう。

 

 

ご予約はこちらから【横浜駅近くの婦人科】

 

日付:2026年7月8日  カテゴリー:日々の雑記

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ピルを休薬しないで飲み続けるとどうなる?【横浜駅近くおすすめの婦人科】

ピルの種類は?おすすめのピルは?

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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月経困難症つまり生理痛の治療薬として発売されているピルには「低用量」と「超低用量」があり「超低用量」のピルには「周期投与」と「連続投与」という2種類の服用方法が選択できるタイプがあります。

「連続投与」は、3~4か月間ピルをずっと飲み続ける服用方法です。

 

 

周期投与タイプ

→ルナベルULD(フリウェルULD)・ジェミーナ21錠・ヤーズ(ドロエチ)

 

連続投与タイプ

→ヤーズフレックス・ジェミーナ21錠+28錠

 

 

「周期投与」は、「周期的に月経様出血(消退出血と言います)を起こす」方法で服用するという意味です。21日間実薬を服用し、7日間休薬するか、24日間実薬を服用し4日間偽薬を飲むことによって、28日サイクルで定期的に消退出血を「来させ」ます。

 

一方、「連続投与」は、実薬を服用する期間を引き延ばすことによって消退出血の間隔を28日よりも延長して「年間の出血回数を減らす」方法です。要するに、ピルを休薬せずに飲み続けるということです。

ピルを飲み続けている間は、生理が止まった状態になりますので、3~4か月間ピルを続けて飲めば、その間生理を止めていることになります。要するに、ピルで生理を3か月くらい止めておくことができるということですね。

 

具体的には、実薬を77日間続けて飲んで7日間休薬するタイプと、実薬を最長120日まで続けて飲んで4日間休薬するタイプがあります。簡単に言うと、消退出血の回数を年間3~4回に減らすことができることになります。

 

どの種類や服用方法が適しているのかは、「ピル処方の流れ」の中の「3:医師との面談」の時に、直接医師と相談します。

 

 

ピルを休薬せずに飲むメリット

「周期投与」つまり休薬期間を設けて飲むメリットは、「生理が毎月来る」ことです。出血が定期的に来ることで安心感を覚える方にとっては、「周期が整う」というメリットがあります。

また、毎月出血を確認することで「妊娠していないことの確認」をしている人にとっても、周期的に出血があることが安心につながるでしょう。

 

 

しかし、医学的には毎月出血を「わざわざ来させる」メリットはなく、むしろ、トータルの出血量が増えたり、毎月痛みを感じることによるデメリットの方が大きくなる可能性があります。

実際、内膜症のリスクはトータルの出血量と比例して高くなるというデータもありますので、毎月出血を来させるより、ピルを続けて飲んで年間3~4回の出血で済ませた方が内膜症リスクも減らすことができるのです。

 

 

「連続投与」つまり休薬せずに飲むメリットは、出血回数を減らせるということです。ピルで生理がこないように止めておくので、休薬した時だけ出血します。

出血回数が減れば、月経前後の不調を感じる回数も減り、貧血も予防でき、内膜症リスクも下げることができます。

 

また、休薬期間に何らかの不調が出る場合も、「連続服用」の方が不調が出る回数を減らすことが可能です。例えば、休薬期間に起きる出血で、腹痛や腰痛がつらい場合や、休薬期間に情緒不安定になったり頭痛が起きたりする場合です。

 

 

デメリットとしては、連続服用している途中で不正出血が起きてしまうことがあるという点です。長期間服用し続けることによって、途中の不正出血は起きにくくなりますが、患者様のお話からの印象ですと、飲み初めの3~6カ月間は「3シート連続しようと思ったけれど途中で出血してしまった」といったことが起こりうる様です。

 

ヤーズフレックスは最長120日まで連続服用ができますが、飲み始めて半年くらいは、120日続かずに出血してしまうことの方が多いようです。「ヤーズフレックスを120日飲み続けようと思ったけれど途中で出血してしまった」という場合は、必ずしも異常ではないので、何日サイクルが自分にとって最適なのかを探っていくとよいでしょう。

ヤーズフレックスは「フレキシブル服用」ができます。そのため、ヤーズフレックスを連続服用していたら途中で出血してしまったという場合、出血した時点でいったん4日間の休薬をとってリセットし、再度連続服用を再開することができます。

ずっと飲み続けていると、だらだら不正出血して不快という場合は、いったん休薬を挟んでみることをお勧めします。

 

 

どのくらいまで飲み続けると出血が起きるのか、自分のリズムがつかめてくると、思わぬ出血が起きる前に休薬をとったりしてうまくコントロールしていけます。

 

 

休薬期間の情緒不安定や頭痛も軽減

ピルを休薬せずに飲むメリットは、単純に出血の回数が減るというだけではありません。

休薬期間中は、多少ですが血液中の女性ホルモンの量が下がります。つまり、ホルモンの「波」ができてしまうのです。

これによって、休薬期間中に情緒不安定になったり、頭痛や吐き気が起きたりする場合があります。

 

また、休薬期間中に、いったん脳への「ホルモンが十分ありますよ」という信号が途絶えることになるので、脳から卵巣へ「卵を育てなさい」という命令が出やすくなります。

休薬せずに飲み続ければ、この「脳からの命令」も抑えたままになりますので、女性ホルモンの量が変動しにくくなりますし、すり抜け排卵のリスクも抑えることができます。

 

つまり、ピルを休薬せずに続けて服用することは、いろんな点でメリットがあるのです。

 

 

休薬しないと「血がたまる」?

ピルを休薬せずに飲むと、本来休薬中に出るはずの出血がないわけですから、人によっては「どんどん子宮の中に血がたまってしまうのでは?」と心配になるかもしれませんね。

よく、「出血が来ない間は子宮の中に『不要なもの』がたまっていくのですか?」ということを質問されますが、ピルの働きとして出血の元となる「内膜」を「厚くさせない」という効果があります。なので、飲み続けている間も子宮の中に内膜が「たまらない」ようにしているのです。

実際、28日周期で出血を来させていた時よりも、ピルを休薬せずに連続服用した時の方が出血量が減ってきたという方の方が多いので、「3カ月出血を止めていたら3か月分たまりにたまった分がどっと出るのではないか」という心配は不要です。

 

毎月出血を来させる方が、「デトックス効果がある」というのも、大きな誤解ですので、ピルは休薬せずに飲んでも大丈夫です。

ただし、連続服用タイプのピルであっても、添付文書で定められている77日または最長120日までという服用期間は守る必要があります。

何のために、3~4か月に1回は休薬することになっているのかというと、万が一ピルを服用中に「気づかずに妊娠」していた場合に、休薬中の出血が来ないことでその妊娠に気付くことができるようにするためです。

逆に言えば、性行為の経験がないなどの、「絶対に妊娠していない」と言い切れる場合は、休薬を全くせずにピルを飲み続けても、何も問題ないということになります。

 

もちろん、添付文書に記載している期間を超えて飲み続けることは、基本出来にはできません。イレギュラーな飲み方をする場合は、医師と相談しながらになります。

 

ピル処方の流れ・内診はいらない?

当院では、すべての種類のピルを処方しています。服用の目的やご本人のご希望を伺いながら、どのピルにするかを相談して決めていきます。

ピルの種類も徐々に増えてきていますから、ぜひご自身のライフスタイルに合ったピルをチョイスしてみてくださいね。

 

一般的なピル処方時の流れは、次のような手順になります。

1)問診票の記入

2)血圧測定

3)医師との面談

4)必要に応じて検査(超音波検査やホルモン採血など)

5)ピルの服用方法や副作用の説明

6)お会計

 

 

避妊目的でピルを処方する場合は、4番目の検査は不要です。

生理不順で処方する場合は、超音波検査とホルモン検査(採血)が必要です。

生理痛で処方する場合は、超音波検査と場合によっては腫瘍マーカーの検査(採血)が必要になります。

 

ピルの種類や服用方法は、3)医師との面談、の際に相談できます。

 

◆◆『マイナビクリニックナビ』で「ピル処方のオンライン診療におすすめのクリニック7選」として当院が掲載されました◆◆

 

★★ピル処方のオンライン診療におすすめのクリニック7選【2025年最新】★★

リンク先URL:https://clinic.mynavi.jp/article/telemedicine_oc-lep/

 

日付:2026年7月8日  カテゴリー:日々の雑記

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生理が2週間遅れたら異常?受診の目安は?【横浜駅近くの婦人科】

生理が2週間来ないのは大丈夫?妊娠の可能性や原因、婦人科受診の目安を医師が解説

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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「生理が2週間来ない」

「いつもよりかなり遅れている」

「妊娠している可能性はある?」

 

生理が予定より大きく遅れると、多くの女性が不安になります。

 

婦人科外来でも

 

生理が予定日2週間過ぎても来ない

生理が3週間遅れている

生理が1ヶ月来ない

 

という相談はとても多くあります。

 

結論から言うと、

 

生理が2週間遅れること自体は珍しくありません。

 

しかし、

 

妊娠

ホルモンバランスの乱れ

甲状腺の病気

 

などが原因になることもあります。

 

この記事では

 

生理が2週間来ない原因

妊娠の可能性

婦人科を受診する目安

 

について婦人科の視点から詳しく解説します。

 

 

生理が2週間来ないのは異常?

 

まず知っておきたいのは 正常な生理周期です。

 

月経周期は「前回の生理が始まった日から次の生理が始まる前日まで」の日数です。

当院の患者様でも時々「生理が終わった日から次の生理までの日数」を数えて、「周期が短い」とおっしゃるケースがあります。

周期は「生理が始まった日」を「1」とカウントして数えてみてください。

 

正常な月経周期は

 

25日〜38日

 

とされています。

 

つまり、

 

生理が予定より数日遅れることはよくあります。

 

ただし

 

度々、普段より2週間以上遅れる場合

 

は注意が必要です。

 

 

生理が2週間来ない原因

 

生理が2週間遅れる原因はいくつかあります。

 

◆妊娠

 

まず最初に考えるべきなのが

 

妊娠

 

です。

 

性交渉があった場合、

 

生理が2週間来ないと妊娠している可能性があります。

 

妊娠すると

 

生理が来ない

胸の張り

眠気

吐き気

 

などの症状が出ることがあります。

 

★★妊娠検査薬はいつ使う?★★

 

妊娠検査薬は

 

生理予定日から1週間後

 

から使用できます。

 

つまり、生理が2週間来ない、予定より2週間以上遅れている場合は、妊娠検査薬で確認できる時期です。

 

 

◆ストレス

 

女性の体は非常にデリケートで、

 

仕事のストレス

人間関係

受験

引越し

 

などでも排卵が遅れることがあります。

 

排卵が遅れると生理も遅れます。

 

その結果、生理が2週間遅れることがあります。

 

◆睡眠不足や生活リズムの乱れ

 

生活リズムも月経周期に影響します。

 

例えば

 

夜勤

寝不足

時差

 

などです。

 

不規則な生活によって、ホルモンバランスが乱れると生理が遅れることがあります。

 

◆急激なダイエット

 

急激なダイエットも生理遅れの原因になります。

 

体脂肪率が大きく低下すると、排卵が止まることがあります。

 

特に、カロリーをセーブしたり、特定の食べ物しか食べないような極端なダイエットは、生理不順の原因になりやすいので要注意です。

 

◆ホルモンバランスの乱れ

 

正しく生理が来るためには、

 

脳の視床下部

脳下垂体

卵巣

 

がうまく連携して、バランスよく卵巣からホルモンが出る必要があります。

 

そのため、この連携プレイのどこかに支障が出て、ホルモンバランスが崩れると生理が遅れます。

 

◆多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

 

若い女性に多い原因が

 

多嚢胞性卵巣症候群

 

です。

 

特徴

 

生理の周期がバラバラ

生理が少量で終わったりダラダラ長引く

排卵しにくい

ニキビ

多毛

 

などです。

 

 

生理が2週間来ないときの対処法

 

まず確認してほしいポイントがあります。

 

◆妊娠検査薬を使う

 

性交渉があった場合は

 

まず妊娠検査薬を使いましょう。

 

◆生活習慣を見直す

 

次の点を確認しましょう。

 

睡眠不足

ストレス

食生活

体重変化

 

生活習慣の改善で戻ることもあります。

 

◆基礎体温をつける

 

基礎体温をつけると

 

排卵の有無が分かります。

 

 

婦人科を受診する目安

 

次のような場合は婦人科受診をおすすめします。

 

生理が2週間以上遅れている

妊娠検査薬が陽性

生理が3ヶ月来ない

中途半端な出血が続く

 

◆生理が度々1ヶ月来ない場合

 

生理が1ヶ月以上来ない場合は

 

月経不順

 

の可能性があります。

 

ホルモン検査などを行うことがあります。

 

◆生理が3ヶ月来ない場合

 

3ヶ月以上生理がない場合は

 

無月経

 

です。

 

無月経は

 

卵巣機能低下

ホルモン異常

 

などが原因の可能性があります。

 

 

婦人科で行う検査

 

婦人科では

 

妊娠検査(尿検査)

ホルモン検査

超音波検査

 

などを行います。

 

当院では、性行為の経験がない方の超音波検査は、経腹(お腹の上から機械を当てる方法)又は経肛門(お尻から機械を当てる方法)で行っています。

経験がない方や、婦人科的診察が受けにくい方に、「内診(腟からの診察)」は行いませんのでご安心ください。

 

主に超音波検査とホルモン検査で原因を特定し、結果に応じて治療します。

 

 

生理不順の治療

 

治療には

 

漢方治療

ピルより弱いホルモン剤による治療

低用量・超低用量ピル

生活習慣改善

 

などがあります。

 

 

生理の遅れが不安な方へ

 

生理が遅れるたびに

 

「妊娠したかも」

 

と不安になる方もいます。

 

その場合

 

低用量ピル

 

で、避妊を兼ねながら生理周期を整える方法もあります。

 

 

横浜駅近くで生理不順を相談できる婦人科

 

ポートサイド女性総合クリニックでは

 

生理不順

生理が来ない

ピル処方

ホルモン検査

 

などの診療を行っています。

 

女性医師が丁寧に診察しています。

 

横浜駅周辺で婦人科を探している方は

お気軽にご相談ください。

 

 

よくある質問

Q:生理が2週間遅れたら妊娠?

 

妊娠の可能性があります。妊娠検査薬で確認できます。

 

Q:ストレスで生理は2週間遅れる?

 

はい。ストレスで排卵が遅れると生理も遅れます。

 

Q:生理が2週間来ないのは危険?

 

多くは問題ありませんが、続く場合は婦人科を受診しましょう。

 

Q:放置したら不妊になる?

 

生理不順の原因によっては妊娠しにくさにつながる場合もあります。

 

 

まとめ

 

生理が2週間来ない原因は

 

妊娠

ストレス

ホルモンバランス

生活習慣

 

などです。

 

★★受診の目安★★

 

生理2週間以上遅れ

生理1ヶ月来ない

妊娠の可能性

 

生理は女性の健康の重要なサインです。

 

不安な場合は婦人科で相談しましょう。

日付:2026年7月8日  カテゴリー:日々の雑記

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新しい横浜市子宮頚がん検診についてよくあるご質問【横浜駅近く女医の婦人科】

★2025年1月から横浜市子宮頚がん検診が変わりました

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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*30歳未満・61歳以上は今まで通り

*30歳~60歳(2025年4月1日の時点で)の方は

・補助が使える年齢が5年ごとの節目年齢(30歳・35歳・・・)

・検査の方法が「HPV単独法」

・自己負担額は2,000円

以下の方は検診の対象外となります

     ア:子宮頚部を有さない方

     イ:子宮頚部浸潤癌の治療中又は過去なったことがある方

     ウ:異形成や上皮内がんなどの「前がん病変」の経過観察中の方

     エ:性交経験が一度もない方

・横浜市から届いたバーコードを持参する

(バーコードがないと検査ができません)

注)節目年齢ではないのに検診用バーコードが届くことがあります

2025年1月から移行するため最初の5年間は節目年齢ではない方にも案内が届きます。 2024年4月~12月の期間に横浜市の子宮頚がん検診を受けている節目年齢ではない方は、バーコードが届いても検査を受けられるのは2026年4月以降になります。

 

質問1:案内が届いたらすぐに受けないといけませんか?

2024年4月~12月に横浜市の補助を使って子宮頚がん検診を受けている方は、届いたバーコードで検診を受けられるのは2026年4月以降です。

それまでは、バーコードをなくさないように保管しておいてください。

前回の検診が2024年3月より前であればいつでも検査は可能です。

特に、ここ2~3年検診を受けていないという方は、お早めに受けることをお勧めします。

 

質問2:筋腫の手術で子宮をとっていますが検査は可能ですか?

子宮をすべて取っている(子宮全摘を受けている)方は、上記「対象外になる方」の「ア:子宮頚部を有さない方」に該当します。

そのため、子宮全摘後は横浜市の補助を使用して子宮頚がん検診を受けることはできません。

一般的に、良性疾患(子宮筋腫や子宮腺筋症)で子宮全摘をした後は、「子宮がん検診」が不要になります。

 

質問3:過去に子宮頚がん検診で異常が出たことがありますが検査は受けられますか?

現時点で、まだ異常が残っており、「異形成」を経過観察中の方は横浜市の補助を使った検診をご利用いただくことはできません。

過去に「異形成」を指摘されて、現在は完全に正常に戻っている場合や、「異形成」で手術を受けてその後ずっと正常な場合は、検査が可能です。

完全に正常に戻っているかどうかが分からない場合は、「過去2回分の検査結果が『NILM』かどうか」をご確認ください。

 

質問4:HPVが陽性だともう一度検査を受けないといけないのですか?

検診の結果で、HPVが陽性だった場合は「自動的に」細胞診が追加されます。そのため、再度検査にお越しいただく必要はありません。ウイルスの検査のためにぬぐい取った検体でそのまま細胞診を行います。

また、検査代金に細胞診が追加になった場合の料金も含まれているため、細胞診が追加になっても追加の料金はかかりません。

 

質問5:HPV単独検診は5年ごとにですが本当に5年間もあけて大丈夫でしょうか?

今回の横浜市の検診事業の目的は、「進行した癌で命を失うことを防ぐ」ことが目的です。そのため、「できるだけ早い段階で異常を見つける」ことが目的にはなっていません。

つまり、5年前の検査が「異常なし」でも、5年後に検査を受けた時に「異形成です」「早期のがんです」という結果になる可能性はあるということです。

例え検診で異常がなくても、不正出血やおりものの異常があれば、その段階で細胞診を受けるようになさってください。

日付:2026年7月6日  カテゴリー:日々の雑記

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