婦人科の病気
生理不順の治療
生理不順は「薬」でないと治らない?(横浜 婦人科 女医 おすすめ)
無月経や月経不順の治療は基本的に「薬物治療」つまり薬によるものが中心になります。ただし、他のホルモンが悪さして二次的に月経不順になっている場合は、まず大元の病気を治療します。
例えば、月経不順の原因が、高プロラクチン血症だった場合はプロラクチンを抑える薬を飲んで治療します。高プロラクチン血症の原因が薬による副作用の場合は、その薬をまずやめますし、脳腫瘍の場合は腫瘍の手術を行うこともあります。
3ヶ月以上月経が全くない無月経の場合は、とにかくまず1度は出血を来させる必要があるので、ホルモン剤を1~2週間飲んだり筋肉注射でホルモンを補ったりして月経を起こすのが一般的です。
ただし、極端なダイエットによって月経が止まってしまった「体重減少性無月経」の場合は、出血がくること自体が体に大きな負担になってしまうので、例え3ヶ月以上月経が来ていなくても体重がある程度元に戻るまでは無理に月経をこさせないこともあります。体重減少性無月経の治療の基本は、まず体重を元に戻すこと。ある程度体重が戻れば、月経も自然に回復してくることがあります。
「ホルモン剤」は飲み続けなければダメ?(横浜駅 評判いい 近く 婦人科)
無月経の原因が一時的なストレスや環境の変化だったり、ホルモンバランスがまだ保たれている場合は、薬で1回月経を来させた後はしばらく基礎体温をつけるだけで様子を見てもいいでしょう。いったん出血を来させたら、その後はまた規則的に月経が来るようになることもあります。
逆に、元々月経不順だった人がとうとう全く月経が来なくなったというパターンや、血液検査で女性ホルモンが極端に少なくなっている場合は、少なくとも3ヶ月間は薬を続けてその後もきちんと月1回の出血が来るようにした方がいいでしょう。
月に1回のペースで定期的に出血を起こすことにはとても大事な意味があります。月経は子宮のお部屋の中で厚くなっていった「子宮内膜」が月に1回はがれて体の外に出てくる現象です。つまり毎月子宮の中を大掃除しているようなものです。
月経不順や無月経で、この子宮の大掃除が定期的にできなくなると、子宮の中では古くなった「子宮内膜」がたまってしまうことがあります。そうすると、子宮内膜に変化が起きやすくなって「子宮体癌」のリスクになってしまいます。
ホルモン療法の基本は「ピル」(女医だけ 婦人科 横浜)
薬で月経を起こす方法は、低用量ピルや超低用量ピルを使うことが増えてきました。ピルは1錠の中に必要な女性ホルモン2種類が含まれている合成のホルモン剤です。確実な避妊にもなりますし、飲み方も簡単で月経も楽になるので、生理不順だけではなく生理痛やPMSが気になっている場合にも活用できます。
他にも、2種類のホルモン剤を組み合わせてホルモンを補う「カウフマン療法」という方法があります。いずれにしても、本来卵巣から出るべき女性ホルモンを飲み薬で体の外から補うことによって、月経と同じ出血を起こすわけです。
月経不順で無排卵になっていても、すぐの妊娠を希望していなければ基本的には排卵誘発剤は使いません。卵巣が疲れているから月経不順になっているのに、その卵巣に鞭打って無理やり排卵させるのは卵巣にとってはかなりの負担になってしまいます。
ただ、妊娠を目指してる方の場合は、何とかして排卵するようにしなければ妊娠は望めませんから、初めから排卵誘発剤を使ってとにかくきちんと排卵するように治療を進めていきます。
月経は不規則だけれど60日以上は間があかないとか、ホルモンが少なめだけどある程度保たれているという場合は、ホルモン剤を使うのではなく、体を温めたり血液の流れをよくする漢方薬を飲んで様子を見ることもあります。
漢方薬を飲むだけでなく、生活習慣の改善も一緒にしていくことで、卵巣の働きが戻りやすくなります。生活改善のポイントは、適切な体重を保つ・バランスの良い食事をとる・適度な運動をコンスタントにする・湯船に毎晩30分以上ゆったりつかる(シャワーで済ませない)・ストレスをためない・禁煙する、などです。
月経不順は体からのSOSですから、無視せず今の生活を見直すきっかけにしてみてください。
日付:2026年5月23日 カテゴリー:婦人科の病気,生理不順
卵巣がんの初期症状
卵巣がんは早期発見しにくい?(横浜 婦人科 女医 おすすめ)
卵巣は、子宮の両側に左右1個ずつある、親指の先くらいの小さな臓器です。この卵巣から、2種類の女性ホルモンが分泌されています。
卵巣は別名「沈黙の臓器」と呼ばれており、卵巣にできた病気は自覚症状が出にくいために早期発見しにくいのが特徴です。
卵巣にできる悪性腫瘍、つまり「卵巣がん」は、40代から増えて50~60代で最も多く見受けられる女性特有のがんです。初期には症状は出にくく、中には、かなり進行した卵巣がんでも卵巣の大きさそのものは正常と同じというケースもあるため、初期に見つけるのがとても難しいがんです。
卵巣がんの初期症状は、ほぼ「ない」と考えた方がよいでしょう。
卵巣がんは早期発見が難しい?(横浜駅 婦人科 女医 おすすめ)
卵巣がんをどのように早期発見できるのかを検証したデータはいくつかありますが、いずれも有効な方法が確立されいません。
海外のデータでは、自覚症状がない人に定期的に超音波検査をすることで、卵巣がんによる死亡リスクが下げられるかどうかを検証しましたが、検査をしてもしなくても「差がない」という結果でした。
では、卵巣の確認のために超音波検査をすることは「意味がない」のでしょうか?前述の検証は、あくまで「何も症状がない人」についてのデータです。
腹痛・腹部の違和感・腹部の張り・便通の変化など、何らかの腹部症状がある人の場合、むしろ超音波検査は「した方がいい」と言えます。
卵巣がんの症状はほとんどありませんが、初期で見つかるケースもあります。なんとなくのおなかの違和感や、ちょっとした生理不順などを放置せず、「念のため」で検査をしたらたまたま見るかるということもあるのです。
卵巣がんの早期発見のために超音波検査は受けた方がいい?(横浜市 評判いい 婦人科)
少なくとも、次のようなケースでは、婦人科で超音波検査を受けた方が安心です。
*月経痛がひどい
*月経期以外の出血がある
*月経期以外の腹痛がある
*時々下腹部の鈍痛や違和感が気になる
*便秘がち
*お腹の張りやガスのたまりが気になる
*内膜症で卵巣が腫れていると言われている
また、低用量や超低用量のピルを服用することで、卵巣がんのリスクを下げられるというデータがあります。毎月の排卵が抑えられるため、排卵に伴う卵巣のダメージを防ぐことができるからです。
卵巣がんは40歳以上の方に増えてくるものですが、成熟奇形腫や内膜症によるチョコレート嚢腫は若い方でも発生することがあります。
少しでも気になる症状があれば、婦人科超音波検査を受けるようにしましょう。
日付:2026年5月21日 カテゴリー:卵巣がん・卵巣のう腫
生理不順はピルをやめたら元に戻る?【横浜駅近くの婦人科】
ピルは生理を整える作用がある?(横浜 評判いい 婦人科 女医)
生理不順(月経不順)の治療は、大きく分けると漢方薬を使った間接的な治療と、ピルや黄体ホルモン剤を使ったホルモン治療に分けられます。
最近は、保険で使えるピルの種類が増えてきたこともあり、生理不順の改善目的でピルを処方されている方も多いのではないでしょうか?
ピルを飲むと、女性ホルモンがバランスよく補われた状態になりますので、定期的に出血が来るようになります。そのため、生理の周期を整える方法のひとつとして、ピルは有効です。
また、多嚢胞性卵巣症候群や排卵障害で、ホルモンがアンバランスになっていた場合は、それらを整えてくれる作用もあります。ピルの種類によっては、男性ホルモンを抑える作用もあります。男性ホルモンが高くなりすぎている場合は、その影響でニキビや多毛などの「男性化兆候」が表れることがあります。男性ホルモンを抑える作用があるピルは、それらの症状の改善も期待できます。
ピルは排卵を改善させる?(横浜駅 おすすめ 近くの 婦人科 土曜日)
ピルを服用している間は、排卵は抑えている状態になりますので、厳密な意味で「排卵を促す治療」にはなりません。
ピルで排卵を抑えることで、一時的に卵巣をお休みさせてあげることができるので、ピルをやめた後の排卵が起きやすくなる可能性はあります。
よく、「ピルを飲んでいれば生理は来るけれどピルをやめたら生理不順になるので、ピルは生理不順を改善しているわけではないのですか?」という質問を受けることがあります。
ピルは、「飲んでいる間はホルモンバランスを整えて、定期的に出血を来させることができる」ものです。
ピルを飲んでいる間に、男性ホルモンが下がったり、LHとFSHのアンバランスさが改善したり、卵巣の「排卵しにくさ」が改善すれば、ピルをやめた後も月経は順調に来るようになります。
逆に、ピルを飲んでも、卵巣そのものの働きが改善しなかったり、「排卵しにくさ」が続いていると、ピルをやめた後に生理不順の状態に戻ってしまいます。
ピルを飲むことによって、その後の排卵が起きにくくなったり、不妊症になるという心配はありません。通常は、服用を中止したら、服用前より排卵しやすくなっているか、「服用前のまま」かのどちらかです。
ピルはいつまで飲まなければいけない?(横浜市 おすすめ 婦人科 女医)
生理不順の治療目的でピルを飲む場合、できれば6クール(6シート)は継続した方がベターです。
ホルモンのアンバランスさを整えたり、将来的な子宮体癌のリスクを下げるには、6か月は継続して治療した方が効果的だからです。
10代の方が、ピルで生理不順の治療を行う場合は、6か月以上継続した後にさらに継続するのかいったん中止するのかを相談して決めます。受験や部活のスケジュール的に、生理がいつ来るのかがはっきり分かったり、生理の日を調節できた方が便利な期間中は、ピルを継続しておいた方がよいでしょう。
20~30代の方で、避妊も必要という場合は、6か月でピルをやめずにそのまま避妊もかねてピルを継続することをお勧めしています。
避妊が不要になった時や、妊娠を希望した段階でピルをやめた方が、トータルのメリットは大きいと言えます。
ピルで生理不順は治らない?(横浜 評判いい 婦人科 女医)
ピルで、ひとまず定期的に月経が来るようにしたり、足りないホルモンを補うことは重要です。
特に、多嚢胞性卵巣症候群で月経が不規則になっている場合、ピルで定期的に出血を来させておいた方が、将来的な子宮体癌のリスクを下げることにつながります。
ただ、ピルを飲むと同時に、「なぜ生理不順になったのか」を考えて、食事や生活習慣を見直したり、適切な体重にコントロールしたりすることも重要なのです。
ピルをやめた後にすぐに生理不順に戻ってしまう場合は、何を改善すれば自然な生理が定期的に来るようになるのかを、生理不順の原因から逆算して考えてみるとよいでしょう。
日付:2026年5月21日 カテゴリー:生理不順
ピルの連続服用と周期投与はどちらがよい?【横浜の婦人科】
ピルを休薬しない連続服用とは?(横浜駅 おすすめ 近くの 婦人科)
月経困難症つまり生理痛の治療薬として発売されているピルには「低用量」と「超低用量」があり「超低用量」のピルには「周期投与」と「連続投与」という2種類の服用方法が選択できるタイプがあります。
ピルは婦人科以外でも処方してもらえますが、「どの種類がいいのか?」「どういう飲み方がいいのか?」なども相談したい場合は、産婦人科でピルを処方してもらった方がいいかもしれません。
「周期投与」は、「周期的に月経様出血(消退出血と言います)を起こす」方法で服用するという意味です。21日間実薬を服用し、7日間休薬するか、24日間実薬を服用し4日間偽薬を飲むことによって、28日サイクルで定期的に消退出血を「来させ」ます。
一方、「連続投与」は、実薬を服用する期間を引き延ばすことによって消退出血の間隔を28日よりも延長して「年間の出血回数を減らす」方法です。
具体的には、実薬を77日間服用して7日間休薬するタイプと、実薬を最長120日まで連続服用して4日間休薬するタイプがあります。簡単に言うと、毎月休薬せず、3~4か月に1回休薬することで、消退出血の回数を年間3~4回に減らすことができるということです。
連続投与のメリットは?(横浜市 婦人科 評判いい 女医 土曜日)
毎月ピルを休薬する「周期投与」のメリットは、「生理が毎月来る」ことで安心感を覚える方にとっては「周期が整う」というメリットがあります。また、毎月出血を確認することで「妊娠していないことの確認」をしている人にとっても、周期的に出血があることが安心につながるでしょう。
しかし、医学的には毎月出血を「わざわざ来させる」メリットはなく、むしろ、トータルの出血量が増えたり、毎月痛みを感じることによるデメリットの方が大きくなる可能性があります。
実際、内膜症のリスクはトータルの出血量と比例して高くなるというデータもありますので、毎月出血を来させるより年間3~4回の出血で済ませた方が内膜症リスクも減らすことができるのです。
ピルを休薬せずに次のシートを飲む「連続投与」のメリットは、出血回数を減らすことによって、月経前後の不調を感じる回数を減らし、貧血も予防でき、内膜症リスクも下げることができるという点が挙げられます。
ピルを飲んでいても、PMSの症状が休薬前から休薬中に出てしまうという場合も、休薬の回数を減らすことによって、不調が出る期間を減らすことが可能です。
休薬しないデメリットは?(横浜市 おすすめ 婦人科 女医 土曜日)
休薬せずに飲み続けるデメリットとしては、連続服用している途中で不正出血が起きてしまうことがあるという点です。長期間服用し続けることによって、途中の不正出血は起きにくくなりますが、患者様のお話からの印象ですと、飲み初めの3~6カ月間は「3シート連続しようと思ったけれど途中で出血してしまった」といったことが起こりうるようです。
どのくらいまで飲み続けると出血が起きるのか、自分のリズムがつかめてくると、思わぬ出血が起きる前に休薬をとったりしてうまくコントロールしていけます。
よく、「出血が来ない間は子宮の中に『不要なもの』がたまっていくのですか?」ということを質問されますが、ピルの働きとして出血の元となる「内膜」を「厚くさせない」という効果があります。なので、飲み続けている間も子宮の中に内膜が「たまらない」ようにしているのです。
毎月子宮から出血させないと、余分な血液がたまったり、体の中に「デトックスできない」ものがたまる、という心配は全くありません。そもそも、生理の時に出てくる血液は、子宮内に作られた「内膜」であって、体内にたまった「毒素」ではありませんので、月1回の出血で「デトックス」しているわけではないのです。
実際、28日周期で出血を来させていた時よりも連続服用した時の方が出血量が減ってきたという方の方が多いので、「3カ月出血を止めていたら3か月分たまりにたまった分がどっと出るのではないか」という心配は不要です。
当院では、すべての種類のピルを処方しています。
ピルの種類も徐々に増えてきていますから、ぜひご自身のライフスタイルに合ったピルをチョイスしてみてくださいね。
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日付:2026年5月20日 カテゴリー:生理痛
ピルは生理痛に効かない?生理痛のホルモン治療の効果【横浜 評判いい 婦人科】
生理痛の治療にピルは有効?(横浜市 婦人科 女医 おすすめ)
漢方では効果がイマイチだったり、月経量が極端に多い人の場合有効なのが低用量ピル・超低用量ピルです。
ピルは卵巣から出ている2種類の女性ホルモン(卵胞ホルモンと黄体ホルモン)が合成されて作ってあるホルモン剤で、元々は避妊のために作られたものです。避妊目的、つまり「健康な女性が長期間使う」ということを前提に開発されたものなので、普通の薬よりも非常に厳しく安全性をチェックしてあります。
ピル=副作用、というイメージがあるかもしれませんが、実際は「ピルを飲んではいけない人」に当てはまっていなければ、大きな副作用はなく、長期間安全に飲める薬です。
ピルはなぜ生理痛に効く?(横浜市 婦人科 女医)
ピルを飲むと、だんだん月経量が少なくなってきます。これは、ピルに「子宮内膜」をあまり分厚くさせない作用があるからです。ピルに含まれている「黄体ホルモン」が、子宮内膜に働きかけて、内膜の厚みを薄く保ちます。
痛みの伝達物質=プロスタグランジンを作る場所である子宮内膜が薄いままだと、プロスタグランジンはあまり作られないので痛みも軽くなります。しかも出血が少ないと子宮があまり強く収縮しないので、さらに痛みは出現しにくくなります。
ピルは子宮内膜症が進むのを防いだり、粘膜下筋腫で出血量が増えてしまうのを防いだりする働きもあるので、これらの病気があって生理痛がひどくなっている人にもとても有効です。
ピルを飲んでいるのに生理痛がひどい場合(横浜市 評判いい婦人科)
ただ、内膜症のせいで生理痛がひどくなっている人の場合、ピルだけでは効果が不十分なこともあります。ピルを飲んでいるのに生理痛がひどい、または、ピルを飲み始めてからの方が生理痛がひどくなったという方もいらっしゃいます。
ピルで出血のコントロールはしっかりできているという場合は、ピルを連続服用することによって、生理の回数そのものを減らしていくというのも一つの方法です。生理が来ると痛いけれど、その回数が年に3~4回であれば、日常生活には大きな支障をきたさずに済むという場合は、連続服用できるピルを選んでみるとよいでしょう。
ピルを3ヶ月以上飲んでも痛みが改善しない場合は、黄体ホルモン剤や月経を止める治療に切り替えていった方がいいこともあるので、主治医とよく相談してみましょう。
内膜症や筋腫がある人は、手術という選択肢もあります。特に、粘膜下筋腫や子宮腺筋症の場合、その病変部分を切り取ることでずい分楽になることもありますから、手術以外の治療がどれも無効だった場合はやはり手術を考えていった方がいいでしょう。
ピルを中止すると生理痛は元に戻る?(横浜駅近く おすすめの婦人科)
ピル中止後の生理は、
*ピル服用中よりは痛いけれど痛み止めが要らないくらい
*最初の3か月くらいは軽いけれど徐々に元の痛みに戻る
*中止して次の生理からかなり痛い
のだいたい3パターンです。
2番目や3番目のケースでは、ピル再開を希望されることが多いので、休薬後の再開時に血栓症リスクに注意が必要なことをご説明した上で、再開していただきます。
理想的には、ピルを服用中に、生理痛の原因となるような生活習慣を改善して、ピルをやめた時に「元に戻る」ことを防いでいけるのがよいでしょう。
日付:2026年5月14日 カテゴリー:婦人科の病気,生理痛
おりものが増えたら性病?【横浜市の婦人科】
おりものが多い=性病なのなの?(横浜駅 おすすめ 近くの 婦人科)
おりものに変化があると、性行為の経験がある方の多くが「性病ではないか」と心配して受診なさいます。
特に、性行為後から症状が出たりすると余計に心配になってしまいますよね。
受診なさる方の訴えで多いのも、「おりものが増えた」「おりものの色がいつもと違う」「おりものの臭いが強くなった」「痒みが気になる」といったものです。
おりものに変化が起きる病気は
クラミジア性子宮頚管炎
淋菌性子宮頚管炎
トリコモナス腟炎
マイコプラズマ感染症
といった、いわゆる「性感染症=性病」と
細菌性腟炎=大腸菌や溶連菌などの雑菌による炎症
カンジダ腟炎=カンジダという真菌(カビ)による炎症
といった、性行為とは関係ないものがあります。
かゆみ=性病とも言えない(横浜市 評判いい 婦人科)
痒みが強いからと言って必ずしも「重症」であったり「性病」である可能性が高いわけではありません。
むしろおりものの量はそれほど多くはないけれどクラミジアに感染していたりするケースもあります。
また、強いかゆみとぽろぽろしたおりものが出たから「カンジダの症状」だと思っていたら、クラミジアも併発していたというケースもあります。
自覚症状だけで何の病気なのかを判断することは困難なのです。
「性病」かどうかは検査をすれば分かります(横浜駅 評判いい 近くの 婦人科)
いつもよりおりものが多いなと感じたり、臭いが強いかもと思ったら、早めに婦人科で検査を受けるようにしましょう。
主な検査は、おりものをぬぐい取って調べる「培養検査」や「抗原検査」です。
おりものはそれほど気にならないけれど、かゆみやしみる感じが強い場合、性器ヘルペスの可能性があるため、血液検査を行ったり、皮膚表面をこすって抗原を調べる検査を行う場合もあります。
性行為の経験がある方の場合は、「おりものや痒み」が出たら必ず「内診」は必要になります。
性行為の経験がなくても、カンジダ腟炎や細菌性腟炎になることはあります。この場合は、「内診」は行わず、外陰部の皮膚の状態を目で見て確認(視診)したり、表面に付着しているおりものを綿棒でぬぐい取って検査を行います。
性行為の経験がなければ、「内診」はしませんので安心して受診してくださいね。
「性病」の予防は定期検査とコンドーム(横浜市 おすすめ 婦人科 女医)
また、性行為の時に、「毎回」「正しく」「初めから終わりまで」コンドームが使用できているかどうかを改めて確認してることをお勧めします。
万が一どちらかが性感染症に感染していると分かったら、必ず2人そろって「治療」を受けるようにしましょう。たとえどちらかの検査が「陰性」でも、「偽陰性」の可能性がありますので、きちんと治療を受けた方が安心です。
日付:2026年5月12日 カテゴリー:性病
かゆみやおりものは性病?
外陰部のかゆみが「性病」とは限らない?(横浜駅 おすすめ 近くの 婦人科)
外陰部の痒みは、カンジダ腟炎などの雑菌による炎症が原因となる事もあれば、ナプキンかぶれやかみそり負けなど物理的な刺激によるものが原因となる事もあります。
もちろん、ヘルペスなどの性感染症によって皮膚の症状が出ていることもありますが、どちらかというと雑菌が原因となっているケースの方が多くなります。
最近は、VIOの脱毛を受ける方も増えてきているので、脱毛前の自己処理や光脱毛後の乾燥などで痒みを引き起こしてしまうケースもあるようですね。
外陰部に症状が出ると、「性病なのではないか?」という不安を抱える方もいらっしゃいます。
痒みと一緒に、おりものの異常もでたりすると、いろいろ心配になるかもしれません。
実際は、痒みを引き起こす原因として多いのは、カンジダ腟炎や接触性皮膚炎なので、「性病」であるケースはどちらかというと少ないのですが。
時々、痒みが気になるということで検査を行うと、クラミジアやヘルペスが陽性で出る場合もあります。
自覚症状が出にくい性感染症(性病)もあるので、症状の有無や、どのような症状があるかだけで、性感染症の可能性について判断することはできません。
外陰部の痒みに市販薬を使ってもよい?(横浜市 評判いい 女医だけ 婦人科)
外陰部の痒みに対して使用できる市販薬があります。
これらは、ドラッグストアで自分で購入できるものです。
「デリケートゾーン用」と書いてある軟膏は、多くの場合、かゆみを抑える成分がメインの軟膏です。塗ると少しスースーする感じが出るものもあるので、塗った時に刺激が強いと感じたり、逆にしみてしまう場合は使用を控えましょう。
また、明らかにカンジダによる痒みだとわかる場合は、カンジダ腟炎やカンジダ皮膚炎に対する腟剤や軟膏も市販されています。薬局薬剤師さんに相談して、選んでもらってもよいでしょう。
市販薬の中にも「ステロイド」が含まれているものもあります。ナプキンかぶれなどで、炎症がひどくなっている場合は、ステロイドが含まれたものを使用することもありますが、外陰部にステロイドを長期に使用することはあまりお勧めできません。
いずれの市販薬を使用する場合も、3~4日で症状が改善しなかったり、塗ったら悪化してしまう場合は、すぐに婦人科を受診しましょう。
受診が必要なおりものの異常は?(横浜駅 評判いい 近くの 婦人科)
もちろん、以下のような症状があれば、直ちに受診することをお勧めします。
・痒み
・おりものが多い
・おりものが臭う
・おりものに血液が混ざる
・おりものの色がいつもと異なる
・外陰部がひりひりする
・外陰部にできものができている
たとえこれらの症状がなくても、コンドームを使わずに性行為を行う機会があったり、パートナーが変わったりした時には、定期検査として性感染症の検査を受けておくと安心です。
検査をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
また、セルフチェック(自己検診)キットで陽性が出た場合の治療も承っております。
検査結果がわかるものをご持参いただきましたら、当院で同じ検査を行うのではなく、まず治療を行ってから、治療後の再検査のみを行います。セルフチェック後の治療も保険診療で対応できますので、安心して受診なさってください。
◆◆◆当院はGME医学検査研究所の提携医療機関です◆◆◆
妊活中にとった方がいいサプリメント(栄養素) 葉酸サプリは飲まない方がいいの?
★★妊活中はどのような栄養を意識すべき?★★(横浜市 おすすめ 婦人科)
妊活を開始すると、栄養のバランスや生活習慣など、いろいろ気にするようになった、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
妊活中の人が意識した方がいい栄養素は、「鉄分」「亜鉛」「葉酸」です。
<鉄分>
「鉄分」は、不足すると鉄欠乏性貧血になります。また、鉄分不足だと妊娠率が低下するため、妊活中には要チェックな栄養素です。
月経がある女性は、毎月血液を失うため、鉄分が不足しがちです。
普通の健康診断で、貧血かどうかを見るときは「血色素(ヘモグロビン)」の値を見ますが、体内の「蓄え」としての鉄分が足りているかを見たい場合は「フェリチン」という項目をチェックします。
実は、血色素が正常でもフェリチン値が低い「隠れ貧血」の人がとても多いのです。
妊娠を望む人の、血中のフェリチンの数値は、どのくらいが適切なのでしょうか?
報告により多少バラツキがありますが、最低でも30ng/mLから50ng/mLは必要という報告や、常時50ng/mL程度以上に維持した方がよいという報告があります。
そのため、妊活中の方は、フェリチンを40ng/mL以上を目安に、鉄分を摂取していただくことが多いです。
食物に含まれる鉄には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があります。日本人の食べる食材には非ヘム鉄が多く含まれますが、吸収率が高いのは肉や魚に含まれるヘム鉄です。
非へム鉄:
野菜や海藻などの植物性食品に含まれ、吸収率は5%以下と低い。食物繊維や、コーヒー・お茶に含まれるタンニンが吸収を阻害する。
非ヘム鉄が多い食材はほうれん草、きくらげ、プルーン、海草類など。
ヘム鉄:
肉や魚などの動物性食品に含まれ、吸収率は10~30%と、非ヘム鉄の5~10倍も吸収される。
ヘム鉄が豊富な食材はレバー、赤身肉、牛肉、鶏肉、鰹、マグロ、イワシ、煮干し、せんまい、あさりなど。
吸収率の高いヘム鉄を含む食材を、意識して摂取していただくのですが、食事だけでは十分量摂取するのが難しかったりします。
なので、足りない分はサプリメントで補う必要があります。
当院で扱っているサプリメントでも、一番ニーズがあるのが「ヘム鉄」です。
<亜鉛>
亜鉛も、妊娠には重要な役割を持っています。
亜鉛と聞くと、男性の妊活にとって重要な栄養素として思い浮かべる方も多いと思いますが、実は、女性の妊活にとっても大事な栄養素と言えます。
亜鉛は成人の体内に約2g含まれます。成人ではそのほとんどは筋肉と骨中に含まれますが、皮膚、肝臓、膵臓、前立腺などの多くの臓器に存在し、さまざまな酵素のサポートをしています。
亜鉛は、卵胞刺激ホルモンや黄体化ホルモンの働きを高めてくれます。亜鉛が不足すると、性腺機能障害を引き起こし、妊娠しにくくなります。排卵や着床に関係する多くのホルモンに亜鉛が必要不可欠と言えます。
亜鉛は細胞分裂にも関係するので、不足する事で、精子・卵子の細胞分裂にも影響があります。
亜鉛が不足すると、疲れやすい、やる気が出ないなどの「うつっぽい」症状が出ることがあります。
通常の健康診断では、亜鉛の値は見ませんので、病院で採血する際に亜鉛も採血項目に入れてもらうと確認できます。
亜鉛は、カキやカタクチイワシなどの魚介類に多く含まれます。また、牛肉も亜鉛を多く含む食品です。
なので、動物性たんぱく質が不足しがちな食事をとっていると、亜鉛不足になりやすいのです。
亜鉛も、薬やサプリメントで補うことが可能ですが、過剰摂取は弊害が出ることがあります。
補充する場合は、定期的に採血をして、摂取量の調整をしましょう。
<葉酸>
葉酸は、妊活中の方にはお馴染みの栄養素ですね。
妊娠を希望する女性は、胎児の神経管閉鎖障害発症リスク低減のために十分な葉酸摂取(400μg/日)が必要となります。
神経管閉鎖障害は、お母さんのお腹の中で赤ちゃんの脳や背中の神経が作られる途中で発生する、先天的な異常です。発生すると、運動機能や排泄機能に不具合が出たり、命に関わることもあります。
神経管閉鎖障害を予防するには、少なくとも妊娠1ヵ月以上前から妊娠3ヵ月まで、1日400μg以上の葉酸摂取が有効です。
しかし、非妊娠時の 30 歳未満の女性の葉酸摂取量は 300μg/日にも達しておらず、葉酸の摂取源の一つである緑黄色野菜の摂取量も十分ではありません。
葉酸は、水溶性のビタミンなので、蓄積率が低く、とり過ぎる心配はほとんどありませんが、毎日摂取する必要があります。
そのため、厚生省は、妊娠を希望している女性は「普通の食事に加えて」、葉酸を1日400μg摂取することを推奨しています。
つまり、妊娠を希望したら、葉酸のサプリメント摂取は必須であるということです。
もちろん、バランスのよい食事を心がけることは不可欠です。食事に加えて、1日400μgの葉酸をサプリメントで摂取しましょう。
葉酸サプリメントを飲み始める時期ですが、「妊娠1ヵ月前から」摂取するというのは、理論上無理なので、妊活を開始したらすぐに飲み始めるのがよいでしょう。
妊娠3ヵ月までは、摂取し続けるものですから、妊娠中でも飲める成分のものを選ぶと安心です。
日付:2026年2月13日 カテゴリー:不妊症
「自然分娩の方が愛情が深い」はホント?
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以前、小学校の教諭が授業で「自然分娩の方が子どもへの愛情が強くなる」といった内容の発言をして、保護者からの批判が相次いだという報道がありました。様々な背景を持つ子どもがいるわけですから、誤解を招いたり一部の子どもに不利な感情を抱かせるような発言は慎むべきだとは思います。でも、この発言に対して「自然分娩でも帝王切開でも子どもはかわいいはず!誰だって自分の子どもに愛情はわくもの!」と声高に言ってしまうことに、私自身はとても抵抗を感じました。
なぜなら、実際に分娩様式によって「愛し方・愛され方」が変わってしまう可能性があるからです。
論文にもあるように、選択的帝王切開で分娩したお母さんの方が自然分娩の場合に比べて愛着形成に不利な場合があるという事実もあります。
もし、実際に帝王切開で分娩された方が「どうしてこんなに子どもを愛せないんだろう」と悩んでいたとしたら、「分娩方法なんて関係ないのよ。みんな子どもはかわいいんだから」なんて言われたら返って追い詰められてしまうのではないかと思うのです。
むしろ、分娩様式によって異なる「愛し方・愛され方」があるのだということを理解できるように促して、それを修正できるようにしてあげた方がお母さんにとっても赤ちゃんにとっても幸せだと思います。
実のところ、私自身は「自然分娩の方が愛情が深くなる」という発言が「真実」かどうかにはあまり興味がありません。例え自然分娩の方が愛情が深くなるという事実があったとしても、自然分娩で産まれた人には「だからあなたはこんなに愛されているのね」と伝えることもできますし、帝王切開で生まれた人には「それでもお母さんはより一層の愛情が注げるように頑張ってくれたんだね」と伝えることもできます。
事実よりも、そのことを「どのように解釈するのか」の方がずっと重要なのです。小学校の教諭は「自然分娩の方が」と言っているだけで「帝王切開で生まれたら愛情不足になる」とは一言も言っていません。なのに、周りがこんなに過剰に反応するということは、この教諭の言葉を勝手に「帝王切開の人を愛情不足だと言っている」と解釈してしまっているわけです。なぜかというと、潜在意識の中に「本当はそうなのではないか」という不安があるからです。
「え?産み方なんて関係ないよ」と心の底から感じている人は、そもそもこの言葉に過剰反応はしないでしょう。
クリニックの患者様の中にも、何人かは「分娩時の記憶」が今の体調不良を引き起こしているという方がいらっしゃいます。
どんな薬を使ってもPMSの症状が消えないという方に、PMSのチェックシートを記入していただいたら「自分は混乱しやすいと感じていた」「自分の体や人生をコントロールで来ていないと感じていた」「自分のことなのに人に決めてもらうことがよくあった」といった項目が全て該当していました。なぜこんなにも人生のコントロール権を放棄してしまっているのか疑問に思い、分娩様式を伺ったら「病院の都合で帝王切開になった」とのことでした。自分のタイミングではなく「病院の都合で」「帝王切開でいきなり母親から離された」という分娩時の記憶は、現在出ているPMSの症状のベースとなりうるものでした。
これらの分娩方式による影響は、カウンセリングの手法を用いれば簡単に改善できます。なので、自然分娩にこだわる必要はありません。
私が「分娩様式は大事だけれどこだわらなくて大丈夫」という理由はそこにあるのです。具体的な方法は、ワークショップやカウンセリングでお伝えしていけたらなと考えていますが、将来的には「誰でも母子で」それをクリアにする方法を世の中に送り出していく予定です。
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おすすめの葉酸サプリメントや産後サプリメントについてはこちらのページもご参照ください。
→「葉酸サプリおすすめ12選!いつから飲めばいい?妊娠・妊活中の効果や料金など選び方を解説」
→「産後サプリのおすすめ11選!授乳中に飲んではダメ?必要な栄養素や選び方を紹介」
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日付:2023年6月15日 カテゴリー:妊娠中のトラブル,日々の雑記
妊娠中のトラブル~出血~
妊娠初期から産まれる直前まで注意が必要なのが、「性器出血」です。
妊娠中は子宮の出口がもろい状態になるので、ちょっとした刺激で出血しやすくはなるのですが、基本的にまったく出血しないのが正常な状態です。
夫婦生活の後に少量の出血があった場合は、物理的な刺激によってもろい部分から出血したという可能性もあるので、あまり心配ないケースがほとんどですが、切迫流産や切迫早産でないかは確認しておいた方が安心です。
妊娠初期は、切迫流産の症状として少量の出血が見られることはしばしばあります。
赤ちゃんが順調に育っていて、お腹の痛みがなければ、まずは安静にして様子を見ます。
出血量が多かったり、胎盤と子宮の壁との間に出血がたまっていたりする場合は、入院が必要になることもあります。
安定期以降に出血があった場合は、子宮の出口が開いたりしている可能性もあるので、すぐに受診が必要です。
万が一子宮の出口が開いていたら、子宮の収縮を抑える治療や安静のための入院が必要になります。
性器出血があった場合に、どのくらいの安静が必要なのかは、出血の程度や週数にもよりますが、お仕事をしている方は完全に止血するまでは仕事を休み、日常生活の動作も自分の身の回りのことをするまでにとどめるというのがひとつの目安です。
家事も最低限にして、食事やトイレや入浴以外はできるだけ横になるか座っておくという状態ですね。もちろん、夫婦生活は厳禁です。
少しでも出血があれば、自己判断で様子を見ずに、まずは分娩予定の病院に問い合わせるようにしましょう。
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おすすめの葉酸サプリメントについてはこちらのページもご参照ください。
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