女性検診
横浜市の無料クーポンが届いた方へ
横浜市の無料クーポンの有効期限は3月末です(横浜市の婦人科)
当院では、横浜市の子宮頚がん検診を受けていただくことが可能です。
6月末ごろから、横浜市の子宮頚がん検診無料クーポンが発送されています。
そろそろ住民の皆様のお手元に、届くころかと思われます。
今年度は、いつもより無料クーポンの対象者が拡大されています。
以下の方にクーポンが届く予定です。
★4月の時点で20歳の方(2004年4月2日~2005年4月1日生まれ)
★4月の時点で65歳の方(1959年4月2日~1960年4月1日生まれ)
★4月の時点で21~24歳で1度も横浜市の子宮頚がん検診を受けていない方
横浜市の子宮頚がん検診は2年度に1回受けられます(横浜駅近くの婦人科)
無料クーポンの対象年齢でなくても、30歳未満の方や61歳以上の方は、「2年度に1回」横浜市の補助を使って子宮頚がん検診が受けられます。
補助を使った場合の自己負担額は1360円です。
30歳~60歳の方は、「5年に1回」横浜市の補助を使ってHPV検診が受けられます。
詳細は、横浜市のホームページをご覧ください。
横浜市の子宮頚がん検診は何をするの?(横浜市の婦人科)
横浜市の子宮頚がん検診も、人間ドックや会社の健診で受ける子宮頚がん検診も、行う検査の内容は同じです。
子宮の出入り口をブラシのようなものでこすり、取った細胞で検査を行います。
検査する項目が、年齢によって異なります。
30歳~60歳の方⇒HPVの有無を調べる
上記以外の年齢の方⇒細胞の形を調べる
当院で検診を受けていただく場合の流れです。
*電話またはWebで検診の予約を取る
*初診の方は受診までにWeb問診を記入する
*当日予約時刻までに受付をする
*医師の問診を受ける
*内診を受ける
*横浜市に提出する問診票を記入する
*お会計
内診にかかる時間は、ほんの数秒です(お着換えの時間を除く)。
痛みが気になるという方が多いのですが、内診時に使用する器具のサイズを小さくしたり、深呼吸をしながら受けていただくことで、「多少の違和感」程度で受けていただくことが可能です。
子宮頚がんは、ワクチンでウイルスへの感染を予防すると同時に、検診で早期発見することがとても大事です。早期に発見できれば、子宮を温存しつつ、完治を目指せるからです。
若い方に多いがんだからこそ、必要な方は、ぜひクーポンをご活用ください。
注)クーポンが届いても男性経験がない方は検査は不要です。HPVへの接触リスクがない間は「子宮頚がんの検査」として検診を受ける必要はありません。
日付:2025年10月21日 カテゴリー:子宮頸がん検診
健診で「筋腫があるかもしれない」と言われたら
レディースドックで超音波検査は必要?(横浜駅近くの婦人科)
一般的な人間ドックや会社の健診で「婦人科健診」や「レディースドック」を受けた場合、「内診と子宮頚がん検診」のみが行われているか、それに「超音波検査」が加わったメニューになっていることがほとんどです。
超音波検査が含まれているかどうかは、健診メニューを確認するか、結果に「超音波検査」の欄があってそこに何か記載されているかを見ればわかります。
超音波検査が健診内容に含まれていれば、検査で子宮や卵巣の形・大きさを確認しています。なので、「子宮筋腫」とか「卵巣のう腫」といった、異常の有無がはっきりと記載されていることがほとんどです。
一方、超音波検査が含まれておらず、「内診=おなかの上から触るだけ」だけだった場合、「子宮筋腫の疑い」「筋腫様子宮」「卵巣腫瘍の疑い」など、白黒はっきりしない書き方で結果が返ってくることもあります。明らかに筋腫のこぶが触れる場合は、「子宮筋腫」と書いてあることもあります。
健診で「筋腫の疑い」の場合受診は必要?(横浜駅近くの婦人科)
これらの指摘があった場合は、健診時に医師から「婦人科を受診して下さい」と言われたり、結果に受診するように記載してあることがほとんどです。では、どのくらいの時期に「詳しい検査」を受けるために婦人科を受診すればいいのでしょうか?
症状が全くなく、健診で「念のため」超音波検査を受けた場合は、卵巣の腫れなら3か月後、子宮筋腫なら4~6か月後に再度超音波検査を受けます。
ただし、どちらもサイズが大きければ早めにMRIなどの詳しい検査が必要なこともありますので、健診時に何センチくらいなのか・受診を急いだほうがいいのかを確認しておくとよいでしょう。
内診のみで超音波検査を受けていない場合は、結果を受け取ったら早めに一度受診した方がよいと言えます。
健診では超音波検査をしていないので、あくまで「触ってみてそれが疑わしい」という状態です。特に、その指摘が初めてされるものである場合は、結果を受け取ったら1カ月以内に受診するようにしましょう。
また、普段から生理の時期以外の腹痛が気になる、生理痛がひどくなってきた、生理の量が多い、などの症状が気になっている場合も、健診後できるだけ早く受診した方がよいでしょう。
「筋腫の疑い」の場合に行う検査は?(横浜駅近くの婦人科)
健診結果に「子宮筋腫の疑い」「筋腫様子宮」と書かれていたら、受診後にまず受ける検査は経腟超音波検査です。
超音波検査で病変「ない」という場合は、そこで終了です。内診では「筋腫があるかも?」と思われたけれど、実際は何もなかったということになります。
超音波検査で、「子宮筋腫がある」「筋腫ではないけれど子宮腺筋症がある」と言った場合は、数か月後に再検査を行うか、その時点でMRIや腫瘍マーカーなどの詳しい検査を追加することもあります。
子宮筋腫や子宮腺筋症のサイズや症状の有無によって、詳しい検査が必要かどうかを判断します。
何も症状がなく、サイズも小さい場合は、通常は治療は行わず定期的な検査で大きさの変化を見ていきます。
過多月経や生理痛などの症状がある場合や、サイズが大きすぎる場合は、お薬による治療や手術を検討することになります。
日付:2025年10月19日 カテゴリー:女性検診
9価HPVワクチン(シルガード9)が公費対象になります
★★9価のHPVワクチンが公費接種対象に★★
10月4日に厚生労働省は、9価のHPVワクチン「シルガード9」を公費接種の対象にすると発表しました。
明確な時期はまだ発表されていませんが、2023年4月以降の早い時期から、「シルガード9」が定期接種対象になるようです。
★★★詳細はこちらをお読みください★★★
現在は、小学6年生から高校1年生までの女性に対して、2価と4価のHPVワクチンが公費で接種できるようになっています。
公費期間が過ぎてしまうと、自費になるため、公費対象年齢のうちにこれらのワクチンを接種する必要があります。
ただし、現在は、「キャッチアップ接種」も各自治体が行っており、高校2年生以上の人も公費接種の対象になっています。
なので、現在高校1年生の人も、慌てて接種しなくてよい可能性があります。
キャッチアップ接種の対象年齢や対象薬剤は、各自治体が取り決めています。
まずは、お住まいの自治体が、通常の公費接種と、キャッチアップ接種に関して、どのような取り決めをしているかを確認した方が良いでしょう。
自治体によっては、厚生省の決定を待たずに、自主的に9価ワクチンを公費対象としたり、払い戻し対象に含めていたりもします。
今の年齢と、自治体の補助範囲によっては、正式に9価ワクチンが公費対象になるのを待って、HPVワクチン接種を行った方が良い場合もあります。
厚生省の発表を参考にすれば、少なくとも現在中学3年生以下の年齢の方は、現時点で2価や4価ワクチンを公費で接種するより、9価ワクチンが正式に公費対象になるのを待って、9価ワクチンを接種した方がよいでしょう。
一番悩むのが、現在キャッチアップ接種の対象の方で、9価ワクチンを接種したいと考えている方かもしれません。
年齢的には、できるだけ早く接種を開始した方がよいと言えますが、9価ワクチンもキャッチアップ接種の助成対象になるのであれば、9価ワクチンが定期接種になってから、キャッチアップ接種を受けた方がお得です。
ただし、9価ワクチンが定期接種になっても、キャッチアップ接種に使えるのは2価と4価のみのままである可能性があります。
その場合は、来年4月を待たずに、現時点でキャッチアップ接種を受けるか、自費で9価ワクチンを受けることになります。
キャッチアップ接種の対象の方で、9価ワクチンがキャッチアップ接種の対象になるかどうかの発表まで、「HPVへの感染リスクを作らない可能性が高い」という方は、少なくとも来年4月まで接種開始を保留にしてもよいかもしれません。
日付:2022年12月24日 カテゴリー:HPVワクチン
子宮頚がんワクチン(HPVワクチン)接種費用の払い戻しについて
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横浜市では、現在、積極的接種勧奨を差し控えていた時期に無料接種対象であった年齢の方を、再度無料接種対象とする「キャッチアップ接種」を行っています。
詳細は横浜市のホームページをご覧ください。
また、それに伴いまして、キャッチアップ接種の対象者で、すでに自費でHPVワクチンを接種した方への払い戻しが行われます。
当院で、自費で接種なさった方で、払い戻しのための領収書が必要な方は、再発行も可能ですのでお申し付けください。
払い戻しについての詳細は、こちらのページをご参照ください。
日付:2022年12月20日 カテゴリー:HPVワクチン
9価HPVワクチンが公費対象になります
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★★9価のHPVワクチンが公費接種対象に★★
10月4日に厚生労働省は、9価のHPVワクチン「シルガード9」を公費接種の対象にすると発表しました。
追加の通達が、次のような内容で出されています。
現在は、小学6年生から高校1年生までの女性に対して、2価と4価のHPVワクチンが公費で接種できるようになっています。
公費期間が過ぎてしまうと、自費になるため、公費対象年齢のうちにこれらのワクチンを接種する必要があります。
ただし、現在は、「キャッチアップ接種」も各自治体が行っており、高校2年生以上の人も公費接種の対象になっています。
なので、現在高校1年生の人も、慌てて接種しなくてよい可能性があります。
来年の4月以降に、キャッチアップ接種対象の方も含めて、9価のHPVワクチンが無料接種できるようになるのであれば、ワクチン接種そのものを急ぐ必要性がない方は、全員来年4月以降を待って接種した方がいい可能性が高くなります。
ワクチン接種を急いだ方がいい方というのは、「すでにセクシャルデビューをしている人」「近いうちにセクシャルデビューをする可能性が高い人」です。
HPVは性交渉によって感染するものなので、ワクチンの効果を十分に得るためには、HPVへ接触する前、つまり性交渉前に接種することが最も重要になります。
セクシャルデビューの有無によって、ワクチン接種のタイミングをどのように考えたらいいのかを、産婦人科医師の高橋幸子先生がわかりやすくチャートにしてくださいました。
こちらのチャートも参考にして、ワクチン接種のタイミングを検討してみるとよいでしょう。

日付:2022年12月17日 カテゴリー:HPVワクチン
HPVワクチンのキャッチアップ接種とは
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これまで、厚生労働省が「HPVワクチン接種の積極的勧奨を控える」と発表していたために、横浜市でも、公費で接種が可能な方への通知を控えたり、ホームページ上でも「接種を推奨しない」といった記載がありました。
昨年11月26日に厚生労働省が、正式に「HPVワクチン接種の積極的勧奨を再開する」と発表したために、各自治体も対応が変わってきています。
横浜市も、ようやくホームページ上の記載が変更されました。
「接種を推奨しない」という記載がなくなり、「積極的接種勧奨の再開」が明示されています。
接種を考えたいけれど、何となく不安・・・と感じていた方も、安心して接種を受けて頂けるのではないかと思います。
横浜市の方針の詳細はこちらをご参照ください→子宮頸がん予防接種について 横浜市 (yokohama.lg.jp)https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/yobosesshu/yobosesshu/hpv.html
横浜市のホームページ内にも説明がありますが、今回「キャッチアップ接種」についても、厚生省が前向きな取り決めがなされました。
「キャッチアップ接種」とは、積極的接種勧奨が控えられていた期間に公費で接種が可能だった年齢の方たちが、再度無料で接種できるようにする措置です。
★対象者:接種日時点で横浜市に住民登録がある、平成9年度生まれ~平成17年度生まれ(誕生日が平成9年4月2日~平成18年4月1日)の女性で、過去に子宮頸がん予防ワクチンを合計3回受けていない方
★実施期間:令和4年4月1日~令和7年3月31日まで
キャッチアップ接種の対象になる方には、順次、自治体から予診票が届いているはずです。
予診票が届いた方は、期間内に接種することをお勧めします。
また、現在、9価ワクチン(シルガード)が公費負担の対象になる可能性が出てきていますが、まだどうなるのかが確定していません。
9価ワクチンが公費接種の対象となっても、キャッチアップ接種の場合に選択薬剤に入らない可能性もあります。
キャッチアップ接種を考えているけれど、できれば9価ワクチンの接種を希望したいという方は、9価ワクチンの扱いについて、厚生省が決定するまで、接種の開始を待ってもよいかと思われます。
自治体によっては、キャッチアップが決定する前に、自費で9価ワクチンを接種した方に対して、差額分(本来無料になるはずの費用分)をキャッシュバックしてくれるところもあります。
まずはお住いの自治体の措置をしっかり確認してみましょう。
日付:2022年10月2日 カテゴリー:HPVワクチン
複数のワクチンを同時期に接種したい時
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複数のワクチンを同時期に接種したい場合、ワクチンの種類によって前後にあけなければいけない期間が決まっています。
インフルエンザワクチンやHPVワクチンは、前のワクチン接種から1週間以上開けて次のワクチンを接種します。
コロナワクチンは、その接種前後2週間を開ける必要があります。
日付:2022年8月18日 カテゴリー:HPVワクチン
HPVワクチンの「積極的接種勧奨再開」とは?
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これまで、厚生労働省が「HPVワクチン接種の積極的勧奨を控える」と発表していたために、横浜市でも、公費で接種が可能な方への通知を控えたり、ホームページ上でも「接種を推奨しない」といった記載がありました。
今回、11月26日に厚生労働省が正式に「HPVワクチン接種の積極的勧奨を再開する」と発表したために、各自治体も対応が変わってきているようです。
対応が迅速な自治体は、早速接種を促す通知を送ったり、接種を見送ってしまったために公費で受けられる期間を過ぎてしまった年齢の方に対してもキャッチアップで接種が可能にしたりといった対策を打ち出しているようです。
横浜市の対応は、まだはっきりしておらず、ホームページ上にも「横浜市としての対応を検討中です」としか書いてありません。
横浜市の方針の詳細はこちらをご参照ください→子宮頸がん予防接種について 横浜市 (yokohama.lg.jp)https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/yobosesshu/yobosesshu/hpv.html
おそらくは、現在高校1年生(3月までに接種しなければ自己負担での接種が必要になってしまう年齢)の方も含めて、公費対象となる期間が延長されるのではないかと考えられます。
報道に惑わされてしまって、迷っているうちに公費接種を逃してしまった、という方は、今後の自治体の方針についてアンテナを張っておくとよいかもしれません。
日付:2021年12月10日 カテゴリー:HPVワクチン
9価HPVワクチン「シルガード9」の接種を開始します
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2月24日発売の「シルガード9」の接種申し込みの受付を開始します。
薬剤を受注発注する関係で、予約は3月4日以降のお日にちで承ります。ご予約をいただいてから、薬剤を発注するため、予約日を1週間後以降でお願いいたします。
「シルガード9」については「9価のワクチン「シルガード9」について」の記事もご参照ください。
料金は、診察料等全て含めて、1回25000円(税別)となります。お支払いは、1回分ずつ接種の際にお支払いいただく形になります。
現時点では、「シルガード9」は公費負担の対象にはなっておりませんので、年齢にかかわらず全例自費での接種になります。薬剤の対象が、9歳以上の「女性」となっているため、当院では男性への接種は承っておりません。
受注発注のため、ご予約後のキャンセルはお断りしております。ご体調不良等による接種の延期は可能です。
また、接種するかどうかを迷っており、まずは相談だけしたという方のために、ワクチン相談外来を設けました。15分のご相談のみで、料金は初診料3300円となります。
医師からの説明を聞いた上で、最終的に接種を希望された場合は、相談当日の接種ではなく後日の接種となりますので、予めご了承ください。
ワクチンに関するお問い合わせ・ご予約は予約専用電話へお願いします。
予約専用電話 045-440-5577
日付:2021年2月22日 カテゴリー:HPVワクチン,新着情報
「HPVワクチンで不妊症になる」は間違いです
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HPVワクチンに関する「誤解」の中で、よく耳にするのが、「HPVワクチンを打つと不妊症になる」というものです。
なぜこれが「誤解」なのかを動画で解説しています。
日付:2021年2月18日 カテゴリー:HPVワクチン










