女性検診
HPVワクチンのキャッチアップ接種とは
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これまで、厚生労働省が「HPVワクチン接種の積極的勧奨を控える」と発表していたために、横浜市でも、公費で接種が可能な方への通知を控えたり、ホームページ上でも「接種を推奨しない」といった記載がありました。
昨年11月26日に厚生労働省が、正式に「HPVワクチン接種の積極的勧奨を再開する」と発表したために、各自治体も対応が変わってきています。
横浜市も、ようやくホームページ上の記載が変更されました。
「接種を推奨しない」という記載がなくなり、「積極的接種勧奨の再開」が明示されています。
接種を考えたいけれど、何となく不安・・・と感じていた方も、安心して摂取を受けて頂けるのではないかと思います。
横浜市の方針の詳細はこちらをご参照ください→子宮頸がん予防接種について 横浜市 (yokohama.lg.jp)https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/yobosesshu/yobosesshu/hpv.html
横浜市のホームページ内にも説明がありますが、今回「キャッチアップ接種」についても、厚生省が前向きな取り決めがなされました。
「キャッチアップ接種」とは、積極的接種勧奨が控えられていた期間に公費で接種が可能だった年齢の方たちが、再度無料で接種できるようにする措置です。
★対象者:接種日時点で横浜市に住民登録がある、平成9年度生まれ~平成17年度生まれ(誕生日が平成9年4月2日~平成18年4月1日)の女性で、過去に子宮頸がん予防ワクチンを合計3回受けていない方
★実施期間:令和4年4月1日~令和7年3月31日まで
キャッチアップ接種の対象になる方には、順次、自治体から予診票が郵送されるようです。
予診票が届くのを待って、期間内に接種することをお勧めします。
また、現在、9価ワクチン(シルガード)が公費負担の対象になる可能性が出てきていますが、まだどうなるのかが確定していません。
9価ワクチンが公費接種の対象となっても、キャッチアップ接種の場合に選択薬剤に入らない可能性もあります。
キャッチアップ接種を考えているけれど、できれば9価ワクチンの接種を希望したいという方は、9価ワクチンの扱いについて、厚生省が決定するまで、接種の開始を待ってもよいかと思われます。
日付:2022年3月24日 カテゴリー:HPVワクチン
子宮頚がん検診でLSIL
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子宮頚がん検診を受けて「精密検査が必要です、医療機関を受診してください」という通知が来るのは次のいずれかの結果の場合です。
ASC-US
LSIL
ASC-H
HSIL
これらの記号は「ベセスダシステム」という、子宮頚がん検診の結果の表記方法で、それぞれのアルファベットが「細胞にどの程度変化があるか」を示しています。
ちなみに、「SCC」だと「明らかにがん細胞があります」という結果なので、「精密検査」ではなく治療のために大きな病院へ受診する必要性が出てきます。
何も症状がなくて、定期的に検診を受けている人が「SCC」の結果を受け取ることは非常にまれであると言えます。
前述の4つの記号は、「がん細胞と正常な細胞の間」である「異形成」という状態を示しています。
ASC-USとASC-Hは「異形成と思われる細胞があるけれど『確定ではありません』」という意味になります。細胞の変化の程度が軽度だとASC-US、重度だとASC-Hです。
一方、LSILやHSILは「明らかに異形成があります」という場合です。細胞の変化の程度が軽いとLSIL、中等度~高度だとHSILになります。
いずれの場合も、精密検査として最終的に組織診断が必要になります。まとまった細胞をとってきて、顕微鏡で見る検査です。
細胞診の結果がLSILでもHSILでも、組織診を行うことには変わりありません。
組織診の結果が「軽度異形成」であった場合は、4~6カ月ごとに定期的な検査をして経過観察するか、HPVのタイピング検査を追加します。
HPVのタイピング検査は、HPVの「何番」に感染しているのかを調べる検査です。リスクの高い番号に感染しているかどうかを調べることによって、予後(その後の進行リスク度合い)を予測しやすくするための検査です。
「軽度異形成」でHPVタイピング検査が「陰性」だった場合、リスクはとても低いので、1年後に細胞診の再検査を受ければよいことになっています。
HPVタイピング検査で、ハイリスクタイプ(16・18・31・33・35・45・52・58…など13~15種類がハイリスクに分類されています)のいずれかが陽性だった場合は、4~6カ月ごとに定期的な検査を行っていきます。
HPVが陽性でも陰性でも、「定期的に細胞診を行う」という方針には変わりなく、軽度異形成でいきなり手術に進むことはありません。
何気なく受けた検診で「異常があります」という結果を受け取ったら、驚いたり不安になったりしますよね。
軽度異形成であれば、経過観察のみで大丈夫なわけですから、「自分の体や『子宮』に定期的に意識を向けるきっかけになったわ」と考えてみるのもよいかもしれません。
時々、「異常が出たら怖いから検査を受けない」という方もいらっしゃるのですが、これは「太ったよな~」と思いながら体重計に乗らないのと同じです。
現状をきちんと把握して初めて、健康を維持しやすくなります。
日付:2022年1月22日 カテゴリー:女性検診,子宮頸がん検診
ASC-USで「がん」の診断になることはある?
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子宮頚がん検診の結果で「ASC-US」だった場合、その後の検査はどうすればよいのか気になりますよね。
日本産科婦人科学会のガイドラインでは、細胞診(子宮頸がんの検診で行う検査)で「ASC-US」だった場合は
1)すぐに精密検査(コルポスコピー検査+組織診)
2)HPV検査を追加
3)6か月後に再度細胞診検査
のいずれかを行うことになっています。
当院では、まずHPV検査を行って、「陽性」だった方のみ精密検査を行っています。HPVが陰性であれば、1年後に細胞診を再検査すればよいからです。
細胞診がASC-USで、HPVが陽性だった場合、精密検査として「組織診」を行います。少しまとまった細胞をかじりとる検査で、多少の痛みと出血を伴います。
この組織診の結果によって、その後の流れが決まっています。
軽度異形成(CIN1)だった場合→4~6カ月ごとに細胞診を行う
中等度異形成(CIN2)だった場合→3か月ごとに細胞診を行うか治療に進む
高度異形成(CIN3)またはそれ以上だった場合→治療に進む
検診で「ASC-US」を指摘された時点で、「これは『がんですよ』という意味なのだろうか」という心配が出てきがちですが、精密検査の結果で帰ってくるのはほとんどが軽度異形成~中等度異形成です。
ただ、まれに、細胞診が「ASC-US」だったけれど精密検査では「上皮内癌」だったというケースもあります。
なので、「ASC-US」は「軽い変化の可能性が高いけれど『放置してよい』という意味ではない」と理解していただくのがよいかと思われます。
検診で何らかの異常を指摘された場合は、そのままにせずに早めに婦人科を受診して適切な検査や治療を受けるようにしましょう。
日付:2022年1月14日 カテゴリー:HPVワクチン,子宮頚がん
HPVワクチンの「積極的接種勧奨再開」とは?
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これまで、厚生労働省が「HPVワクチン接種の積極的勧奨を控える」と発表していたために、横浜市でも、公費で接種が可能な方への通知を控えたり、ホームページ上でも「接種を推奨しない」といった記載がありました。
今回、11月26日に厚生労働省が正式に「HPVワクチン接種の積極的勧奨を再開する」と発表したために、各自治体も対応が変わってきているようです。
対応が迅速な自治体は、早速接種を促す通知を送ったり、接種を見送ってしまったために公費で受けられる期間を過ぎてしまった年齢の方に対してもキャッチアップで接種が可能にしたりといった対策を打ち出しているようです。
横浜市の対応は、まだはっきりしておらず、ホームページ上にも「横浜市としての対応を検討中です」としか書いてありません。
横浜市の方針の詳細はこちらをご参照ください→子宮頸がん予防接種について 横浜市 (yokohama.lg.jp)https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/yobosesshu/yobosesshu/hpv.html
おそらくは、現在高校1年生(3月までに接種しなければ自己負担での接種が必要になってしまう年齢)の方も含めて、公費対象となる期間が延長されるのではないかと考えられます。
報道に惑わされてしまって、迷っているうちに公費接種を逃してしまった、という方は、今後の自治体の方針についてアンテナを張っておくとよいかもしれません。
日付:2021年12月10日 カテゴリー:HPVワクチン
複数のワクチンを同時期に接種したい時
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複数のワクチンを同時期に摂取したい場合、ワクチンの種類によって前後にあけなければいけない期間が決まっています。
インフルエンザワクチンやHPVワクチンは、前のワクチン接種から1週間以上開けて次のワクチンを接種します。
コロナワクチンは、その接種前後2週間を開ける必要があり、なおかつ2回の接種の間にほかのワクチンを接種することができません。
日付:2021年11月6日 カテゴリー:HPVワクチン
健診で「筋腫があるかもしれない」と言われたら
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一般的な人間ドックや会社の健診で「婦人科健診」や「レディースドック」を受けた場合、「内診と子宮頚がん検診」のみが行われているか、それに「超音波検査」が加わったメニューになっていることがほとんどです。
超音波検査が含まれているかどうかは、健診メニューを確認するか、結果に「超音波検査」の欄があってそこに何か記載されているかを見ればわかります。
超音波検査が健診内容に含まれていれば、検査で子宮や卵巣の形・大きさを確認しています。なので、「子宮筋腫」とか「卵巣のう腫」といった、異常の有無がはっきりと記載されていることがほとんどです。
一方、超音波検査が含まれておらず、「内診=おなかの上から触るだけ」だけだった場合、「子宮筋腫の疑い」「筋腫様子宮」「卵巣腫瘍の疑い」など、白黒はっきりしない書き方で結果が返ってくることもあります。明らかに筋腫のこぶが触れる場合は、「子宮筋腫」と書いてあることもあります。
これらの指摘があった場合に、どのくらいの時期に「詳しい検査」を受けるために婦人科を受診すればいいのでしょうか?
症状がない場合で、健診で超音波検査を受けている場合は、卵巣の腫れなら3か月後、子宮筋腫なら4~6か月後に再度超音波検査を受けます。ただし、どちらもサイズが大きければ早めにMRIなどの詳しい検査が必要なこともありますので、健診時に何センチくらいなのか・受診を急いだほうがいいのかを確認しておくとよいでしょう。
内診のみで超音波検査を受けていない場合は、結果を受け取ったら早めに一度受診した方がよいと言えます。
健診では超音波検査をしていないので、あくまで「触ってみてそれが疑わしい」という状態です。特に、その指摘が初めてされるものである場合は、結果を受け取ったら1カ月以内に受診するようにしましょう。
日付:2021年11月4日 カテゴリー:女性検診
HPVは自然排出されません
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先日、HPVワクチンと子宮頸がん予防についての講演会の中で、HPVの自然史について新たな見解が述べられていました。「HPVは一度感染すると自然に体から排出される(消える)ことはない」というものです。
ネットにもよく、HPVは一度感染しても「免疫によって自然排出される」と書いてあるものをよく見かけるのですが、以前からこの説にかなり疑問を持っていました。
なぜなら、過去にHPVに感染したことのある人が、いったん検査で陰性化しても、その後新たな感染機会がないにもかかわらず再度陽性になるケースを何例も経験していたからです。
私自身も、何度か子宮頸部細胞診とHPV検査を組み合わせて検査を継続していますが、HPVが陽性になる時期と細胞診に異常が出る時期がずれていたり、いったん陰性化したHPVが、感染機会が全くないにも関わらず再度陽性になったりしています。
このことからも、検査でHPV陰性=ウイルスが体からいなくなった、というわけではないということがわかります。
検査で「陰性」となるのはあくまでウイルスの活動性が潜伏状態になったことを示しているにすぎず、ウイルスは体内に残っているのです。そして、何らかの原因でウイルスの活動性が再燃した時に検査をすると「陽性」になる可能性が高いと考えられます。
つまり、HPVにいったん感染したら、それはその先一生細胞に変化が起きてくるリスクを抱えることになるということです。
もちろん、感染した人の中で子宮頸がんに進んでいく人の割合は1000人に1人くらいですから、大部分の人が感染しても何ともなく過ごすことは可能です。
でも、HPVに感染する前にワクチンで感染そのものをブロックすることができれば、そもそもそのようなリスクを抱えることがなくなるわけです。
例え子宮頸がんにまではならなくても、HPV感染が明らかになったり、いったん「異形成」と診断されると、その先「がんになるかもしれない」という不安を抱え続けることになります。
そして、子宮頸がんになる人や子宮頸がんで亡くなる人が増えていることも事実です。
それを予防する方法があるのに、しかも、90%という高い割合で予防できるにもかかわらず、それを選択しないのは何のためなのか、それぞれが改めて考える時期に来ているのではないでしょうか?
日付:2021年10月12日 カテゴリー:HPVワクチン
HPVワクチン公費接種対象の方はお急ぎください!
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横浜市でも、ほかの自治体と同様に、小学校6年生~高校1年生までの女性は、公費で(無料で)HPVワクチンを接種することができます。
HPVワクチンについては厚生省のパンフレットをご参照ください。
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/yobosesshu/yobosesshu/hpv.files/0027_20201106.pdf
現在公費接種対象となっているHPVワクチンは、2価と4価のワクチンですが、いずれも合計3回の接種が必要ということになっています。
種類によって接種のスケジュールが若干異なりますが、1回目を接種してから6か月後に3回目を接種するのはどちらの種類も同じです。
接種の間隔を1週間程度早めることはできますが、大幅に早めることはできません。つまり、3回目の接種が次年度にならないようにするには、10月初旬に1回目を接種しておく必要があります。
現在中学3年生以下の方は急ぐ必要はありませんが、高校1年生の方は来年度になると公費接種の対象から外れてしまいます。
10月中旬以降に1回目を接種し始めると、3回目の接種が来年度(4月以降)になってしまうため、1回分だけ自己負担が発生してしまいます。
公費でHPVワクチン接種をお考えの、現在高校1年生の方は、できるだけ早く接種を開始なさることをお勧めします。
日付:2021年10月2日 カテゴリー:HPVワクチン
シルガード9は何歳まで有効?
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9価のHPVワクチン「シルガード9」が3月に発売されてから、当院でも延べ約80名の方が接種してくださっています。大半が17歳~25歳の公費接種期間が過ぎてしまった若い方です。
「公費の対象でない(自己負担が発生する)のであれば、予防できるウイルスの種類が多い方がいいので」という理由で、9価ワクチンを選択されます。
公費接種の対象年齢を過ぎても、ワクチンを接種する意味はあるのか?という疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんね。
HPVワクチンの効果は、HPVに感染する前に接種すれば何歳であっても十分な効果が期待できます。例えば、30歳であってもHPVに一度も感染したことがなければ10代で接種するのと同様の効果を得ることが可能です。つまり、性行為の経験がなければ何歳であってもワクチン接種をする意味があると言えます。
逆に、性行為の経験があると、接種する意味がなくなるのか?というと、必ずしもそうとは限りません。
海外のデータでは、性行為の経験があっても26歳までは接種が推奨されています。また、別の研究では45歳まではワクチン接種の効果があるというデータもあります。
もちろん、性行為開始前に接種した方が、より十分な予防効果が得られますから、年齢は関係なく、現時点でまだ感染リスクがない方は早めに接種しておくことをお勧めします。
ワクチンを接種するかどうか迷っているという方や、副反応や効果についてまずは相談してみたいという方向けに、ワクチン相談外来(自費相談)も設けておりますので、もっと詳しく話を聞きたいという方はよろしかったらご活用ください。
予約専用電話 045-440-5577
日付:2021年10月1日 カテゴリー:HPVワクチン
9価HPVワクチン「シルガード9」の接種を開始します
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2月24日発売の「シルガード9」の接種申し込みの受付を開始します。
薬剤を受注発注する関係で、予約は3月4日以降のお日にちで承ります。ご予約をいただいてから、薬剤を発注するため、予約日を1週間後以降でお願いいたします。
「シルガード9」については「9価のワクチン「シルガード9」について」の記事もご参照ください。
料金は、診察料等全て含めて、1回25000円(税別)となります。お支払いは、1回分ずつ接種の際にお支払いいただく形になります。
現時点では、「シルガード9」は公費負担の対象にはなっておりませんので、年齢にかかわらず全例自費での接種になります。薬剤の対象が、9歳以上の「女性」となっているため、当院では男性への接種は承っておりません。
受注発注のため、ご予約後のキャンセルはお断りしております。ご体調不良等による接種の延期は可能です。
また、接種するかどうかを迷っており、まずは相談だけしたという方のために、ワクチン相談外来を設けました。15分のご相談のみで、料金は初診料3300円となります。
医師からの説明を聞いた上で、最終的に接種を希望された場合は、相談当日の接種ではなく後日の接種となりますので、予めご了承ください。
ワクチンに関するお問い合わせ・ご予約は予約専用電話へお願いします。
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日付:2021年2月22日 カテゴリー:HPVワクチン,新着情報