日々の雑記

 

患者様へお知らせとお願い

 いつもポートサイド女性総合クリニック・ビバリータをご利用頂きありがとうございます。
 院内掲示やメールでもお知らせさせていただいておりますが、あと数日で私が臨月に入ります。今後、私の出産に伴いまして急な休診・代診でご迷惑をおかけしてしまう事がございますが、どうぞご理解頂ければ幸いです。
 クリニックの診療を担う者として、個人的な都合で皆様にご不便をおかけすることを心苦しく思っております。
 開業と時期を同じくして妊娠を目指すかどうかを考えた時、実はとっても迷いました。でも、「女性も、仕事と出産のどちらかしか選べない二者択一の人生ではなく、『両方』を選ぶことができる」という姿を私自身がお見せする事で、夢の実現と妊娠を天秤にかけて悩んでいる女性の応援ができたらという思いから、今回の選択に踏み切りました。
 また、元々多のう胞性卵巣で妊娠しにくいことが分かっていたので、これ以上妊娠を先延ばしにしてチャンスを失ってしまうことは避けたいと考えたんです。
 排卵誘発剤を使ってもなかなか卵が育たなかったり、うまく排卵したのに月経が来たりして何度も落ち込みながら、やっと授かったのが今の赤ちゃんです。
 幸い治療期間は短くてすみましたが、「月経が来るたびにとてつもなく落ち込む」という気持ちは、体験した者にしか分からないものだと痛感しました。
 
 こういった、不妊治療を経ての妊娠・仕事をしながらの妊婦生活・出産・育児を私自身が経験する事で、より幅広い視点で皆様のサポートをさせていただけるようになれると信じております。
 産後はすぐに診療に戻りますので、どうかご理解・ご協力をお願いいたします。

日付:2011年2月13日  カテゴリー:日々の雑記

ページの上部へ

禁煙の経済効果?

 お薬の中には、保険がきいても月々の自己負担額がそれなりの金額になってしまうものもあります。特に、新しく発売されたお薬や特殊な治療に使うものなどはちょっと高額だったりします。
 例えば、内膜症の治療薬である「ディナゲスト」というお薬は、強い副作用がないのに内膜症による痛みが劇的に改善したり、チョコレートのう腫や子宮腺筋症の病変が小さくなるため、ピルだけではコントロールが難しい方には適したお薬といえます。ただ、ひと月の自己負担額が約1万円くらいになってしまうので、患者様の中には「もっと安いお薬に変えられないですか?」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
 もちろん、できるだけ負担が軽く治療できる事が理想ですが、月々何にどれだけお金をかけているかを考えた時、医療費に対する感覚だけがちょっとシビアすぎるな~という印象も否めないんですよね。
 
 タバコを毎日ひと箱吸っていれば、1ヶ月のタバコ代は1万円を超えます。毎月1万円をかけて健康を害していくのと、同じ金額で病気を治療したり検診を受けたりするのと、どちらが「経済的」なのかをちょっと考えてみてもいいかもしれません。
 高校生や大学生向けの講演では、「自分の健康のためにお金をかけられる『かっこいい女性』になってくださいね」とお話ししています。

日付:2011年2月9日  カテゴリー:日々の雑記

ページの上部へ

分娩する病院選びのポイント

 当院では分娩を扱っていないので、妊娠が判明した方は分娩できる病院にご紹介させていただいています。
 2人目・3人目という方は、大体お1人目と同じ病院での分娩を希望されますが、初めての妊娠という方は「どこの病院がいいのかわからない」という方も結構いらっしゃいます。
 分娩場所に限らず、病院選びは医師自身でさえ苦労するものなんですよね。
 横浜市の場合、分娩できる病院そのものが少ないのでなかなかゆっくり病院選びができない事情もあります。妊娠を目指し始めたら、どの病院で産むかも視野に入れてリサーチしておくといいでしょう。
 
 里帰り分娩をしない方の場合、病院を選ぶ際には次のような点がポイントになります。
 *自宅や職場からの距離(妊婦健診の通いやすさ・夜間急変時に車で行ける距離か)
 *安全性や医療技術重視か食事やお部屋のきれいさなどのアメニティ重視か
 *合併症のフォローが必要な場合他の科が併設されているかどうか
 *健診時の待ち時間
 *助産師や医師との相性
 *分娩費用(個人病院の方が高めです)
 病院が自宅からあまりに遠いと、健診が大変ですし、万が一夜間など公共交通機関が動いていない時間に受診が必要になった時にすぐ受診しにくいというデメリットがあります。
 内科的な合併症があったり、高度な医療が必要になる要素があれば、NICU(新生児用の集中治療室)がある総合病院の方が安心といえます。
 バースプランがはっきりしていて、できるだけフレキシブルに対応して欲しいという要望が強い場合は、産科だけの個人病院の方が向いているでしょう。
 ちなみに私は、「自宅から15分・職場から30分以内」「NICUもあり内科も併設されている」という、利便性と安全性最優先で病院を選択しました。
 妊娠中や分娩時に起こりうる色々なトラブルを知っているだけに、豪華な食事やアットホームなお産よりも「安全」である事を何より優先したかったんです。
 里帰り分娩を考えている方は、「産む病院」の選択に加えて「里帰りまでの間の妊婦健診を受ける病院」も選ぶ必要が出てきます。
 多くの病院は、分娩予約のない方(一度も受診したことがない方)を救急で診る余裕がありません。なので、里帰りまでの間は自宅近くの病院で妊婦健診を受けるという場合、その病院が夜間や休日もすぐに診てくれるのかどうかを確認しておいた方が安心ですね。

日付:2011年2月7日  カテゴリー:日々の雑記

ページの上部へ

肩こり・腰痛・頭痛でお悩みの方へ

 明後日2月6日に、クリニックの入っているビルの1階に新しくオープンした加圧スタジオでエゴスキュー体験会が開催されます。
 エゴスキューは、短時間の簡単なエクササイズで驚くほど痛みや体のゆがみが改善されるので、肩こり・腰痛・頭痛でお悩みの方は、ぜひ一度体験してみるといいですよ。
 体験会の詳細はこちら↓をご参照下さいませ。
  http://www.p-m-l.jp/pdf/110206egoscue.pdf

日付:2011年2月4日  カテゴリー:日々の雑記

ページの上部へ

子宮がん検診の自己検査

 最近は、生活習慣病や感染症の検査を手軽に受けられるような「自己検診キット」も数多く出回ってきているようですね。
 忙しくて病院には行けないけれど生活習慣病が気になる・・・といった、忙しいサラリーマンの方などは、検査を全く受けないよりは自己検診でもいいから定期検査を受けていただいた方がいいのかもしれません。
 ただ、注意が必要なのが子宮頸がんの自己検診キットです。
 時々、会社の検診がこの自己検診キットを渡されるだけというケースがあるようなのですが、子宮頸がん検診の自己検診はお勧めできません。
 子宮頸がん検診は、子宮の出口(頸部)と子宮頚管内をまんべんなくこすって細胞を採り、顕微鏡で細胞の形を見る検査です。正確な検査を行うには、正しい位置から十分な数の細胞を採ってくる必要があります。
 病院で検査を受ければ、医師が子宮の出口を目で確認して検査を行いますので、細胞を採ってくる場所が不適切というケースは稀なのですが、自己検診の場合本来こすってくるべき場所ではないところから細胞を採って提出される可能性があります。
 例えば、子宮の出口の下半分に悪い細胞が出ているのに、自己検診で上半分しかこすらずに検査を行ったら、結果は「異常なし」と返ってきてしまうんですね。
 本当は病変があるのに「異常なし」という結果が出る事を「偽陰性」といいます。自己検診の場合、この「偽陰性」になった時が最も危険です。本来であれば病院に行かなければいけない状態なのに「検査で異常がなかったから安心」と受診の機会を逃してしまうからです。
 婦人科検診は何かとハードルが高かったり、「忙しい」「めんどくさい」を理由に検診を受けない方が多いのは非常に残念な事です。
 どんなに忙しくても、年に1回は自分の健康維持のためと思って、検診を受けていただきたいなと思います。
 どうしても受診ができなくて自己検診で済ませるしかないという方は、子宮頸がん検診とHPV検査を併せて行って下さいね。

日付:2011年1月29日  カテゴリー:女性検診,子宮頸がん検診,日々の雑記

ページの上部へ

緊急避妊から低用量ピルユーザーに

 緊急避妊(モーニングアフターピル)は、避妊に失敗してから72時間以内に服用する事で妊娠のリスクを下げる方法ですが、残念ながら避妊効果は100%ではありません。
 なので、あくまで「思わぬトラブル」として避妊に失敗した時の最終手段なんですね。日頃から、コンドームや膣外射精で不確実な避妊をしておいて「やばい!」と思った時に緊急避妊を常用するというのは、絶対にお勧めできません。
 避妊は、常日頃から、女性が自分の手で確実に行っておくべきものです。
 今のところ、女性自らが100%に近い避妊率で利用できるのは、低用量ピルか子宮内避妊具しかありません。
 理想的には、避妊の必要性が生じたらその時点から確実な避妊をする事なんですが、残念ながら「彼氏ができたのでピルを飲みます」と受診してくださる方はまだまだ少数です。
 緊急避妊の経験は、避妊方法について考えるいいきっかけになるので、必ず今後の避妊法についてお話させていただいています。
 特に、10代や20代前半の明らかに継続的な避妊が必要な方たちには、「今後は低用量ピルでちゃんと避妊しようね」と強くお勧めしています。受診のわずらわしさを少しでも軽減できるように、あらかじめ緊急避妊薬と一緒に低用量ピルも1サイクル分お渡しするようにしているんです。
 そのかいあってか、若い層での低用量ピルユーザーへの以降率は徐々に高くなっている印象です。
 ピルの必要性を痛感するのが「望まない妊娠」を経験してしまってからではなく、せめて「緊急避妊」という経験から学んで欲しいという願いが、少しは伝わっているのかな、とうれしく感じたりします。
 避妊は年齢に関係なく、妊娠を望んでいなければ必ず考えなければいけない事です。
 少しでも多くの女性に、自ら避妊すべきなんだということを理解していただいて、「全ての子どもが望まれてくる世の中」になることを願っています。

日付:2011年1月19日  カテゴリー:日々の雑記

ページの上部へ

仕事納め

 今日はクリニックの仕事納め。診療後にスタッフみんなで大掃除をして1年を締めくくりました。
 1年といっても、開業からは3ヶ月ちょっとなので、院内の汚れもまだそんなにないんですけれどね。
 この1年は本当に多くの方々のお力添えを頂いた1年でした。
 開業の準備からお手伝いいただいた方々、開業してから一丸となってクリニックを支えてくれているスタッフ、長年の夢を応援してくれた家族に友人達・・・本当に、ありがとうございました。
 
 1年前の今頃は、まだ、父の看病をしながら手術に当直にとバタバタした毎日を過ごしていたんですよね。
 それが、今ではお風呂やお布団に携帯を持ち込んで待機する事もなく(笑)、こうしてゆったりと診療させていただけている事に心から感謝しています。
 来年も、患者様にとってよりよいサービスと医療をご提供できるよう、力を尽くしていきたいと思います。
 ちょっと早いですが、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

日付:2010年12月28日  カテゴリー:日々の雑記

ページの上部へ

サンタがやってきた?!

 メリークリスマス♪
 皆様素敵なクリスマスをお過ごしの事と思います。
 
 夕べはクリニックにもサンタクロースが来てくれたもようです。
 今朝白衣を羽織ろうとしたら、ポケットの中にきれいにラッピングされた箱が入っていました。
 スタッフからの結婚記念日&クリスマスプレゼントでした。
 全く予想していなかったので、粋なサプライズに朝からウキウキ。
 外は冷え込んでますが、気持ちがあったかくなる一日のスタートですね。
 「ありがとう」「お蔭様」「うれしい」「ワクワク」・・・そんな日々の感情や「言葉」が、毎日の私たちの健康をサポートしてくれていたりします。
 あなたは、毎日どんな気持ちでスタートしてますか?

日付:2010年12月25日  カテゴリー:日々の雑記

ページの上部へ

ピルは学生の強い味方

 クリニックでは、学生さんにも積極的に婦人科を活用していただきたいので、ピルの学割や学生さん向け格安検診「学生さん応援キャンペーン」などもご用意しています。
 10代や20代前半の時期は、月経不順・月経痛・PMSなどの月経関連トラブルも多いですし、確実な避妊が必要な時期でもあります。
 緊急避妊をきっかけにピルできちんと避妊するようになったり、月経痛がひどくて悩んでいた方がピルを試して「とっても楽になりました!」と言ってくださったりすると、とてもうれしくなります。
 まだまだ「ピルは太る・がんになる」といった誤解が強いみたいですが、実は若い人にこそうまく活用して欲しいのがピルなんですよ。
 少なくとも、確実な避妊が必要な方には強くお勧めしたいものですね。
 この時期にニーズが高いのが「受験の日に生理が来ないように調整したい」というご要望です。大学受験だと、センター試験に各大学の試験にと、月経を避けたい日が何日も発生したりしますよね。
 ピルを飲んで入れば、月経日は自由にコントロールできるので、試験と試験の合間をぬって出血を来させるということも可能です。
 試験の直前だけピルを飲んで月経を遅らせる事もできますが、人によっては副作用で多少吐き気が出たりする事もありますので、早めにピルの服用をスタートして慣れておいた方が安心です。
 薬の種類によって副作用の出方も異なるので、月経コントロールしておきたいなという方はお早めにご相談下さい。

日付:2010年12月21日  カテゴリー:日々の雑記

ページの上部へ

養護教員向けHPVワクチン勉強会

 昨日は横浜市内の高校で養護教員をなさっている方々を対象に、HPVワクチンについての講演をさせていただきました。
 先生方の定期研修会に講師として呼んでいただいたのですが、皆様とても熱心に聞いて下さいました。
 子宮頸がんとHPV感染との関係やHPVワクチンについてのお話しを中心に、避妊方法や性感染症予防・ピルの活用方法・生理不順や生理痛についてなどなど、1時間ではちょっと時間が足りないくらい盛りだくさんの内容になってしまいました。
 事前にご質問を頂いていたので、それにお答えするような形で内容を構成していたのですが、講演の後もさらにご質問を頂き、やはり現場では色んな相談を生徒さんから受けるんだなという事を実感。
 今までどちらかというと、高校生や大学生本人への啓発活動を重点的に行っていましたが、相談窓口となる養護の先生や家庭のお母さん向けの啓発もとても有効なのではないかと感じました。
 ご自身の検診やピルに対する意識も変わったというご感想もあり、やはりまだまだ充分な情報が伝わってはいないんですね。今後は学校の先生向けのアプローチも考えていきたいと思います。
 学校で性教育講演をして欲しい・自分たちの勉強会で講師をして欲しいといったご要望がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

日付:2010年12月16日  カテゴリー:日々の雑記

ページの上部へ

 

プロフィールD.JPG
清水(旧姓:須藤) なほみ
ポートサイド女性総合クリニック
~ビバリータ~ 院長
歌って踊れる産婦人科医
 
「全ての女性は美しくなる権利がある」をコンセプトに、女性の美と健康をサポートするために女性医療を皆様のもとにお届けしています。
5歳から始めたクラシックバレエは、ミュージカルとの出会いでコンテンポラリーダンスに変身しました♪
 
所属学会:日本産婦人科学会・日本思春期学会・日本性感染症学会・日本不妊カウンセリング学会
 
日本家族計画協会認定思春期保健談員
不妊カウンセリング学会認定カウンセラー


当院を初めて
受診される方へ