日々の雑記

 

保険ピルの処方なら横浜駅近く女医の婦人科へ

ピルを保険で安く・オンラインで便利に・必ず女性医師担当

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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「ピルを処方してほしいけれど、どこで相談すればいい?」

「副作用が心配」「保険で安く処方できる?」「女性医師に診てもらいたい」

 

このような悩みで検索される方が非常に増えています。

 

当院では、血栓症リスクのないミニピルも含めて、国内で承認されているすべての種類のピルを取り扱っています。

 

最近は、お近くのレディースクリニックからの転院依頼が増えてきています。

 

転院の理由を伺うと、「かかりつけの予約が取れない」「待ち時間が長い」「オンライン診療に対応していない」という利便性のお悩みや、「副作用を訴えても種類を変えてもらえない」「治療の目的なのに自費のピルしか出せないと言われた」など、ピルの種類に関するお悩みが多いようです。

 

ピルは、避妊のためだけの薬ではありません。

生理痛・PMS・月経不順・ニキビなど、女性の生活の質(QOL)を大きく改善する治療薬として、上手に活用していただきたい便利なツールのひとつです。

 

当院では

 

保険診療で安く処方可能

必ず女性医師が担当

丁寧な問診であなたに適したピルを提案

オンライン診療も選択可能

 

という体制で、初めての方でも安心してピルを始められる環境を整えています。

 

この記事では、ピルの効果・副作用・費用・処方の流れまで、日本専門医機構認定産婦人科専門医の視点からわかりやすく解説します。

 

 

ピルとは?避妊だけではない女性のための薬

ピルとは、女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)を少量含む内服薬で、毎日1錠服用することで排卵を抑えます。含まれているエストロゲンの量によって「低用量」と「超低用量」に分類されます。

 

正しく服用すれば避妊成功率は99%以上と非常に高く、世界中で使用されている安全性の高い薬です。

しかし現在では避妊目的だけでなく、以下のような悩みで婦人科を受診する方が増えています。

 

<<ピルで改善が期待できる症状>>

生理痛(月経困難症)

月経不順

PMS(月経前症候群)

生理前のイライラ・抑うつ・ニキビ・肌荒れ

経血量が多い

生理日の移動

子宮内膜症

 

このように、ピルは女性の体調を整える治療薬としても重要な役割を担っています。

 

 

ピルの種類と選び方|自分に合うピルはどれ?

ピルにはいくつか種類があります。

体質や目的により最適なものが異なるため、医師と相談して選ぶことが大切です。

 

★低用量ピル:最も一般的なピルです。

避妊・生理痛改善・PMS改善など幅広く使用されます。

 

★超低用量ピル:ホルモン量をさらに抑えたタイプ。

副作用が出やすい方や、長期服用したい方に向いています。

 

★天然型エストロゲンピル:含まれているエストロゲンが「天然型」のタイプ。

血栓症のリスクが上がりにくく、肝臓への負担も少ないため、血栓や肝機能への影響が気になる方に向いています。

 

★ミニピル(プロゲスチン単剤):エストロゲンを含まないピル。

血栓症リスクが気になる方などに使用されます。

 

 

女性医師による診察で安心して選べる

ピルは種類によって

 

含まれるホルモン量

副作用の出方

合う・合わない

 

が異なります。

 

当院では必ず女性医師が診察し、

 

生理の状態

体質

持病

ライフスタイル

今後の妊娠希望

 

まで丁寧に伺った上で、最適なピルを提案します。

 

「流れ作業で処方」ではなく、

じっくり話を聞く診察を大切にしています。

 

 

ピルの副作用は?安全性は大丈夫?

 

「ピルは副作用が怖い」

と不安に感じて検索される方は非常に多いです。

 

結論から言えば、低用量ピルは医学的に安全性が確立された薬です。

ただし服用開始初期に、以下の軽い症状が出ることがあります。

 

よくある初期症状

 

吐き気

頭痛

不正出血

胸の張り

むくみ

 

多くは1〜3か月で自然に改善します。

症状が気になる場合は、ピルの種類変更で改善することも多いため、我慢せずご相談ください。

 

 

血栓症リスクについて

 

低用量ピルでよく検索されるのが「血栓症が怖い」という不安です。

確かにピルにより血栓症リスクはわずかに上がりますが、

 

妊娠中や出産直後

の方がリスクは高いとされています。

 

当院では

喫煙

年齢

BMI

持病

家族歴

 

を確認し、安全に処方できるか丁寧に判断します。

不安がある方こそ、自己判断ではなく婦人科での相談が重要です。

 

 

ピルは保険で処方できる?費用はどのくらい?

「ピル 処方 安い」

という検索も非常に多く見られます。

 

ピルは目的によって保険適用になる場合があります。

保険適用になるケースは月経困難症や内膜症などの「治療」が目的の場合です。

 

治療目的の場合、保険で安く処方できます。

自費ピルより費用負担が少ないため、継続しやすいのが大きなメリットです。

当院では症状を丁寧に診察し、保険適用可能か判断します。

 

 

女性医師によるピル外来が選ばれる理由

ピル相談は非常にデリケートな内容です。

 

当院では必ず女性医師が担当します。

男性医師だと相談しづらい

生理の悩みを理解してほしい

PMSやメンタル面も相談したい

 

という方にも安心して受診していただけます。

 

また

じっくり問診

ニーズに合わせた診察

質問しやすい雰囲気

 

を大切にしています。

「こんなこと聞いていいのかな?」という内容でも遠慮なくご相談ください。

 

 

オンライン診療でピル処方も可能

 

忙しい方や遠方の方には

オンライン診療によるピル処方も行っています。

 

オンライン診療のメリット

 

来院不要

待ち時間なし

スマホで診察

プライバシーが守られる

 

仕事や育児で通院が難しい方でも、安心して継続できます。

 

もちろん対面診察と同様、女性医師が丁寧に診察します。

 

 

ピル処方の流れ(初めての方へ)

 

初めての方でも安心して受診できるよう、

処方までの流れをご紹介します。

 

①予約

WEBまたは電話で予約

継続処方の方はオンライン診療も予約可能

 

②女性医師による診察

生理の状態

気になっている症状

既往歴や家族歴

不安や希望

を丁寧に確認していきます。

★医師が必要と判断した場合超音波検査や血液検査を行います。

 

③ピルの選択・説明

効果・副作用・飲み方を説明

 

④処方

初めてピルを服用する方はまず1シートのみ処方します

 

⑤継続フォロー

副作用についての相談やピルの種類変更相談も可能

 

 

よくある質問(FAQ)

 

Q 初めてでも大丈夫?

もちろん大丈夫です。

ピルが初めての方が多数来院されています。

 

Q 太りますか?

ピルで大きく体重が増えることはほとんどありません。

 

Q 将来妊娠できますか?

服用中止後は自然な排卵に戻ります。

将来の妊娠への影響はありません。

 

Q 何歳から飲めますか?

月経が来ていれば10代から服用可能です。

学生の方もご相談ください。

 

Q やめたくなったら?

いつでも中止できます。

医師に相談の上調整しましょう。

 

 

安心してピルを始めたい方へ

 

ピルは女性の人生を快適にする選択肢です。

しかし、適切な薬剤選択や服薬の管理が重要となりますので、自己判断や個人輸入ではなく、医療機関で安全に処方を受けることが大切です。

 

当院では

保険で安く処方可能

必ず女性医師が診察

丁寧にじっくり相談

オンライン処方対応

 

という体制で、

安心してピルを続けられるようサポートしています。

 

生理や避妊、PMSなどどんな小さなお悩みでも構いません。

まずはお気軽にご相談ください。

 

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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日付:2026年8月9日  カテゴリー:日々の雑記

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横浜市の補助を使った子宮頚がん検診の変更点【横浜駅近く女医の婦人科】

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。女性アスリートへの対応や思春期の方へ配慮した診療(ユースフレンドリークリニック)も行っている。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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★横浜市の子宮頚がん検診が変わりました

横浜市の補助を使った子宮頚がん検診についていくつか変更点があります。

*2025年1月から30歳~60歳の人にHPV検診が導入されました

*2025年4月以降にこれまで20歳だけに配布されていた無料検診のクーポンが「今まで一度も子宮頚がん検診を受けたことのない25歳までの方」にも配布されます。

 

★これまでの横浜市子宮頚がん検診

*対象は20歳以上

*補助が使える年齢は特定されておらず「2年度に1回」

*検査の方法は「子宮頚部細胞診」

*自己負担額は1,360円

*20歳ちょうどに配布されるクーポン以外は検査時に持参するものはない

 

 

★2025年1月からの横浜市子宮頚がん検診

*30歳未満・61歳以上は今まで通り

*30歳~60歳(2025年4月1日の時点で)の方は

・補助が使える年齢が5年ごとの節目年齢(30歳・35歳・・・)

・検査の方法が「HPV単独法」

・自己負担額は2,000円

以下の方は検診の対象外となります

     ア:子宮頚部を有さない方

     イ:子宮頚部浸潤癌の治療中又は過去なったことがある方

     ウ:異形成や上皮内がんなどの「前がん病変」の経過観察中の方

     エ:性交経験が一度もない方

・横浜市から届いたバーコードを持参する

(バーコードがないと検査ができません)

注)節目年齢ではないのに検診用バーコードが届くことがあります

2025年1月から移行するため最初の5年間は節目年齢ではない方にも案内が届きます。 2024年4月~12月の期間に横浜市の子宮頚がん検診を受けている節目年齢ではない方は、バーコードが届いても検査を受けられるのは2026年4月以降になります。

 

★検査後の流れ

HPV検査の結果が  陰性 ⇒次の節目年齢にHPV単独検診

陽性

自動的に子宮頚部細胞診追加 → NILM ⇒1年後HPV単独検診

NILM以外 ⇒ 精密検査

 

★ご予約はお電話またはWebで承っております(横浜駅近く女医の婦人科で検診を)

日付:2026年8月9日  カテゴリー:日々の雑記

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HPV検査とは?ASC-US・LSILと言われたらどうする?

HPV検査とは?ASC-US・LSILと言われたらどうする?子宮頸がん検査の結果の見方を婦人科医が解説

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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子宮頸がん検診を受けたあとに

 

「ASC-USと言われた」

「LSILという結果だった」

「HPV検査を受けてくださいと言われた」

 

と説明されて、不安になったことはありませんか?

 

婦人科外来では

 

「HPV陽性と言われたけれど、がんですか?」

「ASC-USは危険ですか?」

「コルポスコピーは痛いですか?」

 

というご質問をよくいただきます。

 

まず大切なのは、

 

HPV陽性=子宮頸がんではありません

 

ということです。

 

HPV検査は、子宮頸がんを早期に発見するための大切な検査です。

 

この記事では

 

HPV検査とは何か

HPV陽性の意味

ASC-US・LSILとは何か

コルポスコピー検査とは

婦人科受診の目安

 

について、婦人科専門医の立場から詳しく解説します。

 

 

HPVとは?子宮頸がんの原因ウイルス

 

HPVとは

 

ヒトパピローマウイルス(Human Papillomavirus)

 

というウイルスです。

 

HPVは非常にありふれたウイルスで、性交経験のある女性の多くが一度は感染すると言われています。

 

HPVには100種類以上の型がありますが、そのうち13〜15種類が子宮頸がんの原因となる「ハイリスク型HPV」です。

 

代表的な型は

 

HPV16型

HPV18型

HPV31型

HPV33型

HPV52型

HPV58型

 

などです。

 

子宮頸がんの約70%は

 

16型・18型

 

によって発生します。

 

 

HPV検査とは?

 

HPV検査とは子宮頸部にハイリスクHPVが感染しているかを調べる検査です。

 

検査方法は、子宮頸がん検診とほぼ同じで子宮頸部のおりものを綿棒やブラシでこすって採取するだけです。

 

痛みはほとんどありません。

 

検査時間も数分程度で終わります。

 

 

HPV検査と子宮頸がん検診(細胞診)との違い

 

従来の子宮頸がん検診では

 

子宮頸部細胞診

 

という検査を行います。

 

これは細胞の形に異常がないかを調べる検査です。

 

一方

 

HPV検査は

 

原因ウイルスの感染を調べる検査です。

 

つまり

 

検査            調べるもの

細胞診       細胞の異常

HPV検査     ウイルス感染

 

です。

 

最近では

 

細胞診+HPV検査

 

を併用することで、より正確に子宮頸がんのリスクを判断できるようになっています。

 

 

子宮頸がん検診の結果:ASC-USとは?

 

子宮頸がん検診の結果でよく出てくる言葉が

 

ASC-US

 

です。

 

ASC-USとは

 

Atypical Squamous Cells of Undetermined Significance

 

の略で

 

正常とは言えないが、明らかな異常とも言えない細胞

 

を意味します。

 

つまり

 

グレーゾーンの変化

 

です。

 

ASC-USは比較的よく見られる検査結果で、

 

多くの場合は

 

一時的な炎症

HPV感染

 

などによるものです。

 

 

ASC-USと言われたらどうする?

 

ガイドラインでは「ASC-US」の場合次の対応が推奨されています。

 

HPV検査

6ヶ月後の再検査

コルポスコピー検査

 

この中で

 

まずHPV検査を行う方法

 

が最も一般的です。

 

HPV陰性なら大きな問題はない可能性が高いため、経過観察となります。

 

 

LSILとは?

 

LSILとは

 

Low-grade Squamous Intraepithelial Lesion

 

の略で

 

軽度異形成およびHPV感染の疑い

 

を意味します。

 

LSILは

 

HPV感染による細胞変化

 

であることが多く、

 

若い女性では自然に治ることもあります。

 

通常、細胞診でLSILだった場合は

 

コルポスコピー検査

 

が必要になります。

 

 

コルポスコピー検査とは?

 

コルポスコピーとは子宮頸部を拡大して観察する検査です。

 

専用の顕微鏡(コルポスコープ)を使い、異常な部分がないかを確認します。

 

必要があれば、組織を少量採取(生検)します。

 

 

コルポスコピーは痛い?

 

コルポスコピー自体はほとんど痛みはありません。

 

ただし組織を採取する場合は

 

軽い痛み

少量の出血

 

があることがあります。

 

通常は数日で落ち着きます。

 

 

HPV陽性とは?がんの可能性はある?

 

HPV陽性と聞くと

 

「がん?」

 

と心配になる方も多いです。

 

しかし

 

HPV陽性=がんではありません

 

HPV感染は非常に一般的で、

 

多くの場合

 

1〜2年で自然に消えます。

 

ただし、

 

感染が長く続くと

 

異形成→子宮頸がん

 

に進む可能性があります。

 

そのため定期的な検査が重要です。

 

 

HPVワクチンと子宮頸がん予防

 

子宮頸がんの予防には

 

HPVワクチン

 

が有効です。

 

HPVワクチンは

 

HPV16型

HPV18型

その他ハイリスク型

 

への感染を予防します。

 

ただし、すべての型を予防できるわけではないので、ワクチンを接種していても子宮頸がん検診は必要です。

 

 

HPV検査を受けるタイミング

 

HPV検査は

 

次のような場合に行われます。

 

子宮頸がん検診でASC-US

組織診断で軽度異形成や中等度異形成

異形成のフォロー中に正常化しない

30歳以上の子宮頚がん検診

 

 

婦人科で行うHPV関連検査

 

婦人科では

 

子宮頸がん検診

HPV検査

コルポスコピー

組織診

 

などを行います。

 

これらを組み合わせることで

 

子宮頸がんを早期に発見できます。

 

 

横浜駅近くでHPV検査ができる婦人科

 

当院では

 

子宮頸がん検診

HPV検査

コルポスコピー検査

異形成フォロー

 

などを行っています。

 

「ASC-USと言われた」

「HPV陽性だった」

「検査結果の意味がわからない」

 

という方もお気軽にご相談ください。

 

女性医師が丁寧に説明いたします。

 

 

まとめ

 

HPV検査は

 

子宮頸がんのリスクを調べる重要な検査

 

です。

 

<<ポイント>>

 

HPV陽性=がんではない

ASC-USはグレーゾーン

LSILは軽度異形成

必要に応じてコルポスコピー

 

定期的な検査を受けることで子宮頸がんは早期発見・予防が可能です。

 

気になる検査結果があれば、婦人科で相談しましょう。

横浜駅近くの婦人科・ポートサイド女性総合クリニックでも、HPV検査やコルポスコピー検査を承っております。

日付:2026年7月28日  カテゴリー:日々の雑記

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HPV検査とは?ASC-US・LSILと言われたらどうする?子宮頚がん検査の結果の見方

HPV検査とは?ASC-US・LSILと言われたらどうする?子宮頸がん検査の結果の見方を婦人科医が解説【横浜駅近くの婦人科】

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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子宮頸がん検診を受けたあとに

 

「ASC-USと言われた」

「LSILという結果だった」

「HPV検査を受けてくださいと言われた」

 

と説明されて、不安になったことはありませんか?

 

婦人科外来では

 

「HPV陽性と言われたけれどがんになる?」

「ASC-USはがんですか?」

「LSILは治りますか?」

「コルポスコピーは痛いですか?」

 

というご質問をよくいただきます。

 

まず大切なのは、

 

HPV陽性=子宮頸がんではありません

 

ということです。

 

HPV検査は、子宮頸がんを早期に発見するための大切な検査です。

 

この記事では

 

HPV検査とは何か

HPV陽性の意味

ASC-US・LSILとは何か

コルポスコピー検査とは

婦人科受診の目安

 

について、婦人科専門医の立場から詳しく解説します。

 

 

HPVとは?子宮頸がんの原因ウイルス

 

HPVとは

 

ヒトパピローマウイルス(Human Papillomavirus)

 

というウイルスです。

 

HPVは非常にありふれたウイルスで、性交経験のある女性の多くが一度は感染すると言われています。

 

HPVには100種類以上の型がありますが、そのうち13〜15種類が子宮頸がんの原因となる「ハイリスク型HPV」です。

 

代表的な型は

 

HPV16型

HPV18型

HPV31型

HPV33型

HPV52型

HPV58型

 

などです。

 

子宮頸がんの約70%は

 

16型・18型

 

によって発生します。

 

 

HPV検査とは?

 

HPV検査とは子宮頸部にハイリスクHPVが感染しているかを調べる検査です。

 

検査方法は、子宮頸がん検診とほぼ同じで子宮頸部(子宮の出入り口の部分)を綿棒やブラシで軽くこするだけです。

 

痛みはほとんどありません。

 

検査時間も数秒程度で終わります。

 

 

子宮頸がん検診(細胞診)との違い

 

従来の子宮頸がん検診では

 

子宮頸部細胞診

 

という検査を行います。

 

これは

 

細胞の形に異常がないかを調べる検査

 

です。

 

一方、HPV検査は

 

原因ウイルスの感染を調べる検査

 

です。

 

つまり

 

検査          調べるもの

細胞診      細胞の異常

HPV検査           ウイルス感染

 

です。

 

最近では

 

細胞診+HPV検査

 

を併用することで、より正確に子宮頸がんのリスクを判断できるようになっています。

 

 

子宮頸がん検診の結果:ASC-USとは?

 

子宮頸がん検診の結果でよく出てくる言葉が

 

ASC-US

 

です。

 

ASC-USとは

 

Atypical Squamous Cells of Undetermined Significance

 

の略で

 

正常とは言えないが、明らかな異常とも言えない細胞

 

を意味します。

 

つまり

 

グレーゾーンの変化

 

です。

 

ASC-USは比較的よく見られる検査結果で、

 

多くの場合は

 

一時的な炎症

HPV感染

 

などによるものです。

 

 

ASC-USと言われたらどうする?

 

ガイドラインでは

 

ASC-USの場合

 

次の対応が推奨されています。

 

HPV検査

6ヶ月後の再検査

コルポスコピー検査

 

この中で

 

まずHPV検査を行う方法

 

が最も一般的です。

 

HPV陰性なら大きな問題はない可能性が高いため、経過観察となります。

 

 

LSILとは?がんの可能性は?

 

LSILとは

 

Low-grade Squamous Intraepithelial Lesion

 

の略で

 

軽度異形成

 

を意味します。

 

LSILはHPV感染による細胞変化であることが多く、組織診断が軽度異形成であれば半数以上の人が自然に正常に戻ります。

 

HPV陽性の場合は、異常が持続しやすいこともあります。

 

コルポスコピー検査+組織診で細胞の変化の程度を調べ、経過観察の頻度を決めます。

 

 

コルポスコピー検査とは?

 

コルポスコピーとは子宮頸部を拡大して観察する検査です。

 

専用の顕微鏡(コルポスコープ)を使い、異常な部分がないかを確認します。

 

通常は、異常が疑わしい部分の組織を少量採取(生検)します。

 

 

コルポスコピーは痛い?

 

コルポスコピー自体はほとんど痛みはありません。

 

ただし、組織を採取する場合は

 

軽い痛み

少量の出血

 

があることがあります。

 

通常は数日で落ち着きます。

 

 

HPV陽性とは?がんの可能性

 

HPV陽性と聞くと

 

「がん?」

 

と心配になる方も多いです。

 

しかし

 

HPV陽性=がんではありません

 

HPV感染は非常に一般的で、多くの場合1〜2年で自然に消えます。

 

ただし、感染が長く続くと

 

異形成→子宮頸がん

 

に進む可能性があります。

 

そのため定期的な検査が重要です。

 

 

HPVワクチンと子宮頸がん予防

 

子宮頸がんの予防には

 

HPVワクチン

 

が有効です。

 

HPVワクチンには、予防できるウイルスの型によって3種類の薬剤がありますが、最近は9種類が予防できる9価ワクチン(シルガード9)が主流です。

 

HPV16型・HPV18型をはじめ、9種類のHPVが予防できます。

 

ワクチンを接種していても、予防できる型以外のウイルスに感染するリスクや、HPVが関わらない子宮頚がんになるリスクはあります。

そのため、ワクチン接種後も子宮頸がん検診は必要です。

 

 

HPV検査を受けるタイミング

 

HPV検査は

 

次のような場合に行われます。

 

30~60歳の子宮頚がん検診(細胞診の代わり)

子宮頸がん検診でASCーUS

組織診断で軽度異形成や中等度異形成

 

 

婦人科で行うHPV関連検査

 

婦人科では

 

子宮頸がん検診

HPV検査

コルポスコピー

組織診

 

などを行います。

 

これらを組み合わせることで子宮頸がんを早期に発見できます。

 

 

横浜駅近くでHPV検査ができる婦人科

 

当院では

 

子宮頸がん検診

HPV検査

コルポスコピー検査

異形成フォロー

 

などを行っています。

横浜市のHPV検診も承っています。

 

「ASC-USと言われた」

「HPV陽性だった」

「検査結果の意味がわからない」

 

という方もお気軽にご相談ください。

 

女性医師が丁寧に説明いたします。

 

 

まとめ

 

HPV検査は

 

子宮頸がんのリスクを調べる重要な検査

 

です。

 

ポイント

 

HPV陽性=がんではない

ASC-USはグレーゾーン

LSILは軽度異形成

必要に応じてコルポスコピー

 

定期的な検査を受けることで、子宮頸がんは早期発見・予防が可能です。

 

気になる検査結果があれば、婦人科で相談しましょう。

横浜駅から徒歩圏内にあるポートサイド女性総合クリニックでは、受診当日にコルポスコピー検査+組織検査を受けることができます。

精密検査のご予約はお電話で承っております。

検診結果を受け取ってご心配な方は、お気軽にご相談ください。

日付:2026年7月24日  カテゴリー:日々の雑記

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座るだけで骨盤底筋トレーニング?!【横浜駅近くの婦人科】

「座るだけ」の筋トレチェア

骨盤底筋も下半身の筋肉も一緒にトレーニングしたい方必見!

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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実は多い「尿もれ」の悩み

「30代女性の6割」この数字、何のデータなのか分かりますか?

2023年7月に花王フェムケアラボがWEBで行ったアンケート調査の結果です。なんと、回答者の約8割が「尿もれの経験がある」、30代女性の約6割が「現在尿もれに悩んでいる」と回答しています。

ところが、尿もれ経験者の約半数が「特に理由はないが相談したことがない」と回答しているのです。

クリニックの診療でも、膀胱炎症状をご相談なさる方はいらっしゃいますが、尿もれについてのご相談は本当に稀です。産後の方や、更年期の方に、「排尿のトラブルはありますか?」とこちらから伺うと、「実は…」とおっしゃるケースがほとんどなのです。

実際に伺ってみると、尿もれだけではなく、「度々トイレに行きたくなる」「尿意を感じると我慢しきれなくなる」「トイレが近くて旅行や長距離の移動が不安」と言ったお悩みがたくさん出てきます。

 

 

 

尿もれの原因は?

そもそもなぜ尿もれやトイレが近いといったトラブルが起きるのでしょうか?

もちろん、ホルモンの異常や細菌感染などが原因となることもあります。

そして、多くの場合、「骨盤底筋群のゆるみ」が原因で上記のような様々なトラブルが引き起こされています。

骨盤底筋群は、小さな筋肉がいくつか集まって骨盤の「底」を支えています。ちょうどハンモックのように薄い筋肉が骨盤の一番下の部分を作っており、その筋肉が骨盤内の臓器を支えています。膀胱も骨盤内にある臓器のひとつで、骨盤底筋群がゆるむと膀胱の位置が下がりやすくなります。

また、骨盤底筋群の一部は、尿の出口・腟の出入り口・肛門をそれぞれ「閉める」という働きを持っています。そのため、この骨盤底筋群が緩むと、尿が出ないように出口を「閉めておく」ことができなくなり、その結果尿もれが起きやすくなります。

 

 

 

骨盤底筋群のゆるみが引き起こすトラブル

骨盤底筋群は様々な機能を持っています。

例えば・・・

*骨盤内の臓器を支える

*尿や便がもれないように出口を閉めておく

*膀胱の働きを助けて尿を出し切る

*直腸の働きを助けて便を出し切る

 

これらの働きが弱くなることで、次のようなトラブルが起きやすくなります。

  *子宮や腟が下がってくる(飛び出てくる)

  *直腸が下がってくる(飛び出てくる)

  *くしゃみをしたり重いものを持った時に尿がもれる

  *度々トイレに行きたくなる

  *尿意を感じたらすぐにトイレに駆け込まないと間に合わない

  *便秘や残便感

  *パートナーとのスキンシップの質が落ちる

 

 

骨盤底筋群にダメージが起きる原因

骨盤底筋群がゆるむ原因はいくつかありますが、最近は出産経験がなくても筋力が低下している人が増えてきている印象です。実際に、20代で尿もれを経験している方のほとんどが、出産経験のない人です。

★お産の回数が多い

★大き目の赤ちゃんを産んだことがある

★便秘がちでいつも強くいきんで排便している

★急いで排尿することが多くお腹に力を入れて無理矢理排尿している

★重いものを持つことが多い

★内臓脂肪が多い

★重いものを持った状態でスクワットなどの筋トレをしている

これらの、いずれか一つでも当てはまっていれば、骨盤底筋群に負担がかかっている可能性があります。

 

 

骨盤底筋群を鍛えるには十分な筋トレが必要

もし、上記のようなトラブルがある場合は、まずは婦人科や泌尿器科で相談してみることをお勧めします。

状態によっては、骨盤底筋群のダメージが大きすぎて、手術が必要なケースもあります。

ただ、多くの場合は、そこまでひどくはなく、骨盤底筋群の「筋力」を取り戻せばある程度トラブルが解消する可能性が高いのです。

つまり、必要なのは「筋トレ」です。

ではどのくらいの「筋トレ」をすればいいのでしょうか?

「骨盤底筋体操」という、骨盤底筋群を鍛える体操があります。体操と言っても、全身を動かす体操ではなく、骨盤底筋群をギュッと締めるという小さな動きを繰り返すものです。

この骨盤底筋体操をどのくらいすると効果が得られるかというと・・・

*1セット30回

*合計1日4セット以上(朝、昼、夜、就寝前)

*約3か月間毎日続ける

どうでしょう?あなたはこのトレーニングを欠かさず3か月間継続できそうでしょうか?

多くの患者様は、トレーニングの仕方をお伝えしても、「継続して行う」ことが難しいとおっしゃいます。効果が得られる前に、挫折してしまう方がほとんどなのです。

 

 

20分間椅子に「座っているだけ」(スターフォーマーより安い)

では、この「筋トレ」を、「ただ椅子に座っているだけ」で行えるとしたらどうでしょうか?

筋肉を鍛えるためのトレーニングは、自分の「脳」から指令を出して動かした場合と、電気や電磁波の刺激で動かした場合とでは、同じように効果が期待できます。

今回クリニックに導入した骨盤底筋トレーニングチェアは、椅子の座面から筋肉を刺激する電磁波パルスが出るため、「ただ座っているだけ」で骨盤底筋がギュッと収縮して、筋トレをしているのと同じ状態を作ることが可能です。

しかも、15分間座っているだけでスクワットに換算すると約1万回行ったのと同じくらい、筋肉への刺激が伝わります。

そのため、20分間「ただ座っているだけ」で、週2回ずつのトレーニングの場合では8~10回で効果が感じられるようになるのです。

 

 

効果を感じていただくために3回まで体験価格!

骨盤底筋トレーニングチェアは、保険診療による「治療」ではありません。

そのため、自費でのご案内になります。

通常、初回体験価格でのご案内は1回限りのことが多いのですが、1回では十分効果を感じていただけないかもしれないため、3回まで体験価格でご利用いただけるようにいたしました。

★★★★★★通常価格    体験価格

10分    2000円     1000円

20分    3800円     2000円

30分    5600円     3000円

 

ご予約・お問い合わせはクリニックまで⇒045-440-5577

#婦人科 #横浜 #尿もれ #骨盤底筋

日付:2026年7月17日  カテゴリー:日々の雑記

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ピルを保険で安く処方してもらうには?

ピルとは?ホルモン剤?

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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「ピル」とは、女性ホルモンである「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」が混ざった、ホルモンの合剤です。

含まれている卵胞ホルモン(エストロゲン)の量によって、4段階に分かれています。

超低用量

低用量

中用量

高用量

 

このうち、避妊目的で処方されるのは「低用量ピル」です。

「経口避妊薬(OC)」として承認されているピルには以下の種類があります。

*( )内はジェネリック

トリキュラー(ラベルフィーユ)

マーベロン(ファボワール)

いずれも、「避妊目的で使用する薬」として承認されたものなので、保険適用にはなりません。

これらの薬を処方してもらう場合は、たとえ服用の目的が「避妊」ではなくても自費診療となります。

 

一方、「月経困難症治療薬」として承認されているピルには、低用量ピルと超低用量ピルがあります。最近は、できるだけ副作用を抑えるために、治療目的でピルを使用する場合は超低用量ピルを選択する傾向があります。

 

月経困難症治療薬=生理痛の治療薬として承認されているピルには、以下の種類があります。

 

<低用量ピル>

ルナベルLD(フリウェルLD)

<超低用量ピル>

ルナベルULD(フリウェルULD)

ヤーズ(ドロエチ)

ヤーズフレックス

ジェミーナ

 

 

これらの、月経困難症治療薬は、「生理痛の治療のために保険で処方できる薬」として承認されているので、基本的に保険適用になります。

ただし、これらの薬を避妊目的や月経移動の目的で服用する場合は自費になります。

 

 

保険と自費だとどのくらい料金が違う?

自費診療の場合、料金はすべて各病院が自由に設定できます。なので、ピル1シート(1か月分)の料金も、病院によって異なります。

 

避妊用のピル(OC)の値段は、だいたい1シート2500円~3500円で設定されていることが多いようです。これは、その病院がピルをいくらで仕入れているかにもよるので、安く仕入れられる病院はその分値段を抑えた設定にしている場合があります。

ちなみに、当院で扱っている避妊用のピルは、ラベルフィーユとファボワールです。いずれも、社会人の方は1シート3000円、学生さんは1-ト2000円です。

 

 

保険診療の場合は、診察の料金も薬剤の値段も、すべて厚生省が決めています。

なので、どの病院で処方してもらっても、1シート(1か月分)の料金は同じです。

病院の規模や、薬局の種類によって、10円程度の差が発生する場合はあります。これは、薬剤そのものの値段ではなく、診察や処方の料金が異なるためです。

 

 

保険適用になるピルの値段は、3割負担の方だとだいたい下記の値段になります。

ルナベルLD・ルナベルULD  約750~850円

フリウェルLD・フリウェルULD  約550円

ヤーズ            約1,300円

ヤーズフレックス       約2,500円

ドロエチ           約840円

ジェミーナ(21錠)       約1,900円

 

 

ピルを保険適用にする方法は?

ピルを保険で所要してもらうには、以下の条件が必要です。

1)ピル処方の理由が「月経困難症」や「子宮内膜症」の治療目的

2)処方されるピルが保険適用の種類

3)医師が治療のためにピルが必要と判断

 

 

1)の「治療目的である」という条件ですが、例え超音波検査で子宮内膜症などの「子宮や卵巣の病気」が見つからなくても、「生理痛がひどい」というだけで治療目的での処方が可能です。

つまり、婦人科を受診して「生理痛がひどいからピルで治療したい」と自己申告すれば、生理痛の痛みの程度や内膜症などの病変の有無は関係なく、保険でピルが処方できるのです。

 

2)のピルの種類は、前述の「月経困難症治療薬」として承認されている種類の中から選べば、どの種類でも保険適用になります。

通常、ピルの種類は、医師と相談して決めます。

時々、特定の種類のピルしか扱っていないと言われてしまうケースがあるようですが、保険適用のピルは「院外処方」にしてもらえば、どの種類も処方が可能です。

「院内処方」でしか扱ってはいけないというルールはないので、「院外処方で処方箋を発行してください」とお願いすれば、種類を問わず処方してもらえます。

「院外処方」の場合は、処方箋を薬局にもっていって薬剤を受け取ります。

できるだけ安くピルを購入したい場合は、薬局で「ジェネリックを希望します」と伝えましょう。ただし、ヤーズフレックスとジェミーナは、まだジェネリックが発売されていないため、先発薬品のみの取り扱いになります。

 

3)は、通常「生理痛がひどい」と主張すれば、ピルが治療の選択肢には入ってきます。

「絶対にピルを飲んではいけない人」に当てはまっていなければ、医師は「ピルによる治療が必要」と判断するでしょう。

生理痛の強さは、検査で測ることができません。なので、患者様ご本人が「痛みがつらい」と訴えれば、その症状だけでピルを保険で処方する条件をクリアすることになります。

 

ただ、これらの「保険で処方できる条件」に当てはまっていても、喫煙・肥満・前兆を伴う片頭痛などの、「ピルを飲んではいけない人」に当てはまっている場合は、ピルの処方はできません。

血栓症のリスクが高くて、ピルが処方してもらえない場合は、黄体ホルモンによる治療を検討してみるとよいでしょう。

 

 

◆◆『マイナビクリニックナビ』で「ピル処方のオンライン診療におすすめのクリニック7選」として当院が掲載されました◆◆

 

★★ピル処方のオンライン診療におすすめのクリニック7選【2025年最新】★★

リンク先URL:https://clinic.mynavi.jp/article/telemedicine_oc-lep/

 

日付:2026年7月14日  カテゴリー:日々の雑記

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女性アスリートの生理痛や生理不順【横浜のスポーツドクター】

アスリートやダンサーやバレリーナに多い生理の不調

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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10代の頃は、ホルモンバランスがまだ整っていなかったり、骨盤内の臓器が成長途中であることから、生理不順や生理痛などで悩む方は比較的多くいらっしゃいます。

運動習慣の有無と生理痛のつらさは、医学的にはあまり関連はなく、ハードな運動をしているアスリートやバレリーナの方でも、生理が重いという方は少なくないのです。

また、トレーニングがハードすぎたり、体重や体脂肪率が少なすぎると、ホルモンのバランスは乱れやすくなります。特に、体重を気にする必要がある競技をされている方や、見た目を気にするいわゆる「審美系」の競技をされている方は、たとえ体重がそこまで少なすぎる状態ではなくても「利用可能なカロリー」が不足しているために生理が止まってしまうことがあります。

 

なぜカロリー不足で生理が止まるのか?

体重が少なすぎるために生理が止まることを、医学的には「体重減少性無月経」と言います。

医学的には、BMI(体重kgを身長mの二乗で割ったもの)が17.5を下回ると「痩せすぎである」と判断します。BMIが16を下回ると、生理だけではなく体の他の機能もうまく働けなくなる可能性があると認識します。

体重が減る、または少なすぎるということは、消費しているカロリーに対して、摂取しているカロリーが足りないということです。

「カロリー不足」は、「脳」にとっては「このままの状態が続くと生命が危険にさらされるかもしれない」と感じてしまう「大問題」です。つまり、「どうにかして生命維持を優先しなければならない!!」という認識になります。

生理は、卵巣から「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」という二つのホルモンが出ることによって、子宮が反応して起きます。卵巣からホルモンが出るためには、「脳の司令塔=下垂体」から、「ホルモンを出しなさい」という命令が来なければいけません。

「今は生理を来させている場合じゃない!まず命を守らなければ!」と脳が認識してしまうと、卵巣に対しての命令を一時的に差し控えてしまうのです。そのため、卵巣もお休み状態となり生理が止まります。

 

生理が止まったままだと何が問題なのか?

10代の方や、特にスポーツやダンスをする方はの中には、「生理なんて来ない方が楽でいい」と思われる方もいらっしゃいます。

実際、大会や舞台に生理が当たってしまったり、練習の時にもナプキンの不快感や漏れを気にしながら過ごすより、全く生理が来ない方が表面上は楽でしょう。

生理が来ない状態が続いても、多くの場合、自覚症状として本人が「つらい」と感じる症状はほとんど出ません。かなり長期間ホルモン不足の状態が続いたり、二次的に甲状腺機能に支障が出ると、「疲れやすい」「冷えやすい」「便秘がち」「眠りが浅い」などの不調が出てくることがあります。

自覚的につらくないので、「このままでいいや」と思ってしまうかもしれませんが、生理が止まっているということは、この時期に体内になければならない女性ホルモンが「ほとんどない」という状態にさらされています。

女性ホルモンは、ただ生理を来させるだけではなく、骨を作ったり、血管をしなやかにしたり、脳の働きを助けたり、精神状態を安定させたり…とても多くの役割を持っています。

特に、10代後半は、「一生涯の骨の丈夫さ」を決める重要な時期になります。だいたい20歳くらいまでに骨を作り、一生のうち最も骨が丈夫な時が20歳くらいになります。これを「最大骨量」と言います。

一番骨を作る時に、生理が止まっていると、骨を作るために必要な女性ホルモンがありませんので骨が作られません。そのまま20歳を迎えると、「若いのに骨密度が低い」という状態になります。

例えば、無月経を放置して、ずっと女性ホルモン不足の状態が続いたせいで、正常に生理がある人より骨密度が20%低くなってしまったら、閉経後に10%骨密度が下がっただけで骨折リスクがとても高い状態になってしまうのです。

実際、マラソンの選手で、減量の影響で生理が止まったのに、放置して鍼知り続けていたら、疲労骨折を何度も繰り返してしまい、最終的には競技人生をあきらめざるを得なかった、というケースもあります。

「生理が来ない」という状態が3か月以上続いたら、すぐに婦人科を受診しましょう。

 

「体重を増やせ」と言われるのが嫌な人へ

体重減少性無月経の方が受診なさると、ほとんどの医師は「まず体重を増やしましょう」と言います。医学的には、それが最も重要だからです。

でも、競技のために、あるいは舞台のために、あるいはコンクールのために、頑張って減らした体重を戻せと言われても、それを受け入れがたいと思われる方もいらっしゃいます。

目の前の成果しか見えていない場合、どうしても「体重を増やしましょう」というアドバイスは、聞き入れがたくなるかもしれません。

医学的に大事なことは、「体重を増やす」ことよりも、「体が正常に機能して、やりたい競技が長く続けられるために必要な栄養とカロリーを摂取する」ことです。

いくら体重を増やすことが必要だからと言って、トーで立つバレリーナさんがBMI22になったら、今度は関節への負荷が大きくなりすぎるかもしれません。

 

どのような競技なのか、「今」適切な体重はどのくらいで、医学的に許容できる体重はどのくらいで、どうすれば必要なカロリーは摂りつつ、適した体重にコントロールできるのか?

そして、パフォーマンスと生理のバランスのとり方は、どうすればいいのかをご相談していくのが、婦人科医による女性アスリートサポートです。

アスリートの方だけではなく、ダンス・バレエ・新体操・チアを頑張っている方を応援させていただいております。お気軽にご相談ください。

日付:2026年7月12日  カテゴリー:日々の雑記

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横浜市の子宮頚がん検診無料クーポン対象年齢について【横浜駅近くの産婦人科】

がん検診が無料で受けられるチャンスです!

横浜市の子宮頚がん検診は、20歳以上の横浜市に住民票がある方が受けられます。

現在は、

20歳~29歳および61歳以上の方⇒2年ごとの細胞診(自己負担額1360円)

30歳~60歳の方⇒5年ごとのHPV検査(自己負担額2000円)

が横浜市の補助を使って受けられる子宮頚がん検診です。

いずれも、横浜市と契約している医療機関で受けることが可能です。

当院も提携医療機関になっておりますので、がん検診をご希望の方はネットまたはお電話でご予約ください。

 

これらの補助以外に、これまでは「4月の時点で20歳の人」に「無料クーポン」が配布されていました。

2026年度では、2005年4月2日~2006年4月1日生まれの方が無料クーポンの対象です。

 

さらに、2026年度も昨年度に引き続き、がん検診を受けていない方や以前クーポンが届いた時は内診が困難な状態であったためクーポンが使用できずに期限が過ぎてしまった方を対象に、「これまで一度も横浜市の子宮頚がん検診を受けていない21歳~24歳の人」にも無料クーポンが配布されることになっています。

 

 

無料クーポンが届いたらすぐにご予約ください!!

無料クーポンは、6月末ごろの発送予定とのことですので、7月中には届くと思われます。

クーポンが届く前でも、下記の条件に当てはまる方は無料で子宮頚がん検診が受けられます。

<無料になる条件>

 *生年月日2001年4月2日~2005年4月1日

 *これまでに一度も横浜市の補助を使って子宮頚がん検診を受けていない

 

クーポンが届いた後は、クーポンの提出が必ず必要になります。

クーポンを待たずに早めに無料検診を受けたい方は、ご自身が対象に当てはまっているかをご確認の上ご予約ください。

また、クーポンが配布された後(8月以降)は必ずクーポンをご持参ください。

 

 

子宮頚がん検診は痛いの?

 

初めて子宮頚がん検診を受ける方は、「どんなことをするの?」「痛いのでは?」とご不安が強いかと思われます。

子宮頚がん検診は、子宮の出入り口の細胞をブラシでこすり取る検査です。クスコという器具を入れて、子宮の出入り口を見えやすくして検査をします。検査にかかる時間は「数秒間」です。

 

小さなクスコを使って、リラックスした状態で受けていただければあっという間に終わりますし、それほど痛みを感じることもありません。

緊張が強かったり、検査の時に力が入ってからだが内診台から持ち上がってしまうと、見たい場所が見えなくなり、時間もかかるし痛みも出やすくなります。

 

できるだけリラックスして受けていただけるようにお声かけしながら検査をいたしますのでご安心ください。

 

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・横浜市ホームページ

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日付:2026年7月11日  カテゴリー:日々の雑記

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山瀬まみさんが患った「子宮体がん」はどんな病気?【横浜駅近く女医の婦人科】

山瀬まみさんが「子宮体がんで全部ごっそりとった」のはなぜ?

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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昨年、タレントの山瀬まみさんが、子宮体がんで手術したことを公表されました。「ごっそり全部取った」とのことですので、子宮体がんの手術の中でも、一番広範囲に手術をする方法で治療を受けられたようです。

子宮体がんは比較的おとなしいがんが多く、早期に発見すれば子宮と卵巣を摘出するのみで完治するケースも多いので、できるだけ早期に発見することが大事です。

以前、閉経後にごく少量1回だけ不正出血があったという方が、「念のため」検査を受けにいらっしゃいました。超音波検査でも子宮内はきれいで、診察時は出血もおりものもなかったのですが、子宮の奥の細胞をこすり取る検査で「クラスⅤ(明らかながん細胞がある)」という結果でした。

幸い、かなり初期の子宮体癌でしたので、子宮と卵巣をとる手術だけで完治しました。リンパ節郭清もせず、抗がん剤治療も行わなかったので、術後の安静期間が過ぎたら、また元気に趣味のテニスを楽しまれていました。

 

子宮頚がんと子宮体がんの違いは?

子宮頚がんも子宮体がんも、同じ「子宮」という臓器に発生するがんですが、原因をはじめ様々な特性の違いがあります。

子宮頚がんは、子宮の出入り口=子宮頚部に発生するがんで、原因のほとんどはHPVへの感染です。20代の若い方でも発症することがあり、30代~40代が好発年齢となっています。初期にはほとんど症状がなく、早期発見のためには定期検診が必須です。子宮頚がんのリスクとなるのは、HPVへの感染と喫煙です。

一方、子宮体がんは子宮の奥=子宮内膜に発生するがんで、主な原因は卵胞ホルモンと黄体ホルモンのアンバランスや、卵胞ホルモンへの過剰な暴露です。ウイルス感染は関係なく、ホルモンバランスが乱れやすい40代後半から増え始め、50~60代が好発年齢です。子宮体がんのリスクとなるのは、月経不順(PCOS)・肥満・未産・エストロゲンだけのホルモン補充などです。

 

子宮体癌の自覚症状はある?

子宮頚がんはほとんど自覚症状がありませんが、子宮体がんは不正出血やおりものの異常で見つかることがあります。子宮体癌と診断された方の9割は、不正出血を自覚していたというデータもありますので、「不正出血があるかどうか」は注意しておくべき症状と言えるでしょう。

不正出血がなければ、絶対に子宮体がんが「ない」とは言い切れませんが、特に閉経後に不正出血があった場合は、たとえごく少量でも無視しない方がよいです。

ピンク色や茶色いおりものがつく場合や、水っぽいおりものが常に出る場合も検査を受けたほうがいいでしょう。

 

逆に、何も症状がないのに「年に1回子宮体がん検診を受ける」ことは、推奨されていません。症状がなくても定期的に「検診」として子宮体がん検査を行うのは、ホルモン補充療法中の方や乳がんのホルモン治療中の方など、何らかのホルモン剤を使用しているケースに限られます。

 

子宮体がんはなぜ発生する?

子宮体がんは、2つの女性ホルモンのうち、「卵胞ホルモン(エストロゲン)」が過剰になったり優位に働き、「黄体ホルモン(プロゲステロン)」が不足した時に発生しやすくなります。

これは、卵胞ホルモンが、子宮体がんの元になる子宮内膜を増殖させる(厚くさせる)作用を持っており、卵胞ホルモンが子宮内膜の増殖を抑える(薄く保つ)作用を持っているからです。

正常なホルモンバランスで排卵周期であれば、生理周期の前半に卵胞ホルモンの作用で子宮内膜が作られ、排卵後に黄体ホルモンがしっかり出ることによって子宮内膜をはがして生理の出血として排出されます。つまり、黄体ホルモンが子宮内膜を「お掃除」する役割を持っています。

 

生理不順で、無排卵や黄体ホルモン不足の状態が長く続くと、子宮内膜が異常に増殖しやすくなり、子宮体がんのリスクが上がります。実際、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で、月経不順を放置してしまうと、子宮体がんの発生リスクが上がるというデータもあります。

また、脂肪が多いと、卵巣以外から分泌される卵胞ホルモンの量が増えるため、肥満の方も子宮内膜が異常に増殖しやすくなります。

 

子宮体がんの早期発見のために受けたほうがいい検査

子宮体がんの検査は「検診」として受けるものではありません。

つまり、子宮頚がん検診のように、何も症状がないのに定期的に受けるという検査ではないのです。

 

前述のような、子宮体がんを疑う症状があった場合や、超音波検査で子宮内膜が異常に厚くなっていたり、内部が凸凹していて不整な場合などに検査を行います。

まずは、超音波検査で子宮内膜の厚みや均一さを確認し、子宮内膜細胞診を行います。

これらの検査で、子宮体がんが疑わしいという結果だった場合は、子宮内膜組織診を追加して、より多くの細胞をとって検査を行います。

 

子宮体がんの検査は、子宮の奥まで検査用のブラシなどを入れて行うため、痛みや出血を伴います。

また、閉経後の年数が長い方や、未経産の方は、子宮の出入り口が細くなりすぎて、子宮体がん検査用の器具が奥に入らないことがあります。

 

子宮体がんを予防するには?

子宮体がんは、エストロゲン過剰+プロゲステロン不足の状態が長く続いてしまうとそのリスクが上がります。

そのため、生理不順の場合はピルや黄体ホルモン剤で定期的に出血を来させたり、子宮内膜を「薄く保つ」ことが、将来の子宮体がんのリスクを減らすことになります。ピルは、6カ月以上継続的に服用すると、子宮体がんのリスクを半減してくれます。

 

また、肥満や糖尿病は子宮体がんのリスク因子になりますので、適切な体重を保ち糖質コントロールを意識した食事を心がけることも重要です。

 

以前は、子宮頚がんと子宮体がんの割合が9:1くらいでしたが、最近は6:4くらい、つまり子宮体がんが増えてきています。

できるだけリスク因子を減らすとともに、少しでも不正出血やおりものが気になったら、婦人科で検査を受けるようにしましょう。

 

日付:2026年7月10日  カテゴリー:日々の雑記

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ピルの副作用に関するよくある質問【横浜駅近くの産婦人科】

1)吐き気

Q:吐き気が辛いので飲むのをやめてもいいですか?

A:ピルによる吐き気は、ホルモンを外から取り入れる事に体が慣れるまでの一時的なものです。飲み続ける事によって軽くなっていきますので初めは少し我慢して飲み続けてみてください。2週間たっても吐き気が治まってこない場合は、種類を変更することによって軽くなる場合もありますのでご相談ください。

 

Q:吐き気止めを飲んでもいいですか?

A:ピルと一緒に飲んでもかまいません。

 

Q:吐き気を軽くする方法はありませんか?

A:ピルを半分に割って12時間ごとに半分ずつ飲む分割投与という方法があります。ただし分割投与の場合は避妊効果は不確実になりますので、避妊目的の場合は他の避妊法を併用してください。

 

Q:吐いてしまったのですが。

A: ピルを飲んでから3時間以内に吐いてしまった場合は追加服用が必要です。次の日の分を追加で飲んでください。3時間以上経っていればピルの成分は吸収されていますので追加服用の必要はありません。

 

 

2) 不正出血

Q:生理の1日目からピルを飲み始めたら、生理がいつもより早く終わったのですが。

A: ピルには生理の出血を止めようとする作用がありますので、途中で出血が終わってしまう場合があります。異常ではありませんのでそのまま飲み続けてください。

 

Q:ピルを飲み始めてからずっと、少量の出血が続くのですが。

A:ピルの飲み始め、特に1シート目の場合、生理がすっきり終わらずに少量の出血がだらだらと続く事があります。たいてい休薬期間中の消退出血によっていったんリセットされますので、2シート目以降からは起こりにくくなります。気にせずに飲み続けてください。ただし、子宮頚がん検診やクラミジアの検査を受けたことがない場合は、不正出血の原因がピル以外にないことを確認するために検査を受けることをお勧めします。

 

Q:ピルを飲み始めてだいぶ経つのに、いきなり不正出血がありました。

A:飲み忘れがあったり相互作用のある薬を飲んだりした場合、ホルモンの血液中の濃度が下がった事による不正出血が起こることがあります。また、きちんと飲んでいても突然不正出血が起こったりすることはありますので、定期検診で特に異常を指摘されていなければそのまま様子をみても大丈夫です。検査を受けた事がない場合は、一度受診してください。

 

 

3) 乳房の張り

Q:ピルを飲み始めてから、胸が張って痛いのですが。

A:ピルの飲み初めによくみられる副作用の一つです。生理前に胸が張るのと同じ様に、ホルモンの影響で一時的に胸が張ることがあります。たいていは飲み続けるうちに体が慣れてあまり張らなくなりますが、同じ状態が続くようなら他の種類のピルに変えてみる方法もあります。

 

Q:胸の張りと乳癌は関係ありますか?

A:胸が張るとしこりがあるように感じることがありますが、乳癌とは関係ない場合がほとんどです。定期的に乳癌検診を受けていれば心配ありません。検診を受けた事がなければ、一度受診してください。

 

 

4) 手足のしびれ

Q:ピルを飲み始めてから手や足がしびれるように感じるのですが。

A: ピルの飲み始め時々見られる副作用です。気にせず飲み続けていただいて問題ないものがほとんどですが、ごく稀に血栓症の症状として現れている事がありますので、ひどいしびれが続く場合や押さえると痛い場合・皮膚に変色が見られる場合はまずは受診してください。

 

 

5) 頭痛

Q:ピルを飲み始めて頭痛が続いているのですが。

A: ピルの飲み始めによくみられる副作用の一つです。たいていは飲み続けているうちに軽くなりますので、そのまま飲み続けてください。痛みがひどい場合は痛み止めを併用していただいても大丈夫です。吐いてしまうほどの頭痛が続く場合は受診してください。

 

Q:毎回休薬中に頭痛が起こるのですが。

A: 血液中のホルモン濃度が低くなることによって起こる頭痛です。連続投与が可能なタイプにして、連続服用することで、休薬の回数を減らすことが出来ます。また、休薬中に少量の女性ホルモンを追加することによって改善する場合もありますので、受診の際に医師に相談してみてください。

 

6) 血栓症

Q:ピルを飲んでいると血栓症になりやすいのですか?

 

A:血栓症は、非喫煙者で健康な人の場合発症率は10万人に5人と言う非常に稀な病気です。ピルを飲む事によって2~3倍にリスクは高くなりますが、重大な血栓症が起こる確率は非常に低いと言われています。喫煙によって血栓症のリスクは高くなりますので、タバコを吸われる方には禁煙をおすすめしています。

 

Q:血栓症を予防する方法はありますか?

A:確実な禁煙が一番重要です。また、健康体重を超えると血栓症のリスクは高くなりますので、体重コントロールも心がけてください。日常的にできることは、こまめに水分補給をすることと、一定時間ごとに身体を動かして血流を滞らせないようにすることです。

 

   

7)癌

Q:ピルによって癌になりやすくなると聞いたのですが。

A:ピルを飲む事によって子宮頸癌のリスクが増加するという報告がありますが、ピルが直接癌を引き起こすわけではありません。HPVというウイルスへの感染が、発癌につながっているのではないかと考えられています。

 乳癌に関しては、以前はピルによってリスクがわずかに上がるのではないかと言われていましたが、最新のデータによるとリスクは全く上昇しないとの報告です。定期的な検診はピルを飲んでいなくても必要ですので、1年に1回は受けるようにしてください(乳癌は40歳以上、子宮頸癌は20歳以上)。

 また、卵巣癌や子宮体癌は、逆にピルの服用によってそのリスクを半分以下に減らす事が出来ます。

 

 

8) その他

Q:ピルを飲み始めて返ってうつ状態になったような気がします。

A:ピルに含まれているホルモンとの相性によっては、うつ状態になることがあります。「男性ホルモン作用」の少ないタイプのピルに現れやすい副作用ですが、ピルの種類を変えることによって改善する事もありますので、受診時に医師にご相談ください。

 

Q:ピルを飲み始めてかえってニキビが増えてしまったのですが。

A:ピルの種類との相性は個人差が大きく、人によってはピルを飲んだ事によってニキビがでやすくなることもあります。ほとんどが一時的なものなので、まずは3ヶ月続けて飲んでみてください。それでも改善しなければ、ピルの種類を変えて様子をみることもできますので医師にご相談ください。

 

Q:体重が増えてしまったのですが。

A:ピルの直接的な作用で脂肪が増える事はありませんが、むくみによる体重増加はみられる事があります。むくみがひどい場合はピルの種類を変えるか、むくみを改善する漢方薬を併用できます。また、ピルによって食欲が増進して知らず知らずのうちに食べ過ぎている場合もありますので、毎日の食生活を見直してみてください。

 

Q:眠たくて仕方がないのですが。

A:稀ですが、飲み初めに見られる副作用の一つです。そのまま飲み続けていただく事によって気にならなくなる場合がほとんどですが、日常生活に支障があるほどの眠気の場合服用時間を寝る前の時間帯にずらしてみてください。

 

Q:お乳が出てきたのですが。

A:絞ってにじむ程度のお乳であれば、飲み初めの副作用が考えられます。プロラクチン(乳汁分泌ホルモン)が高くなっている場合もありますので、一度血液検査でホルモンの値を調べるようにしてください。

日付:2026年7月9日  カテゴリー:日々の雑記

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