婦人科の病気

 

「天然型黄体ホルモン剤(エフメノ)」のメリット【横浜駅近く女医の婦人科】

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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更年期症状によく効くのはホルモン補充療法?

 

更年期治療に用いられる「ホルモン補充療法(HRT)」は、足りなくなってきた女性ホルモンを「ほんの少し」補うことによって、ホルモンの変動を緩やかにして、ホルモンの急激な減少に伴う心身の不調を和らげる方法です。

ホットフラッシュや関節痛などの、「更年期障害」の症状を和らげたり、ホルモンの低下に伴う骨密度の低下を緩やかにしたり、女性ホルモンが「守ってくれていた」血管や粘膜や皮膚の状態をよい状態に保ってくれたり、といった様々なメリットがあります。

当院では、40代後半から60代の方がホルモン補充療法を受けていらっしゃいます。まだ、ピルを服用なさっている方に比べたら人数的には多くありませんが、50歳までピルを継続してその後ホルモン補充療法に移行するケースもあります。

 

どの薬にも、「メリットとデメリット」があるように、ホルモン補充療法(HRT)にも「デメリット」もあります。

例えば、更年期症状を和らげてくれる「卵胞ホルモン(エストロゲン)」には、「血栓症」のリスクを上げるという作用が多少なりともあります。ホルモン量が少なければ少ないほど血栓症リスクは下がるので、ピルであれば低用量や超低用量のものの方が血栓症リスクは下がります。

ホルモン補充療法で使用されるエストロゲン製剤は、ピルと比べれば含まれているホルモン量はとても少ないのですが、それでも血栓リスクが「ゼロ」ではありません。

その血栓リスクをできるだけ上げずに使えるのが「経皮吸収」されるタイプ、つまり貼り薬や塗り薬のホルモン剤です。なので、血栓リスクを考慮してホルモン剤の種類を選ぶと、貼ったり塗ったりするタイプを優先することになります。

 

乳がんリスクを上げないホルモン剤は「天然型」

 

更年期の症状を和らげる「だけ」ならエストロゲン製剤だけを使えばいいのですが、そうすると子宮体癌のリスクが上がります。なので、必ず、子宮内膜を守るために「黄体ホルモン(プロゲステロン)」を一緒に使う必要があります。

プロゲステロン製剤は、一緒に使うことで子宮体癌のリスクを下げてくれるのですが、長期投与によって乳がんリスクが上がるというデメリットがありました。なので、ホルモン補充療法の使用期間は「5年たったらそれ以上長く使うかどうか検討しましょう」ということになっているのです。「5年間までしか使えない」わけではないのですが、これまでは乳がんリスクを考慮すると、5年以上長く使用することが若干ためらわれる現状があったわけです。

 

「天然型黄体ホルモン剤」は、この「長く使うと乳がんリスクが上がる」というデメリットをなくしたプロゲステロン製剤です。なので、長期間ホルモン補充療法を継続したい人にとっては、より安全に使用し続けるための選択肢が一つひろがったことになります。

当院でも、発売後はほとんどの方が順次「天然型」に切り替えていらっしゃいますが、安全性という意味ではとても使いやすいお薬です。

 

ただ、他の黄体ホルモン剤に比べて以下のような症状が出やすい傾向にあります。

*眠気

*めまい

*気分の落ち込み

 

眠気に関しては、寝る前に服用することによって「むしろ程よく眠くなってちょうどよいです」とおっしゃる方がほとんどなので、あまり問題になることはありません。

めまいや抑うつ傾向については、もともとそれらの症状が出やすい方は注意が必要な場合があります。

もちろん、天然型の黄体ホルモンが「合わない」場合は、ほかの黄体ホルモン剤を組み合わせてホルモン補充療法を行うことはできますから、まずは婦人科で相談してみてください。

 

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日付:2026年7月27日  カテゴリー:更年期障害

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ASC-US(アスカス)で「がん」の診断になることはある?【横浜駅近くの婦人科】

「ASC-US(アスカス)」はどういう意味?

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清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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会社の健診などでうけた子宮頚がん検診の結果で「ASC-US」だった場合、通常は「早めに婦人科を受診しましょう」と書かれています。その後の検査はどうすればよいのか、急いで受診した方がいいのか、気になりますよね。

「ASC-US」は「アスカス」と読みます。

 

日本産科婦人科学会のガイドラインでは、細胞診(子宮頸がんの検診で行う検査)で「ASC-US」だった場合は

1)すぐに精密検査(コルポスコピー検査+組織診)

2)HPV検査を追加

3)6か月後に再度細胞診検査

のいずれかを行うことになっています。

 

 

当院では、まずHPV検査を行って、「陽性」だった方のみ精密検査を行っています。HPVが陰性であれば、1年後に細胞診を再検査すればよいからです。

HPV検査というのは、HPVの中で子宮頸がんの原因となりうる「ハイリスクタイプ」に感染していないかどうかを調べる検査です。

HPVには100種類以上の「型」があり、そのうち約15種類の「型」が子宮頸がんの原因となります。代表的なのは、16型や18型ですが、31型や52型でも子宮頸がんになることがあります。

 

 

HPVが陽性だと危険?

細胞診がASC-USで、HPVが陽性だった場合、それが直ちに「がんである」という意味ではありません。

HPVがどのくらい悪さをしているのか、細胞の変化がどの程度かを確認するために、精密検査として「組織診」を行います。少しまとまった細胞をかじりとる検査で、多少の痛みと出血を伴います。

 

 

この組織診の結果によって、その後の流れが決まっています。

軽度異形成(CIN1)だった場合→4~6カ月ごとに細胞診を行う

中等度異形成(CIN2)だった場合→3か月ごとに細胞診を行うか治療に進む

高度異形成(CIN3)またはそれ以上だった場合→治療に進む

 

 

「ASC-US」で「がん」になることは?

 

検診で「ASC-US」を指摘された時点で、「これは『がんですよ』という意味なのだろうか」という心配が出てきがちですが、精密検査の結果で返ってくるのはほとんどが軽度異形成~中等度異形成です。

ただ、まれに、細胞診が「ASC-US」だったけれど精密検査では「上皮内癌」だったというケースもあります。

なので、「ASC-US」は「軽い変化の可能性が高いけれど『放置してよい』という意味ではない」と理解していただくのがよいかと思われます。

 

 

検診で何らかの異常を指摘された場合は、ご自身の心身の状態と向かい合う「チャンス」です。そのままにせずに早めに婦人科を受診して適切な検査や治療を受けるようにしましょう。

 

ご予約はこちらから

 

日付:2026年7月19日  カテゴリー:HPVワクチン,子宮頚がん

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おりものが増えたら性病?【横浜市の婦人科】

おりものが多い=性病なのなの?

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清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

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参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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おりものに変化があると、性行為の経験がある方の多くが「性病ではないか」と心配して受診なさいます。

特に、性行為後から症状が出たりすると余計に心配になってしまいますよね。

受診なさる方の訴えで多いのも、「おりものが増えた」「おりものの色がいつもと違う」「おりものの臭いが強くなった」「痒みが気になる」といったものです。

 

おりものに変化が起きる病気は

 

クラミジア性子宮頚管炎

淋菌性子宮頚管炎

トリコモナス腟炎

マイコプラズマ感染症

といった、いわゆる「性感染症=性病」と

 

細菌性腟炎=大腸菌や溶連菌などの雑菌による炎症

カンジダ腟炎=カンジダという真菌(カビ)による炎症

といった、性行為とは関係ないものがあります。

 

 

かゆみ=性病とも言えない

 

痒みが強いからと言って必ずしも「重症」であったり「性病」である可能性が高いわけではありません。

むしろおりものの量はそれほど多くはないけれどクラミジアに感染していたりするケースもあります。

 

また、強いかゆみとぽろぽろしたおりものが出たから「カンジダの症状」だと思っていたら、クラミジアも併発していたというケースもあります。

自覚症状だけで何の病気なのかを判断することは困難なのです。

 

「性病」かどうかは検査をすれば分かります

 

いつもよりおりものが多いなと感じたり、臭いが強いかもと思ったら、早めに婦人科で検査を受けるようにしましょう。

主な検査は、おりものをぬぐい取って調べる「培養検査」や「抗原検査」です。

おりものはそれほど気にならないけれど、かゆみやしみる感じが強い場合、性器ヘルペスの可能性があるため、血液検査を行ったり、皮膚表面をこすって抗原を調べる検査を行う場合もあります。

性行為の経験がある方の場合は、「おりものや痒み」が出たら必ず「内診」は必要になります。

 

性行為の経験がなくても、カンジダ腟炎や細菌性腟炎になることはあります。この場合は、「内診」は行わず、外陰部の皮膚の状態を目で見て確認(視診)したり、表面に付着しているおりものを綿棒でぬぐい取って検査を行います。

性行為の経験がなければ、「内診」はしませんので安心して受診してくださいね。

 

 

「性病」の予防は定期検査とコンドーム

また、性行為の時に、「毎回」「正しく」「初めから終わりまで」コンドームが使用できているかどうかを改めて確認してることをお勧めします。

万が一どちらかが性感染症に感染していると分かったら、必ず2人そろって「治療」を受けるようにしましょう。たとえどちらかの検査が「陰性」でも、「偽陰性」の可能性がありますので、きちんと治療を受けた方が安心です。

日付:2026年7月17日  カテゴリー:性病

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生理痛がひどい時は?検査と治療法について【横浜駅近くの婦人科】

生理痛がひどい時に考えられる病気は?

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清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

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横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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生理痛がひどくて、毎回痛み止めを飲まなければいけなかったり、生理痛のせいで学校や仕事に影響が出てしまう場合、その生理痛は「月経困難症」という「病気」になります。

特に、生理痛のせいで寝込んでしまったり、激痛で救急車を呼ぶといったことがある場合は、例え明らかな「子宮や卵巣の異常」がなくても治療が必要です。救急車を呼ぶほどの生理痛の場合、現時点で検査に異常が出なくても、数年後に「子宮内膜症」になっている可能性が高くなるからです。

 

「月経困難症」という「病気」とはいっても、必ずしも子宮や卵巣に異常があるとは限りません。プロスタグランジンという痛みを伝える物質が過剰に作られやすい体質だったり、冷えや血行不良によって痛みを感じやすくなっているだけという場合もあります。

 

ただ、痛みの程度がひどかったり、年齢とともに痛みが強くなってきている場合は、生理痛を引き起こす子宮や卵巣の病気が隠れている可能性があります。

 

生理痛の原因となりうるのは、以下のような病気です。

*子宮内膜症

*子宮腺筋症

*子宮筋腫

*子宮内膜ポリープ

*子宮奇形

 

 

生理痛の原因は超音波検査でわかる?

生理痛がひどい場合に、上記のような病気がないかどうかを調べる方法は「超音波検査」です。

超音波の機械を当てて、子宮や卵巣をモニターに映し出し、それぞれの形や大きさを確認する検査です。

 

超音波の機械を当てること自体は、痛みは全くありませんので、体への負担が少なく多くの情報が得られる検査といえます。

 

婦人科の病気を調べるための超音波検査は、性行為の経験がある方の場合は膣から機械を入れて行います。細い棒状のプローベ(超音波が出る部分)を膣内に入れて、子宮や卵巣を映し出します。

子宮には直接当てることができますし、卵巣もかなり近い位置から映し出せるため、細かいところまで詳しく見えるのがメリットです。

プローベの太さも、多い日用のタンポンくらいの太さなので、通常は性行為の経験があればそれほど苦痛は伴わずに行える検査です。

 

内膜症による癒着があると、子宮の位置が動く刺激で痛みを伴う場合があります。

 

 

性行為の経験がない方の場合は、膣からの診察がむつかしいため、プローベを肛門から直腸に入れるか、内科の超音波検査と同じようにお腹の上から機械を当てます。

肛門からの診察の方が、より鮮明に子宮や卵巣を見ることが可能なため、できるだけ肛門からの検査を受けるようにしていただいています。

 

 

ただ、人によっては、下着を取ること自体が不安であったり、内診のための診察台に乗ることに抵抗があるという方もいらっしゃいます。

そのため、まずはお腹の上からプローベを当てて検査をしてみて、十分な情報が得られない場合はMRIの検査を行うこともあります。

 

どのような方法で検査を行うかは、診察時に医師と相談してみてください。

できるだけ苦痛が少ない方法で検査を行うことが理想ですが、必要な情報が得られなければ意味がありません。かといって、MRIの検査は手間も費用もかなり掛かってしまいます。

超音波検査自体は、スムーズに行えれば1~2分で終わる検査です。リラックスして受ければ、痛みもそれほどありません。

そのうえ、子宮や卵巣の形・大きさ、子宮内膜の状態、卵巣内の卵の元(卵胞)の状態などが一度に確認できるため、得られる情報がとても多い検査です。

 

生理痛が気になる人は、一度は超音波検査を受けておくことをお勧めします。

 

 

生理痛の治療法は大きく分けると3つ

生理痛がひどい場合、それを改善する方法は以下の3つです。

1)対症療法

2)ホルモン療法

3)手術

 

1)の対症療法は、漢方薬や痛み止めを使った治療です。漢方薬で血行を良くしたら体を温めたりすることにより、生理痛が軽減する場合があります。

また、痛み止めは、市販のものより病院で処方されるものの方が効き目がよい場合が多いです。

 

2)のホルモン療法は、低用量・超低用量ピルか黄体ホルモン剤を使った方法です。

低用量・超低用量ピルは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが混ざったホルモン剤を、1日1錠ずつ服用します。

黄体ホルモン剤を使用する場合、飲み薬(ディナゲスト)を1錠ずつ1日2回毎日服用する方法と、ホルモン付加子宮内システム(IUS=ミレーナ)を子宮内に挿入する方法があります。

 

3)の手術は、子宮筋腫や子宮内膜症が原因となっており、薬による治療が無効な場合や、病変のサイズが大きすぎる場合に選択します。

 

どの治療方法が適しているかは、妊娠の希望の有無や病変の有無によっても異なってきます。年齢や血栓症リスクの有無によっても選択肢が異なりますので、主治医とよく相談して決めることをお勧めします。

 

 

日付:2026年7月17日  カテゴリー:生理痛

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生理が遅れて妊娠が不安な時にすべきこと【横浜駅近く女医の婦人科】

生理が遅れて不安な時は?彼女の生理が来なくて心配な時どうする?

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冬休みやクリスマス時期が過ぎると、増えるご相談が「おりものが気になる」と「妊娠していないか不安」というもの。実は、以前10代の方のためのメール相談を受けていた時も、同じような季節変動の傾向がありました。

状況的には、確かに、夏休みや冬休みに性的に活発になるという可能性は十分にあり、それに伴って上記のようなお悩みも増えて当然かなと感じます。

 

もし、いつも定期的に来ている月経が遅れていて「妊娠したかも」という不安があるのであれば、まずはドラッグストアで妊娠検査薬を買って確認しましょう。「妊娠しているかどうか」は、症状で判断することはできません。

妊娠検査薬が「陽性」なら妊娠しているということですし、「陰性」なら妊娠していないか時期が早すぎて反応が出ていないかのどちらかです。

 

妊娠反応が「陽性」だったらすぐに受診

妊娠反応が「陽性」の場合は、直ちに受診が必要です。正常な妊娠なのかどうかの確認と、今後どうするのかを考えるために、できるだけ速やかに婦人科を受診しましょう。

受診したら、基本的に尿検査で妊娠反応を確認し、超音波検査で子宮内の状態を確認します。

妊娠の確認ができたら、その後考えるのは、「妊娠を継続するのか」と「継続するならどこで分娩をするのか」です。妊娠の継続の可否は、できれば妊娠9週を超えない時期までに結論を出した方がベターです。

妊娠週数は、「最後の生理初日を妊娠0週0日」としてカウントします。次の生理予定日は「妊娠4週0日」です。つまり、「妊娠9週を超えない期間」というのは、生理予定日から5週間(約1か月)以内ということになります。

 

中絶の方法は妊娠週数によって異なる?

なぜ、妊娠の継続が可能かどうかを早く判断しなければいけないのでしょうか?

妊娠を継続しない場合、「人工妊娠中絶」を行います。日本の法律で、中絶が可能な時期は「妊娠21週6日まで」と定められており、この時期が過ぎたらいかなる理由があっても妊娠を人工的に中断することができません。

また、中絶の方法が3つありますが、それぞれ対応可能な週数の上限が決まっています。

*内服薬による中絶⇒妊娠9週(妊娠63日)まで

*ソウハ術による中絶⇒妊娠12週6日まで

*分娩と同じ方法による中絶(中期中絶)⇒妊娠13週0日~妊娠21週6日

体に負担がかからないのは、内服薬による中絶です。中期中絶になると、負担もかかる費用も大きくなります。

そのため、妊娠反応が出てから医療機関を受診するまではできるだけ早い方がよいと言えます。

 

性交後3週間で妊娠反応が「陰性」なら安心?

妊娠反応が「陰性」で、最後に性行為をしてから3週間以上たっていれば「妊娠していない」ということが確定します。その段階で、月経不順の検査を受けるために受診するか、あと1~2週間待って月経が来なければ受診しましょう。

最後の性行為から3週間未満の場合は、1週間後に妊娠反応の再検査が必要です。再検査までの間に月経が来れば妊娠していなかった(ちょっと月経が遅れただけ)と分かります。

1週間後の再検査で結果が「陰性」なら、いずれにしても婦人科を受診してなぜ月経が来ないのかを調べてもらいましょう。

 

そして、最も大事なことが、今後しばらく妊娠を希望しないのであれば、これをきっかけに「確実な避妊方法」を選択することです。

確実な避妊は、ピルの服用か子宮内避妊具の挿入です。いずれも婦人科で相談できますので、どうすれば自分の手で安全に避妊ができるのかを考えてみましょう。

日付:2026年7月15日  カテゴリー:生理不順

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かゆみやおりものは性病?【横浜駅近く女医の産婦人科】

外陰部のかゆみが「性病」とは限らない?

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清水なほみ 医師
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参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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外陰部の痒みは、カンジダ腟炎などの雑菌による炎症が原因となる事もあれば、ナプキンかぶれやかみそり負けなど物理的な刺激によるものが原因となる事もあります。

もちろん、ヘルペスなどの性感染症によって皮膚の症状が出ていることもありますが、どちらかというと雑菌が原因となっているケースの方が多くなります。

 

最近は、VIOの脱毛を受ける方も増えてきているので、脱毛前の自己処理や光脱毛後の乾燥などで痒みを引き起こしてしまうケースもあるようですね。

 

外陰部に症状が出ると、「性病なのではないか?」という不安を抱える方もいらっしゃいます。

痒みと一緒に、おりものの異常もでたりすると、いろいろ心配になるかもしれません。

 

 

実際は、痒みを引き起こす原因として多いのは、カンジダ腟炎や接触性皮膚炎なので、「性病」であるケースはどちらかというと少ないのですが。

時々、痒みが気になるということで検査を行うと、クラミジアやヘルペスが陽性で出る場合もあります。

 

 

自覚症状が出にくい性感染症(性病)もあるので、症状の有無や、どのような症状があるかだけで、性感染症の可能性について判断することはできません。

 

 

外陰部の痒みに市販薬を使ってもよい?

外陰部の痒みに対して使用できる市販薬があります。

これらは、ドラッグストアで自分で購入できるものです。

「デリケートゾーン用」と書いてある軟膏は、多くの場合、かゆみを抑える成分がメインの軟膏です。塗ると少しスースーする感じが出るものもあるので、塗った時に刺激が強いと感じたり、逆にしみてしまう場合は使用を控えましょう。

また、明らかにカンジダによる痒みだとわかる場合は、カンジダ腟炎やカンジダ皮膚炎に対する腟剤や軟膏も市販されています。薬局薬剤師さんに相談して、選んでもらってもよいでしょう。

市販薬の中にも「ステロイド」が含まれているものもあります。ナプキンかぶれなどで、炎症がひどくなっている場合は、ステロイドが含まれたものを使用することもありますが、外陰部にステロイドを長期に使用することはあまりお勧めできません。

いずれの市販薬を使用する場合も、3~4日で症状が改善しなかったり、塗ったら悪化してしまう場合は、すぐに婦人科を受診しましょう。

 

 

受診が必要なおりものの異常は?

もちろん、以下のような症状があれば、直ちに受診することをお勧めします。

・痒み

・おりものが多い

・おりものが臭う

・おりものに血液が混ざる

・おりものの色がいつもと異なる

・外陰部がひりひりする

・外陰部にできものができている

 

 

たとえこれらの症状がなくても、コンドームを使わずに性行為を行う機会があったり、パートナーが変わったりした時には、定期検査として性感染症の検査を受けておくと安心です。

検査をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

 

また、セルフチェック(自己検診)キットで陽性が出た場合の治療も承っております。

検査結果がわかるものをご持参いただきましたら、当院で同じ検査を行うのではなく、まず治療を行ってから、治療後の再検査のみを行います。セルフチェック後の治療も保険診療で対応できますので、安心して受診なさってください。

 

◆◆◆当院はGME医学検査研究所の提携医療機関です◆◆◆

日付:2026年7月15日  カテゴリー:おりものの異常,性病

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カンジダ腟炎

 カンジダ腟炎は、おりものの異常を起こす病気の中で最もポピュラーな感染症です。「感染症」と言っても「性感染症」いわゆる「性病」とは異なります。

 性感染症は性行為によってパートナーからうつるものですが、カンジダ腟炎は常在菌である「カンジダ真菌」というカビが異常に増えることによって起きるものです。要するに、元から自分が持っている弱い雑菌が増えすぎてしまっただけの状態。なので、性交経験のない方でもカンジダ腟炎になることがあります。 

 時々、高校生が「エッチしてないのに性病になった!」と本気で悩んでしまうようですが、性感染症とは原因が全く異なりますから心配する必要はありません。

 主な症状は、おりものの異常と外陰部や腟内の痒みです。おりものはヨーグルト状や酒粕状の少しポソポソした状態になることが多く、白~黄緑色をしています。割と特徴的なおりものなので、一度でもカンジダ腟炎になったことがある人なら、再発した時にすぐに分かると思います。

 外陰部の炎症がひどくなると、痒みだけでなくヒリヒリした痛みをともなうこともあります。男性の場合、性器は皮膚で覆われていますからカンジダに感染しても皮膚炎を起こすだけです。ひどくなると痒みが出たり皮膚が赤くなったりしますが、これが俗に言う「インキンタムシ」です。

 腟内には「自浄作用」と言って、弱い雑菌を善玉菌の力で抑えて洗い流してしまう作用を持っています。なので、軽いカンジダ腟炎なら自然に治ってしまうこともあります。ただ、おりものが多量に出たり強い痒みがあるような状態になってしまったら、早めに病院で治療を受けた方がいいでしょう。

 治療は、腟内をよく洗浄してカンジダ真菌を抑える「抗真菌薬」の腟剤を腟の中に入れるだけ。腟剤は1度入れると1週間効き目が続くタイプのものと、毎日1個ずつ腟内に入れるタイプのものとあります。たいていは病院で腟内を洗ってもらって、持続タイプの腟剤を入れてもらえば自分で腟剤を使わなくても大丈夫です。

 ただ、かなりひどい場合や何度も繰り返して再発しやすくなっている場合は、自宅でも毎日腟剤を入れたほうが確実な治療になります。

 外陰部の痒みには、抗真菌薬の塗り薬を使います。この痒みに対してステロイドや市販されている「痒み止め」を使うとかえって悪化させてしまうことがあるので注意してください。

 

★こちらの記事もご参照ください「腟カンジダの薬を入れるとおりものは増える?

日付:2026年7月15日  カテゴリー:おりものの異常,婦人科の病気

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ピルは生理痛に効かない?生理痛のホルモン治療の効果【横浜駅近くの婦人科】

生理痛の治療にピルは有効?

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漢方では効果がイマイチだったり、月経量が極端に多い人の場合有効なのが低用量ピル・超低用量ピルです。

ピルは卵巣から出ている2種類の女性ホルモン(卵胞ホルモンと黄体ホルモン)が合成されて作ってあるホルモン剤で、元々は避妊のために作られたものです。避妊目的、つまり「健康な女性が長期間使う」ということを前提に開発されたものなので、普通の薬よりも非常に厳しく安全性をチェックしてあります。

 

ピル=副作用、というイメージがあるかもしれませんが、実際は「ピルを飲んではいけない人」に当てはまっていなければ、大きな副作用はなく、長期間安全に飲める薬です。

 

 

ピルはなぜ生理痛に効く?

ピルを飲むと、だんだん月経量が少なくなってきます。これは、ピルに「子宮内膜」をあまり分厚くさせない作用があるからです。ピルに含まれている「黄体ホルモン」が、子宮内膜に働きかけて、内膜の厚みを薄く保ちます。

 

痛みの伝達物質=プロスタグランジンを作る場所である子宮内膜が薄いままだと、プロスタグランジンはあまり作られないので痛みも軽くなります。しかも出血が少ないと子宮があまり強く収縮しないので、さらに痛みは出現しにくくなります。

ピルは子宮内膜症が進むのを防いだり、粘膜下筋腫で出血量が増えてしまうのを防いだりする働きもあるので、これらの病気があって生理痛がひどくなっている人にもとても有効です。

 

 

ピルを飲んでいるのに生理痛がひどい場合

ただ、内膜症のせいで生理痛がひどくなっている人の場合、ピルだけでは効果が不十分なこともあります。ピルを飲んでいるのに生理痛がひどい、または、ピルを飲み始めてからの方が生理痛がひどくなったという方もいらっしゃいます。

 

ピルで出血のコントロールはしっかりできているという場合は、ピルを連続服用することによって、生理の回数そのものを減らしていくというのも一つの方法です。生理が来ると痛いけれど、その回数が年に3~4回であれば、日常生活には大きな支障をきたさずに済むという場合は、連続服用できるピルを選んでみるとよいでしょう。

 

 

ピルを3ヶ月以上飲んでも痛みが改善しない場合は、黄体ホルモン剤や月経を止める治療に切り替えていった方がいいこともあるので、主治医とよく相談してみましょう。

 内膜症や筋腫がある人は、手術という選択肢もあります。特に、粘膜下筋腫や子宮腺筋症の場合、その病変部分を切り取ることでずい分楽になることもありますから、手術以外の治療がどれも無効だった場合はやはり手術を考えていった方がいいでしょう。

 

ピルを中止すると生理痛は元に戻る?

ピル中止後の生理は、

*ピル服用中よりは痛いけれど痛み止めが要らないくらい

*最初の3か月くらいは軽いけれど徐々に元の痛みに戻る

*中止して次の生理からかなり痛い

のだいたい3パターンです。

2番目や3番目のケースでは、ピル再開を希望されることが多いので、休薬後の再開時に血栓症リスクに注意が必要なことをご説明した上で、再開していただきます。

理想的には、ピルを服用中に、生理痛の原因となるような生活習慣を改善して、ピルをやめた時に「元に戻る」ことを防いでいけるのがよいでしょう。

当院で、生理痛に対してピルを服用されている方は、多くのケースで「妊娠を希望するまで」又は「閉経まで」服用し続けていらっしゃいます。

妊娠を希望された時点で、いったんピルを中止し、産後にまた再開する。又は、その後ご妊娠の希望がない場合は、ミレーナに移行することで、継続的に生理痛をコントロールできます。

閉経まで、自分の生理とどのように付き合っていくかは人それぞれです。ご自身のライフプランやライフスタイルに合ったコントロール方法を見つけていきましょう。

日付:2026年7月14日  カテゴリー:婦人科の病気,生理痛

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おりものが臭う・色が濃い・茶色い・量が増えた・・・全部要注意!

性病検査はどんな時に必要?

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最近、性感染症の検査で異常が出る方が少々増えてきています。中には、「ちょっと痒いだけ」という症状で念のため調べてみたらクラミジアが陽性だったというケースもあるので(通常クラミジア感染で痒みは出ません)、症状の有無にかかわらず定期的な検査をお勧めしたいところではあるのですが。

 

職業的に定期検診が必要なケースを除くと、なにも症状がないのに性感染症の検査を定期的に受けています、という方はまれでしょう。通常は、かゆみやおりものの異変など、何か気になる症状が出て初めて婦人科にいらっしゃいます。

 

痒みはないけれどおりものが増えたり臭いがきつくなったりした場合や、おりものに出血が混ざっていた場合は、できるだけ早く受診した方がよいでしょう。

一時的におりものが増えて自然に治ることもありますが、それが単なる雑菌による症状だったのか性病だったのかは、症状や経過だけで判断することはできません。

 

 

女性の性病で最も多いのは「クラミジア」

女性の性感染症の中で最も頻度が高いのは「クラミジア頚管炎」ですが、実はクラミジアに感染していても6~7割の方は無症状というデータもあるくらい、自覚症状が出にくい感染症です。

 

症状が出るとしたら、下記のような症状が一般的です。

おりものの臭いが強くなった

おりものの量が増えた

おりものの色が濃くなった

おりものに血液が混ざる

腹痛や性交痛が気になる

これらの症状が少しでも気になったら、様子を見るのではなく直ちに婦人科を受診しましょう。

 

 

また、性感染症を予防する方法はコンドームを「最初から最後まで正しく使用」するしかありません。

たとえパートナーが1人だけでも、結婚していても、相手が感染していたらうつるのです。

 

妊娠を希望している時以外は、必ずコンドームを「正しく」使いましょう。また、妊娠をする場合は、「コンドームを外す前に」お互いに一通りの性感染症の有無をチェックしておくことをお勧めします。

 

性病検査は何をする?内診は必要?

 

一般的に「性病検査」として行うのは、「おりものをぬぐい取る検査」と「血液検査」です。

おりものの状態を見たり、それをぬぐい取って検査に出すため、内診が必要です。

その他に、外陰部の状態を目で見る「視診」を行います。

それぞれの検査で分かる病気は以下のようなものです。

 

*おりものの検査⇒クラミジア・淋菌・トリコモナス・マイコプラズマ

*血液検査⇒梅毒・B型肝炎・C型肝炎・HIV・ヘルペス

*視診⇒ヘルペス・尖圭コンジローマ

 

「病気」が疑われる場合は、保険で検査が可能ですが、肝炎やHIVの検査を保険で行うことは難しいため、「性病検査を一式全部したい」という場合は自費診療になります。

気になる症状があれば、その症状を引き起こしうる病気だけ保険で検査を行うことが可能です。

 

少しでも心配なことがあれば、まずは婦人科を受診しましょう。

 

ご予約はこちらから

日付:2026年7月13日  カテゴリー:性病

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どこからが生理不順?何日ずれたら受診すべき?【横浜駅近くの婦人科】

どこからが生理不順?何日ズレたら婦人科を受診するべき?

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<<この記事の執筆者>>

清水なほみ 医師
日本専門医機構認定産婦人科専門医

ポートサイド女性総合クリニック院長

横浜駅徒歩6分。婦人科診療、ピル外来、月経困難症、PMS、子宮頸がん検診などを専門に診療。

参考文献:日本産科婦人科学会誌・産婦人科診療ガイドライン

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女性の月経の悩みの中で、もっとも多いのが **「生理不順(月経不順)」**です。

 

生理の周期が毎月バラバラ

 

生理が1〜2週間遅れることがある

 

月経が来たり来なかったりする

 

生理が長引く

 

2〜3ヶ月来ないことがある

 

このような症状があると、

 

「これは生理不順なの?」

「何日遅れたら病院に行くべき?」

「婦人科に行くほどではない?」

 

と悩む方が多くいらっしゃいます。

 

横浜駅周辺で婦人科を受診される方からも、

「どこからが生理不順なのか分からない」という相談はとても多いです。

 

この記事では、

 

生理不順とは何か

正常な生理周期の目安

生理が何日遅れたら受診するべきか

年齢別の生理不順の特徴

婦人科を受診した方がよいケース

 

について、婦人科専門医の立場からわかりやすく解説します。

 

 

生理不順とは?生理周期がバラバラだと異常?

 

「生理不順」とは、「規則的な月経周期から外れている状態」を指します。

 

ただし、ここで重要なのは、毎月まったく同じ日に生理が来なくても正常ということです。

 

人間の体は機械ではありませんので、

毎月ぴったり同じ日に月経が来るとは限りません。

 

例えば

 

28日周期の人が30日周期になる

30日周期の人が32日周期になる

 

程度の変化は 正常範囲内です。

 

 

正常な生理周期は何日?

 

生理周期とは、

 

「前回の生理が始まった日から次の生理が始まる前日まで」

 

の日数を指します。

 

多くの方が「生理が終わった日」を基準に考えていますが、

実際は 生理が始まった日が基準になります。

 

正常な生理周期の目安は

 

25日〜38日

 

です。

 

この範囲内であれば、

 

✔ 毎月多少ズレる

✔ 数日前後する

 

ことは問題ありません。

 

 

生理が何日遅れたら生理不順?

 

よくある質問が

 

「生理が何日遅れたら生理不順ですか?」

 

というものです。

 

医学的には、

 

✔ 月経周期が24日以下

✔ 月経周期が39日以上

 

の場合に 月経不順と判断されます。

 

つまり、

 

25〜38日 → 正常

24日以下 → 頻発月経

39日以上 → 希発月経

 

となります。

 

 

生理周期45日は異常?

 

生理周期が45日など、

39日以上になる場合は生理不順です。

 

ただし、

 

1回だけ遅れた

ストレスの多い時期だった

睡眠不足だった

 

などの理由で一時的に遅れることもあります。

 

普段28日周期の方が

 

35日周期

40日周期

 

になることは珍しくありません。

 

ただし、普段より2週間以上遅れる場合は注意が必要です。

 

 

生理不順の種類

 

生理不順にはいくつかの種類があります。

 

頻発月経=生理周期が 24日以下

希発月経=生理周期が 39日以上

無月経=3ヶ月以上生理が来ない

無排卵月経=排卵が起きていない月経

 

無排卵月経は、

 

見た目は普通の生理

周期も整っている

 

ことがあるため、

基礎体温を測らないと分からないこともあります。

 

 

年齢別:生理不順の特徴

 

生理不順は年齢によって原因が変わります。

 

10代の生理不順

 

10代は生理周期が不安定なことが多いです。

初潮(初めての生理)から2〜3年間は周期が安定しないことがあります。

これは、排卵周期がまだ安定していないためです。

そのため

 

✔ 周期がバラバラ

✔ 少量で終わる

✔ 月によって来ない

 

ということも珍しくありません。

 

10代前半の生理不順は自然に整ってくることも多いです。

 

 

20代の生理不順

 

20代になると、通常は月経周期が安定してきます。

 

そのため

 

✔ 20歳以降に生理不順が始まった

✔ 生理が2ヶ月以上来ない

 

場合は、

 

ホルモンバランスの異常

卵巣機能の問題

 

などがないか確認することが重要です。

 

 

生理不順の原因

 

生理不順の原因として多いものは、

 

✔ ストレス

✔ 睡眠不足

✔ 体重変化

✔ ホルモンバランスの乱れ

✔ 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

✔ 甲状腺疾患

✔ 卵巣機能低下

 

などがあります。

 

特に

 

受験

就職

転職

引越し

 

などの生活環境の変化は、生理周期に影響することがあります。

 

 

生理不順はどこまで様子を見ていい?

 

元々生理が順調だった方が

 

✔ 1〜2ヶ月不規則

✔ その後元に戻る

 

のであれば、

あまり心配いらないことも多いです。

 

女性の体は非常にデリケートなので、

ストレスで排卵が遅れることがあります。

 

その結果、生理が2週間程度遅れるとがあります。

 

 

基礎体温をつけてみよう

 

生理不順を確認するためにおすすめなのが基礎体温の測定です。

 

基礎体温を測ることで、

 

✔ 排卵しているか

✔ ホルモンバランス

✔ 月経周期

 

を把握できます。

 

 

婦人科を受診した方がよいケース

 

次のような場合は、

婦人科の受診をおすすめします。

 

✔ 生理が60日以上来ない

✔ 3ヶ月以上生理がない

✔ 月経周期が極端に短い

✔ 生理痛が強い

✔ 不正出血がある

 

特に

 

3ヶ月以上生理が来ない場合は必ず受診してください。

 

これは

 

無月経

 

と呼ばれる状態です。

 

 

生理不順と避妊の関係

 

生理不順の方の中には、

 

「生理が遅れるたびに妊娠が不安」

 

という方もいらっしゃいます。

 

その場合、低用量ピル

 

を服用することで

 

✔ 生理周期が安定

✔ 確実な避妊

✔ 生理痛の軽減

 

といったメリットがあります。

 

 

生理不順は体からのサイン

 

「受診するほどではないけど、なんとなく生理が乱れてきた」

 

という場合は、

 

体が

 

「少し休んでほしい」

 

というサインを出している可能性もあります。

 

ストレスケアとして

 

✔ 睡眠

✔ リラクゼーション

✔ アロマ

✔ 軽い運動

 

などを取り入れるのも良いでしょう。

 

 

横浜駅近くで10代でも安心して生理不順の相談ができる婦人科

 

当院では

 

✔ 生理不順

✔ 月経周期の乱れ

✔ 無月経

✔ ホルモン検査

✔ ピル相談

 

などの診療を行っています。

 

「生理が何日遅れたら受診するべき?」

「周期がバラバラで不安」

「生理が来ない」

 

など、気になる症状があればお気軽にご相談ください。

 

女性医師が丁寧に診察いたします。

 

 

まとめ|生理不順の目安

 

正常な生理周期は25〜38日

 

受診を検討する目安

 

✔ 39日以上

✔ 24日以下

✔ 60日以上来ない

✔ 3ヶ月無月経

 

生理は女性の健康状態を示す重要なサインです。

 

「たかが生理」と思わず、

気になる症状があれば婦人科で相談してみましょう。

 

 

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「月経周期(生理周期)の正しい数え方~専門医が基礎知識から不妊治療への活用法まで徹底解説~」

 

 

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日付:2026年7月12日  カテゴリー:婦人科の病気,生理不順

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