日々の雑記

横浜市の子宮頚がん検診無料クーポン対象年齢について【横浜市の婦人科】

がん検診が無料で受けられるチャンスです!(横浜駅近くの婦人科)

横浜市の子宮頚がん検診は、20歳以上の横浜市に住民票がある方が受けられます。

現在は、

20歳~29歳および61歳以上の方⇒2年ごとの細胞診(自己負担額1360円)

30歳~60歳の方⇒5年ごとのHPV検査(自己負担額2000円)

が横浜市の補助を使って受けられる子宮頚がん検診です。

いずれも、横浜市と契約している医療機関で受けることが可能です。

当院も提携医療機関になっておりますので、がん検診をご希望の方はネットまたはお電話でご予約ください。

 

これらの補助以外に、これまでは「4月の時点で20歳の人」に「無料クーポン」が配布されていました。

今年度では、2004年4月2日~2005年4月1日生まれの方が無料クーポンの対象です。

 

さらに、今年度は、がん検診を受けていない方や以前クーポンが届いた時は内診が困難な状態であったためクーポンが使用できずに期限が過ぎてしまった方を対象に、「これまで一度も横浜市の子宮頚がん検診を受けていない21歳~24歳の人」にも無料クーポンが配布されることになりました。

 

 

無料クーポンが届いたらすぐにご予約ください!!(横浜駅近くの婦人科)

無料クーポンは、6月末ごろの発送予定とのことですので、7月中には届くと思われます。

クーポンが届く前でも、下記の条件に当てはまる方は無料で子宮頚がん検診が受けられます。

<無料になる条件>

 *生年月日2000年4月2日~2004年4月1日

 *これまでに一度も横浜市の補助を使って子宮頚がん検診を受けていない

 

クーポンが届いた後は、クーポンの提出が必ず必要になります。

クーポンを待たずに早めに無料検診を受けたい方は、ご自身が対象に当てはまっているかをご確認の上ご予約ください。

また、クーポンが配布された後(8月以降)は必ずクーポンをご持参ください。

 

 

子宮頚がん検診は痛いの?(横浜駅近くの婦人科)

 

初めて子宮頚がん検診を受ける方は、「どんなことをするの?」「痛いのでは?」とご不安が強いかと思われます。

子宮頚がん検診は、子宮の出入り口の細胞をブラシでこすり取る検査です。クスコという器具を入れて、子宮の出入り口を見えやすくして検査をします。検査にかかる時間は「数秒間」です。

 

小さなクスコを使って、リラックスした状態で受けていただければあっという間に終わりますし、それほど痛みを感じることもありません。

緊張が強かったり、検査の時に力が入ってからだが内診台から持ち上がってしまうと、見たい場所が見えなくなり、時間もかかるし痛みも出やすくなります。

 

できるだけリラックスして受けていただけるようにお声かけしながら検査をいたしますのでご安心ください。

 

Webでもご予約いただけます⇒初めての方はこちらから「初診」でご予約ください

 

日付:2025年8月19日  カテゴリー:日々の雑記

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性交後2週間で妊娠検査薬が陰性なら妊娠していないと言える?【横浜市・女医の婦人科】

性交後2週間「妊娠反応が陰性」でも妊娠している?(横浜市の婦人科・女医が解説)

 

妊娠を疑うのは「生理が遅れた時」だと思われますが、元々生理不順で周期がバラバラだったり、「いつも遅れがち」な場合は、生理が来ないのが単なる生理不順なのか妊娠なのかは判別が難しくなります。

性行為後に何日たったら「妊娠していない」ことがはっきりするのか?は、生理の周期が安定しているかどうかによっても異なります。

 

生理が来ないからと言って焦ってフライングで妊娠検査薬を使っても、陰性に出ることがあります。妊娠検査薬が、性交後何日で陽性になるのかは気になるところだと思われますが、性行為の時期が排卵日の何日前なのかによって異なってくるのです。

例えば、性交後1週間で妊娠反応が陽性になることはあるのでしょうか?もし、その性交渉の前にも何度か性交渉の機会があれば、答えは「Yes」です。しかし、ずっと性交渉がなく、1回だけ性交渉をして、その1週間後に妊娠反応が陽性になる、ということはありません。

 

生理が遅れて、妊娠の可能性が「ゼロではない」つまり性行為の機会が1回でもあるのなら、まずは妊娠検査薬で確認が必要です。

スティック状の検査薬に尿をかけると、1~2分で妊娠しているかどうかがわかります。

 

妊娠検査薬が「陽性」であれば、確実に体のどこかに妊娠しているということになります。直ちに受診が必要です。

妊娠検査薬が「陰性」だった場合は、「妊娠していない」か「検査の時期が早すぎて妊娠しているのに陽性が出ない」のどちらかです。

 

 

なので、「妊娠反応が陰性だったのに実は妊娠していた」ということはあり得ます。

何度か妊娠検査薬を使ったけれどずっと陰性だったので妊娠していないと思っていたら、2週間後の検査で陽性が出た、といったケースは実際にあります。なので、妊娠検査薬を生理予定日に使って陰性だった場合は、その後陽性になる可能性もあると思っておいた方がよいでしょう。

 

 

妊娠検査薬が陽性に出る仕組み・性交後何日で反応する?(横浜市の婦人科)

 

妊娠検査薬は、妊娠すると血液中に増える「HCG」というホルモンが尿中にどのくらいあるかをチェックするものです。

血液中にHCGが増えれば、当然尿中にもたくさん出てくるので、一定量以上の「HCG」が尿中に出ていれば、検査薬が「陽性」になる仕組みです。

 

 

この「HCG」は、妊娠の成立とともに段々増えていきます。着床したばかり(妊娠3週)では、妊娠していない時よりは増えているけれどまだ尿中の量がそこまで多くないので妊娠反応は陽性にはなりません。

妊娠4週になるとある程度の量が出てくるので、市販の検査薬だと「うっすら陽性」になってきます。

 

検査薬に「生理の予定日1週間後から使えます」と書いてある場合、「陽性反応」が出る尿中のHCG濃度の関係で、妊娠5週くらいにでるHCGの量であれば陽性がはっきり出るということを示しているのです。

フライングで検査をしても、妊娠4週を過ぎていればほんのり陽性が確認できることはあります。ちょうど排卵日ごろに性行為をすると、性行為から2週間後が生理予定日になるため、まずは性行為から2週間後に検査をする人が多いかもしれません。

 

ただ、前述のとおり、妊娠検査薬が陽性に出るタイミングは「性交から何日後」ではなく、「排卵日から何日後」で決まります。なので、「性交から何日後に妊娠検査薬を使えばいいか?」という明確なルールはないのです。

 

 

生理が不規則だと検査のタイミングがわかりにくい(横浜市の婦人科)

 

「妊娠〇週」という数え方は、生理の周期が安定していて、前の生理がいつなのかがはっきりしている場合は正確に割り出せますが、周期が不定期な方の場合は、最終月経からカウントした「妊娠〇週」がずれることがあります。

生理が遅れていて、最終月経から計算すると「妊娠5週」のはずだから、妊娠検査薬を使ってみたら「陰性」に出た。でも実際は、生理不順で、検査した時点では「妊娠3週」だったから陽性が出ないだけで、2週間後に再度検査をしたら陽性が出た、ということは起こりえます。

 

 

生理が遅れているのが「妊娠のせいではない」と確認するには、まずは生理が遅れた時点で妊娠反応を確認します。

結果が「陰性」の場合は、「最後の性行為」から3週間以上経過するのを待ってから再検査をします。

生理から何日遅れて検査をしたらいいのか?ではなく、「最後の性行為」から3週間というのがポイントです。

 

最後の性行為から3週間たっても妊娠反応が陰性の場合は妊娠していない可能性が高いと言えます。ただし、この時使用した妊娠検査薬が「妊娠5週にならないと陽性が出ない(感度が低い)」ものであると、陽性が出ない可能性があります。

 

これは、「精子の受精能力は3~7日間」「卵子の受精能力は12~24時間」であることから、性行為があった日が「排卵日の1週間前」であった場合に、「ギリギリ受精できるかもしれない」という考えからの計算になります。

性行為の1週間後が排卵日=性行為から3週間後が妊娠4週 ⇒ ぎりぎり妊娠反応が陽性に出るはず、ということになるのです。なので、妊娠4週で陽性が出ない検査薬を使用すると「陰性」と出る可能性が考えられます。

 

 

妊娠検査薬を性交後2週間で使うのは早い?(横浜市の婦人科)

厳密に、「性行為から何日目で陽性反応が出ます」と言えないのは、精子の授精可能期間に幅があるからです。

時々、「性交後2週間たってから検査したら陰性でした」と言われることがありますが、「性交後2週間」だと早すぎる可能性があります。なぜなら、性行為をした日が排卵日の5日前で、受精期間が長い精子が受精していたとすると、「性交後2週間」の時期は、まだ「妊娠4週」未満だからです。

 

 

最後の性行為から3週間たって、妊娠反応が陰性の場合は、もう1週間待って再検査をし、それでも陰性であれば妊娠である可能性はないので、その時点で生理が来ていなければ受診しましょう。

ただし、この「様子を見ている期間」に性行為があった場合、「最後の性行為から3週間」というカウントがリセットされますので注意が必要です。妊娠していないことが確実に確認できるまでは、性行為を控えることをお勧めします。

 

 

また、もし、「妊娠を希望していない」のであれば、生理不順の治療と避妊を兼ねてピルを服用した方がベターです。

生理が遅れるたびに不安になるより、ピルで確実な避妊をした方が心身の健康につながります。

避妊目的だけでピルを処方する場合は、特別な検査は不要です。問診と血圧測定のみで処方できますので、まずは婦人科で相談してみてくださいね。

 

ご予約はこちらから【横浜駅近くの婦人科】

 

日付:2025年8月19日  カテゴリー:日々の雑記

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性感染症のセルフチェック(自己検査キット)は正確?

性病かも?!と思ったらセルフチェックでよい?(横浜市の婦人科)

 

最近は生活習慣病や性感染症を自己検査できるキットが販売されているので、病院に行かず自分で検査をしたいと考える人も増えているようです。

特に、婦人科はどうしても受診のハードルが高くなってしまうので、「気になる症状があるけれど受診せずに済ませたい」という場合に、自己検査キットを利用する方もいらっしゃいます。

当院では、自己検査で異常が出た場合の治療や精密検査も承っているので、時々提携先の検査キットを利用された方が受診なさいます。

 

子宮頚がん検査のセルフチェックは危険(横浜市の婦人科)

婦人科領域で自己検査キットが販売されているのは、性感染症検査と子宮頚がん検診です。

検査の精度という観点から、子宮頚がん検診(細胞診)の自己検査はお勧めしません。これは、自分で子宮の出口の細胞を正確にこすり取ることが難しいからです。正しい位置から細胞をこすり取っていなければ、異常があるのに結果には「異常なし」と出てしまう、つまり「見落とし」のリスクが発生します。

子宮頚がん検診(細胞診)の代わりに、「HPV検査」を行う場合があります。HPV検査は、おりものをぬぐい取る検査なので、子宮の出入り口をピンポイントでこすれていなくても、一応検査が可能です。

細胞診よりは、検査の精度は正確になりますので、どうしても婦人科に行きたくないけれど子宮頚がんのチェックはしておきたいという場合は、HPV検査を自己検査をしてみてもよいでしょう。

ただし、結果が「陽性」だった場合は、かならず医療機関を受診しましょう。

 

性感染症の検査は、血液で行うものと、おりもので行うものと、うがい液(喉の分泌物)で行うものがあります。

血液でわかるもの⇒B型肝炎・C型肝炎・梅毒・HIV

おりものでわかるもの⇒クラミジア・淋菌・トリコモナス・マイコプラズマ

うがい液でわかるもの⇒咽頭クラミジア・咽頭淋菌

 

血液の検査は、十分量の血液を郵送することができれば、医療機関で行っても自己検査キットで行っても、検査の精度はほとんど変わりません。

おりものの検査は、しっかりと奥の方からおりものをとっていれば、医療機関で行う場合はほぼ同じ制度で検査ができます。取り方によっては、不正確になる場合もありますので、検査キットに書いてある検査の方法をしっかり読んで、その通りに操作することが重要です。

うがい液は、喉の奥までしっかり液体をためて上を向いてガラガラすれば、医療機関で行う検査と同じものになります。うがいの仕方さえきちんと行えば、検査生徒は医療機関とほぼ同じです。

 

おりものの異常など、気になる症状がある場合は、できれば医療機関で検査を受けることをお勧めします。医療機関で保険診療を受けた方が料金負担も軽くて済みますし、必要に応じてすぐに治療が可能です。

症状がないけれど検査しておきたい場合や、職業柄毎月検査が必要といった場合は、自己検査キットをうまく利用するのも選択肢の一つです。

 

当院では、

GME医学検査研究所

STD医学検査研究所

と提携しています。

これらの検査キットや他社の検査キットを使って異常が出た場合は、必要に応じて処方や追加の検査を行っていますので、まずはお電話でご相談ください。

 

予約専用電話⇒045-440-5577

日付:2025年8月18日  カテゴリー:日々の雑記

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「座るだけ」の筋トレチェア【尿もれ・トイレが近い人必見】

骨盤底筋も下半身の筋肉も一緒にトレーニングしたい方へ

 

 

実は多い「尿もれ」の悩み

「30代女性の6割」この数字、何のデータなのか分かりますか?

2023年7月に花王フェムケアラボがWEBで行ったアンケート調査の結果です。なんと、回答者の約8割が「尿もれの経験がある」、30代女性の約6割が「現在尿もれに悩んでいる」と回答しています。

ところが、尿もれ経験者の約半数が「特に理由はないが相談したことがない」と回答しているのです。

クリニックの診療でも、膀胱炎症状をご相談なさる方はいらっしゃいますが、尿もれについてのご相談は本当に稀です。産後の方や、更年期の方に、「排尿のトラブルはありますか?」とこちらから伺うと、「実は…」とおっしゃるケースがほとんどなのです。

実際に伺ってみると、尿もれだけではなく、「度々トイレに行きたくなる」「尿意を感じると我慢しきれなくなる」「トイレが近くて旅行や長距離の移動が不安」と言ったお悩みがたくさん出てきます。

 

 

尿もれの原因は?

そもそもなぜ尿もれやトイレが近いといったトラブルが起きるのでしょうか?

もちろん、ホルモンの異常や細菌感染などが原因となることもあります。

そして、多くの場合、「骨盤底筋群のゆるみ」が原因で上記のような様々なトラブルが引き起こされています。

骨盤底筋群は、小さな筋肉がいくつか集まって骨盤の「底」を支えています。ちょうどハンモックのように薄い筋肉が骨盤の一番下の部分を作っており、その筋肉が骨盤内の臓器を支えています。膀胱も骨盤内にある臓器のひとつで、骨盤底筋群がゆるむと膀胱の位置が下がりやすくなります。

また、骨盤底筋群の一部は、尿の出口・腟の出入り口・肛門をそれぞれ「閉める」という働きを持っています。そのため、この骨盤底筋群が緩むと、尿が出ないように出口を「閉めておく」ことができなくなり、その結果尿もれが起きやすくなります。

 

 

骨盤底筋群のゆるみが引き起こすトラブル

骨盤底筋群は様々な機能を持っています。

例えば・・・

*骨盤内の臓器を支える

*尿や便がもれないように出口を閉めておく

*膀胱の働きを助けて尿を出し切る

*直腸の働きを助けて便を出し切る

 

これらの働きが弱くなることで、次のようなトラブルが起きやすくなります。

*子宮や腟が下がってくる(飛び出てくる)

*直腸が下がってくる(飛び出てくる)

*くしゃみをしたり重いものを持った時に尿がもれる

*度々トイレに行きたくなる

*尿意を感じたらすぐにトイレに駆け込まないと間に合わない

*便秘や残便感

*パートナーとのスキンシップの質が落ちる

 

 

骨盤底筋群にダメージが起きる原因

骨盤底筋群がゆるむ原因はいくつかありますが、最近は出産経験がなくても筋力が低下している人が増えてきている印象です。実際に、20代で尿もれを経験している方のほとんどが、出産経験のない人です。

★お産の回数が多い

★大き目の赤ちゃんを産んだことがある

★便秘がちでいつも強くいきんで排便している

★急いで排尿することが多くお腹に力を入れて無理矢理排尿している

★重いものを持つことが多い

★内臓脂肪が多い

★重いものを持った状態でスクワットなどの筋トレをしている

これらの、いずれか一つでも当てはまっていれば、骨盤底筋群に負担がかかっている可能性があります。

 

 

骨盤底筋群を鍛えるには十分な筋トレが必要

もし、上記のようなトラブルがある場合は、まずは婦人科や泌尿器科で相談してみることをお勧めします。

状態によっては、骨盤底筋群のダメージが大きすぎて、手術が必要なケースもあります。

ただ、多くの場合は、そこまでひどくはなく、骨盤底筋群の「筋力」を取り戻せばある程度トラブルが解消する可能性が高いのです。

つまり、必要なのは「筋トレ」です。

ではどのくらいの「筋トレ」をすればいいのでしょうか?

「骨盤底筋体操」という、骨盤底筋群を鍛える体操があります。体操と言っても、全身を動かす体操ではなく、骨盤底筋群をギュッと締めるという小さな動きを繰り返すものです。

この骨盤底筋体操をどのくらいすると効果が得られるかというと・・・

*1セット30回

*合計1日4セット以上(朝、昼、夜、就寝前)

*約3か月間毎日続ける

どうでしょう?あなたはこのトレーニングを欠かさず3か月間継続できそうでしょうか?

多くの患者様は、トレーニングの仕方をお伝えしても、「継続して行う」ことが難しいとおっしゃいます。効果が得られる前に、挫折してしまう方がほとんどなのです。

 

 

20分間椅子に「座っているだけ」

では、この「筋トレ」を、「ただ椅子に座っているだけ」で行えるとしたらどうでしょうか?

筋肉を鍛えるためのトレーニングは、自分の「脳」から指令を出して動かした場合と、電気や電磁波の刺激で動かした場合とでは、同じように効果が期待できます。

今回クリニックに導入した骨盤底筋トレーニングチェアは、椅子の座面から筋肉を刺激する電磁波パルスが出るため、「ただ座っているだけ」で骨盤底筋がギュッと収縮して、筋トレをしているのと同じ状態を作ることが可能です。

しかも、15分間座っているだけでスクワットに換算すると約1万回行ったのと同じくらい、筋肉への刺激が伝わります。

そのため、20分間「ただ座っているだけ」で、週2回ずつのトレーニングの場合では8~10回で効果が感じられるようになるのです。

 

効果を感じていただくために3回まで体験価格!

骨盤底筋トレーニングチェアは、保険診療による「治療」ではありません。

そのため、自費でのご案内になります。

通常、初回体験価格でのご案内は1回限りのことが多いのですが、1回では十分効果を感じていただけないかもしれないため、3回まで体験価格でご利用いただけるようにいたしました。

通常価格    体験価格

10分    2000円     1000円

20分    3800円     2000円

30分    5600円     3000円

 

ご予約・お問い合わせはクリニックまで⇒045-440-5577

 

 

トレーニングできるのは骨盤底筋だけではない⁉

電磁波パルスによる刺激が椅子の座面から出ることで、運動神経を直接刺激することができます。

座面に当たる部分が、骨盤の中央部分周辺だと骨盤底筋群が刺激されますが、後ろ側(お尻側)だと大殿筋や中殿筋を中心としたお尻~太ももの筋肉が刺激されます。

つまり、座る角度を変えると、下半身の大きな筋肉を鍛えることが可能になります。

下半身の筋肉が衰えると、

*お尻がたるむ

*下腹部がポッコリ出る

*代謝が下がる

*下半身がむくみやすくなる

*ロコモティブシンドロームのリスクが上がる

といった影響が出やすくなります、

 

実は、近年、若い方の筋力低下が指摘されるようになってきました。生活様式の変化で、足腰を鍛える機会が減り、座っている時間が長くなっていることなどがその一因であると言われています。

若い頃から筋肉が少ないと、高齢になってからますます筋力が衰えて、寝たきりになるリスクが上がってしまうため、下半身の大きな筋肉を鍛えておくことは、100歳まで元気に動き回るためにはとても重要です。

下半身の筋肉を鍛えるのに効果的な運動はスクワットです。でも、「毎日スクワットを1万回しましょう」と言われても、無理ですよね?どんなに頑張っても100回くらいかもしれません。

電磁波パルスチェアは、たった15分座っているだけでスクワット約1万回分の筋肉への刺激が伝わります。

 

2か月後が楽しみになる椅子?!

尿漏れもロコモティブシンドロームも、直接命にかかわるような重大な不調ではありません。そのため、「まあ、こんなもんか」と思って放置してしまっている人も多いのかもしれません。

そして、もし、週に2~3回、たった20分椅子に座っているだけで、2か月後にはトイレを気にして行動を制限することなく、好きな時に好きな所へ自由に出かけられたらどうでしょうか?あるいは、キュッと引き締まったお腹や形の良いヒップを手に入れて、階段も楽々駆け上がっている自分をイメージしたら、どんな気分になりそうでしょうか?

「本当にそんなに楽に理想の状態が手に入るの?」と疑いたくなるかもしれません。クリニックのホームページには「お客様の声」が掲載できないため、たくさんの喜びの声をここでご紹介できないのが残念なのですが・・・ぜひ、この機会に体験価格でその効果を確かめにいらしてください。

 

注:以下の方は施術を受けていただくことができません。

   該当しないか予めご確認の上お申し込みください。

*ペースメーカー等医療電子機器をご利用の方

*人工股関節など施術部位に体内の金属がある方

*生理中で施術により出血量が増えると困る方

*妊娠中の方

*産後6か月未満の方(産後3~5か月の方は医師にご相談ください)

*施術部位またはその近辺の手術を行っており傷が十分に回復していない方

 

 

お問い合わせ・ご予約はこちら⇒045-440-5577

日付:2025年8月18日  カテゴリー:日々の雑記

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オンラインピル処方を受けている方のご相談を承ります

オンラインピル処方では「診察」はできない?(横浜市の婦人科)

当院では、コロナ前からオンライン診療システムを導入しております。

現在、「ピルのオンライン処方」「緊急避妊役のオンライン処方」のみを行うクリニックや、オンライン診療サービスが多数ありますが、対面での診察が行えないクリニックがほとんどです。

診察を行うための「病院」「クリニック」という場所がない場合、オンライン診療でピルを処方することはできても、何らかの症状が出た場合に、必要な検査を行うことができません。

当院に通院中の患者様が、ピルのオンライン処方に移行された場合は、気になる症状がある場合は対面受診していただいております。

 

 

ピル処方をしてもらっているクリニック以外で検査は受けられる?

ピルを他院で処方してもらっているのに、診察や検査だけ他の病院で受けることができるの?と思われるかもしれませんが、ご安心ください。

当院には、

「ピルを処方してもらっているのは男性医師だけど、検査は女性医師がいる病院で受けたい」

「ピルはオンラインピルクリニックで処方してもらっているけれど、不正出血していて心配」

「薬は個人輸入で入手しているので、検査だけ受けたい」

といった、「処方は別の病院。検査や相談だけ希望」という方も多数ご来院いただいております。

 

 

オンラインピルクリニックで処方を受けている方へ

以下のオンラインピル処方クリニックで、現在ピルの処方を受けている方のご相談を承っております。こちらのリストにないクリニックからの処方を受けている方でも、当院で診察を承ることが可能ですので、お気軽にご相談ください。

  • エニピル
  • スマルナ
  • メデリピル
  • ルナルナおくすり便
  • おうちでクリニック
  • クリニックフォア
  • ピルマル
  • OopsWOMB(ウープスウーム)
  • マイピルオンライン
  • エミシアクリニック

オンラインピル診療を受けている方に多いご相談

他院でピルを処方されている方からのご相談で、多い内容は、

「不正出血が続いている」

「吐き気やむくみなどの副作用がつらい」

「消退出血(偽薬や休薬中の出血)が来ない」

「片頭痛があるがピルを飲んでも大丈夫か?」

「治療目的なので保険適用のピルに変更できないか?」

といったご相談です。

 

このうち、「不正出血」と「消退出血の消失」は、それが「大丈夫なものかどうか」を判断するためには、検査が必要です。

そのため、対面受診をして、必要な検査を受けていただく必要があります。

 

吐き気やむくみなどの、ピルによるマイナートラブルは、ピルの種類を変更することによって改善する場合があります。

まずは、現在処方してもらっている医師に、超低用量のものや、むくみにくい黄体ホルモンが入っているものなど、それらの症状が軽減しうる種類に変更を相談してみてもよいでしょう。

 

片頭痛や喫煙や高度肥満など、本来ピルの処方が禁忌なのに、オンライン処方で処方されてしまっているケースは時々あります。

もし、自分で「ピルを服用してはいけない人」に当てはまっているかも、と思ったら、ピルを継続するのではなく、対面受診をするか、別のオンライン診療医に確認しましょう。

ピルが禁忌であっても、黄体ホルモンのみが含まれた月経痛治療薬があります。保険適用でも、ピルより少し高めになってしまうのがネックではありますが、より安全に使うことが可能です。

 

「治療目的なので保険で処方してほしい」というケースに関しましては、当院で処方させていただくピルは、純粋に避妊目的というケースを除いて、いずれも保険適応です。

保険が使えるかどうかは、オンライン診療を行っているクリニックが保険で診療を行えるクリニックかどうかによりますので、今処方してもらっている医師に確認してみるとよいでしょう。

 

どうやって受診すればよい?

基本的に、普通に近くの婦人科を受診して、今困っている症状をそのまま伝えれば大丈夫です。

問診時に、必ず「今飲んでいるお薬がありますか?」という項目があるはずですので、そこに服用中のピルの名前を書くだけです。

 

当院を対面受診希望の方は、下記のWeb予約システムから「初診」でご予約いただくか、お電話でご予約下さい。

Web予約⇒https://clinics-app.com/clinic/5d91c07a01458d7365fc9e69/reservation?method=visit

電話予約⇒045-440-5577

日付:2025年6月24日  カテゴリー:日々の雑記

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緊急避妊薬が薬局で手に入る?

緊急避妊薬(アフターピル)とは何か(横浜市の婦人科)

 

緊急避妊薬とは、一般的にアフターピルとも呼ばれる、性交後に服用することで妊娠を阻止する薬です。一般的な避妊薬は事前の予防に用いられますが、緊急避妊薬は一定の時間内に服用すれば性交後の妊娠を防ぐことが可能です。

 

その効果は、性交後24時間以内に服用すれば95%以上、72時間以内でも89%とされています。ただし、緊急避妊薬は避妊法の選択肢の一つであり、あくまで非常措置であることを理解する必要があります。日常的な避妊法として使用するものではありません。

 

 

緊急避妊薬の主な成分(横浜駅近くの婦人科)

 

主成分であるレボノルゲストレルは、妊娠を防ぐ働きをもつプロゲステロンと呼ばれるホルモンの一種です。通常、排卵後に卵巣に残った黄体という組織からプロゲステロンが分泌され、その作用が着床を促します。

しかし、レボノルゲストレルによりプロゲステロンの作用が阻害されると、卵子の着床が阻止され、妊娠を避けることが出来るのです。

 

 

緊急避妊薬の作用の仕方(横浜市の婦人科)

緊急避妊薬の主な働きは、主成分レボノルゲストレルが卵管の運動を抑制し、精子の通過や卵子の移動を遅らせることにより、受精を阻止します。

もし既に受精が起こっていても、子宮内膜の状態を変化させ、卵子の着床を阻むことで妊娠を防ぐ働きをします。そのため、性交後すぐに服用することで、オーバリーコーパスリューテウムの生成を抑制し、卵子の着床場所確保を難しくします。

 

 

緊急避妊薬の使用シーン(横浜駅近くの婦人科)

 

緊急避妊薬はあくまで非常時の措置でありますから、コンドームの破裂や避妊具の失敗、または性的暴力を受けた場合など、予期せぬ状況後の避妊法として使用されます。

この薬は性交後72時間以内に服用することが必要であり、できるだけ早く服用すれば効果が高まるとされています。性交後すぐに医療機関へ相談することが重要です。

ただし、この薬は絶対的な避妊成功を保証するものではありませんので、日常的に避妊を行う方法を、適切な医療機関で相談することが最も望ましいでしょう。

 

 

薬局で緊急避妊薬を買える?(横浜市の婦人科)

 

緊急避妊薬、通称アフターピルは避妊に失敗した場合や性交後に予期せぬ妊娠を避けるために使用されます。しかし、どのようにして手に入れることができるのでしょうか。

以前は、医師の処方せんなしに薬局で緊急避妊薬を買うということはできませんでした。2023年11月20日以降、条件を満たした一部の薬局で、試験的に処方箋なしの購入が可能になりました。

現在はまだ、この「一定条件を満たした薬局」でしか、医師の処方箋なしで手に入らず、必要な人が簡単にアクセスできるという状態にはなっていません。

 

これに対して、あすか製薬が、緊急避妊薬である「ノルレボ」を市販薬として販売できるよう厚生省に承認申請をしました。

まだ「申請した」という段階なので、これが承認されるかどうかはわかりません。つまり、現段階では、どの薬局でも普通の風邪薬のように緊急避妊薬を手に入れることはできない状態です。

緊急避妊薬の入手可否から個人輸入まで、詳しく解説していきます。

 

緊急避妊薬の入手方法(横浜駅近くの婦人科)

日本では緊急避妊薬は処方箋医薬品であり、一部の診療所やクリニックでしか取り扱われません。つまり、薬局での購入は、前述の「試験的な取り組みとして認可された薬局」以外では、原則として不可能です。しかし、例外もあります。長期滞在で日本国外から持ち込む場合など一部の事情により、緊急避妊薬を持つことが認められています。

また、ネット通販での個人輸入も一部制限はあるものの許されています。どちらの方法も一定の条件や制約がありますので、詳細は後述の「薬局の選び方」、「個人輸入について」をご参照ください。

 

緊急避妊役処方薬局の選び方(横浜市の婦人科)

緊急避妊薬の薬局での入手が難しいのが現状です。2023年11月20日以降に、一定の条件を満たした一部の薬局で、処方箋なしの購入が可能になりましたが、かなり限定的な数になっています。

一部の国や地域では薬局で緊急避妊薬を購入することができますが、日本では対応している診療所やクリニックでしか手に入れることができません。そのため、必要な時に直接購入できる場所として、避妊に関する専門知識を持ったクリニックや診療所を選ぶことが重要です。また、遠方や診療時間内に行けない場合には、電話やインターネットで相談できる機関を探すことも一つの方法です。

 

 

個人輸入について(横浜駅近くの婦人科)

緊急避妊薬の個人輸入は、日本の薬事法により一定の制限の元許されています。また、個人輸入業者を使えば日本国内にいながらも購入することが可能です。

ただし購入する際も注意が必要で、個人輸入業者の選び方、輸入方法、商品の評価など、様々な項目を確認してから購入しなければなりません。また、間違った選択をすると粗悪な商品を手に入れてしまう可能性もあるため、安全な購入のためには調査・確認が不可欠です。

薬事法や法令遵守の観点からも、個人輸入の際には必ず信頼性のある業者を選ぶようにしましょう。

 

 

緊急避妊薬の正しい使用法(横浜市の婦人科)

緊急避妊薬、一般的には「アフターピル」と呼ばれるものですが、一体どのような薬なのか、正しい使用法とは何なのでしょうか。不安を抱える方も多いことでしょう。ここでは、アフターピルの基本的な知識と、その正しい使用法を学んでいきましょう。想定外の事態に備え、正確な知識を身につけることが大切です。

 

 

【服用タイミング】

アフターピルの服用タイミングは、性交後すぐにでも摂取可能です。しかし、最も効果的なのは、性交後72時間以内に服用することです。とはいえ、72時間を過ぎてからでも、120時間以内であれば服用可能です。

ただし、時間が経つほど効果は減少することを理解しておくべきです。性交後、速やかにアフターピルを服用することをお勧めします。また、服用するタイミングや薬の種類によっては、月経周期がずれる可能性があります。適切なタイミングでの服用は、不要な心配や混乱を避けるために重要です。

 

 

【薬剤の正しい摂取方法】

アフターピルは、基本的に水またはぬるま湯と一緒に口から服用します。服用に際して、空腹時や食後など、特定のタイミングは必要ありません。ただし、ごく稀に服用後に吐き気を感じる方がいますが、この場合は食後に服用すると緩和されることがあります。

そして大事なことは、一度服用した後、2時間以内に嘔吐した場合、効果が低下する可能性があるため吐き気を抑えておく必要があります。もし嘔吐した場合は、追加で服用すること、または医療機関に相談することをお勧めします。

 

 

【重複服用の対処法】

アフターピルを重複して服用した場合、特に深刻な副作用が発生する訳ではありません。しかし、吐き気や頭痛などの軽度な副作用が強まる可能性があります。重複服用を避けるには、服用回数や服用時間をきちんと記録しておくことが重要です。

万が一、重複服用してしまった場合は、無理をせず安静にして、症状がひどい場合には医療機関に相談しましょう。また、正しい知識を持つことで、不安感を軽減し、適切な対応を取ることができます。

 

 

緊急避妊薬の注意点(横浜市の婦人科)

突発的で避けられない性交渉などが原因で適切な避妊ができなかった際、後から避妊を行う「緊急避妊薬(アフターピル)」が有効です。しかし、その効果だけではなく、副作用や禁忌症、長期間の使用による影響も理解して使用する必要があります。

誤った知識や先入観から、必要な時に活用できないケースもあるのです。以上を踏まえ、有意義な避妊法として活用するためには、その利用の仕方とリスクも把握することが重要となります。

 

 

【副作用と対処法】

アフターピルの効果を発揮するためには、女性ホルモンを一時的に大量に体内に取り込むことになります。その結果、吐き気や頭痛などの身体的不快感や、心身の不調を引き起こす場合もあります。

吐き気を予防するためには、薬を服用する前に軽い食事をとると良いでしょう。また、服用後に強い頭痛が続く場合は、速やかに医療機関を受診するようにします。いずれにせよ、副作用が続く場合には早急に医師に相談することが必要です。

 

【注意すべき禁忌症】

体調や病歴によっては、緊急避妊薬の服用が推奨されないケースもあります。特に、肝疾患や乳癌、血液疾患などの持病がある方は、緊急避妊薬を服用することで症状が悪化する可能性があるからです。また、アレルギー反応を引き起こす場合もあるため、自己判断で服用せず、必ず医師と相談してから使うようにしましょう。緊急避妊薬は、本来副作用がとても少ない薬です。適切な使い方を知ることで、健康を損なうことなく緊急避妊薬を活用することが可能となります。

 

【長期間の使用とその影響】

一般的に緊急避妊薬は、あくまで「緊急」時のためのもので、定期的・長期間の使用は推奨されていません。頻繁に使用するとホルモンバランスを乱し、月経異常を引き起こす可能性があります。また、肝臓に負担をかけるため、病気のリスクが高まる可能性もあるのです。長期間使う必要があるなら、避妊用のピルなどの通常の避妊薬を検討してみると良いでしょう。医師と相談して最適な避妊法を選ぶことが大切です。

 

 

 

緊急避妊薬の費用と保険適用(横浜市の婦人科)

緊急避妊薬は、性交後すぐに使用することで避妊効果が期待できる薬です。ただし、現在日本で発売されている価格は、海外と比較すると非常に高価で、特に若い方にとっては費用面のハードルも高くなってしまっている可能性があります。

では、具体的にはどの程度の費用がかかるのでしょうか。また、保険は適用されるのでしょうか。そして、費用を抑える方法はあるのでしょうか。以下で詳しく見ていきましょう。

 

【緊急避妊薬の価格】

緊急避妊薬の価格は、薬剤の種類や取得方法などにより異なります。緊急避妊用の薬である「ノルレボ」は、医師の処方せんが必要であり、15000円前後の費用がかかります。ジェネリックである「レボノルゲストレル」でも、8000円前後かかります。

費用が比較的高いため、金銭的に負担が大きいと感じる人もいるでしょう。

また、最近では、緊急避妊薬を低価格で提供するインターネット通販もありますが、偽物や品質の低い薬を警戒すべきです。

 

 

【保険での対応状況】

避妊に関する投薬・検査はいずれも保険が使えません。そのため、緊急避妊薬の購入費用は保険適用外となります。

性被害にあったために、緊急避妊薬が必要になった場合は、所定の手続きをとることで公費負担で緊急避妊薬を処方してもらうことが可能になります。

保険適用ではありませんが、本人負担はなくなります。

 

 

緊急避妊薬の市販薬化がもたらす影響(横浜市の婦人科)

緊急避妊薬が市販化された場合、それがもたらす影響は大きいと予想されます。導入に際しては、個人の健康面に関わるものから、社会全体の避妊文化に影響を与えることまで、幅広い視点からその影響を考える必要があるのです。

 

【個人の健康面での影響】

緊急避妊薬は、不適切な避妊、避妊失敗後の自己判断による利用を可能にします。これは一見、女性の権利と健康を守る方策に見えますが、実際には副作用に起因する潜在的な健康リスクが存在します。これらの薬は一時的な避妊手段であり、連続的な使用は推奨されません。そのため、2010年の世界保健機関(WHO)の指導では、緊急避妊薬は月に2回以上使用すべきではないとされています。

また、これらの薬を自己判断で使用すると、結果として性感染症の危険性を増大させる恐れがあります。緊急避妊薬は避妊の失敗を補うものであって、性感染症の予防には役立ちません。そのため、これらの薬品を適切に使用できない個々の状況では、定期的に医師の診察が受けられる方がメリットが大きい場合もあります。

 

【社会的な影響】

一方、社会的な影響についても考慮する必要があります。避妊についての理解と意識は、社会全体の避妊文化や性教育に広範に影響を及ぼすからです。緊急避妊薬の一般的な利用の増加は、避妊についての誤解や混乱を引き起こす可能性があります。これにより、一部の人々が誤った情報に基づいた選択をすることがないように対策を立てる必要があります。

また、緊急避妊薬が一般に広く普及すると、これについてのより包括的な教育が必要になります。しかし、それは多くの国や地域で性教育が十分に行われていない現状を考慮すると、困難な課題となります。

 

【避妊文化の変化【】

最後に、緊急避妊薬の普及がもたらすはずの最大の変化は、避妊文化そのものに見ることができます。これらの薬を自由に利用できることにより、人々は自分自身の性的健康と行動についてより責任を持つようになるでしょう。しかしこの選択が自己判断に任されると、ある程度の教育と理解が必要になります。

緊急避妊薬の導入は、避妊文化に新たな視点を提供します。それは自己決定と自由競争の観点から、また社会全体の健康と福祉の観点からも重要ですが、そのバランスを取ることが重要でしょう。

 

 

その他の避妊方法と比較(横浜市の婦人科)

避妊方法は多種多様に存在します。その中で、コンドーム、ピル、子宮内避妊器具などがよく知られています。各避妊方法は、その特性と利便性によって個々のライフスタイルや体質、健康状態に合ったものを選択することが重要です。

以下では、これらの避妊方法との比較について詳しく解説していきます。

 

 

【コンドームとの比較】

コンドームは男性が身につけることで、性行為時の避妊に使用されます。正しく使用すれば、避妊効果は高いと言われています。また、性感染症から身を守る役割も有します。

これに対し、ピルや子宮内避妊器具は避妊効果のみが目的です。特に、子宮内避妊器具は設置から取り外しまで医師の介入が必要なため、準備や使用には専門的な知識と時間が必要です。これらの点から、コンドームは手軽に導入できる避妊法と言えるでしょう。

 

【ピルとの比較】

ピルとは、女性がホルモン剤を服用する避妊方法です。ピルは避妊効果が高く、服用を正しく続ければほぼ100%近い避妊効果があります。しかし、ピルの使用には医師の指導が必要で、継続的な服用が求められ、一部の人には副作用の可能性もあります。

緊急避妊薬は服用時のみの避妊効果ですが、ピルは継続的な避妊効果を得ることが可能です。

 

【子宮内避妊器具との比較】

子宮内避妊器具とは、子宮内に直接装置を設置し、避妊を行う方法です。一度装置を設置すれば数年間にわたって避妊効果が続くので、持続的な避妊を望む人にお勧めです。また、間違った使い方をする可能性がほぼなく、避妊効果も極めて高いとされています。

しかし、挿入や取り外しには医療専門家の介入が必要であり、体質により適用できない場合もあるため、全ての人に適するわけではありません。それに対して、コンドームやピルはそれぞれ特性を理解しさえすれば、誰でも容易に導入できるという利点があります。

 

 

緊急避妊薬の市販薬化が必要な理由(横浜駅近くの婦人科)

緊急避妊薬、一般的にはモーニングアフターピルとも呼ばれています。その役割は、性交後すぐに服用することで、妊娠を避けることが可能となるというものです。

しかし、日本では導入が遅く、広く知られていません。また、医師の処方箋が必要という条件が、特に若い方にとってはアクセスしにくくなる要因となっています。

性教育における知識の普及、急な妊娠によるリスクの回避、避妊の手段としての重要性、それらを考慮すると、この緊急避妊薬の市販薬化は一段と必要性が増してきています。

 

【避妊の重要性】

避妊の重要性については、ある一定の認識が社会に存在しますが、まだまだ深化させていく余地があります。避妊は、ただ性病から身を守る手段、または不意の妊娠を避けるためだけではありません。それは、女性自身の身体と向き合い、自らの身体と生活を守るという行為です。

性交渉は二人の意志によるものであり、その結果を二人が共有するものであるべきでしょう。それは避妊の観点からも共有すべきであり、その役割は緊急避妊薬にも求められています。

 

【妊娠と出産のリスク】

妊娠と出産には大きなリスクが伴います。例えば、十分な準備のない妊娠は、母体の健康に影響を及ぼすだけでなく、生活やキャリアにも大きな影響をもたらします。さらに、妊娠による身体や精神の変化は、女性だけでなく周囲の人々にも影響を及ぼします。

したがって、予期しない妊娠は避けるべきであり、そのための手段として緊急避妊薬の存在が重要となります。

 

 

【性教育への意義】

性教育は、単に避妊方法や性感染症の予防について教えるだけでは足りません。それは生涯にわたる知識であり、健やかな性のあり方、相手を尊重する心構えを身につけるためのものです。

そこで、この教育に避妊薬の存在を取り入れることは、適切な知識と意識を身につけるために不可欠です。性教育の一環として、緊急避妊薬の存在とその用法、効果などをしっかりと教えることで、より心地良い性生活を送るためのヒントを与えていきます。

日付:2025年5月20日  カテゴリー:日々の雑記

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新しい予約システムからの再診予約方法

★3月1日以降のご予約は「CLINICS予約」からお願いします。

 

◆予約希望日の30日前から予約が可能になります。

◆予約希望日の前日23時59分まで予約が可能です。

◆当日予約をご希望の場合はお電話で御予約ください。

 

1)新システムを初めてご利用の場合はアカウント登録が必要です。

「ログイン」ボタンを押して登録画面にお進みください。

 

2)「アカウント登録」を選択

 

3)必要項目を入力

 

4)認証コードを入力

 

5)予約画面で「対面」を選択

 

6)予約したい項目の「詳細を見る」をクリック

*院長希望の場合は「院長再診」・非常勤医師希望の場合は「再診(非常勤医師」をご選択ください。

 

7)「ネット予約する」をクリック

 

8)「受診者選択」で自分の名前を選択

 

9)「対面診療」を選択

 

10)予約したい日時を選択

 

11)保険証を登録

 

12)「予約を確定する」をクリックして予約完了です

日付:2024年2月8日  カテゴリー:日々の雑記

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横浜の婦人科で解決!女性の生理のお悩み一覧

生理の基本知識

生理は、女性が毎月経験する自然な生理現象です。卵巣が排卵し、妊娠が成立しなかった場合に子宮内膜が剥がれ落ちることで起こります。これが生理の出血となり、体外に排出されます。

男性にはない独特な体験であり、また、女性の健康状態や妊娠の有無などを知る重要な指標ともなります。生理のサイクルや症状、痛みの対処法など、女性自身がしっかりと理解し、体調管理をすることが求められます。

 

生理周期とは

生理周期とは、1回の生理開始日から次の生理開始日までの日数を指すものです。概ね28日を1周期とし、この間に卵胞ホルモンと黄体ホルモンのバランスにより卵子が成熟し、排卵、子宮内膜の増厚などが行われます。

平均的なサイクルは28〜35日とされていますが、個々の体調やストレスなどにより前後することもあります。また、生理周期がブレやすい人、一定期間無い人もいます。これはホルモンバランスの乱れや、体調・ライフスタイルの影響など、さまざまな要因が考えられます。個々のバリエーションを知り、自身の体を理解することが大切です。

 

正常な生理の症状

正常な生理の症状としては、生理血が規則正しく排出されること、痛みが我慢できる範囲であること、生活に大きな支障をきたさないことが挙げられます。

また、一般的に血の量は初日から2、3日でピークを迎え、それ以降は徐々に少なくなります。出血期間は人それぞれですが、3日から1週間が一般的です。血の色も紅から濃い茶色まで、個々により差があります。

このような症状はあくまで「一般的」なものであり、自身の体の状態や変化を観察し、異常があれば専門家へ相談することが重要です。

 

生理痛の原因と対処法

生理痛は、子宮内膜がはがれる際に分泌されるプロスタグランジンという物質により引き起こされます。これが子宮を収縮させ、痛みを誘発します。生理痛が強いと感じる場合は、医師に相談することをお勧めします。軽減方法として、温めることで血行がよくなり痛みが和らぐとされています。ホットパックや温かい飲み物、温湯につかるなどしてみてください。また、定期的な適度な運動は生理痛の予防にも有効です。食生活の見直しも重要で、ビタミンEやマグネシウムを含む食品の摂取を心がけると良いでしょう。また、ストレスの軽減や適度な休息も大切です。

 

 

女性医師の婦人科を利用するメリット

横浜には女性医師が診療している婦人科が多数あります。その利用は特に女性の健康管理にとって多くのメリットを持つかもしれません。横浜の婦人科では女性専門医が在籍しており、患者への適切な診断から治療へと導きます。また、国内外の最新の医療設備を備え、より良い治療を提供するための環境が整っています。さらに、治療後のアフターケアもしっかり行われ、患者が心から安心できる医療サービスが提供されていることが魅力となるでしょう。

 

女性専門医による適切な診断

婦人科を訪れる多くの女性は深刻な不安を抱えています。このような女性たちを適切に診察し、女性の体の特徴や生理現象を理解した上での的確なアドバイスが必要なのです。横浜の婦人科には、女性医師が多く在籍しており、女性ならではの視点で病状を診断し、治療につなげることができます。女性特有の病気、あるいは生活習慣病に至るまで、病状の初期発見から予防まで、親身になって相談に乗ります。患者が安心して症状を打ち明けられるよう、女性医師との親身なコミュニケーションも重視されています。

 

最新の医療設備の利用可能性

横浜の婦人科の施設では、最先端の医療設備を活用して患者の診療が行われます。最新の超音波検査機器や最新型の内視鏡をはじめ、治療効果を向上させる高度な医療設備が整っています。これにより、より正確な診断結果が得られ、患者一人ひとりに適切な治療を施すことが可能となります。また、治療の成功率を高めるためには最新の医療設備の導入は不可欠であると同時に、患者が最新の医療機器を利用することで、安心感を得られるのです。

 

優れたアフターケアの提供

治療が終わった後のフォローアップも重要な要素です。横浜の婦人科では高品質なアフターケアを提供しています。懇切丁寧な説明はもちろん、病状に応じて適切なケアを行います。通院が難しい患者に対しては、電話やメールによるフォローアップやアドバイスも提供し、患者の心身の健康をサポートします。また、再発防止のための健康管理方法の指導、未病の予防策の提案など、患者自身の健康管理を手厚くサポートする体制が整っています。このような巧妙なアフターケアが、安心した医療を受けることが可能となる大きな理由の一つでしょう。

 

 

生理に関するよくある問題

生理、それは女性が健康に生活する上で欠かせない一方で、様々な問題を引き起こすことがあります。生理痛が強い、生理周期が不規則だ、PMS(月経前症候群)の症状が辛いという声は、多くの女性からあがってきます。一見、個々の問題は孤立して見えますが、これらの問題は生理という共通項をもって深く関連しています。これらの問題の原因や対策を知ることで、健康な生活を送るための一助となるでしょう。

 

生理痛が強い場合の対処法

生理痛が強いと感じる場合、まず医療機関に相談することをおすすめします。それは、生理痛の中には子宮内膜症などの病気が隠れていることがあるからです。ただし、多くのケースでは、生理痛は普通の生理現象で、それ自体が病気ではありません。

対処法の一つとしては、温湿布や湯たんぽでお腹を温める方法があります。体温を上げることで筋肉がリラックスし、痛みが和らぎます。また、温かい飲み物を摂ることも効果的です。さらに、ストレッチや軽い運動を取り入れることで血行を良くし、痛みの軽減を図ることができます。

 

生理周期が不規則な理由

生理が不規則になる理由は様々です。その一つが、生活習慣の乱れから来るホルモンバランスの崩れです。普段の生活でストレスを感じると、それがホルモン分泌に影響を与え、生理周期が不規則になります。また、睡眠不足や食生活の乱れ、過度な運動なども生理周期の乱れを引き起こします。

さらに、体調や体重の変化、薬の影響、更年期など生体リズムの変動も生理周期の乱れを引き起こします。これらの状況を改善するためには、規則正しい生活習慣を心掛け、健康管理に努めることが大切です。

 

PMS(月経前症候群)の対策

PMS(月経前症候群)は、月経の約1週間前から始まる体調不良のことを指し、頭痛や倦怠感、肌荒れ、イライラなどさまざまな症状が現れます。これはホルモンの変動が主な原因であり、女性の約8割が何らかの程度で経験すると言われています。

対策としてはまず、自分の体調や感情の変化を記録することです。何がトリガーとなって症状が出るのか、何をしている時に楽に感じるのかを知ることで、自己管理が向上します。また、食生活の見直しも大切です。ビタミンB6やカルシウムが豊富な食品をPMSが予想される期間中に摂ると良いと言われています。リラクゼーションに努めることも大切で、適度な運動や呼吸法などを取り入れることでストレスを軽減することも有用です。

 

 

生理問題に効果的な治療法

生理問題やそれに伴う症状は、放置すれば日常生活に大きな影響を及ぼすことがあります。そんな生理問題には、薬物療法や手術療法などの治療法があります。それぞれの具体的な内容とその効果について詳しく見ていきましょう。さらに、治療後のアフターケアの重要性についても説明します。どの治療法を選ぶべきかは、症状やその原因、体質などによるため、自分に合った治療法を見つけることが大切です。

 

薬物療法の解説

薬物療法は、その手軽さと効果により一般的に行われる生理問題の治療法です。主に痛みを和らげる鎮痛薬や、ホルモンバランスを整えるホルモン製剤が使用されます。初めての方でも安心して服用できるよう、医師から詳しい指示があるのです。

鎮痛薬は痛みを和らげるだけでなく、動きが取れずつらい生理痛時には、日常生活の支障を軽減します。また、ホルモン製剤は生理周期の不規則、生理痛など、ホルモンバランスによる生理問題を改善します。ただし、効果的な治療を行うためにも、薬の副作用や服用制限などには十分注意が必要です。

 

手術療法の選択肢

手術療法は、生理問題が重度で、薬物療法などによる改善が見られない場合に選択肢となります。具体的には、子宮内膜症や卵巣のうっ血などの症状に対して行われることが多いです。医師との相談のもと、患者の状態や希望に応じて最適な手術を選ぶことになります。

手術療法は、患部を直接治療するため早期の改善が期待できます。しかし、手術にはリスクが伴います。また、手術後のリハビリが必要な場合もあるので、この点も考慮に入れて選択しなければなりません。

 

アフターケアの重要性

治療法を選んだ後も、アフターケアは非常に重要なプロセスです。特に、手術を受けた場合は、その後の生活習慣やケアによって、再発防止や生活への影響を最小限にすることが可能なのです。

不適切な生活習慣やストレスなどが体調を悪化させることもあるので、生理問題に対する正しい知識を持ち、普段の生活習慣を見直すことも大切です。また、定期的な医師の診察や自分自身の体調管理も重要なアフターケアとなります。不快な症状が改善されても、その後のケアを怠ることなく、健康生活を維持していきましょう。

 

 

生理に関連する婦人科疾患

日本では、生理に関連する病気や疾患に悩まされている女性は少なくありません。それらの症状は、時として日常生活を送る上でも大きな影響を及ぼすことがあります。その中でも特に多くの女性たちが直面しているのが、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣嚢腫といった疾患です。これらは女性特有の疾患であり、女性の身体の特性からくるものです。以下にそれぞれの疾患について詳しく説明していきます。

 

子宮内膜症の解説

子宮内膜症は、子宮の内膜組織が子宮外に存在する疾患です。普通、子宮の内膜は月経により排出されますが、何らかの原因で子宮外に脱出し、組織が癒合することで生じます。その結果、腹痛や月経痛、不正出血など多彩な症状を引き起こし、生活の質を下げる原因となることもあります。そして、その影響は不妊症にも及びます。治療法としてはホルモン療法や手術などがありますが、個々の症状や体質に合わせた対応が必要です。

 

子宮筋腫の理解

子宮筋腫は、子宮の筋層にできる良性の腫瘍です。その症状は、子宮内膜症と多少類似していて、腹部膨満感や下腹部痛、頻尿、便秘など多岐にわたります。また、大きな筋腫は妊娠・出産への影響もあります。しかし、全ての筋腫が症状を引き起こすわけではなく、無症状のまま見つかることもあります。治療法は症状や筋腫の大きさ、位置により異なりますが、ホルモン療法や手術などが一般的です。

 

卵巣嚢腫の説明

卵巣嚢腫は、卵巣内に液体や半固形物を含む袋状のものが発生する疾患です。多くは無症状で、他の検査の際に偶然見つかることが多いですが、嚢腫が大きくなった場合は腹痛や腹部膨満感などを感じることがあります。また、卵巣嚢腫は種類によっては癌化するリスクも存在します。治療法は個々の病状や患者の年齢などにより、観察・手術・抗がん剤治療など様々です。

 

 

生理のセルフケア方法

女性なら誰しもが経験する生理。ですが、月に一度やってくるその時期は、生理痛や体調不良を引き起こすこともあり、悩みの種となっている方も多いでしょう。生理の自己ケア方法を身につけることで、そうした悩みを軽減し、毎日を快適に過ごすための手助けとすることができます。

 

生理痛の緩和方法

生理痛は女性の大敵です。しかし、この生理痛を和らげることは可能です。生活習慣の見直しや温かい飲み物の摂取、適度な運動など、自分でできるケア方法をたくさんご紹介します。まず、温かい飲み物は血行を良くし、筋肉を緩和してくれます。特に生姜紅茶は体を温める効果が高く、生理痛に悩んでいる方にはおすすめです。
また、適度な運動も大切です。散歩やストレッチなど、無理のない範囲で体を動かすことで血行が良くなり、痛みを和らげるのです。さらに、腹部に温熱パッドをあてるのも効果的です。これらの方法を組み合わせて、少しでも生理痛を軽減していきましょう。

 

生理中の栄養摂取のポイント

生理中は体調が不安定化します。栄養摂取に気を付けることで、その不調を和らげることが可能です。その際大事なのが鉄分を始めとするミネラルやビタミンの摂取です。鉄分は血液の成分であるヘモグロビンの材料となります。鉄分が不足すると、貧血になる可能性があります。
また、ビタミンB群も積極的に摂取しましょう。特にビタミンB6は、血液の材料であるヘモグロビンの合成に必要であり、PMS(生理前症候群)の緩和にも働きます。豆腐や納豆、卵、魚などに含まれているので、日常的に摂取しやすいのです。

 

 

リラクゼーション法の提案

リラクゼーション法とは、心と身体の緊張を和らげ、リラックスするための手段です。最近では、アロマセラピーを活用したリラクゼーション法が注目されています。特にラベンダーやローズマリーなど、リラクゼーション効果が高いとされているエッセンシャルオイルは、生理中の不調を軽減するのに役立つでしょう。
音楽を聴くことも、ストレスを和らげ、心地よい時間を過ごす手段として有効です。好きな音楽を聴くと、脳のリラックスを促すホルモンが分泌され、気分が落ち着くでしょう。せっかくなら自分のお気に入りの音楽で、リラクゼーションタイムを楽しみましょう。

 

 

 

生理と精神面の関連性

生理と精神面の関連性について探求することは、女性の健康管理において重要な意味を持つ。生物学的に見れば、生理は女性の体内で毎月起こる自然な現象です。しかし、それは身体だけでなく心にも大きな影響を及ぼします。ここでは、生理とホルモンバランス、生理前症候群(PMS)と精神的状態の関連性、そして生理によるストレス管理について詳しく見ていきます。

 

生理とホルモンバランス

生理とホルモンバランスの関連性を理解するためには、女性の生理周期とホルモンの働きを知ることが重要です。女性の体内には、主にエストロゲンとプロゲステロンという2つのホルモンがあります。一般的に、この2つのホルモンが相互に調和することで生理周期が調節されます。

多くの女性が経験する月経前のイライラや焦燥感の原因は、このホルモンバランスが乱れることからきます。エストロゲンは情緒の安定化に役立ち、肌のツヤや骨密度にも影響を及ぼします。一方、プロゲステロンは、生理前に多く分泌され、エストロゲンの働きを抑える役割を果たします。この二つのホルモンのバランスが崩れると、精神的に不安定になります。

 

PMSと精神状態の関連

生理前症候群(PMS)は、生理直前に体や心に起こるさまざまな不快な症状を指します。PMSには頭痛や倦怠感、腹痛など身体的な不調だけでなく、気分の落ち込みやイライラ、焦燥感など精神的な不調も含まれます。

これらの精神的な不調は、生理とホルモンバランスとの密接な関連が指摘されています。前述の通り、生理前にはエストロゲンの分泌が減少し、プロゲステロンの分泌が増えます。エストロゲンの低下により気分が落ち込み、プロゲステロンの増加により体にむくみや倦怠感を感じやすくなるのです。

 

生理によるストレス管理

生理がストレス管理に関与する方法はいくつかあります。女性は生理周期に合わせて自身の心身の管理を行う事で、ストレスを抑える事が可能です。例えば、生理前にはホルモンバランスが乱れやすいため、適切な運動やリラクゼーション、栄養摂取に注意を払うことで体調を整える事ができます。

また、生理痛によるストレスを軽減するためには、温める事や軽いストレッチなどが効果的です。定期的な健康チェックを行うことで、体内の異常を早期に発見し、その結果ストレスも軽減します。生理によるストレス管理は、女性の心身の健康を維持するためには欠かせない要素の一つです。

日付:2024年1月4日  カテゴリー:日々の雑記

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受験生のための月経移動

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そろそろ受験シーズンに突入しますね。

この時期は、「生理が試験の日に重ならないようにしたいんです」「生理前は眠くなるので試験の日までに生理を終わらせておきたいんです」といったご相談も増えてきます。

 

生理を移動する方法は大きく分けると2パターンです。

1)次の生理の予定日の1週間前からホルモン剤を飲んで生理を遅らせる

2)前の生理の5日目からホルモン剤を飲んで生理を早めるか遅らせる

 

前もって薬を飲めるのなら、1つ前のサイクルの生理5日目からホルモン剤を服用して早めに生理を終わらせておくと、試験の前日や当日に薬を飲まなくてよいというメリットがあります。

 

月経を遅らせる方法なら、今から服用しても1月や2月の生理をコントロールすることは可能ですので、試験の日に実力をフル発揮したい方はお早めにご相談ください。

ピルは飲み初めの1~2クールは、狙い通りに出血の時期がコントロールしきれないこともあります。ホルモン量を多くすれば確実に出血をコントロールできますが、ホルモンが多いほど吐き気や頭痛が出やすくなります。

早めのタイミングで、低用量や超低用量ピルを飲み始めておくと、ピルにも慣れていて出血もコントロール可能になっている時期に本番を迎えることができるのでお勧めです。

 

 

また、片頭痛があるとか遺伝的に血栓症リスクがあるといった理由で「ピル」が飲めない方は、「黄体ホルモン剤」で月経移動が可能なので、「私はピルが飲めないから・・・」とあきらめずに、婦人科で相談してみてくださいね。

 

 

予約はお電話またはネットから→予約専用電話045-440-5577

日付:2023年12月20日  カテゴリー:日々の雑記

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