日々の雑記

 

生理不順はほっとくと不妊になる?

どこからが生理不順?

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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生理の周期が25日より短いまたは38日より長い場合に「生理不順」と言います。

正常な生理は、次の条件に当てはまっているものです。

★周期が25~38日

★一定の周期で来る

★出血期間が3~7日間

生理の周期が、27日のこともあれば35日のこともあるけれど、不正出血もなく毎月「ほぼ」定期的に来ている場合は、生理不順ではない可能性が高いと言えます。

 

 

生理が遅れたらすぐに受診した方がいい?

生理が普段より数日遅れただけで、すぐに受診しなければいけないわけではありません。

普段定期的に来ている生理が、1週間程度遅れているなと思ったら、妊娠の可能性が「ゼロ」である場合を除いて、まずは妊娠反応を確認しましょう。

妊娠反応が陰性であれば、あと1~2週間待ってみて、それでも生理が来なければ念のため婦人科で検査を受けることをお勧めします。

人間の身体は機械ではありませんので、ちょっとした体調不良やストレスで生理が遅れることはあります。

直近の生理が1~2週間遅れてきていても、次の生理が普段の周期通りに来ていればあまり心配しなくても大丈夫です。逆に、だんだん周期が長くなったり、生理が遅れた次のサイクルは早く来たりといったばらつきが大きくなっている場合は、検査を受けた方が安心です。

 

どんな時はすぐに受診が必要?

生理が3か月来ていない場合、出血が10日以上続いて止まらない場合、不正出血が度々ある場合はすぐに受診しましょう。

生理が3か月以上ない状態を「無月経」と言います。生理不順がより重症になった状態です。生理が来ていない期間が長いほど、治療にも時間がかかります。できるだけ早く婦人科を受診して、適切な治療を受けましょう。

また、出血がだらだらと続いている場合や不正出血がある場合は、ホルモンの異常以外の病気が隠れていることも考えられます。出血が長引いたり、度々あると、貧血になってしまうこともあります。このようなケースでも、すぐに受診して見逃してはいけない異常がないかどうかをチェックしてもらいましょう。

 

生理不順の検査は何をする?内診は必須?

生理不順で婦人科を受診したら、必ず行う検査は「超音波検査」と「ホルモン検査」です。

超音波検査は、子宮の形や大きさを見たり、卵巣の腫れがないかなどを確認します。子宮内膜の厚みを見ることで、ある程度次の生理の準備が進んでいるのかなども確認することができます。

ホルモン検査は血液検査です。採血をして、卵巣から出ている女性ホルモンや、脳から卵巣に命令を出しているホルモンのバランスを確認します。男性ホルモンや甲状腺ホルモンなど、卵巣機能に影響する他のホルモンを調べることもあります。

また、不正出血がある場合は、必要に応じて、クラミジア検査や子宮がん検査を行う場合もあります。

性行為の経験がある場合は、超音波検査やクラミジア検査のために「内診」をします。経験がない方の場合は、基本的に内診は行いません。超音波の機械をお腹の上や肛門から当てて検査を行います。

 

生理不順をほっとくと不妊症になる?

生理不順の原因によっては、将来妊娠しにくくなる可能性はあります。

若い方の場合、元々生理が不規則で、あまり気にしていないという人もいらっしゃるかもしれません。通常は、初めて生理が来てから2~3年で、徐々に生理の周期は整っていきます。「初経以来ずっと生理不順」という場合は、多嚢胞性卵巣症候群などの、長い目で見た治療が必要な病気のこともありますので、周期がばらついたままの場合は一度婦人科で検査を受けることをお勧めします。

生理不順だから、必ず不妊症になるわけではありません。ただ、生理不順によって、「無排卵」の状態が続いてしまうと、妊娠しにくい要因のひとつにはなりえます。

早めにホルモンを整えることで、リスクを下げられる場合もありますので、生理不順が気になっている方は、まずは婦人科で相談してみることをお勧めします。

日付:2026年7月17日  カテゴリー:日々の雑記

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座るだけで骨盤底筋トレーニング?!【横浜駅近くの婦人科】

「座るだけ」の筋トレチェア

骨盤底筋も下半身の筋肉も一緒にトレーニングしたい方必見!

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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実は多い「尿もれ」の悩み

「30代女性の6割」この数字、何のデータなのか分かりますか?

2023年7月に花王フェムケアラボがWEBで行ったアンケート調査の結果です。なんと、回答者の約8割が「尿もれの経験がある」、30代女性の約6割が「現在尿もれに悩んでいる」と回答しています。

ところが、尿もれ経験者の約半数が「特に理由はないが相談したことがない」と回答しているのです。

クリニックの診療でも、膀胱炎症状をご相談なさる方はいらっしゃいますが、尿もれについてのご相談は本当に稀です。産後の方や、更年期の方に、「排尿のトラブルはありますか?」とこちらから伺うと、「実は…」とおっしゃるケースがほとんどなのです。

実際に伺ってみると、尿もれだけではなく、「度々トイレに行きたくなる」「尿意を感じると我慢しきれなくなる」「トイレが近くて旅行や長距離の移動が不安」と言ったお悩みがたくさん出てきます。

 

 

 

尿もれの原因は?

そもそもなぜ尿もれやトイレが近いといったトラブルが起きるのでしょうか?

もちろん、ホルモンの異常や細菌感染などが原因となることもあります。

そして、多くの場合、「骨盤底筋群のゆるみ」が原因で上記のような様々なトラブルが引き起こされています。

骨盤底筋群は、小さな筋肉がいくつか集まって骨盤の「底」を支えています。ちょうどハンモックのように薄い筋肉が骨盤の一番下の部分を作っており、その筋肉が骨盤内の臓器を支えています。膀胱も骨盤内にある臓器のひとつで、骨盤底筋群がゆるむと膀胱の位置が下がりやすくなります。

また、骨盤底筋群の一部は、尿の出口・腟の出入り口・肛門をそれぞれ「閉める」という働きを持っています。そのため、この骨盤底筋群が緩むと、尿が出ないように出口を「閉めておく」ことができなくなり、その結果尿もれが起きやすくなります。

 

 

 

骨盤底筋群のゆるみが引き起こすトラブル

骨盤底筋群は様々な機能を持っています。

例えば・・・

*骨盤内の臓器を支える

*尿や便がもれないように出口を閉めておく

*膀胱の働きを助けて尿を出し切る

*直腸の働きを助けて便を出し切る

 

これらの働きが弱くなることで、次のようなトラブルが起きやすくなります。

  *子宮や腟が下がってくる(飛び出てくる)

  *直腸が下がってくる(飛び出てくる)

  *くしゃみをしたり重いものを持った時に尿がもれる

  *度々トイレに行きたくなる

  *尿意を感じたらすぐにトイレに駆け込まないと間に合わない

  *便秘や残便感

  *パートナーとのスキンシップの質が落ちる

 

 

骨盤底筋群にダメージが起きる原因

骨盤底筋群がゆるむ原因はいくつかありますが、最近は出産経験がなくても筋力が低下している人が増えてきている印象です。実際に、20代で尿もれを経験している方のほとんどが、出産経験のない人です。

★お産の回数が多い

★大き目の赤ちゃんを産んだことがある

★便秘がちでいつも強くいきんで排便している

★急いで排尿することが多くお腹に力を入れて無理矢理排尿している

★重いものを持つことが多い

★内臓脂肪が多い

★重いものを持った状態でスクワットなどの筋トレをしている

これらの、いずれか一つでも当てはまっていれば、骨盤底筋群に負担がかかっている可能性があります。

 

 

骨盤底筋群を鍛えるには十分な筋トレが必要

もし、上記のようなトラブルがある場合は、まずは婦人科や泌尿器科で相談してみることをお勧めします。

状態によっては、骨盤底筋群のダメージが大きすぎて、手術が必要なケースもあります。

ただ、多くの場合は、そこまでひどくはなく、骨盤底筋群の「筋力」を取り戻せばある程度トラブルが解消する可能性が高いのです。

つまり、必要なのは「筋トレ」です。

ではどのくらいの「筋トレ」をすればいいのでしょうか?

「骨盤底筋体操」という、骨盤底筋群を鍛える体操があります。体操と言っても、全身を動かす体操ではなく、骨盤底筋群をギュッと締めるという小さな動きを繰り返すものです。

この骨盤底筋体操をどのくらいすると効果が得られるかというと・・・

*1セット30回

*合計1日4セット以上(朝、昼、夜、就寝前)

*約3か月間毎日続ける

どうでしょう?あなたはこのトレーニングを欠かさず3か月間継続できそうでしょうか?

多くの患者様は、トレーニングの仕方をお伝えしても、「継続して行う」ことが難しいとおっしゃいます。効果が得られる前に、挫折してしまう方がほとんどなのです。

 

 

20分間椅子に「座っているだけ」(スターフォーマーより安い)

では、この「筋トレ」を、「ただ椅子に座っているだけ」で行えるとしたらどうでしょうか?

筋肉を鍛えるためのトレーニングは、自分の「脳」から指令を出して動かした場合と、電気や電磁波の刺激で動かした場合とでは、同じように効果が期待できます。

今回クリニックに導入した骨盤底筋トレーニングチェアは、椅子の座面から筋肉を刺激する電磁波パルスが出るため、「ただ座っているだけ」で骨盤底筋がギュッと収縮して、筋トレをしているのと同じ状態を作ることが可能です。

しかも、15分間座っているだけでスクワットに換算すると約1万回行ったのと同じくらい、筋肉への刺激が伝わります。

そのため、20分間「ただ座っているだけ」で、週2回ずつのトレーニングの場合では8~10回で効果が感じられるようになるのです。

 

 

効果を感じていただくために3回まで体験価格!

骨盤底筋トレーニングチェアは、保険診療による「治療」ではありません。

そのため、自費でのご案内になります。

通常、初回体験価格でのご案内は1回限りのことが多いのですが、1回では十分効果を感じていただけないかもしれないため、3回まで体験価格でご利用いただけるようにいたしました。

★★★★★★通常価格    体験価格

10分    2000円     1000円

20分    3800円     2000円

30分    5600円     3000円

 

ご予約・お問い合わせはクリニックまで⇒045-440-5577

#婦人科 #横浜 #尿もれ #骨盤底筋

日付:2026年7月17日  カテゴリー:日々の雑記

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【すぐーるの案内を見た横浜市の保護者の皆さまへ】HPVワクチンを受けるべき?迷ったらまず相談を|子宮頚がんを予防する大切な選択

【横浜市の保護者の皆さまへ】HPVワクチンを受けるべき?迷ったらまず相談を|子宮頚がんを予防する大切な選択

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清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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「すぐーるでHPVワクチンのお知らせが届いたけれど、本当に受けた方がいいの?」

 

「副作用が心配」

 

「どこの病院で相談したらいいかわからない」

 

横浜市では、小学6年生から高校1年生相当の女の子を対象に、HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)の公費接種を行っています。学校連絡システム「すぐーる」から案内が配信されたのをきっかけに、ワクチンについて改めて考えるようになったという保護者の方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし実際には、

 

情報が多すぎて判断できない

本当に安全なのかわからない

子どもに受けさせるべきか迷っている

 

という声も少なくありません。

 

この記事では、婦人科医の立場からHPVワクチンの効果や安全性、接種をおすすめする理由について詳しく解説します。

 

 

子宮頚がんは若い女性にも起こる病気です

 

子宮頸がんは、子宮の入り口(子宮頚部)にできるがんです。

 

「がんは高齢者の病気」

 

というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、子宮頸がんは20代・30代の若い女性にも発症します。

 

その前段階である

 

軽度異形成

中等度異形成

高度異形成

 

は10代後半から20代前半でも見つかることがあります。

 

当院でこれまでに経験した子宮頸部異形成の手術(円錐切除術)の最年少患者さんは19歳でした。

 

まだ妊娠・出産を考える前の年齢で手術が必要になることは、リプロダクティブヘルス(将来の妊娠・出産を含めた健康)の観点からも、できれば避けたいことです。

 

そのためにも、

「異形成ができてから治療する」

 

のではなく、

「異形成を作らない」

 

ことが重要になります。

 

 

HPVワクチンで子宮頸がんの80〜90%を予防できます

 

子宮頸がんの原因のほとんどは「HPV(ヒトパピローマウイルス)」というウイルスです。

 

現在使用されている9価HPVワクチンは、

子宮頸がんの原因となる主要なHPV感染を予防でき、

子宮頸がんの80〜90%を防ぐことができるとされています。

 

実際に海外では子宮頸がんが激減しています

 

HPVワクチンの効果については、

オーストラリアやイギリスなどで非常に大規模なデータが報告されています。

 

特にオーストラリアでは、

若年女性の高度異形成が大幅に減少し、

将来的には

「子宮頸がんがほぼ根絶される国」

になる可能性があるとまで言われています。

 

イギリスでも、

思春期に接種した世代では子宮頸がんの発症が大きく減少したことが報告されています。

 

つまり、

 

HPVワクチンは「理論上効くかもしれないワクチン」

ではなく、

すでに世界中で効果が証明されているワクチンなのです。

 

 

副作用はどのくらいあるのでしょうか?

 

保護者の方が最も心配されるのは副作用です。

 

当院では2025年の1年間に延べ369名へHPVワクチンを接種しました。

 

その結果、

 

接種後の迷走神経反射による失神:2名

接種部位の腫れや痛み:4〜5名

 

がありました。

 

しかし、重篤な副作用は0件でした。

 

もちろん副反応が全くないワクチンではありません。

 

しかし実際の接種現場では、多くのお子さんが大きな問題なく接種を終えています。

 

接種するか迷っているなら、まず相談してください。

当院では、

「まだ接種するか決めていない」

という段階でのご相談も歓迎しています。

 

実際に、保護者の方が

 

★ネットの情報を見て不安になった

★本当に必要なのか聞きたい

★副作用について詳しく知りたい

 

という理由で来院されることも少なくありません。

 

接種するかどうかは、十分な情報を得たうえで決めることが大切です。

HPVワクチンについてよくある質問」もご参照ください。

 

 

無料メール相談も行っています

 

受診する前に質問したい方のために、当院ではメールやラインでの相談も受け付けています。

注)HPVワクチン接種に関するご相談に限ります

 

◆ワクチン接種に関するメール相談はこちら⇒info@vivalita.com

 

メールタイトルに「HPVワクチンについて相談希望」と書いて、お気軽にご連絡ください。

費用はかかりません。

 

 

高校1年生は今が重要です

 

現在高校1年生相当の方は、公費接種の期限が来年3月末までです。

 

3回接種を無料で完了するためには、

遅くとも9月頃までに1回目を開始する必要があります。

 

「そのうち考えよう」

 

と思っていると、

 

無料で接種できる期間に間に合わなくなる可能性があります。

できるだけ早めに、1回目の接種をスタートすることをお勧めします。

 

 

夏休みはワクチンデビュー・婦人科デビューに最適です

 

学校がある時期は、部活や習い事で忙しく、なかなか受診のタイミングが取れないという方も少なくありません。

 

そのため、夏休みは

 

 ★HPVワクチンデビュー

 ★婦人科デビュー

 

に最適な時期です。

 

夏休みになって、初めて婦人科に来るお子さんもたくさんいらっしゃいます。

HPVワクチンについてだけではなく、生理痛や月経移動など、日頃気になっていたことなども一緒にご相談いただけます。

 

 

受験生にもおすすめの接種スケジュール

 

受験を控えている中学3年生の場合、

 

7~8月に1回目を接種すると、

2回目が9~10月頃・3回目が1~2月頃になります。

3回目の接種は、少し遅らせても大丈夫です。

 

インフルエンザワクチンの接種シーズンと重なりにくく、

受験勉強への影響も少ないスケジュールです。

 

 

当院は協力医療機関・女性医師が対応するので安心です

 

当院ではHPVワクチン接種も女性医師が担当しています。

 

また、

 

保護者同伴可能

初めての婦人科受診でも安心

無理に接種をすすめない

 

ことを大切にしています。

 

まずは相談だけでも構いません。

 

当院は、横浜駅から徒歩でいらっしゃれるので、学校帰りにお立ち寄り頂く場合も便利です。

お気軽にご相談ください。

 

 

よくある質問

Q:HPVワクチンは本当に安全ですか?

重篤な副作用は非常にまれです。当院でも2025年に369名へ接種を行いましたが、重篤な副作用はありませんでした。

 

Q:ワクチンを打てば子宮頸がん検診は不要ですか?

いいえ。将来的には子宮頸がん検診も必要です。

 

Q:まだ小学生ですが相談できますか?

もちろん可能です。保護者の方だけの相談も受け付けています。

 

Q:接種するか迷っています

まずはご相談ください。メール相談も可能です。

何がご不安なのかを伺って、納得して接種する・しないをご選択いただけるようにサポートいたします。

 

 

まとめ

 

HPVワクチンは、将来の子宮頸がんを予防するための大切な選択肢です。

 

横浜市では公費で接種できる期間が決まっています。

 

「受けるかどうか迷っている」

 

という段階でも構いません。

 

まずは正しい情報を知ることから始めてみませんか。

 

当院では女性医師が丁寧にご説明いたしますので、お気軽にご相談ください。

日付:2026年7月17日  カテゴリー:日々の雑記

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【横浜市の高校生医療費が無料に】生理痛や生理不順を我慢していませんか?高校生の婦人科受診について婦人科医が解説

【横浜市の高校生医療費が無料に】生理痛や生理不順を我慢していませんか?高校生の婦人科受診について婦人科医が解説

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清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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2026年6月から、横浜市では高校生世代まで医療費助成の対象が拡大されました。

これにより、高校生の方も医療機関を受診しやすくなっています。

 

しかし、実際には

 

生理痛

生理不順

PMS(月経前症候群)

 

などで悩んでいても、

 

「婦人科はまだ早い」

「我慢するしかない」

「ピルは高そう」

 

と思っている高校生や保護者の方も少なくありません。

 

先日受診なさった高校3年生の方は、「ずっと生理痛を我慢していたけれど、受験に影響するのは困るので」ということでご相談にいらっしゃいました。

「医療費が無料になります」というお知らせを見て、「無料ならピルを試してみたい」と保護者の方に伝えてみたのだそうです。

 

実は、

 

高校生だからこそ婦人科を受診した方がよいケースがあります。

 

この記事では、

 

高校生の生理痛や生理不順

婦人科受診の目安

ピルやミニピルによる治療

横浜市の医療費助成

 

について解説します。

 

 

高校生でも生理痛は珍しくありません

 

高校生の生理痛は決して珍しいことではありません。

初めて生理が来て1~2年は無排卵のことも多く、そこまで生理痛が出ない場合もあります。

当院を受診なさる高校生の方からも、

「中学生の頃は大丈夫だったのに、高校生になったら生理が重くなった」

というお話をよく頂きます。

 

実際に、10代女性の多くが生理の時期に

 

お腹の痛み

腰痛

吐き気

頭痛

 

などを経験しています。

 

症状が軽く、日常生活に支障がないレベルであれば様子を見てもよいのですが、

次のような場合は単なる生理痛ではなく

 

「月経困難症」

 

の可能性があります。

 

◆生理痛のせいで学校を休む

◆生理のたびに保健室で寝ている

◆生理の時期は部活を休む

◆大会や練習に参加できない

◆痛み止めが効かない

◆生理のたびに痛み止めを何錠も飲む

◆生理のせいで勉強に集中できない

◆生理期の不調が定期試験にも影響する

 

これらは、いずれも治療を検討するレベルです。

例え症状が「我慢できる」レベルだと思っても、学校生活に支障が出ているということは、「QOL(生活の質)」は下がってしまっています。

よく、「この程度で相談していいのか迷っていました」というお声を頂くのですが、本人が「困った」と感じる場面がある時点でサポートが必要ということです。

遠慮なく相談にいらしてください。

 

 

生理痛による学業への影響

 

高校生の時期は

 

定期試験

受験勉強

部活動

修学旅行などの学校行事

 

など重要なイベントがたくさんあります。

 

生理痛や過多月経によって、本来発揮できる能力が発揮できないことは、

将来にとって大きな損失です。

また、修学旅行や文化祭など、その年齢でしか体験できないイベントが、「生理のせいで楽しめない」ことは、できれば避けられた方がよいのではないかと感じています。

 

 

高校生の生理不順も放置しない方がいい

 

高校生の頃は、まだ生理の周期が整いきらず、なんとなく生理不順気味というケースはよくあります。

 

ただし、

 

以下の場合は受診をおすすめします。

 

生理が2~3か月来ない

周期が極端にバラバラ

出血量が多すぎる

出血期間が10日以上続くことが多い

貧血がある

 

背景に

 

卵巣機能の低下

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

 

などが隠れていることがあります。

 

また、スポーツをする人で、生理の周期が長かったり、長期間の無月経の場合、必要な女性ホルモンが不足して骨がもろくなってしまう場合があります。

実際、1年以上無月経のままになっていた長距離選手の方が、疲労骨折で競技を続けられなくなったケースや、減量のせいで無月経になったバレリーナの方が疲労骨折を繰り返してしまっていたケースもあります。

 

生理について、少しでも気になることがあれば、

まずは受診してみることをお勧めします。

 

 

生理痛は我慢するものではありません

 

昔は「生理痛は病気ではない」と言われることもありました。

 

しかし現在は、「生理痛は病気のサイン」「つらい症状はコントロールするもの」という考え方が主流です。

 

毎月つらい思いをしているなら、我慢する必要はありません。

生理痛の治療は、

鎮痛剤

漢方薬

ピルやミニピル

など、高校生でも安心して服用できるものです。

全て保険適用なので、横浜市の高校生なら検査も治療も無料になります。

 

 

高校生でもピルは飲めます

 

「ピルは大人が飲むもの」と思われがちですが、高校生でも服用は可能です。

 

実際に、当院では

 

月経困難症

生理不順

PMS

ニキビ

などの治療として、10代からピルを処方させていただいています。

10代~30代で通院中の方の約6割が、ピルまたはミニピルを服用なさっています。

 

 

ピルの効果

 

ピルには

 

生理痛を軽くする

生理周期を整える

出血量を減らす

PMSを改善する

 

などの効果があります。

 

 

ピルは高いと思っていませんか?高校生は無料です!

 

避妊目的のピル(OC)は自費ですが、治療目的の場合は保険適用になります。

 

さらに、横浜市の高校生医療費助成の対象となる場合、実質の自己負担額は「0」です。

 

そのため、「ピルは高いから無理」と思っていた方も、以前より治療を受けやすくなっています。

 

※助成内容は変更される場合がありますので、受診時にご確認ください。

 

 

高校生の婦人科受診は全く珍しくありません

 

当院でも

 

生理痛

生理不順

PMS

 

で受診される高校生はたくさんいます。

 

婦人科は妊娠した人だけが行く場所ではありません。

女性の健康を守るための診療科です。

 

 

婦人科ではどんな検査をする?

 

高校生の場合、性行為のご経験がなければ内診は行いません。

生理痛や生理不順のご相談の場合、卵巣の腫れなどの確認のために超音波検査は必要です。

ご本人に検査方法を確認させていただき、

経腹超音波検査(お腹の上からのエコー)

経直腸超音波検査(お尻からのエコー)

を行います。

経腹超音波検査は、内科で受ける超音波検査と同じです。

痛みはありません。

 

痒みやおりものが気になるという場合も、内診は行わず、外側の皮膚の状態を目で見て確認したり、表面のおりものだけぬぐい取る検査を行います。

 

「婦人科に行ったら内診されるから、受診をためらってました」という高校生の方もいらっしゃいました。性交経験がない場合は、内診は行いませんので安心して受診なさってください。

 

女性医師だから安心

 

ポートサイド女性総合クリニックでは、必ず女性医師が診療しています。

「女性医師だと思って受診したら曜日によっては男性医師だった」

「女性医師を希望していたが男性医師に対応された」

というご相談もありますが、当院は全員女性医師ですのでご安心ください。

 

初めて婦人科に行く

男性医師は不安

生理の相談をしづらい

 

という方も安心してご相談いただけます。

 

 

保護者の方も一緒に診察室へ入れます

 

高校生の受診では、保護者の方が一緒に説明を聞くことも可能です。

 

もちろん、ご本人の希望を尊重しながら診療を行います。

ご本人がお1人での診察を希望されましたら、保護者の方には待合室でお待ちいただいております。

 

 

横浜駅徒歩圏内なので通いやすい

 

当院は横浜駅徒歩圏内にあります。

 

そのため

 

横浜市内

川崎市

湘南エリア

東京都内

 

からも通院しやすい立地です。

 

学校帰りにも受診しやすくなっています。

 

 

よくある質問

Q 高校生でも婦人科に行っていいですか?

 

もちろん大丈夫です。

 

生理痛や生理不順はよくある受診理由です。

 

 

Q 高校生でもピルは飲めますか?

 

医師の診察の上で処方可能です。

 

 

Q ピルは将来妊娠しにくくなりますか?

 

そのようなことはありません。

 

 

Q 生理痛で婦人科に行く人は多いですか?

 

とても多いです。

 

 

まとめ

 

横浜市では高校生まで医療費助成が拡大され、

これまでより婦人科受診のハードルが下がっています。

 

生理痛

生理不順

PMS

 

で悩んでいる場合は、我慢せず婦人科に相談してください。

 

生理痛は「我慢するもの」ではなく、適切にコントロールできる症状です。

 

女性医師が丁寧に診察いたしますので、安心してご相談ください。

日付:2026年7月16日  カテゴリー:日々の雑記

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かかりつけ医が閉院してお困りの患者様・横浜駅近くで女医の婦人科をお探しの方へ

かかりつけが急に閉院してお困りの方は遠隔診療でも対応いたします

最近、これまでピルやホルモン補充療法(HRT) の処方をしてもらっていたかかりつけが急に閉院したため、急遽転院が必要になったとおっしゃって受診なさる方が増えています。

 

特に増えているのは下記のクリニックさんからの転院です。

田中クリニック横浜公園

みどりレディースクリニック横浜

かもい女性総合クリニック

 

かかりつけの医師が急なご病気になられたり、分院との統廃合で場所が変わってしまったりして、通える病院がなくなってしまったというケースが多いようです。

 

当院では、

*ピルやミニピル(黄体ホルモン剤)の処方

*ホルモン補充療法や漢方治療による更年期治療

*子宮頚部異形成の定期検査

*子宮筋腫や子宮内膜症の定期検査

などを引き継いで行うことが可能です。

 

 

紹介状は不要です

 

転院の場合、前の病院からの紹介状があった方が、これまでの経過が分かるため参考になります。

ただ、急な閉院の場合、紹介状がお手元にないケースがほとんどかと思われます。

 

前の病院で行った検査の内容や、処方されているお薬の内容を、ご本人が把握していらっしゃれば、受診時に口頭で確認させていただきますので、紹介状は必ずしも必要ではありません。

 

お薬手帳や、前の病院で受けた検査の結果が分かるものがあればお持ちいただけると大変助かります。

 

 

不要な検査は行いません

 

前の病院で必要な検査を受けていらっしゃる場合、当院で再度同じ検査を行う必要はありません。

何らかの異常があり、3~6か月ごとの定期的な検査が必要な状態であれば、時期をご相談して同じ検査を行う場合はございます。

 

また、子宮頚がん検診など、異常がなくても一定期間ごとに行った方がよい検査も、転院後に必要なタイミングで受けていただく場合がございます。

 

転院したら、また最初からすべての検査を行うというわけではありませんのでご安心ください。

 

 

遠隔診療でも対応しています

 

かかりつけに通院できなくなったけれど、まだ次の病院が確保できておらず、かつ、当院は通院するには遠いという場合、ひとまずお薬が途切れないように遠隔診療でつなぎ処方を行うことも可能です。

 

この場合は、次の病院が確保できるまでの緊急措置として、1~3か月分のお薬を継続処方でお出ししています。

 

遠隔診療をご希望の方は、こちらをご参照ください。

日付:2026年7月16日  カテゴリー:日々の雑記

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ピルを保険で安く処方してもらうには?

ピルとは?ホルモン剤?

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清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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「ピル」とは、女性ホルモンである「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」が混ざった、ホルモンの合剤です。

含まれている卵胞ホルモン(エストロゲン)の量によって、4段階に分かれています。

超低用量

低用量

中用量

高用量

 

このうち、避妊目的で処方されるのは「低用量ピル」です。

「経口避妊薬(OC)」として承認されているピルには以下の種類があります。

*( )内はジェネリック

トリキュラー(ラベルフィーユ)

マーベロン(ファボワール)

いずれも、「避妊目的で使用する薬」として承認されたものなので、保険適用にはなりません。

これらの薬を処方してもらう場合は、たとえ服用の目的が「避妊」ではなくても自費診療となります。

 

一方、「月経困難症治療薬」として承認されているピルには、低用量ピルと超低用量ピルがあります。最近は、できるだけ副作用を抑えるために、治療目的でピルを使用する場合は超低用量ピルを選択する傾向があります。

 

月経困難症治療薬=生理痛の治療薬として承認されているピルには、以下の種類があります。

 

<低用量ピル>

ルナベルLD(フリウェルLD)

<超低用量ピル>

ルナベルULD(フリウェルULD)

ヤーズ(ドロエチ)

ヤーズフレックス

ジェミーナ

 

 

これらの、月経困難症治療薬は、「生理痛の治療のために保険で処方できる薬」として承認されているので、基本的に保険適用になります。

ただし、これらの薬を避妊目的や月経移動の目的で服用する場合は自費になります。

 

 

保険と自費だとどのくらい料金が違う?

自費診療の場合、料金はすべて各病院が自由に設定できます。なので、ピル1シート(1か月分)の料金も、病院によって異なります。

 

避妊用のピル(OC)の値段は、だいたい1シート2500円~3500円で設定されていることが多いようです。これは、その病院がピルをいくらで仕入れているかにもよるので、安く仕入れられる病院はその分値段を抑えた設定にしている場合があります。

ちなみに、当院で扱っている避妊用のピルは、ラベルフィーユとファボワールです。いずれも、社会人の方は1シート3000円、学生さんは1-ト2000円です。

 

 

保険診療の場合は、診察の料金も薬剤の値段も、すべて厚生省が決めています。

なので、どの病院で処方してもらっても、1シート(1か月分)の料金は同じです。

病院の規模や、薬局の種類によって、10円程度の差が発生する場合はあります。これは、薬剤そのものの値段ではなく、診察や処方の料金が異なるためです。

 

 

保険適用になるピルの値段は、3割負担の方だとだいたい下記の値段になります。

ルナベルLD・ルナベルULD  約750~850円

フリウェルLD・フリウェルULD  約550円

ヤーズ            約1,300円

ヤーズフレックス       約2,500円

ドロエチ           約840円

ジェミーナ(21錠)       約1,900円

 

 

ピルを保険適用にする方法は?

ピルを保険で所要してもらうには、以下の条件が必要です。

1)ピル処方の理由が「月経困難症」や「子宮内膜症」の治療目的

2)処方されるピルが保険適用の種類

3)医師が治療のためにピルが必要と判断

 

 

1)の「治療目的である」という条件ですが、例え超音波検査で子宮内膜症などの「子宮や卵巣の病気」が見つからなくても、「生理痛がひどい」というだけで治療目的での処方が可能です。

つまり、婦人科を受診して「生理痛がひどいからピルで治療したい」と自己申告すれば、生理痛の痛みの程度や内膜症などの病変の有無は関係なく、保険でピルが処方できるのです。

 

2)のピルの種類は、前述の「月経困難症治療薬」として承認されている種類の中から選べば、どの種類でも保険適用になります。

通常、ピルの種類は、医師と相談して決めます。

時々、特定の種類のピルしか扱っていないと言われてしまうケースがあるようですが、保険適用のピルは「院外処方」にしてもらえば、どの種類も処方が可能です。

「院内処方」でしか扱ってはいけないというルールはないので、「院外処方で処方箋を発行してください」とお願いすれば、種類を問わず処方してもらえます。

「院外処方」の場合は、処方箋を薬局にもっていって薬剤を受け取ります。

できるだけ安くピルを購入したい場合は、薬局で「ジェネリックを希望します」と伝えましょう。ただし、ヤーズフレックスとジェミーナは、まだジェネリックが発売されていないため、先発薬品のみの取り扱いになります。

 

3)は、通常「生理痛がひどい」と主張すれば、ピルが治療の選択肢には入ってきます。

「絶対にピルを飲んではいけない人」に当てはまっていなければ、医師は「ピルによる治療が必要」と判断するでしょう。

生理痛の強さは、検査で測ることができません。なので、患者様ご本人が「痛みがつらい」と訴えれば、その症状だけでピルを保険で処方する条件をクリアすることになります。

 

ただ、これらの「保険で処方できる条件」に当てはまっていても、喫煙・肥満・前兆を伴う片頭痛などの、「ピルを飲んではいけない人」に当てはまっている場合は、ピルの処方はできません。

血栓症のリスクが高くて、ピルが処方してもらえない場合は、黄体ホルモンによる治療を検討してみるとよいでしょう。

 

 

◆◆『マイナビクリニックナビ』で「ピル処方のオンライン診療におすすめのクリニック7選」として当院が掲載されました◆◆

 

★★ピル処方のオンライン診療におすすめのクリニック7選【2025年最新】★★

リンク先URL:https://clinic.mynavi.jp/article/telemedicine_oc-lep/

 

日付:2026年7月14日  カテゴリー:日々の雑記

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保険ピルの処方なら横浜駅近く女医の婦人科へ

ピルを保険で安く・オンラインで便利に・必ず女性医師担当

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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「ピルを処方してほしいけれど、どこで相談すればいい?」

「副作用が心配」「保険で安く処方できる?」「女性医師に診てもらいたい」

 

このような悩みで検索される方が非常に増えています。

 

当院では、血栓症リスクのないミニピルも含めて、国内で承認されているすべての種類のピルを取り扱っています。

 

最近は、お近くのレディースクリニックからの転院依頼が増えてきています。

 

転院の理由を伺うと、「かかりつけの予約が取れない」「待ち時間が長い」「オンライン診療に対応していない」という利便性のお悩みや、「副作用を訴えても種類を変えてもらえない」「治療の目的なのに自費のピルしか出せないと言われた」など、ピルの種類に関するお悩みが多いようです。

 

ピルは、避妊のためだけの薬ではありません。

生理痛・PMS・月経不順・ニキビなど、女性の生活の質(QOL)を大きく改善する治療薬として、上手に活用していただきたい便利なツールのひとつです。

 

当院では

 

保険診療で安く処方可能

必ず女性医師が担当

丁寧な問診であなたに適したピルを提案

オンライン診療も選択可能

 

という体制で、初めての方でも安心してピルを始められる環境を整えています。

 

この記事では、ピルの効果・副作用・費用・処方の流れまで、日本専門医機構認定産婦人科専門医の視点からわかりやすく解説します。

 

 

ピルとは?避妊だけではない女性のための薬

ピルとは、女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)を少量含む内服薬で、毎日1錠服用することで排卵を抑えます。含まれているエストロゲンの量によって「低用量」と「超低用量」に分類されます。

 

正しく服用すれば避妊成功率は99%以上と非常に高く、世界中で使用されている安全性の高い薬です。

しかし現在では避妊目的だけでなく、以下のような悩みで婦人科を受診する方が増えています。

 

<<ピルで改善が期待できる症状>>

生理痛(月経困難症)

月経不順

PMS(月経前症候群)

生理前のイライラ・抑うつ・ニキビ・肌荒れ

経血量が多い

生理日の移動

子宮内膜症

 

このように、ピルは女性の体調を整える治療薬としても重要な役割を担っています。

 

 

ピルの種類と選び方|自分に合うピルはどれ?

ピルにはいくつか種類があります。

体質や目的により最適なものが異なるため、医師と相談して選ぶことが大切です。

 

★低用量ピル:最も一般的なピルです。

避妊・生理痛改善・PMS改善など幅広く使用されます。

 

★超低用量ピル:ホルモン量をさらに抑えたタイプ。

副作用が出やすい方や、長期服用したい方に向いています。

 

★天然型エストロゲンピル:含まれているエストロゲンが「天然型」のタイプ。

血栓症のリスクが上がりにくく、肝臓への負担も少ないため、血栓や肝機能への影響が気になる方に向いています。

 

★ミニピル(プロゲスチン単剤):エストロゲンを含まないピル。

血栓症リスクが気になる方などに使用されます。

 

 

女性医師による診察で安心して選べる

ピルは種類によって

 

含まれるホルモン量

副作用の出方

合う・合わない

 

が異なります。

 

当院では必ず女性医師が診察し、

 

生理の状態

体質

持病

ライフスタイル

今後の妊娠希望

 

まで丁寧に伺った上で、最適なピルを提案します。

 

「流れ作業で処方」ではなく、

じっくり話を聞く診察を大切にしています。

 

 

ピルの副作用は?安全性は大丈夫?

 

「ピルは副作用が怖い」

と不安に感じて検索される方は非常に多いです。

 

結論から言えば、低用量ピルは医学的に安全性が確立された薬です。

ただし服用開始初期に、以下の軽い症状が出ることがあります。

 

よくある初期症状

 

吐き気

頭痛

不正出血

胸の張り

むくみ

 

多くは1〜3か月で自然に改善します。

症状が気になる場合は、ピルの種類変更で改善することも多いため、我慢せずご相談ください。

 

 

血栓症リスクについて

 

低用量ピルでよく検索されるのが「血栓症が怖い」という不安です。

確かにピルにより血栓症リスクはわずかに上がりますが、

 

妊娠中や出産直後

の方がリスクは高いとされています。

 

当院では

喫煙

年齢

BMI

持病

家族歴

 

を確認し、安全に処方できるか丁寧に判断します。

不安がある方こそ、自己判断ではなく婦人科での相談が重要です。

 

 

ピルは保険で処方できる?費用はどのくらい?

「ピル 処方 安い」

という検索も非常に多く見られます。

 

ピルは目的によって保険適用になる場合があります。

保険適用になるケースは月経困難症や内膜症などの「治療」が目的の場合です。

 

治療目的の場合、保険で安く処方できます。

自費ピルより費用負担が少ないため、継続しやすいのが大きなメリットです。

当院では症状を丁寧に診察し、保険適用可能か判断します。

 

 

女性医師によるピル外来が選ばれる理由

ピル相談は非常にデリケートな内容です。

 

当院では必ず女性医師が担当します。

男性医師だと相談しづらい

生理の悩みを理解してほしい

PMSやメンタル面も相談したい

 

という方にも安心して受診していただけます。

 

また

じっくり問診

ニーズに合わせた診察

質問しやすい雰囲気

 

を大切にしています。

「こんなこと聞いていいのかな?」という内容でも遠慮なくご相談ください。

 

 

オンライン診療でピル処方も可能

 

忙しい方や遠方の方には

オンライン診療によるピル処方も行っています。

 

オンライン診療のメリット

 

来院不要

待ち時間なし

スマホで診察

プライバシーが守られる

 

仕事や育児で通院が難しい方でも、安心して継続できます。

 

もちろん対面診察と同様、女性医師が丁寧に診察します。

 

 

ピル処方の流れ(初めての方へ)

 

初めての方でも安心して受診できるよう、

処方までの流れをご紹介します。

 

①予約

WEBまたは電話で予約

継続処方の方はオンライン診療も予約可能

 

②女性医師による診察

生理の状態

気になっている症状

既往歴や家族歴

不安や希望

を丁寧に確認していきます。

★医師が必要と判断した場合超音波検査や血液検査を行います。

 

③ピルの選択・説明

効果・副作用・飲み方を説明

 

④処方

初めてピルを服用する方はまず1シートのみ処方します

 

⑤継続フォロー

副作用についての相談やピルの種類変更相談も可能

 

 

よくある質問(FAQ)

 

Q 初めてでも大丈夫?

もちろん大丈夫です。

ピルが初めての方が多数来院されています。

 

Q 太りますか?

ピルで大きく体重が増えることはほとんどありません。

 

Q 将来妊娠できますか?

服用中止後は自然な排卵に戻ります。

将来の妊娠への影響はありません。

 

Q 何歳から飲めますか?

月経が来ていれば10代から服用可能です。

学生の方もご相談ください。

 

Q やめたくなったら?

いつでも中止できます。

医師に相談の上調整しましょう。

 

 

安心してピルを始めたい方へ

 

ピルは女性の人生を快適にする選択肢です。

しかし、適切な薬剤選択や服薬の管理が重要となりますので、自己判断や個人輸入ではなく、医療機関で安全に処方を受けることが大切です。

 

当院では

保険で安く処方可能

必ず女性医師が診察

丁寧にじっくり相談

オンライン処方対応

 

という体制で、

安心してピルを続けられるようサポートしています。

 

生理や避妊、PMSなどどんな小さなお悩みでも構いません。

まずはお気軽にご相談ください。

 

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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日付:2026年7月14日  カテゴリー:日々の雑記

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HPV検査とは?ASC-US・LSILと言われたらどうする?

HPV検査とは?ASC-US・LSILと言われたらどうする?子宮頸がん検査の結果の見方を婦人科医が解説【横浜駅近くの婦人科】

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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子宮頸がん検診を受けたあとに

 

「ASC-USと言われた」

「LSILという結果だった」

「HPV検査を受けてくださいと言われた」

 

と説明されて、不安になったことはありませんか?

 

婦人科外来では

 

「HPV陽性と言われたけれど、がんですか?」

「ASC-USは危険ですか?」

「コルポスコピーは痛いですか?」

 

というご質問をよくいただきます。

 

まず大切なのは、

 

HPV陽性=子宮頸がんではありません

 

ということです。

 

HPV検査は、子宮頸がんを早期に発見するための大切な検査です。

 

この記事では

 

HPV検査とは何か

HPV陽性の意味

ASC-US・LSILとは何か

コルポスコピー検査とは

婦人科受診の目安

 

について、婦人科専門医の立場から詳しく解説します。

 

 

HPVとは?子宮頸がんの原因ウイルス

 

HPVとは

 

ヒトパピローマウイルス(Human Papillomavirus)

 

というウイルスです。

 

HPVは非常にありふれたウイルスで、性交経験のある女性の多くが一度は感染すると言われています。

 

HPVには100種類以上の型がありますが、そのうち13〜15種類が子宮頸がんの原因となる「ハイリスク型HPV」です。

 

代表的な型は

 

HPV16型

HPV18型

HPV31型

HPV33型

HPV52型

HPV58型

 

などです。

 

子宮頸がんの約70%は

 

16型・18型

 

によって発生します。

 

 

HPV検査とは?

 

HPV検査とは子宮頸部にハイリスクHPVが感染しているかを調べる検査です。

 

検査方法は、子宮頸がん検診とほぼ同じで子宮頸部のおりものを綿棒やブラシでこすって採取するだけです。

 

痛みはほとんどありません。

 

検査時間も数分程度で終わります。

 

 

HPV検査と子宮頸がん検診(細胞診)との違い

 

従来の子宮頸がん検診では

 

子宮頸部細胞診

 

という検査を行います。

 

これは細胞の形に異常がないかを調べる検査です。

 

一方

 

HPV検査は

 

原因ウイルスの感染を調べる検査です。

 

つまり

 

検査            調べるもの

細胞診       細胞の異常

HPV検査     ウイルス感染

 

です。

 

最近では

 

細胞診+HPV検査

 

を併用することで、より正確に子宮頸がんのリスクを判断できるようになっています。

 

 

子宮頸がん検診の結果:ASC-USとは?

 

子宮頸がん検診の結果でよく出てくる言葉が

 

ASC-US

 

です。

 

ASC-USとは

 

Atypical Squamous Cells of Undetermined Significance

 

の略で

 

正常とは言えないが、明らかな異常とも言えない細胞

 

を意味します。

 

つまり

 

グレーゾーンの変化

 

です。

 

ASC-USは比較的よく見られる検査結果で、

 

多くの場合は

 

一時的な炎症

HPV感染

 

などによるものです。

 

 

ASC-USと言われたらどうする?

 

ガイドラインでは「ASC-US」の場合次の対応が推奨されています。

 

HPV検査

6ヶ月後の再検査

コルポスコピー検査

 

この中で

 

まずHPV検査を行う方法

 

が最も一般的です。

 

HPV陰性なら大きな問題はない可能性が高いため、経過観察となります。

 

 

LSILとは?

 

LSILとは

 

Low-grade Squamous Intraepithelial Lesion

 

の略で

 

軽度異形成およびHPV感染の疑い

 

を意味します。

 

LSILは

 

HPV感染による細胞変化

 

であることが多く、

 

若い女性では自然に治ることもあります。

 

通常、細胞診でLSILだった場合は

 

コルポスコピー検査

 

が必要になります。

 

 

コルポスコピー検査とは?

 

コルポスコピーとは子宮頸部を拡大して観察する検査です。

 

専用の顕微鏡(コルポスコープ)を使い、異常な部分がないかを確認します。

 

必要があれば、組織を少量採取(生検)します。

 

 

コルポスコピーは痛い?

 

コルポスコピー自体はほとんど痛みはありません。

 

ただし組織を採取する場合は

 

軽い痛み

少量の出血

 

があることがあります。

 

通常は数日で落ち着きます。

 

 

HPV陽性とは?がんの可能性はある?

 

HPV陽性と聞くと

 

「がん?」

 

と心配になる方も多いです。

 

しかし

 

HPV陽性=がんではありません

 

HPV感染は非常に一般的で、

 

多くの場合

 

1〜2年で自然に消えます。

 

ただし、

 

感染が長く続くと

 

異形成→子宮頸がん

 

に進む可能性があります。

 

そのため定期的な検査が重要です。

 

 

HPVワクチンと子宮頸がん予防

 

子宮頸がんの予防には

 

HPVワクチン

 

が有効です。

 

HPVワクチンは

 

HPV16型

HPV18型

その他ハイリスク型

 

への感染を予防します。

 

ただし、すべての型を予防できるわけではないので、ワクチンを接種していても子宮頸がん検診は必要です。

 

 

HPV検査を受けるタイミング

 

HPV検査は

 

次のような場合に行われます。

 

子宮頸がん検診でASC-US

組織診断で軽度異形成や中等度異形成

異形成のフォロー中に正常化しない

30歳以上の子宮頚がん検診

 

 

婦人科で行うHPV関連検査

 

婦人科では

 

子宮頸がん検診

HPV検査

コルポスコピー

組織診

 

などを行います。

 

これらを組み合わせることで

 

子宮頸がんを早期に発見できます。

 

 

横浜駅近くでHPV検査ができる婦人科

 

当院では

 

子宮頸がん検診

HPV検査

コルポスコピー検査

異形成フォロー

 

などを行っています。

 

「ASC-USと言われた」

「HPV陽性だった」

「検査結果の意味がわからない」

 

という方もお気軽にご相談ください。

 

女性医師が丁寧に説明いたします。

 

 

まとめ

 

HPV検査は

 

子宮頸がんのリスクを調べる重要な検査

 

です。

 

<<ポイント>>

 

HPV陽性=がんではない

ASC-USはグレーゾーン

LSILは軽度異形成

必要に応じてコルポスコピー

 

定期的な検査を受けることで子宮頸がんは早期発見・予防が可能です。

 

気になる検査結果があれば、婦人科で相談しましょう。

日付:2026年7月13日  カテゴリー:日々の雑記

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女性アスリートの生理痛や生理不順【横浜のスポーツドクター】

アスリートやダンサーやバレリーナに多い生理の不調

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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10代の頃は、ホルモンバランスがまだ整っていなかったり、骨盤内の臓器が成長途中であることから、生理不順や生理痛などで悩む方は比較的多くいらっしゃいます。

運動習慣の有無と生理痛のつらさは、医学的にはあまり関連はなく、ハードな運動をしているアスリートやバレリーナの方でも、生理が重いという方は少なくないのです。

また、トレーニングがハードすぎたり、体重や体脂肪率が少なすぎると、ホルモンのバランスは乱れやすくなります。特に、体重を気にする必要がある競技をされている方や、見た目を気にするいわゆる「審美系」の競技をされている方は、たとえ体重がそこまで少なすぎる状態ではなくても「利用可能なカロリー」が不足しているために生理が止まってしまうことがあります。

 

なぜカロリー不足で生理が止まるのか?

体重が少なすぎるために生理が止まることを、医学的には「体重減少性無月経」と言います。

医学的には、BMI(体重kgを身長mの二乗で割ったもの)が17.5を下回ると「痩せすぎである」と判断します。BMIが16を下回ると、生理だけではなく体の他の機能もうまく働けなくなる可能性があると認識します。

体重が減る、または少なすぎるということは、消費しているカロリーに対して、摂取しているカロリーが足りないということです。

「カロリー不足」は、「脳」にとっては「このままの状態が続くと生命が危険にさらされるかもしれない」と感じてしまう「大問題」です。つまり、「どうにかして生命維持を優先しなければならない!!」という認識になります。

生理は、卵巣から「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」という二つのホルモンが出ることによって、子宮が反応して起きます。卵巣からホルモンが出るためには、「脳の司令塔=下垂体」から、「ホルモンを出しなさい」という命令が来なければいけません。

「今は生理を来させている場合じゃない!まず命を守らなければ!」と脳が認識してしまうと、卵巣に対しての命令を一時的に差し控えてしまうのです。そのため、卵巣もお休み状態となり生理が止まります。

 

生理が止まったままだと何が問題なのか?

10代の方や、特にスポーツやダンスをする方はの中には、「生理なんて来ない方が楽でいい」と思われる方もいらっしゃいます。

実際、大会や舞台に生理が当たってしまったり、練習の時にもナプキンの不快感や漏れを気にしながら過ごすより、全く生理が来ない方が表面上は楽でしょう。

生理が来ない状態が続いても、多くの場合、自覚症状として本人が「つらい」と感じる症状はほとんど出ません。かなり長期間ホルモン不足の状態が続いたり、二次的に甲状腺機能に支障が出ると、「疲れやすい」「冷えやすい」「便秘がち」「眠りが浅い」などの不調が出てくることがあります。

自覚的につらくないので、「このままでいいや」と思ってしまうかもしれませんが、生理が止まっているということは、この時期に体内になければならない女性ホルモンが「ほとんどない」という状態にさらされています。

女性ホルモンは、ただ生理を来させるだけではなく、骨を作ったり、血管をしなやかにしたり、脳の働きを助けたり、精神状態を安定させたり…とても多くの役割を持っています。

特に、10代後半は、「一生涯の骨の丈夫さ」を決める重要な時期になります。だいたい20歳くらいまでに骨を作り、一生のうち最も骨が丈夫な時が20歳くらいになります。これを「最大骨量」と言います。

一番骨を作る時に、生理が止まっていると、骨を作るために必要な女性ホルモンがありませんので骨が作られません。そのまま20歳を迎えると、「若いのに骨密度が低い」という状態になります。

例えば、無月経を放置して、ずっと女性ホルモン不足の状態が続いたせいで、正常に生理がある人より骨密度が20%低くなってしまったら、閉経後に10%骨密度が下がっただけで骨折リスクがとても高い状態になってしまうのです。

実際、マラソンの選手で、減量の影響で生理が止まったのに、放置して鍼知り続けていたら、疲労骨折を何度も繰り返してしまい、最終的には競技人生をあきらめざるを得なかった、というケースもあります。

「生理が来ない」という状態が3か月以上続いたら、すぐに婦人科を受診しましょう。

 

「体重を増やせ」と言われるのが嫌な人へ

体重減少性無月経の方が受診なさると、ほとんどの医師は「まず体重を増やしましょう」と言います。医学的には、それが最も重要だからです。

でも、競技のために、あるいは舞台のために、あるいはコンクールのために、頑張って減らした体重を戻せと言われても、それを受け入れがたいと思われる方もいらっしゃいます。

目の前の成果しか見えていない場合、どうしても「体重を増やしましょう」というアドバイスは、聞き入れがたくなるかもしれません。

医学的に大事なことは、「体重を増やす」ことよりも、「体が正常に機能して、やりたい競技が長く続けられるために必要な栄養とカロリーを摂取する」ことです。

いくら体重を増やすことが必要だからと言って、トーで立つバレリーナさんがBMI22になったら、今度は関節への負荷が大きくなりすぎるかもしれません。

 

どのような競技なのか、「今」適切な体重はどのくらいで、医学的に許容できる体重はどのくらいで、どうすれば必要なカロリーは摂りつつ、適した体重にコントロールできるのか?

そして、パフォーマンスと生理のバランスのとり方は、どうすればいいのかをご相談していくのが、婦人科医による女性アスリートサポートです。

アスリートの方だけではなく、ダンス・バレエ・新体操・チアを頑張っている方を応援させていただいております。お気軽にご相談ください。

日付:2026年7月12日  カテゴリー:日々の雑記

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HPV検査とは?ASC-US・LSILと言われたらどうする?子宮頚がん検査の結果の見方

HPV検査とは?ASC-US・LSILと言われたらどうする?子宮頸がん検査の結果の見方を婦人科医が解説【横浜駅近くの婦人科】

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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子宮頸がん検診を受けたあとに

 

「ASC-USと言われた」

「LSILという結果だった」

「HPV検査を受けてくださいと言われた」

 

と説明されて、不安になったことはありませんか?

 

婦人科外来では

 

「HPV陽性と言われたけれどがんになる?」

「ASC-USはがんですか?」

「LSILは治りますか?」

「コルポスコピーは痛いですか?」

 

というご質問をよくいただきます。

 

まず大切なのは、

 

HPV陽性=子宮頸がんではありません

 

ということです。

 

HPV検査は、子宮頸がんを早期に発見するための大切な検査です。

 

この記事では

 

HPV検査とは何か

HPV陽性の意味

ASC-US・LSILとは何か

コルポスコピー検査とは

婦人科受診の目安

 

について、婦人科専門医の立場から詳しく解説します。

 

 

HPVとは?子宮頸がんの原因ウイルス

 

HPVとは

 

ヒトパピローマウイルス(Human Papillomavirus)

 

というウイルスです。

 

HPVは非常にありふれたウイルスで、性交経験のある女性の多くが一度は感染すると言われています。

 

HPVには100種類以上の型がありますが、そのうち13〜15種類が子宮頸がんの原因となる「ハイリスク型HPV」です。

 

代表的な型は

 

HPV16型

HPV18型

HPV31型

HPV33型

HPV52型

HPV58型

 

などです。

 

子宮頸がんの約70%は

 

16型・18型

 

によって発生します。

 

 

HPV検査とは?

 

HPV検査とは子宮頸部にハイリスクHPVが感染しているかを調べる検査です。

 

検査方法は、子宮頸がん検診とほぼ同じで子宮頸部(子宮の出入り口の部分)を綿棒やブラシで軽くこするだけです。

 

痛みはほとんどありません。

 

検査時間も数秒程度で終わります。

 

 

子宮頸がん検診(細胞診)との違い

 

従来の子宮頸がん検診では

 

子宮頸部細胞診

 

という検査を行います。

 

これは

 

細胞の形に異常がないかを調べる検査

 

です。

 

一方、HPV検査は

 

原因ウイルスの感染を調べる検査

 

です。

 

つまり

 

検査          調べるもの

細胞診      細胞の異常

HPV検査           ウイルス感染

 

です。

 

最近では

 

細胞診+HPV検査

 

を併用することで、より正確に子宮頸がんのリスクを判断できるようになっています。

 

 

子宮頸がん検診の結果:ASC-USとは?

 

子宮頸がん検診の結果でよく出てくる言葉が

 

ASC-US

 

です。

 

ASC-USとは

 

Atypical Squamous Cells of Undetermined Significance

 

の略で

 

正常とは言えないが、明らかな異常とも言えない細胞

 

を意味します。

 

つまり

 

グレーゾーンの変化

 

です。

 

ASC-USは比較的よく見られる検査結果で、

 

多くの場合は

 

一時的な炎症

HPV感染

 

などによるものです。

 

 

ASC-USと言われたらどうする?

 

ガイドラインでは

 

ASC-USの場合

 

次の対応が推奨されています。

 

HPV検査

6ヶ月後の再検査

コルポスコピー検査

 

この中で

 

まずHPV検査を行う方法

 

が最も一般的です。

 

HPV陰性なら大きな問題はない可能性が高いため、経過観察となります。

 

 

LSILとは?がんの可能性は?

 

LSILとは

 

Low-grade Squamous Intraepithelial Lesion

 

の略で

 

軽度異形成

 

を意味します。

 

LSILはHPV感染による細胞変化であることが多く、組織診断が軽度異形成であれば半数以上の人が自然に正常に戻ります。

 

HPV陽性の場合は、異常が持続しやすいこともあります。

 

コルポスコピー検査+組織診で細胞の変化の程度を調べ、経過観察の頻度を決めます。

 

 

コルポスコピー検査とは?

 

コルポスコピーとは子宮頸部を拡大して観察する検査です。

 

専用の顕微鏡(コルポスコープ)を使い、異常な部分がないかを確認します。

 

通常は、異常が疑わしい部分の組織を少量採取(生検)します。

 

 

コルポスコピーは痛い?

 

コルポスコピー自体はほとんど痛みはありません。

 

ただし、組織を採取する場合は

 

軽い痛み

少量の出血

 

があることがあります。

 

通常は数日で落ち着きます。

 

 

HPV陽性とは?がんの可能性

 

HPV陽性と聞くと

 

「がん?」

 

と心配になる方も多いです。

 

しかし

 

HPV陽性=がんではありません

 

HPV感染は非常に一般的で、多くの場合1〜2年で自然に消えます。

 

ただし、感染が長く続くと

 

異形成→子宮頸がん

 

に進む可能性があります。

 

そのため定期的な検査が重要です。

 

 

HPVワクチンと子宮頸がん予防

 

子宮頸がんの予防には

 

HPVワクチン

 

が有効です。

 

HPVワクチンには、予防できるウイルスの型によって3種類の薬剤がありますが、最近は9種類が予防できる9価ワクチン(シルガード9)が主流です。

 

HPV16型・HPV18型をはじめ、9種類のHPVが予防できます。

 

ワクチンを接種していても、予防できる型以外のウイルスに感染するリスクや、HPVが関わらない子宮頚がんになるリスクはあります。

そのため、ワクチン接種後も子宮頸がん検診は必要です。

 

 

HPV検査を受けるタイミング

 

HPV検査は

 

次のような場合に行われます。

 

30~60歳の子宮頚がん検診(細胞診の代わり)

子宮頸がん検診でASCーUS

組織診断で軽度異形成や中等度異形成

 

 

婦人科で行うHPV関連検査

 

婦人科では

 

子宮頸がん検診

HPV検査

コルポスコピー

組織診

 

などを行います。

 

これらを組み合わせることで子宮頸がんを早期に発見できます。

 

 

横浜駅近くでHPV検査ができる婦人科

 

当院では

 

子宮頸がん検診

HPV検査

コルポスコピー検査

異形成フォロー

 

などを行っています。

横浜市のHPV検診も承っています。

 

「ASC-USと言われた」

「HPV陽性だった」

「検査結果の意味がわからない」

 

という方もお気軽にご相談ください。

 

女性医師が丁寧に説明いたします。

 

 

まとめ

 

HPV検査は

 

子宮頸がんのリスクを調べる重要な検査

 

です。

 

ポイント

 

HPV陽性=がんではない

ASC-USはグレーゾーン

LSILは軽度異形成

必要に応じてコルポスコピー

 

定期的な検査を受けることで、子宮頸がんは早期発見・予防が可能です。

 

気になる検査結果があれば、婦人科で相談しましょう。

日付:2026年7月12日  カテゴリー:日々の雑記

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