婦人科の病気
おりものが臭う・色が濃い・茶色い・量が増えた・・・全部要注意!
性病検査はどんな時に必要?(横浜市 婦人科 女医 おすすめ)
最近、性感染症の検査で異常が出る方が少々増えてきています。中には、「ちょっと痒いだけ」という症状で念のため調べてみたらクラミジアが陽性だったというケースもあるので(通常クラミジア感染で痒みは出ません)、症状の有無にかかわらず定期的な検査をお勧めしたいところではあるのですが。
職業的に定期検診が必要なケースを除くと、なにも症状がないのに性感染症の検査を定期的に受けています、という方はまれでしょう。通常は、かゆみやおりものの異変など、何か気になる症状が出て初めて婦人科にいらっしゃいます。
痒みはないけれどおりものが増えたり臭いがきつくなったりした場合や、おりものに出血が混ざっていた場合は、できるだけ早く受診した方がよいでしょう。
一時的におりものが増えて自然に治ることもありますが、それが単なる雑菌による症状だったのか性病だったのかは、症状や経過だけで判断することはできません。
女性の性病で最も多いのは「クラミジア」(横浜市 評判いい婦人科)
女性の性感染症の中で最も頻度が高いのは「クラミジア頚管炎」ですが、実はクラミジアに感染していても6~7割の方は無症状というデータもあるくらい、自覚症状が出にくい感染症です。
症状が出るとしたら、下記のような症状が一般的です。
おりものの臭いが強くなった
おりものの量が増えた
おりものの色が濃くなった
おりものに血液が混ざる
腹痛や性交痛が気になる
これらの症状が少しでも気になったら、様子を見るのではなく直ちに婦人科を受診しましょう。
また、性感染症を予防する方法はコンドームを「最初から最後まで正しく使用」するしかありません。
たとえパートナーが1人だけでも、結婚していても、相手が感染していたらうつるのです。
妊娠を希望している時以外は、必ずコンドームを「正しく」使いましょう。また、妊娠をする場合は、「コンドームを外す前に」お互いに一通りの性感染症の有無をチェックしておくことをお勧めします。
性病検査は何をする?内診は必要?(横浜駅 近くの 婦人科 おすすめ)
一般的に「性病検査」として行うのは、「おりものをぬぐい取る検査」と「血液検査」です。
おりものの状態を見たり、それをぬぐい取って検査に出すため、内診が必要です。
その他に、外陰部の状態を目で見る「視診」を行います。
それぞれの検査で分かる病気は以下のようなものです。
*おりものの検査⇒クラミジア・淋菌・トリコモナス・マイコプラズマ
*血液検査⇒梅毒・B型肝炎・C型肝炎・HIV・ヘルペス
*視診⇒ヘルペス・尖圭コンジローマ
「病気」が疑われる場合は、保険で検査が可能ですが、肝炎やHIVの検査を保険で行うことは難しいため、「性病検査を一式全部したい」という場合は自費診療になります。
気になる症状があれば、その症状を引き起こしうる病気だけ保険で検査を行うことが可能です。
少しでも心配なことがあれば、まずは婦人科を受診しましょう。
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日付:2025年11月15日 カテゴリー:性病
生理不順おすすめの治療法【横浜駅近く女医のみの診療で評判の婦人科】
どこからが生理不順?(横浜の婦人科・女医が解説)
生理不順(月経不順)は、生理の周期や出血期間が「正常範囲」から外れていることを指します。
正常な生理とは、下記の状態です。
*周期が25~38日の範囲内
*出血期間が3日~7日の範囲内
*生理以外の時期に出血がない
周期が正常範囲より短くても長くても生理不順ですし、ごく少量の出血が2~3日しか出なかったり、だらだら長く続いても生理不順です。
生理の周期が「なんとなく月1回」であっても、1週間以上のばらつきがある場合は、基礎体温をつけて排卵の有無を確認した方がよいでしょう。無排卵であれば、例え周期が正常範囲でも「生理不順」になります。
生理不順だと妊娠しにくい?(横浜市の婦人科)
妊娠していないにもかかわらず、3か月以上まったく出血が来ない状態は「無月経」と定義されています。重症な生理不順と言ってもいいでしょう。45歳未満で無月経の場合は、放置してはいけません。
検査で無月経の原因を確認して、適切な治療を行う必要があります。
多少周期が長めだけれど、毎月40日くらいの周期で定期的に生理が来ており、基礎体温をつけると高温期と低温期がはっきり分かれている場合は、「生理不順だけど治療をせずに様子を見ても大丈夫な範囲」です。
生理の周期があまり安定しないな、という場合は、まずは基礎体温をつけて排卵の有無を確認してみることをお勧めします。
周期が24日未満や45日以上の場合や、出血が毎月10日以上続く場合、そして無月経の場合は、婦人科を受診した方がいいでしょう。
特に、長期間の無月経や、無排卵の状態を放置すると、妊娠しにくくなる可能性があります。生理不順だから、妊娠できないわけではありませんが、妊娠しにくくなる一要因にはなりうるのです。
生理不順の原因は?検査は何をする?(横浜市の婦人科)
生理不順の原因を確認するための検査は、「超音波検査」と「ホルモン検査」です。
超音波検査は、性交経験があれば膣から、経験がなければ肛門やお腹の上から超音波の機械を当てて、子宮や卵巣の形・大きさを確認する検査です。主に、子宮の内膜の状態や、卵巣が腫れたり多のう胞性卵巣になっていないかなどを調べます。
ホルモン検査は、血液検査でホルモンのバランスを調べます。女性ホルモンの値だけではなく、プロラクチンや甲状腺ホルモンなど、卵巣の働きに影響する他のホルモンも調べます。
生理不順の治療にピルは有効?(横浜駅近くの婦人科)
生理不順の主な治療は、漢方治療・ホルモン治療・排卵誘発です。高プロラクチン血症や甲状腺機能異常があれば、それらのホルモンを正常にするための治療を行います。
生理不順の原因が何なのかを検査の結果から読み取って、生理不順の重症度合い、そして妊娠の希望の有無によって治療法を選択していきます。
大まかな治療の選択方法は、次のような流れになります。
Q:今すぐ妊娠を希望しているか?
している→排卵誘発や不妊治療
していない
↓
Q:卵巣機能がある程度保たれているか?
保たれている→漢方治療
低下している
↓
Q:ピル服用ができない条件に当てはまるか?
当てはまる→カウフマン療法や黄体ホルモン療法
当てはまらない→ピル
今すぐ妊娠は希望しておらず、ピルを服用できない条件(片頭痛や喫煙など)に当てはまらない場合は、一番お勧めの治療法は超低用量ピルによる治療です。
特に、避妊が必要な場合や、多のう胞性卵巣症候群によって生理不順になっている場合は、確実な避妊をしたり、子宮体癌の予防のためにピルを使った方がいいでしょう。
生理不順に対して、産婦人科でピル処方するときの流れは、
*受付時に問診票を記入
*医師による問診(お話し)
*必要に応じて超音波検査やホルモン検査(採血)
*ピルの禁忌に当てはまっていないかの確認
*ピルの飲み方や副作用の説明
*院内または院外処方で薬剤の処方
です。
ピル処方のために内診は必須ではありませんが、生理不順がある場合は超音波検査で卵巣の腫れの有無を確認してから服用した方が安心です。
そのため、ピル処方の流れ的に、「全く婦人科的診察をせずに話だけで処方」は難しい場合があります。
逆に、ピルによる治療が不適切なのは、体重減少によって無月経になっているケースです。体重が減りすぎて、またはカロリー不足によって月経が来なくなっている場合、脳下垂体から出るLHというホルモンが少なすぎる状態になっていることが多いのです。
ピルは、このLHを抑える作用があるので、LHが低くなっている人には使わない方がよいということになります。
同じ生理不順に対する治療でも、原因やその方のベースによって適している治療が異なってきます。
「なかなか周期が安定しないな」「生理不順だと将来不妊症になるのかな」といった不安が少しでもある場合は、一度婦人科で相談してみることをお勧めします。
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日付:2025年11月14日 カテゴリー:生理不順
生理痛がひどい時は?検査と治療法について【横浜駅近くの婦人科】
生理痛がひどい時に考えられる病気(横浜駅 婦人科 女医 おすすめ)
生理痛がひどくて、毎回痛み止めを飲まなければいけなかったり、生理痛のせいで学校や仕事に影響が出てしまう場合、その生理痛は「月経困難症」という「病気」になります。
特に、生理痛のせいで寝込んでしまったり、激痛で救急車を呼ぶといったことがある場合は、例え明らかな「子宮や卵巣の異常」がなくても治療が必要です。救急車を呼ぶほどの生理痛の場合、現時点で検査に異常が出なくても、数年後に「子宮内膜症」になっている可能性が高くなるからです。
「月経困難症」という「病気」とはいっても、必ずしも子宮や卵巣に異常があるとは限りません。プロスタグランジンという痛みを伝える物質が過剰に作られやすい体質だったり、冷えや血行不良によって痛みを感じやすくなっているだけという場合もあります。
ただ、痛みの程度がひどかったり、年齢とともに痛みが強くなってきている場合は、生理痛を引き起こす子宮や卵巣の病気が隠れている可能性があります。
生理痛の原因となりうるのは、以下のような病気です。
*子宮内膜症
*子宮腺筋症
*子宮筋腫
*子宮内膜ポリープ
*子宮奇形
生理痛の原因は超音波検査でわかる(横浜駅 評判いい婦人科)
生理痛がひどい場合に、上記のような病気がないかどうかを調べる方法は「超音波検査」です。
超音波の機械を当てて、子宮や卵巣をモニターに映し出し、それぞれの形や大きさを確認する検査です。
超音波の機械を当てること自体は、痛みは全くありませんので、体への負担が少なく多くの情報が得られる検査といえます。
婦人科の病気を調べるための超音波検査は、性行為の経験がある方の場合は膣から機械を入れて行います。細い棒状のプローベ(超音波が出る部分)を膣内に入れて、子宮や卵巣を映し出します。
子宮には直接当てることができますし、卵巣もかなり近い位置から映し出せるため、細かいところまで詳しく見えるのがメリットです。
プローベの太さも、多い日用のタンポンくらいの太さなので、通常は性行為の経験があればそれほど苦痛は伴わずに行える検査です。
内膜症による癒着があると、子宮の位置が動く刺激で痛みを伴う場合があります。
性行為の経験がない方の場合は、膣からの診察がむつかしいため、プローベを肛門から直腸に入れるか、内科の超音波検査と同じようにお腹の上から機械を当てます。
肛門からの診察の方が、より鮮明に子宮や卵巣を見ることが可能なため、できるだけ肛門からの検査を受けるようにしていただいています。
ただ、人によっては、下着を取ること自体が不安であったり、内診のための診察台に乗ることに抵抗があるという方もいらっしゃいます。
そのため、まずはお腹の上からプローベを当てて検査をしてみて、十分な情報が得られない場合はMRIの検査を行うこともあります。
どのような方法で検査を行うかは、診察時に医師と相談してみてください。
できるだけ苦痛が少ない方法で検査を行うことが理想ですが、必要な情報が得られなければ意味がありません。かといって、MRIの検査は手間も費用もかなり掛かってしまいます。
超音波検査自体は、スムーズに行えれば1~2分で終わる検査です。リラックスして受ければ、痛みもそれほどありません。
そのうえ、子宮や卵巣の形・大きさ、子宮内膜の状態、卵巣内の卵の元(卵胞)の状態などが一度に確認できるため、得られる情報がとても多い検査です。
生理痛が気になる人は、一度は超音波検査を受けておくことをお勧めします。
生理痛の治療法は大きく分けると3つ(横浜市 おすすめの婦人科 女医)
生理痛がひどい場合、それを改善する方法は以下の3つです。
1)対症療法
2)ホルモン療法
3)手術
1)の対症療法は、漢方薬や痛み止めを使った治療です。漢方薬で血行を良くしたら体を温めたりすることにより、生理痛が軽減する場合があります。
また、痛み止めは、市販のものより病院で処方されるものの方が効き目がよい場合が多いです。
2)のホルモン療法は、低用量・超低用量ピルか黄体ホルモン剤を使った方法です。
低用量・超低用量ピルは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが混ざったホルモン剤を、1日1錠ずつ服用します。
黄体ホルモン剤を使用する場合、飲み薬(ディナゲスト)を1錠ずつ1日2回毎日服用する方法と、ホルモン付加子宮内システム(IUS=ミレーナ)を子宮内に挿入する方法があります。
3)の手術は、子宮筋腫や子宮内膜症が原因となっており、薬による治療が無効な場合や、病変のサイズが大きすぎる場合に選択します。
どの治療方法が適しているかは、妊娠の希望の有無や病変の有無によっても異なってきます。年齢や血栓症リスクの有無によっても選択肢が異なりますので、主治医とよく相談して決めることをお勧めします。
日付:2025年11月12日 カテゴリー:生理痛
ピルは生理痛に効かない?生理痛のホルモン治療の効果【横浜で評判いい婦人科】
生理痛の治療にピルは有効?(横浜市 婦人科 女医 おすすめ)
漢方では効果がイマイチだったり、月経量が極端に多い人の場合有効なのが低用量ピル・超低用量ピルです。
ピルは卵巣から出ている2種類の女性ホルモン(卵胞ホルモンと黄体ホルモン)が合成されて作ってあるホルモン剤で、元々は避妊のために作られたものです。避妊目的、つまり「健康な女性が長期間使う」ということを前提に開発されたものなので、普通の薬よりも非常に厳しく安全性をチェックしてあります。
ピル=副作用、というイメージがあるかもしれませんが、実際は「ピルを飲んではいけない人」に当てはまっていなければ、大きな副作用はなく、長期間安全に飲める薬です。
ピルが生理痛に効く理由(横浜市 婦人科 女医)
ピルを飲むと、だんだん月経量が少なくなってきます。これは、ピルに「子宮内膜」をあまり分厚くさせない作用があるからです。ピルに含まれている「黄体ホルモン」が、子宮内膜に働きかけて、内膜の厚みを薄く保ちます。
痛みの伝達物質=プロスタグランジンを作る場所である子宮内膜が薄いままだと、プロスタグランジンはあまり作られないので痛みも軽くなります。しかも出血が少ないと子宮があまり強く収縮しないので、さらに痛みは出現しにくくなります。
ピルは子宮内膜症が進むのを防いだり、粘膜下筋腫で出血量が増えてしまうのを防いだりする働きもあるので、これらの病気があって生理痛がひどくなっている人にもとても有効です。
ピルを飲んでいるのに生理痛がひどい場合(横浜市 評判いい婦人科)
ただ、内膜症のせいで生理痛がひどくなっている人の場合、ピルだけでは効果が不十分なこともあります。ピルを飲んでいるのに生理痛がひどい、または、ピルを飲み始めてからの方が生理痛がひどくなったという方もいらっしゃいます。
ピルで出血のコントロールはしっかりできているという場合は、ピルを連続服用することによって、生理の回数そのものを減らしていくというのも一つの方法です。生理が来ると痛いけれど、その回数が年に3~4回であれば、日常生活には大きな支障をきたさずに済むという場合は、連続服用できるピルを選んでみるとよいでしょう。
ピルを3ヶ月以上飲んでも痛みが改善しない場合は、黄体ホルモン剤や月経を止める治療に切り替えていった方がいいこともあるので、主治医とよく相談してみましょう。
内膜症や筋腫がある人は、手術という選択肢もあります。特に、粘膜下筋腫や子宮腺筋症の場合、その病変部分を切り取ることでずい分楽になることもありますから、手術以外の治療がどれも無効だった場合はやはり手術を考えていった方がいいでしょう。
ピルを中止すると生理痛は元に戻る?(横浜駅近く おすすめの婦人科)
ピル中止後の生理は、
*ピル服用中よりは痛いけれど痛み止めが要らないくらい
*最初の3か月くらいは軽いけれど徐々に元の痛みに戻る
*中止して次の生理からかなり痛い
のだいたい3パターンです。
2番目や3番目のケースでは、ピル再開を希望されることが多いので、休薬後の再開時に血栓症リスクに注意が必要なことをご説明した上で、再開していただきます。
理想的には、ピルを服用中に、生理痛の原因となるような生活習慣を改善して、ピルをやめた時に「元に戻る」ことを防いでいけるのがよいでしょう。
日付:2025年11月12日 カテゴリー:婦人科の病気,生理痛
おりものが増えたら性病?【横浜市の婦人科】
おりもの=性病とは限りません(横浜駅近くの婦人科)
おりものに変化があると、性行為の経験がある方の多くが「性病ではないか」と心配して受診なさいます。
特に、性行為後から症状が出たりすると余計に心配になってしまいますよね。
受診なさる方の訴えで多いのも、「おりものが増えた」「おりものの色がいつもと違う」「おりものの臭いが強くなった」「痒みが気になる」といったものです。
おりものに変化が起きる病気は
クラミジア性子宮頚管炎
淋菌性子宮頚管炎
トリコモナス腟炎
マイコプラズマ感染症
といった、いわゆる「性感染症=性病」と
細菌性腟炎=大腸菌や溶連菌などの雑菌による炎症
カンジダ腟炎=カンジダという真菌(カビ)による炎症
といった、性行為とは関係ないものがあります。
かゆみ=性病とも言えない(横浜市の婦人科)
痒みが強いからと言って必ずしも「重症」であったり「性病」である可能性が高いわけではありません。
むしろおりものの量はそれほど多くはないけれどクラミジアに感染していたりするケースもあります。
また、強いかゆみとぽろぽろしたおりものが出たから「カンジダの症状」だと思っていたら、クラミジアも併発していたというケースもあります。
自覚症状だけで何の病気なのかを判断することは困難なのです。
「性病」かどうかは検査をすれば分かります(横浜駅近くの婦人科)
いつもよりおりものが多いなと感じたり、臭いが強いかもと思ったら、早めに婦人科で検査を受けるようにしましょう。
主な検査は、おりものをぬぐい取って調べる「培養検査」や「抗原検査」です。
おりものはそれほど気にならないけれど、かゆみやしみる感じが強い場合、性器ヘルペスの可能性があるため、血液検査を行ったり、皮膚表面をこすって抗原を調べる検査を行う場合もあります。
性行為の経験がある方の場合は、「おりものや痒み」が出たら必ず「内診」は必要になります。
性行為の経験がなくても、カンジダ腟炎や細菌性腟炎になることはあります。この場合は、「内診」は行わず、外陰部の皮膚の状態を目で見て確認(視診)したり、表面に付着しているおりものを綿棒でぬぐい取って検査を行います。
性行為の経験がなければ、「内診」はしませんので安心して受診してくださいね。
「性病」の予防は定期検査とコンドーム(横浜市の婦人科)
また、性行為の時に、「毎回」「正しく」「初めから終わりまで」コンドームが使用できているかどうかを改めて確認してることをお勧めします。
万が一どちらかが性感染症に感染していると分かったら、必ず2人そろって「治療」を受けるようにしましょう。たとえどちらかの検査が「陰性」でも、「偽陰性」の可能性がありますので、きちんと治療を受けた方が安心です。
日付:2025年11月11日 カテゴリー:性病
生理不順の治療
生理不順は「薬」でないと治らない?(横浜 婦人科 女医 おすすめ)
無月経や月経不順の治療は基本的に「薬物治療」つまり薬によるものが中心になります。ただし、他のホルモンが悪さして二次的に月経不順になっている場合は、まず大元の病気を治療します。
例えば、月経不順の原因が、高プロラクチン血症だった場合はプロラクチンを抑える薬を飲んで治療します。高プロラクチン血症の原因が薬による副作用の場合は、その薬をまずやめますし、脳腫瘍の場合は腫瘍の手術を行うこともあります。
3ヶ月以上月経が全くない無月経の場合は、とにかくまず1度は出血を来させる必要があるので、ホルモン剤を1~2週間飲んだり筋肉注射でホルモンを補ったりして月経を起こすのが一般的です。
ただし、極端なダイエットによって月経が止まってしまった「体重減少性無月経」の場合は、出血がくること自体が体に大きな負担になってしまうので、例え3ヶ月以上月経が来ていなくても体重がある程度元に戻るまでは無理に月経をこさせないこともあります。体重減少性無月経の治療の基本は、まず体重を元に戻すこと。ある程度体重が戻れば、月経も自然に回復してくることがあります。
「ホルモン剤」は飲み続けなければダメ?(横浜駅近く 評判いい婦人科)
無月経の原因が一時的なストレスや環境の変化だったり、ホルモンバランスがまだ保たれている場合は、薬で1回月経を来させた後はしばらく基礎体温をつけるだけで様子を見てもいいでしょう。いったん出血を来させたら、その後はまた規則的に月経が来るようになることもあります。
逆に、元々月経不順だった人がとうとう全く月経が来なくなったというパターンや、血液検査で女性ホルモンが極端に少なくなっている場合は、少なくとも3ヶ月間は薬を続けてその後もきちんと月1回の出血が来るようにした方がいいでしょう。
月に1回のペースで定期的に出血を起こすことにはとても大事な意味があります。月経は子宮のお部屋の中で厚くなっていった「子宮内膜」が月に1回はがれて体の外に出てくる現象です。つまり毎月子宮の中を大掃除しているようなものです。
月経不順や無月経で、この子宮の大掃除が定期的にできなくなると、子宮の中では古くなった「子宮内膜」がたまってしまうことがあります。そうすると、子宮内膜に変化が起きやすくなって「子宮体癌」のリスクになってしまいます。
ホルモン療法の基本は「ピル」(女医だけ 婦人科 横浜)
薬で月経を起こす方法は、低用量ピルや超低用量ピルを使うことが増えてきました。ピルは1錠の中に必要な女性ホルモン2種類が含まれている合成のホルモン剤です。確実な避妊にもなりますし、飲み方も簡単で月経も楽になるので、生理不順だけではなく生理痛やPMSが気になっている場合にも活用できます。
他にも、2種類のホルモン剤を組み合わせてホルモンを補う「カウフマン療法」という方法があります。いずれにしても、本来卵巣から出るべき女性ホルモンを飲み薬で体の外から補うことによって、月経と同じ出血を起こすわけです。
月経不順で無排卵になっていても、すぐの妊娠を希望していなければ基本的には排卵誘発剤は使いません。卵巣が疲れているから月経不順になっているのに、その卵巣に鞭打って無理やり排卵させるのは卵巣にとってはかなりの負担になってしまいます。
ただ、妊娠を目指してる方の場合は、何とかして排卵するようにしなければ妊娠は望めませんから、初めから排卵誘発剤を使ってとにかくきちんと排卵するように治療を進めていきます。
月経は不規則だけれど60日以上は間があかないとか、ホルモンが少なめだけどある程度保たれているという場合は、ホルモン剤を使うのではなく、体を温めたり血液の流れをよくする漢方薬を飲んで様子を見ることもあります。
漢方薬を飲むだけでなく、生活習慣の改善も一緒にしていくことで、卵巣の働きが戻りやすくなります。生活改善のポイントは、適切な体重を保つ・バランスの良い食事をとる・適度な運動をコンスタントにする・湯船に毎晩30分以上ゆったりつかる(シャワーで済ませない)・ストレスをためない・禁煙する、などです。
月経不順は体からのSOSですから、無視せず今の生活を見直すきっかけにしてみてください。
日付:2025年11月11日 カテゴリー:婦人科の病気,生理不順
葉酸サプリは飲まない方がいい?なぜ妊活に葉酸が重要なのか?【横浜ベイクウォーター近くの婦人科】
★★★妊活中に葉酸のサプリメントが必須な理由★★★(横浜市 評判いい婦人科)
妊娠を希望している場合、食事の内容や生活習慣に意識を向けることはとても重要
です。
特に、「お母さん」は自分の体が赤ちゃんが育つための「土壌」になるわけですから、お母さん自身の栄養状態が良い方が、赤ちゃんにとってもよい環境を作ることができます。
逆に、たばこやお酒など、害になるものは、「お母さん」が摂取してしまうとダイレクトに赤ちゃんに影響してしまいます。
少なくとも、妊娠を考えている人は、たばこは直ちにやめることをお勧めします。「妊娠がわかってからやめよう」では遅すぎるのです。
★妊娠3か月前から葉酸サプリメント摂取★(横浜駅 おすすめの婦人科)
妊娠前から、「サプリメントで」しっかり補っておいた方がよい栄養素が「葉酸」です。厚生省が、「食事に加えて」サプリメントで1日400μgの葉酸を摂取するように提唱しています。
通常は、バランスの良い食事をとれば、十分な栄養を摂取できます。
ただ、妊娠前から妊娠初期に必要な葉酸の量は、通常の食事ではカバーしきれない可能性が高いため、「食事をとっていてもサプリメントでプラスしましょう」と言われているのです。
栄養素によっては「過剰摂取」といって、取りすぎることによって逆に害が出るものもあります。
特に、脂溶性のビタミンなどは摂取量に注意が必要です。
葉酸は、水溶性ビタミンの1種なので、取りすぎても害になることはほとんどありません。
もちろん、サプリメントも規定量を大幅に超えて摂取すると、弊害がある場合もありますので、葉酸の場合は1日1000μgは超えないようにしましょう。
そもそも、なぜ妊娠前や妊娠初期に葉酸を摂取した方がいいのかというと、葉酸の摂取量と赤ちゃんの先天的な異常のひとつである「神経管閉鎖障害」の発生が関係しているからです。
妊娠初期の、赤ちゃんの細胞がどんどん作られている時期に葉酸が不足すると、神経管の癒合不全が起きて、脊椎(背中にある神経の束)が二つに分かれてしまう「二分脊椎」などの障害が発生しやすくなります。
妊娠する3か月前から、葉酸を十分量摂取することで、この先天的な異常のリスクを下げることが可能です。
ただ、「妊娠する3か月前」がいつなのかは予測できませんよね?
なので、「妊活を開始したら直ちに」サプリメントで葉酸の摂取を開始した方がよいと言えます。
クリニックでも、妊活中の方も妊娠中の方も安心して摂取していただける葉酸サプリメントをご案内しています。
購入をご希望の方は、「ヘルシーパス 患者様用オンラインショップ」からご購入いただくか、クリニックにお問い合わせください。
注:オンラインショップをご利用の際に「紹介クリニックのID」が必要になります。IDをご存じない方は当院までお問い合わせください。
日付:2025年11月11日 カテゴリー:不妊症
生理不順はどこまでほっといてもよい?【横浜駅近くの婦人科】
どこからが生理不順?(横浜市の婦人科で相談)
当院に受診なさる方の多くは、生理不順・生理痛・月経前症候群・不正出血など、何らかの「月経関連の症状」が気になって来院なさいます。
中でも比較的多いのは「生理不順」ですが、一口に生理不順といっても、「生理の周期が正常より長い」という場合もあれば「少量の出血が何度も来る」という場合もあれば「出血期間が長い」という場合もあります。
たまに、生理は定期的に来ていて、間で不正出血しているケースでも「生理不順」だと思って受診なさる場合もあります。
ちょっと生理が乱れただけで「生理不順」なのか、「どこからが生理不順なの?」と悩むケースもあるかもしれません。
正常な生理は、
*周期(生理が始まってから次の生理が来るまでの日数)が25~38日
*出血期間が3~7日
*生理と生理の間に出血しない
*排卵がある(基礎体温が2相性)
のすべてを満たしている場合です。
これらの条件のどれかに当てはまらなければ、何らかの異常が起きている「可能性がある」ということになります。
ただ、絶対にこの範囲に入っていないと「治療が必要」とは限りません。
ほっといてもいい生理不順もある?(横浜駅近くの婦人科)
例えば、生理の周期が40日くらいで少し長めだけれど、毎回排卵していて途中の不正出血もなく、生理の期間も5~7日でスッキリ終わる、というケースでは治療は不要なことがほとんどです。
生理の周期は、多少前後することがありますし、毎月ピッタリ同じ日や同じ周期で来なければ「異常」というわけではありません。
また、年齢的に40代後半にさしかかってから、徐々に生理の周期が短くなった、または長くなったという場合も、「年齢相応」の生理不順が起きている可能性が高いと言えます。
出血期間が長引いたり、不正出血が途中で起きたりしなければ、ほっといても大ごとにはなりません。
逆に、生理の周期はだいたい30日だけど出血量が少なくて基礎体温をつけてみると排卵していない、というケースでは年齢によっては治療が必要になる場合もあります。
よく、「生理不順はどこまでほっといて大丈夫ですか?」という質問を受けるのですが、医学的に「ほっておいてよい不調」はありません。
何らかの理由があってその不調が出ていることがほとんどなので、病院に行く必要はなくても、生活リズムや食事内容を見直したり、「見て見ぬふりをしてきた解決した方がよいこと」が隠れていないかをチェックした方がよいでしょう。
症状が出る直前に原因があることが多いのですが、中には「積もり積もった、見て見ぬふりをしてきた思い」や「以前から『何とかしなきゃ』と思いながらも蓋をしてきた課題」が原因になっていることもあります。
ほっといてはダメな生理不順(女医のみの婦人科)
「受診が必要」もしくは「治療が必要」な生理不順はどのようなものかというと、大きく分けると3パターンあります。
*生理が来ない期間が長い(目安は60日・90日以上だと必ず受診)
*出血期間が長い(月のうち半分以上出血していたら受診)
*不正出血と区別がつかない(生理不順だと思っていたらがんだったということがないように)
他にも、「妊娠を希望している」という場合は、少しでも気になる症状があれば早めに受診して検査だけでも受けた方が安心です。
できるだけ婦人科は受診せずに何とか済ませたい、と思ってしまう方は多いかもしれません。
でも、体がせっかく「生理不順」という分かりやすい症状で何かを知らせてきてくれているわけです。これを機会に、自分の体と向き合ったり、日々の過ごし方を見直してみてはいかがでしょうか?
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日付:2025年11月9日 カテゴリー:生理不順
腟カンジダの薬を入れると白いカスが出る?【横浜駅近く女医のみの婦人科】
「腟カンジダ」は性交渉していなくてもなる(横浜市 婦人科 女医)
「腟カンジダ」は性行為とは関係なく発生する、おりものの異常や痒みを伴う膣や外陰部の炎症性疾患の一つです。白っぽい塊状のおりものが増えるのが特徴的で、「外陰部腟カンジダ症」や「カンジダ腟炎」と呼ばれることもあります。
「カンジダ」という真菌(カビ)の一種が腟内で増殖することによって引き起こされるもので、性行為の経験がない若い方でも発症することがあります。
カンジダそのものは皮膚の表面などに付着している比較的ありふれた弱い雑菌で、通常は膣内に紛れ込んでも「自浄作用」によって洗い流されます。
タンポンやナプキンを長時間取り替えられなかったり、冷えや寝不足などによって自浄作用(本人の免疫力)が落ちたり、抗生物質を服用したりすることで、通常は増えないはずのカンジダが腟内で増えすぎると「腟カンジダ」になることがあります。
また、よく「抗生物質を飲んだらカンジダになる」と言われているのは、膣内を守っている善玉菌が抗生物質でいなくなってしまうからです。
腟内には、酸を産生して膣の中を守ってくれている善玉菌がいます。この菌のおかげで、カンジダ=真菌(カビ)は増えにくくなっているのです。
抗生物質を飲むと、良い菌も悪い菌もいっぺんに抑えられてしまうため、一時的に腟内が無防備な状態になってしまいます。その時に、膣内にカンジダがいると、兵隊がいなくなった隙に暴れてしまう、という現象が起きやすくなります。
「腟カンジダ」の症状は?(横浜駅近くの婦人科)
「腟カンジダ」の主な症状は、白いポロポロしたおりものと腟内や外陰部のかゆみです。炎症がひどくなると、外陰部がヒリヒリしたり腫れぼったい感じが出ることもあります。
おりものの状態は、よく「カッテージチーズ」「酒粕」「消しゴムのかす」といった表現で説明されますが、普段のおりものよりも塊になっているものが増えて、ひどいと黄色や黄緑色に見える場合もあります。
軽いと、上澄み液が混ざったヨーグルトのような感じになることもあります。明らかな塊のようなおりものになっていなくても、おりものが増えて少し酸っぱいにおいが強くなった時などは、カンジダが悪さをしていることもあります。
痒みは、膣のふちや、ひだ(小陰唇)の内側がかゆくなることが多いですが、範囲が広がると、尿の出口周囲や肛門周囲まで痒みの範囲が広がることもあります。
腟内が痒くなることもしばしばあり、少し腫れた感じやあつぼったい感じに感じられるのが特徴です。実際は外陰部は腫れていないのに、「腫れたように感じる」痒みが出るのが特徴です。
痒みや炎症がひどくなると、石鹼や尿がしみる場合もあります。また、かゆくて無意識にひっかいてしまうと、皮膚を掻き壊してしまい、ひりひりする原因になることがあります。
痒みが強い時は、氷水につけたガーゼやタオルを外陰部にあてて冷やすと、痒みが落ち着きやすくなります。できるだけひっかかず、鎮静するようにしましょう。
「腟カンジダ」の治療で腟剤を入れると白いカスが出る?(横浜 婦人科 女医)
「腟カンジダ」の治療は、カンジダを抑える薬を腟内に入れるか内服します。性行為の経験がない方は、内服薬の方が使いやすいので、症状や年齢に応じて腟剤と内服薬を使い分けます。
外陰部の皮膚にも炎症が広がっている場合は、塗り薬も併用することもあります。
婦人科で検査をした時に、明らかに「腟カンジダ」が疑われる場合は、その場で腟内を消毒してカンジダを抑える腟剤を入れることもあります。
この「膣内に入れる薬=腟剤」は、座薬のようにタブレット状になっていて、膣の中で徐々に溶けるつくりになっています。入れた直後から表面がとけ始めますが、通常は数日かけてゆっくりとけます。
なので、腟剤を入れた後2~3日経ってから、溶けだした腟剤がおりもののように流れ出てきたり、ぽろぽろしたカスが出てくることがあります。診察の2~3日後に白いカスや塊状のものが出てきたら、それはお薬の破片である可能性が高いのでそのままにしておきましょう。
カンジダの薬を入れた後、白いカスのように出てくるのは、腟剤を入れた直後というよりは数日後からのことが多く、たいていは2~3日でなくなります。「カンジダの治りかけにおりものが増えた」「白いカスはいつまで続くの?」といったご相談もありますが、痒みが落ち着いていれば1週間程度で徐々に改善することが多いので数日間は様子を見ても大丈夫です。
たまに、お薬が合わずに、溶けだしてきたものでひりひりしてしまう方がいらっしゃいます。外陰部に薬の破片が付着してしみる場合は、軽くシャワーで外陰部を洗い流すとよいでしょう。
また、薬を入れたのに痒みが続く場合は、腟剤が溶け出したせいというよりも、ほかの原因で炎症が起きている可能性もあるので、再度診察を受けた方が安心です。
治療してもらったはずなのに、急におりものが増えたように感じられるとビックリするかもしれませんが、腟剤を入れた後であればお薬が溶け出してきているだけなので大丈夫です。
もし、腟剤を入れてもらってすぐ翌日に全部出てきてしまったりした場合は、治療が不十分になる場合もあります。カンジダの薬を入れたのに痒みやおりものが続いていたら、再度受診することをお勧めします。
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日付:2025年11月9日 カテゴリー:おりものの異常,婦人科の病気
かゆみやおりものは性病?
外陰部のかゆみが「性病」とは限らない(横浜駅近くの婦人科)
外陰部の痒みは、カンジダ腟炎などの雑菌による炎症が原因となる事もあれば、ナプキンかぶれやかみそり負けなど物理的な刺激によるものが原因となる事もあります。
もちろん、ヘルペスなどの性感染症によって皮膚の症状が出ていることもありますが、どちらかというと雑菌が原因となっているケースの方が多くなります。
最近は、VIOの脱毛を受ける方も増えてきているので、脱毛前の自己処理や光脱毛後の乾燥などで痒みを引き起こしてしまうケースもあるようですね。
外陰部に症状が出ると、「性病なのではないか?」という不安を抱える方もいらっしゃいます。
痒みと一緒に、おりものの異常もでたりすると、いろいろ心配になるかもしれません。
実際は、痒みを引き起こす原因として多いのは、カンジダ腟炎や接触性皮膚炎なので、「性病」であるケースはどちらかというと少ないのですが。
時々、痒みが気になるということで検査を行うと、クラミジアやヘルペスが陽性で出る場合もあります。
自覚症状が出にくい性感染症(性病)もあるので、症状の有無や、どのような症状があるかだけで、性感染症の可能性について判断することはできません。
外陰部の痒みに市販薬を使ってもよい?(横浜市の婦人科)
外陰部の痒みに対して使用できる市販薬があります。
これらは、ドラッグストアで自分で購入できるものです。
「デリケートゾーン用」と書いてある軟膏は、多くの場合、かゆみを抑える成分がメインの軟膏です。塗ると少しスースーする感じが出るものもあるので、塗った時に刺激が強いと感じたり、逆にしみてしまう場合は使用を控えましょう。
また、明らかにカンジダによる痒みだとわかる場合は、カンジダ腟炎やカンジダ皮膚炎に対する腟剤や軟膏も市販されています。薬局薬剤師さんに相談して、選んでもらってもよいでしょう。
市販薬の中にも「ステロイド」が含まれているものもあります。ナプキンかぶれなどで、炎症がひどくなっている場合は、ステロイドが含まれたものを使用することもありますが、外陰部にステロイドを長期に使用することはあまりお勧めできません。
いずれの市販薬を使用する場合も、3~4日で症状が改善しなかったり、塗ったら悪化してしまう場合は、すぐに婦人科を受診しましょう。
受診が必要なおりものの異常(横浜駅近くの婦人科)
もちろん、以下のような症状があれば、直ちに受診することをお勧めします。
・痒み
・おりものが多い
・おりものが臭う
・おりものに血液が混ざる
・おりものの色がいつもと異なる
・外陰部がひりひりする
・外陰部にできものができている
たとえこれらの症状がなくても、コンドームを使わずに性行為を行う機会があったり、パートナーが変わったりした時には、定期検査として性感染症の検査を受けておくと安心です。
検査をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
また、セルフチェック(自己検診)キットで陽性が出た場合の治療も承っております。
検査結果がわかるものをご持参いただきましたら、当院で同じ検査を行うのではなく、まず治療を行ってから、治療後の再検査のみを行います。セルフチェック後の治療も保険診療で対応できますので、安心して受診なさってください。
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日付:2025年11月9日 カテゴリー:おりものの異常,性病











